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仕事の選び方がわからない場合の対処法・やってはいけないことを解説

自分に合った仕事の選び方がよく分からず、悩んでいる就活生は多いのではないでしょうか。

本記事では、正しい仕事の選び方について徹底解説します

後悔する間違った仕事の選び方も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

【仕事を選ぶ前にすべき】自己分析の方法3つ

仕事選びは人生の大きな決断です。自己分析を行うことで、自分に合った仕事を見つける手助けになります。ここでは、自己分析の効果的な方法を3つ紹介します。

  1. これまで楽しさを感じた場面を思い出す
  2. 過去の経験を思い出す
  3. どんなことが向いているか整理をする

①これまで楽しさを感じた場面を思い出す

自分が楽しいと感じた瞬間を振り返ることは、自己分析の重要なステップです。楽しさを感じた場面は、自分の価値観や興味が反映されています。

例えば、チームでのプロジェクトで成功を収めた時、何か新しいことを学んだ時、人を助けた時など、さまざまな瞬間が該当するでしょう。

楽しいと感じた経験から、自分が何を重視し、どのような環境で活躍できるかを見極められます。また、自分の強みや好きなことを明確にする手がかりにもなるでしょう。

②過去の経験を思い出す

過去の経験を振り返ることは、自己分析において非常に有効です。特に、過去に直面した困難や挑戦、そしてそれをどのように乗り越えたかを思い出すことで、自分の弱点や改善点を知れます。

例えば、困難な状況で冷静さを保てたか、ストレスにどう対処したかなど、自分の対応方法を振り返ることで、自分の性格や対人スキルを理解できます。

また、過去の失敗から学んだ教訓は、将来のキャリア形成に役立つ貴重な資産です。

③どんなことが向いているか整理をする

自己分析の最終段階として、自分に向いていることを整理することが重要です。これまでの楽しい経験や過去の経験を基に、自分の強み、興味、価値観を整理します。

例えば、チームワークを重視するか、独立して作業することを好むか、創造性を発揮する仕事が好きかなど、自分の傾向を明確にすることが大切です。

自分の強み、興味、価値観を整理することで、自分に合った職業や業界を見つけるための指針になります。

また、自己分析を通じて得た洞察は、面接や履歴書の作成にも役立ちます。自己分析は、自分自身を深く理解するための有効な手段であり、充実した職業生活への第一歩です。

【迷っている人必見!】仕事の選び方5つ

多くの選択肢の中から自分に合った仕事を見つけることは容易ではありません。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、適切な職業選択が可能になります。

ここでは、仕事選びの際に考慮すべき5つの要素を紹介します。

  1. 好きなことに通じた仕事か
  2. 社会貢献ができる仕事か
  3. 人の役に立っている仕事か
  4. 苦手なことが少ない仕事か
  5. 働き方が合っている仕事か

①好きなことに通じた仕事か

仕事を選ぶ際、最も重要なのは「好きなことができるか」です。自分の興味や情熱を仕事に活かせる場合、モチベーションの維持が容易になり、長期的なキャリア形成にもつながります。

好きなことを仕事にすることで、日々の業務が充実し、自己実現にも繋がります

しかし、好きなことだけでなく、その仕事が将来性を持っているか、また自分のスキルや適性と合っているかも重要な判断基準です。

②社会貢献ができる仕事か

社会貢献を重視する人にとって、その仕事が社会にどのような影響を与えるかは大きな選択基準です。

社会貢献度の高い仕事は、達成感や充実感を得られ、自分の仕事が社会にとって価値あるものである実感を持てます。

ただし、社会貢献の形は多様であり、自分にとって意義深い形で貢献できるかを考えることが重要です。

③人の役に立っている仕事か

仕事を通じて他人の役に立つことは、多くの人にとって大きな喜びです。人の役に立っている実感は、仕事への満足度を高め、モチベーションの源泉になります。

人の役に立つ仕事は、教育、医療、福祉など多岐にわたりますが、自分がどのように他人の役に立ちたいかを明確にすることが大切です。

また、人の役に立つことを重視する場合、自分のスキルや適性がその仕事に合っているかを考慮する必要があります。

④苦手なことが少ない仕事か

自分の苦手なことが少ない仕事を選ぶことも重要です。苦手なことが多い仕事はストレスの原因となり、長期的には仕事への満足度を下げる可能性があります。

自分の得意なこと、苦手なことを理解し、それに合った仕事を選ぶことで、仕事の効率も上がり、より充実した職業生活を送れます。

ただし、苦手なことを避けるだけでなく、自分の成長につながる挑戦も重要です。

⑤働き方が合っている仕事か

最後に、自分のライフスタイルや価値観に合った働き方ができる仕事を選ぶことが大切です。フルタイムで働くこと、フレキシブルな勤務体系、リモートワークの可能性など、働き方は多様です。

