三菱電機は、家電や重電分野など幅広い領域で事業を展開している電機メーカーです。
電機メーカーの業界について調べている中で、三菱電機の事業に興味を持った方もいるのではないでしょうか。
本記事では、三菱電機の給与面や新卒募集要項、そして事業内容などを幅広く紹介します。
競合企業についても紹介しているので、ぜひともチェックして下さいね。
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三菱電機の平均年収と初任給

三菱電機について企業研究を進める中で、多くの就活生は従業員の給与面について気になるものではないでしょうか。
そのためここでは、三菱電機の給与面について以下の2点に整理して紹介します。
①三菱電機の平均年収は829万
三菱電機の従業員の平均年収は、829万円です。
以下で、三菱電機の従業員に関する情報を紹介します。
従業員数(連結) | 149,134名 |
平均年齢 | 41.4歳 |
勤続平均年数 | 16.7年 |
平均年間給与 | 829万円 |
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、2023年分の給与所得者の平均給与は460万円です。
つまり、三菱電機の従業員の給与は一般的な水準と比較して非常に高いと考えられるでしょう。
②三菱電機の初任給
三菱電機の初任給(2024年度実績)は、以下の通りです。
学歴 | 初任給 |
---|---|
学部卒 | 250,000円 |
修士卒 | 277,000円 |
厚生労働省が公表しているデータによると、2019年度の大卒初任給は21万200円、修士卒初任給は23万8,900円でした。
(引用元:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」)
つまり、三菱電機の初任給は一般的な水準と比較しても高いと考えられます。
三菱電機の募集要項

三菱電機の新卒募集要項は、以下の通りです(一部を抜粋して紹介します)。
勤務地 | 国内外の事業所(本社支社・製作所・研究所等) |
勤務時間 | 7時間45分※始業・終業の時刻は事業所によって異なる ※フレックスタイム制度の適用あり (但し、適用については事業所・部署によって異なる) |
休日 | 週休2日制、国民の祝日、労働祭、年末年始、会社創立記念日 ※事業所によって個別の就業カレンダーを設ける |
休暇 | 年次有給休暇、慶弔休暇、結婚休暇、転任休暇、チャージ休暇、 セルフサポート休暇、マイカレンダー休暇、時間単位休暇など |
諸手当 | 時間外手当、扶養手当、外勤手当、通勤費補助など |
賃金改定 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(6月・12月) |
保険 | 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険 |
福利厚生 | 寮・社宅、保養所、契約リゾート施設、テニスコート・体育館・プールなどの スポーツ施設、財形貯蓄、住宅融資、社員持株会、セレクトプランポイント制度、 社員互助会など |
休職制度 | 傷病休職、育児休職、介護休職、セカンドライフ支援休職、出産支援休職など |
福利厚生や休暇制度などがしっかりと整っており、安心して働ける環境にあると言えるでしょう。
三菱電機の企業情報

ここでは、三菱電機の企業情報を以下の3項目に整理して紹介します。
①三菱電機の事業内容
三菱電機は、家電機器分野から重電分野、そして産業メカトロニクス分野など、幅広い分野において事業を展開している国内屈指の電機メーカーです。
具体的には、以下の分野で事業を展開しています。
- 重電システム
- 産業メカトロニクス
- 情報通信システム
- 電子デバイス
- 家庭電器
現在は、成長産業へのリソースシフトを進めている状況です。FA制御システムや空調冷熱システム、ビルシステムなどが今後の重点成長事業とされています。
②三菱電機の売り上げ・実績
三菱電機の近年における売り上げ・実績の推移は以下の通りです。
2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高 | 4兆5,199億2,100万円 | 4兆4,625億900万円 | 4兆1,914億3,300万円 | 4兆4,767億5,800万円 | 5兆36億9,400万円 | 5兆2579億1400万円 |
税引前 当期純利益 | 3,159億5,800万円 | 2,819億8,600万円 | 2,587億5,400万円 | 2,796億9,300万円 | 2,921億7,900万円 | 3,658億5,300万円 |
2025年度に向けての中期経営計画にて掲げた、「売上高5兆円」の目標を前倒しで達成しました。
今後は、営業利益率10%とROE10%の目標達成に注力していくとしています。
③三菱電機の基本理念
三菱電機が掲げている企業理念は、以下の通りです。
企業理念 |
---|
私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献します。 |
そしてコミットメントとして「Changes for the Better」を掲げ、社員ひとりひとりが変革への強い意思と情熱を持つことを約束しています。
自身の就活における軸や価値観と照らし合わせて、エントリーシートや面接対策に役立てましょう。
引用元:三菱電機「企業理念」
三菱電機の競合企業

ここでは、三菱電機の競合企業として以下の3社を紹介します。
①日立製作所
日立製作所は、1910年に創業して現在まで非常に長い歴史を持つ電機メーカーです。
「デジタル」「グリーン」「イノベーション」の3つを成長の柱として、現在も世界を舞台に社会イノベーション事業の進化と成長を目指しています。
売上収益 | 9兆7,287億1,600万円 |
従業員数(連結) | 268,655名 |
平均年齢 | 42.9歳 |
勤続平均年数 | 19.1年 |
平均年間給与 | 935万円 |
②パナソニック
パナソニックは、家庭用電化製品や店舗・オフィス向けの住宅設備など幅広い商品・サービスを提供している電機メーカーです。
家電をイメージする方もいるでしょうが、その他にも住宅や自動車の自動運転機能など幅広い事業領域で製品を提供しており、日本の製造業において重要な役割を担っています。
売上高 | 8兆4,964億2000万円 |
従業員数(連結) | 228,420名 |
平均年齢 | 43.7歳 |
勤続平均年数 | 17.9年 |
平均年間給与 | 930万円 |
③ソニー
ソニーは、日本を代表する総合電機メーカーであり、エンタメ領域にも大きな強みを持っています。
エレクトロニクス事業に代表される技術力を持つ一方で、近年では映画や音楽などのエンタテイメント事業、さらに金融事業も展開している企業です。
売上高 | 13,020,768百万円 |
従業員数(連結) | 113,000名 |
平均年齢 | 42.4歳 |
勤続平均年数 | 15.8年 |
平均年間給与 | 1,113万円 |
三菱電機について数字の面で比較してみよう

三菱電機は、重電分野や産業メカトロニクス分野など幅広い分野にて事業を展開している電機メーカーです。
三菱電機の企業研究を進めるうえでは、売り上げやその他の指標も確認し、競合企業と比較しつつ特徴を理解していくと良いでしょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。