就活生の中には「せっかく就活をするなら、一流企業に入社したい!」と考える人も多いでしょう。
しかし「どんな企業が一流と言えるの?」「一流企業から内定をもらうには何をすればいいの?」と悩みますよね。
そこで本記事では、一流企業とは何かを徹底解説します。一流企業から内定を貰う人の特徴やメリットも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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一流企業とは何かを解説

そもそも、一流企業とはどのような企業を指すのでしょうか?
結論、一流企業に明確な定義はありません。特に決まった基準が存在するわけではないのです。そのため、人によって一流企業かどうかは異なります。
ただ、一般的には業界シェア率が高い・平均年収が高い・知名度が高いなどを満たす企業が一流企業と呼ばれる傾向にあります。また、業界の影響力が大きい企業も、一流と言えるでしょう。
一流企業に就職するメリット3つ

次に、一流企業に就職するメリットを紹介します。
- 給与が高い
- 福利厚生が充実している
- 転職をしやすい
①給与が高い
一流企業に就職するメリットとして、給与が高いことが挙げられるでしょう。一流企業は、市場価値の高い専門知識やスキルを持つ社員を求めるからです。
優れた従業員が集まることで、企業はより大きく成長します。すると、従業員にもその成功が還元されやすく、給与水準が維持・向上するのです。
このように、一流企業で働くことで、安定性と共に魅力的な額の給与を得られるチャンスが高まります。
②福利厚生が充実している
福利厚生が充実していることも、一流企業に就職するメリットのひとつです。これは、一流企業が従業員の幸福感や働きやすさを重視しているからです。
一流企業は競争が激しいため、人材の確保・定着が重要となり、それを実現するために高水準の福利厚生を提供しています。
具体的には、健康保険・厚生年金・労災保険などの社会保障が整備されているほか、フレキシブルな労働時間やリモートワークオプション、教育・研修制度、福祉施設の提供などが挙げられますよ。
③転職をしやすい
一流企業に就職する意外なメリットが、転職をしやすいことです。これは、一流企業で働いた経験があることが、転職時に優れたスキルや実績を証明しやすいからです。
一流企業に在籍した経験は、それだけで高い能力を持っていると見なされ、他の企業でも重宝されやすくなります。
また、一流企業で培った専門知識や経験が、新たな職場での成功に繋がりやすく、転職市場での競争力を向上させているのです。
一流企業から内定をもらう人の特徴5つ