自分の生活スタイルや将来のキャリアプランに合った働き方ができる職場を選ぶことで、仕事と私生活のバランスを保ちながら、長期的に安定したキャリアを築けます。

自分にとって理想的な働き方を実現できる環境を選ぶことが、仕事の満足度を高める鍵です。

【絶対にやらないで】NGな仕事の選び方4つ

間違った基準で仕事を選ぶと、後悔する可能性があります。ここでは、避けるべき仕事の選び方を4つ紹介します。

  1. 好きなことだけで選ぶ
  2. 給料を一番の基準に選ぶ
  3. 職種・業界だけをみて選ぶ
  4. 周りの意見を参考になんとなく選ぶ

①好きなことだけで選ぶ

好きなことだけを追求するのは魅力的に思えますが、それだけで仕事を選ぶのは危険です。趣味と仕事は異なり、仕事には責任や義務が伴います。

また、好きなことが必ずしも得意であるとは限らず、職業としての適性が問われることも。趣味を仕事にする場合は、市場の需要や自身のスキルを冷静に分析することが重要です。

②給料を一番の基準に選ぶ

高収入を得ることは大切ですが、給料だけを重視して仕事を選ぶのは避けるべきです。給料の高さは仕事の満足度やキャリアの充実度とは必ずしも一致しません。

また、高収入の仕事は高いストレスや長時間労働を伴うことも多く、健康やプライベートの時間を犠牲にする可能性があります。

仕事の内容や働く環境、キャリアプランなど、給料以外の要素も考慮することが大切です。

③職種・業界だけをみて選ぶ

特定の職種や業界に憧れるのは自然なことですが、それだけで仕事を選ぶのはリスクが伴います。

職種や業界によっては、将来性が限られている場合や、思い描いていたイメージと実際の業務内容が大きく異なることもあるからです。

また、業界によっては就職が難しい場合もあります。職種や業界選びは、自分の適性やキャリアプラン、業界の将来性を総合的に考慮することが大切です。

④周りの意見を参考になんとなく選ぶ

周囲の意見を参考にするのは有益ですが、それに流されて仕事を選ぶのは避けるべきです。他人の価値観や成功体験が自分にとって最適とは限りません。

また、周囲の期待に応えようとするあまり、自分に合わない仕事を選んでしまうこともあります。

仕事選びは自分自身の価値観やキャリアプランに基づいて行うべきです。自分にとって何が重要かをしっかりと見極めましょう。

後悔しない仕事選びの方法3つ

仕事選びは人生の大きな決断の1つです。ここでは、後悔しない仕事選びのための3つの方法を紹介します。

  1. 仕事選びの基準に優先度をつける
  2. 仕事で成し遂げたいことを明白にする
  3. 仕事のデメリットも把握する

①仕事選びの基準に優先度をつける

仕事を選ぶ際、最も重要なのは自分にとっての優先度を明確にすることです。給与、勤務地、仕事内容、キャリアアップの可能性など、考慮すべき要素は多岐にわたります。

仕事の要素をリストアップし、自分にとって最も重要なものから順に並べてみましょう。優先度が高い項目を満たす仕事を選ぶことで、満足度の高い職業生活を送れます。

また、自分の価値観を理解することで、将来的なキャリアプランにも役立ちます。

②仕事で成し遂げたいことを明白にする

自分が仕事で何を成し遂げたいのかを明確にすることも重要です。キャリアの目標を設定することで、目指すべき方向性がはっきりします。

例えば、専門的なスキルを身につけたい、リーダーシップを発揮したい、社会貢献をしたいなど、目標は人それぞれです。

目標を明確にすることで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。また、目標達成のために必要なスキルや経験を考慮することも大切です。

③仕事のデメリットも把握する

どんな仕事にもメリットとデメリットが存在します。理想的な仕事を見つけるためには、デメリットも正直に把握することが大切です。

例えば、高収入でも長時間労働が必要な仕事、やりがいはあるがキャリアアップの機会が少ない仕事など、自分にとって受け入れがたいデメリットがあるかもしれません。

デメリットを事前に理解し、自分が許容できる範囲を見極めることが重要です。デメリットを知ることで、後悔の少ない仕事選びが可能になります。

迷ったらチェック!自分が幸せになる仕事選びのためのコツ

仕事選びに悩むのは当然のことです。人生の大半を過ごす仕事だからこそ、慎重に選びたいものです。

でも、あまり考えすぎると逆に判断を鈍らせてしまうことも。ここでは、自分らしい仕事を見つけるための具体的なポイントをご紹介します。

  1. 最初から「一生の仕事」を選ぼうとしない
  2. 成功体験が積めそうな仕事を選ぶ
  3. 家族や友人に自信をもって話せる仕事を選ぶ

①最初から「一生の仕事」を選ぼうとしない

一生の仕事を選ぶという考え方は、むしろ仕事選びを難しくしてしまいます。

人生100年時代と言われる現代では、1つの仕事を生涯続けることは珍しくなってきており、むしろ転職などを繰り返し、複数の仕事を経験することが一般的になっています。

最初の仕事選びでは、自分の興味や適性を探るためのファーストステップとして考えるのがおすすめです。

また、社会経験を積むことで価値観が変化することもあるため、最初から「一生」という重圧を感じすぎず、まずは自分の可能性を広げるための一歩として仕事を選ぶことが大切です。

