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【企業研究】スズキの平均年収・募集要項を徹底解説|競合企業も紹介

スズキは日本の大手自動車およびオートバイメーカーです。自動車、オートバイだけでなく、船外機や電動車いすなど、幅広い種類の乗り物を製造しています。

本記事では、スズキの平均年収や募集要項について解説します。また、トヨタやニッサンなど競合企業についても紹介しますので、自動車業界に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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スズキの平均年収と初任給

自動車業界への就職を希望している方は、スズキも志望企業として検討していることも多いのではないでしょうか。そこで気になるのが給与面ですよね。

ここでは、スズキについて下記2点を紹介します。

  1. スズキの平均年収は702万円
  2. スズキの初任給

①スズキの平均年収は702万

スズキの平均年収は702万円です。スズキの平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。

従業員数平均年齢勤続平均年数平均年間給与
116,955人41歳4ヶ月18年7ヶ月7,020,868円
引用元|スズキ株式会社 第158期有価証券報告書(2023.4.1~2024.3.31)11ページ

国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、2023年分の給与所得者の平均給与は460万円です。

スズキ従業員の年収は、一般平均よりも大きく上回っていると考えられますね。

②スズキの初任給

続いてはスズキの初任給を見てみましょう。下記の図は、スズキの公式ホームページで公開されている募集要項を参考に作成しています。

初任給
修士了27万3,000円
学部卒25万1,000円
高専専攻科了25万01,000円
高専本科卒22万3,000円
引用元|スズキ 募集要項(2025年卒対象データ)

なお上記は技術職・事務職・営業職の場合です。一般事務職となると、学部卒で21万1,500円となります。

昇給が年1回、賞与は年2回となっています。

スズキの募集要項

ここでは、スズキの募集要項について、給与以外の情報を紹介します。いずれも2024年度新卒採用の募集要項ページからの引用となります。

職種業務内容2023年の入社実績
技術職先行開発、設計、実験、生産技術、IT、品質保証など277人
事務職海外営業、財務、法務、ITなど53人
営業職国内営業95人
一般事務職開発・設計・工場・営業・財務・法務・人事など様々な部門においてチーム全体の業務を円滑に進める為のサポート業務。
(書類作成、データ管理、伝票処理、会計、簿記、英語を使う業務など)
記載なし

いずれも所定勤務時間は8時間(フレックスタイム制度あり)、年間休日は110~121日となっています。

スズキの企業情報

ここでは、スズキの企業情報を紹介します。下記の3点について、詳しく見てみましょう。

  1. スズキの事業内容
  2. スズキの売り上げ・実績
  3. スズキの基本理念

①スズキの事業内容

スズキは、自動車オートバイ・船外機など多岐にわたる製品ラインナップを有する日本の大手総合輸送機器メーカーです。「価値ある製品」づくりを、以下4つの領域で展開しています。

自動車事業軽自動車・コンパクトカーの製造
二輪車事業50ccスクーターからビッグバイクまで幅広く製造
マリン事業耐久性、走行性能、操舵性などすべての面で優れた高品質な船外機を提供
福祉機器・産業機器事業産業機器事業:セニアカー(ハンドル形電動車いす)を中心とした福祉機器、超音波技術を用いた各種産業機器など
引用元|スズキの理念・事業

②スズキの売り上げ・実績

スズキの2024年3月期決算によると、売上高は5兆3,742億円です増収増益は、円安効果や販売台数の増加などによるものとされています。

2021年のコロナ禍から増収してからもさらに売上を増やしており、好調と言えるでしょう。

引用:スズキ株式会社 第158期有価証券報告書(2023.4.1~2024.3.31)

③スズキの基本理念

スズキは1962年に会社方針を示す「社是」を制定。「価値ある製品を」をモットーとし、下記の3つを挙げています。

  1. お客様の立場になって価値ある製品を作ろう
  2. 協力一致清新な会社を建設しよう
  3. 自己の向上につとめ常に意欲的に前進しよう

また、全従業員が理解し実践すべき3つの努力目標として、下記を掲げています。

  1. 企業の社会的使命を果たすことへの努力目標(製品づくり)
  2. 自分が所属する会社という組織に対する努力目標(会社づくり)
  3. 自分自身に対する努力目標(人間づくり)

引用元|社是・行動理念 スズキ

スズキの競合企業3つ

最後に、スズキの競合企業について紹介します。スズキは二輪車やマリン事業も手掛けていますが、ここでは自動車業界として下記3つの企業をピックアップしました。

  1. トヨタ自動車
  2. 本田技研工業
  3. 日産自動車

就職活動において競合他社を研究することは重要です。自動車業界に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

①トヨタ自動車

愛知県豊田市に本社を構えるトヨタ自動車は、生産台数や売上高で常に上位に位置する、世界的な自動車メーカーです。プリウスをはじめとしたハイブリッド車が有名です。

営業収益45兆953億円
税引前利益6兆9,650億円
平均年収899万円
引用:2024年3月期有価証券報告書

②本田技研工業

本田技研工業は、自動車やバイクだけでなく、航空機やロボットなども幅広く手掛けている自動車メーカーです。

小型ビジネスジェット機「HondaJet」や、世界初の本格的な二足歩行ロボット「ASIMO」が有名です。

売上収益20兆4,288億円
営業利益1兆3,819億円
平均年収831万円
引用:2024年3月期有価証券報告書

③日産自動車

日産自動車は、神奈川県横浜市に本社を構える、世界的にも有名な日本の大手自動車メーカーです。

日産リーフといった電気自動車技術や、運転支援技術「ProPILOT」にも力を注いでいる企業です。

売上高12兆6,857億円
包括利益1兆422億円
平均年収877万円
引用:2023年度有価証券報告書

スズキについて詳しく理解して企業選びに活かそう

自動車だけでなく、マリン事業や電動車いすなど幅広い分野を手掛けているスズキの、主に年収や初任給などについて解説しました。

ものづくり産業やメーカー、自動車業界に興味のある方は、ぜひこのような報酬面もチェックした上で、企業選びをしてみてくださいね

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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