次に、一流企業から内定をもらう人の特徴を紹介します。
- 唯一無二のスキルやスペックを持つ人
- 自分の魅力を上手にアピールできる人
- 説得力のある志望動機を持つ人
- コミュニケーション能力が高い人
- 徹底的に事前対策をする人
①唯一無二のスキルやスペックを持つ人
唯一無二のスキルやスペックを持つ人は、一流企業から内定をもらいやすい傾向にあります。
なぜなら、高い倍率の中で差別化するためには、独自の専門知識や他者にはない経験が必要となるからです。唯一無二のスキルやスペックを持つ学生は、企業にとって魅力的に映ります。
具体的には、革新的なプロジェクトでのリーダーシップ、新興技術の高度な理解、または国際的なビジネス経験などが挙げられます。これらのスキルを持つ学生は、埋もれることなく存在感を発揮できるでしょう。
②自分の魅力を上手にアピールできる人
自分の魅力を上手にアピールできる人も、一流企業から内定をもらいやすいと言えるでしょう。個々に備わっている魅力を、限られた時間内で効果的にアピールできることは強力な武器となるからです。
一流企業を目指す就活生のスペックは基本的に高いため、合否を分けるのは「いかに自分を魅力的にアピールできるか」です。
過去の成功体験や挑戦を交え、具体的な事例や数字で自分の強みを裏付けるなど、上手にアピールできる人は、周囲と差別化でき、内定をもらいやすくなるのです。
③説得力のある志望動機を持つ人
説得力のある志望動機を持つ人も、一流企業から内定をもらいやすい傾向にあります。大手企業ほど志望動機がかぶりがちであるため、企業側も納得するような筋の通った志望動機がある人は強いためです。
説得力を持たせるためにも、個別の企業研究を行い、自身のスキルや価値観と企業のミッションやビジョンを結びつけ、具体的な例を交えて表現しましょう。
企業が求める人物像を明確にした上で、なぜその企業で働きたいのかを具体的かつ説得力を持って伝えることで、内定を勝ち取りやすくなりますよ。
④コミュニケーション能力が高い人
コミュニケーション能力が高い人も、一流企業から内定をもらいやすい傾向にあります。なぜなら、コミュニケーション能力はどの企業においても高く評価されるポイントだからです。
具体的には、優れたリスニングスキル・適切なフィードバックの提供・論理的かつ感情豊かな表現力などが挙げられます。
これらのスキルを有する個人は、組織内外で円滑な対人関係を築き、ビジネスの成功に貢献できるため、一流企業にとって魅力的な人材となります。
⑤徹底的に事前対策をする人
徹底的に事前対策をする人も、一流企業から内定をもらいやすい傾向にあります。なぜなら、優柔な就活生に囲まれた中で存在感を発揮するためには、徹底的な対策で差別化する必要があるからです。
事前対策としては、インターンへの積極的な参加や、OB・OG訪問を通じて企業の文化や価値観を熟知することなどが挙げられます。
他にも面接練習に励み、自己PRを磨き上げ、さらにはエントリーシートのブラッシュアップまで行うっと良いでしょう。一流企業の選考を勝ち抜くためには、これらの徹底対策が必須なのです。
各業界ごとの一流企業を紹介

次に、各業界ごとの一流企業の一例をそれぞれ詳しく紹介していきます。
- マスコミ業界
- 広告業界
- 建設業界
- 金融業界
- IT業界
- 不動産業界
①マスコミ業界
マスコミ業界は、情報発信と広報が中心の分野で、テレビやラジオ・新聞・雑誌などが含まれます。仕事内容は記事や番組の企画・制作・編集・報道など多岐にわたり、迅速で正確な情報伝達が求められます。
一流企業としては、フジテレビや読売新聞が挙げられます。これら企業ではクオリティの高いコンテンツ制作や報道が評価されています。
マスコミ業界の一流企業への入社には、情報感度の高さや柔軟性が重要です。また、関連する専門知識や技術、実務経験も役立つ要素であり、業界のトレンドや視聴者のニーズに敏感であることも重要ですよ。
②広告業界
広告業界は製品やサービスの宣伝・販促を担当し、クリエイティブな手法や市場分析が求められる分野です。
電通や博報堂は、国際的な影響力を持つ広告代理店として一流企業と言えるでしょう。これらの企業では、広告戦略の立案やメディアプランニング、クリエイティブ制作が主な業務となります。
広告業界の一流企業へ入社を目指す際には、クリエイティブ力やマーケティング知識の向上が不可欠です。また、業界のトレンドや技術の進化に敏感に対応する柔軟性も求められますよ。
③建設業界
建設業界は建築や土木工事などのプロジェクトを手がけ、インフラの構築に関与する分野です。一流企業は大林組・鹿島建設、大成建設・清水建設・竹中工務店などが挙げられます。
これらの大手ゼネコンは高度な技術や経験を有し、国内外の重要な建設プロジェクトに参加しています。建設業界の仕事内容は建築設計・プロジェクトマネジメント・施工管理など多岐にわたります。
これらの一流企業に入社するためには、関連する学問や技術の習得が不可欠です。また、積極的なコミュニケーション能力やチームワークが求められ、プロジェクトの成功に貢献できる能力が重要です。
④金融業界
金融業界は、資金の調達・管理や投資、保険などを担当し、経済の安定と成長に寄与する分野です。仕事内容は、銀行業務・証券取引・保険商品の提供など多岐にわたります。
一流企業としては、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが挙げられます。
これらの大手メガバンクは、グローバルな金融サービスを提供し、安定性と信頼性が高い特徴があります。金融業界の一流企業への入社には、専門知識やコミュニケーション能力の向上が重要です。
⑤IT業界
IT業界は、情報技術を活用しソフトウェアやハードウェアの開発・ネットワーク構築・データ解析などを担当する分野です。
富士通やNTTデータなどの一流企業は技術の先駆者であり、グローバルに展開する企業文化を有しています。
IT業界の一流企業への入社には、卓越した技術力や問題解決能力が必要であると同時に、柔軟性やチームワークも不可欠です。
⑥不動産業界
不動産業界は、土地や建物に関する取引や管理を担当する分野です。この業界では不動産の売買・賃貸・開発・管理などが主な仕事内容となります。
一流企業としては、三井不動産、三菱地所、東急不動産ホールディングスなどが挙げられます。
これらの一流企業に入社するためには、不動産市場や法規制に関する深い知識や、コミュニケーションスキルが重要です。また、柔軟性と創造性も求められ、変化する環境に適応できる能力も必須となるでしょう。
就活で一流企業を目指す時の注意点4つ