②成功体験が積めそうな仕事を選ぶ

仕事選びで大切なのは、自分の能力やスキルを活かせる環境で、着実に成功体験を積み重ねられることです。

成功体験を積めるということは、自分の努力が成果として実感でき、それが評価につながるということを意味します。

たとえば、パソコン作業が得意な人がシステムエンジニアやプログラマーを選ぶことで、自分の強みを活かしながら成果を出しやすくなるでしょう。

自分の得意分野や好きなことを活かせる仕事を選ぶと、業務で困難に直面しても意欲的に取り組めますよ。

③家族や友人に自信をもって話せる仕事を選ぶ

家族や友人に自分の仕事について話すことは、人生の中で何度も訪れる機会であるため、自分の仕事について誇りを持って話せることは、長期的なモチベーション維持に重要な要素となります。

例えば、社会貢献度の高い仕事や、専門的なスキルを活かせる仕事は、周囲に胸を張って説明できるでしょう。

ただし、これは必ずしも華やかな仕事である必要はありません。自分がその仕事に対して情熱を持ち、真摯に取り組む姿勢があれば、それ自体が誇れることです。

また、家族や友人に理解されやすい仕事を選ぶことも選択肢の1つでしょう。困ったときに相談しやすく、精神的なサポートも得やすくなります。

みんなの選び方は?優先順位ランキングをアンケート調査から紹介

日本生命保険が2023年10月に実施した1万人以上の働く人へのアンケート調査から、仕事選びで重視する要素が明らかになりました。

給与・待遇、やりがい、人間関係など、実際の就業者が重視している優先順位を見ていきましょう。

  1. 給与・待遇がいいこと
  2. やりがいがあること
  3. 人間関係

引用:ニッセイ インターネットアンケート ~「勤労感謝の日」について~

1位:給与・待遇がいいこと

日本生命保険の大規模調査によると、仕事選びで「給与・待遇がいいこと」を重視する人は52.6%と最も高い割合を示しています。

特に20代では62.4%、30代では64.9%と、若い世代ほど給与・待遇を重視する傾向が強く見られる傾向。

一方で年齢が上がるにつれてその割合は徐々に低下し、60代では38.2%、70代以上では27.1%となっています。

また、男女別では男性が52.9%、女性が52.2%とほぼ同じ割合を示しており、性別による大きな差は見られません。

2位:やりがいがあること

日本生命保険の調査によると、仕事選びで「やりがいがあること」を重視する人は51.6%と、給与・待遇に次いで2位となっています。

特に女性は56.8%と男性の46.0%を大きく上回り、やりがいを重視する傾向が強いことがわかるでしょう。

また、年齢が上がるほどやりがいを重視する傾向が見られ、経験を重ねることで自分の価値観や目指すキャリアが明確になり、単なる収入以外の要素を重視するようになることを示唆しています。

また、やりがいのある仕事は長期的なモチベーション維持にも繋がるため、転職や就職の際は、給与面だけでなく、仕事を通じて得られる達成感や成長機会も重要な判断基準となるでしょう。

3位:人間関係

日本生命保険の調査によると、仕事選びで「人間関係」を重視する人は47.4%と、給与・待遇、やりがいに次いで3位となっています。

特に女性は54.2%と男性の41.1%を大きく上回り、やりがいと同様に良好な職場の人間関係を重視する傾向が強く見られる傾向。

年代別では20-30代の若手層で約52%と高く、キャリアの初期段階では人間関係の良し悪しが仕事の満足度や成長に大きく影響すると考えられています。

逆に年代があがると、経験を重ねることで職場の人間関係をうまくマネジメントできるようになり、仕事内容自体を重視する傾向が強まることを示唆しているでしょう。

仕事選び方を理解して自分に合った職を探そう!

後悔しない仕事選びのためには、自分の優先順位を明確にし、達成したい目標を具体化することが重要です。

また、仕事のデメリットを理解し、それを受け入れられるかどうかを考慮することも大切です。

正しい手法で、自分に合った仕事を見つけることで、充実した職業生活を送れるでしょう。自分自身の価値観や目標に基づいて、慎重に仕事を選ぶことが、長期的なキャリア形成と幸福への鍵です。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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