最後に、就活で一流企業を目指す時の注意点を紹介します。
- 倍率が高い
- 仕事の裁量権が小さい
- 出世しにくい
- 一流企業に入ること=自分の幸せとは限らない
①倍率が高い
一流企業は、倍率が高い傾向にあります。なぜなら、安定性や給与面、福利厚生が充実していることが多い一流企業は、学生からの人気が高いからです。
また、高いスキルや経験、学歴を持った学生も多いため、倍率だけでなくライバルのレベルも高いと考えられます。
一流企業の採用試験を受ける場合は、より徹底した対策を行うことが重要です。また、志望企業の選択肢を広く持ち、一流企業以外の選考も並行して行うとよいでしょう。
②仕事の裁量権が小さい
一流企業は、仕事の裁量権が小さい傾向にあります。なぜなら、一流企業は仕事のやり方や役職が厳格に決まっていることが多いからです。
この制約により、個人の柔軟性やアイデアの発揮が難しくなることがあります。そのため、自分のアイデアが通りにくい可能性があります。
就活の際は、この点を考慮し、その企業の働き方や文化が自分に合っているかどうかも注意深く確認するとよいでしょう。
③出世しにくい
一流企業を目指す際に知っておきたいことが、出世しにくいということです。なぜなら、一流企業では同期も多く、優秀な人がそろっているため、競争が激しくなるからです。
そのため、単なる優秀さだけでなく、他者との差別化やチームワークが必要になります。自己成長とコミュニケーション能力を高め、独自性を発揮することが求められます。
④一流企業に入ること=自分の幸せとは限らない
一流企業を目指す際に知っておきたいことが、「一流企業に入ること=自分の幸せ」とは限らないということです。理由は、人によって何を幸せと感じるかは違うからです。
たしかに、一流企業は安定性や給料が高く福利厚生も充実しているため「入社すれば一生幸せに暮らせる」と思う人もいるでしょう。
ただ、仕事の内容や企業文化が自分の価値観に合っていない場合、本当の幸福を見失う可能性があります。そのため、世間でのイメージに流されず、一流企業だけに囚われないようにすることが重要です。
一流企業とは何かを理解して就活に活かそう!
本記事では、一流企業とは何かを解説しました。
紹介した通り、一流企業に明確な定義はありません。ただ、収入や知名度が高く、業界の中で存在感や影響力を持つ企業は一流企業といえるでしょう。
一流企業の選考では、他の企業に比べて徹底した対策が求められます。もし一流企業を目指す場合は、対策をより早く、より丁寧に行い選考に備えましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。