就活では、清潔感のある髪型を心掛ける必要があります。ですが、女性と比較すると男性の髪型に関する情報が少なく、困っている方もいるかもしれません。
そこで本記事では、好印象を持たれる就活中の男性の髪型について解説します。就活中にできるおしゃれな髪型も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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就活で男性が髪型を気にするべき理由
就活において男性の髪型は、面接官への第一印象を大きく左右する重要な要素であり、就活生は自身の髪型を適切に整え、好印象を与えられるよう準備する必要があります。
ここでは具体的に3つのポイントを見ていきましょう。
- 第一印象へ大きく影響するから
- 清潔感を出すことができるから
- 表情が見やすくなりコミュニケーションが取りやすいから
①第一印象へ大きく影響するから
就活において、髪型は第一印象を大きく左右する重要な要素です。
実際、面接官の95.5%が「第一印象が選考に影響する」と回答しており、その中でも80.8%が「髪型が印象に影響を与える」と答えています。
出典:株式会社資生堂(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000828.000005794.html)
特に面接では、応募者の表情や態度を通じて熱意や自信を見極めようとするため、髪型が与える印象は合否を分ける重要なポイントとなります。
たとえば、前髪が長すぎて表情が見えにくい髪型や、乱れた髪型は「だらしない」「自信がない」といった悪印象を与えかねません。
②清潔感を出すことができるから
就活において清潔感のある髪型は、企業の採用担当者に好印象を与える重要な要素です。
特に就活では、おでこや耳が髪に隠れない髪型を心がけることで清潔感を演出しやすくなります。
前髪を上げることで顔の印象が明るく爽やかになり、サイドを短くし、トップを少し持ち上げることで爽やかさがより際立つでしょう。
清潔感のある髪型は「明るい」「さわやか」といったポジティブなイメージにつながり、「仕事ができる」「信頼できる」という印象も与えることができます。
③表情が見やすくなりコミュニケーションが取りやすいから
表情は面接官とのコミュニケーションにおいて重要な要素であり、前髪が眉毛より下の目の位置にかかってしまうと、相手に表情が見えづらく暗い印象を与えてしまいます。
また、面接中に長すぎる前髪を手で払ったり、かき上げたりする行為は就活マナーとして不適切とされています。
前髪を眉毛より上で整えることで、表情の変化が豊かに伝わり、面接官との円滑なコミュニケーションが可能です。
さらに、顔まわりの髪が整っていることで、笑顔や真顔などの表情の変化も明確に伝わり、より活発なコミュニケーションを図ることができるでしょう。
就活中の男性の髪型で抑えるべき3つのポイント

就活中の男性の髪型は、さわやかさや清潔感を重視しましょう。就活中の男性の髪型で抑えるべきポイントは以下の3つです。
- おでこは出し、耳周り・襟足はすっきりさせる
- 自然な黒髪
- ワックスを使ってのセットはナチュラルを意識する
①おでこは出し、耳周り・襟足はすっきりさせる
就活中は、おでこは出して耳周り・襟足をすっきりさせることがポイントです。
眉毛・おでこが完全に隠れるマッシュスタイルは就活には適しません。
おでこを出すことで、さわやかできびきびとした印象を与えられます。また、耳周りをすっきりさせることで輪郭がハッキリして表情が見えやすくなります。
襟足が伸びていると清潔感に欠けるため、スーツにかからないように注意しましょう。
②自然な黒髪
就活中の髪色は、自然な黒髪が理想的です。派手な色に染めた髪は就活には適しません。
企業にもよりますが、一般的に染髪した派手な髪色は社会人としてふさわしくないと判断されます。
染髪している場合は、自然な黒髪に戻してから就活に臨むことをおすすめします。黒染めした直後は不自然な黒になるため、少し余裕を持ってから染めましょう。
ただし、地毛が明るい方は無理に黒に染める必要はありません。
③ワックスを使ってのセットはナチュラルを意識する
就活中のセットにワックスなどの整髪料を使うことは可能ですが、ナチュラルさを意識しましょう。
ワックスを大量につけすぎると、ベタついて清潔感に欠けてしまいます。就活では清潔感を重視されるため、ワックスをつけすぎると悪い印象を持たれる可能性があります。
ワックスに対して、「おしゃれな髪型を作るためのアイテム」というイメージがあるかもしれません。ですが、就活中はフレッシュさを演出するものと考えてください。
具体的には、おでこや目に髪がかからないようにセットする際などに活用します。
就活中の男性必見!王道の髪型2選

一口に男性の髪型といっても、さまざまな種類があり迷ってしまいます。就活中の男性におすすめの髪型は以下の2つです。
- ベリーショート
- アップバング
①ベリーショート
就活中の男性に最もおすすめしたい髪型は、サイドや襟足を数ミリに切り揃えたベリーショートです。
ベリーショートは全業種に対応できる髪型のため、就活の場で問題になることはありません。
ベリーショートはさわやかで活発な印象を与えます。また、面接官から表情が見えやすく、好印象を持たれやすい髪型です。
ベリーショートは髪の毛が短い分、ワックスをつけただけで決まります。セットに時間がかからず、忙しい朝でも安心です。
②アップバング
就活中の男性には、やや長めのアップバングも人気です。アップバングとは、アップ(上げる)とバング(前髪)をつなげた造語で、前髪を立ち上げた髪型を指します。
おでこを全開にすることで精悍かつさわやかな印象となるため、ビジネスマンに人気の髪型のひとつです。就活においてもふさわしい髪型で、面接官から好印象を持たれやすいでしょう。
就活中でもおしゃれでいたい男性におすすめの髪型3選

就活中でもおしゃれを諦めたくない方もいるでしょう。就活中でもおしゃれでいたい男性におすすめの髪型は以下の3つです。
- センター分け
- 七三アップバング
- 前髪おろしスタイル
①センター分け
前髪を真ん中で分けるセンター分けは、就活中におすすめの髪型のひとつです。センター分けは、普段前髪を下ろす方でもセットできます。
就活では清潔感を重視されるため、前髪が眉毛や目につかないようにしなくてはいけません。そこで、おでこがよく見えるセンター分けがおすすめです。
ただし、前髪が長すぎる場合は注意しましょう。センター分けにした際に前髪が頬骨などにかかると、不衛生な印象を持たれる可能性があります。
②七三アップバング
前髪が長めの方には、七三アップバングがおすすめです。七三アップバングとは、前髪を7対3に分けたうえで立ち上げる髪型を指します。
前髪が長すぎる場合は、センター分けにすると顔に垂れてくるリスクがあります。ですが、前髪を立ち上げる七三アップバングならそのような心配はありません。
おでこが全開になるため表情が見えやすく、生活感のある印象を与えられます。
③前髪おろしスタイル
どうしてもおでこを見せたくない方には、就活でもOKな前髪おろしスタイルを検討しましょう。
就活で前髪を下す場合は、おでこが完全に隠れないようにサイドに流します。七三分けにして流すと自然に決まりやすいでしょう。
ただし、前髪おろしスタイルは就活の場では賛否が分かれます。面接官によっては印象が悪くうつる可能性もあることを頭に入れておきましょう。
就活中の男性のNGな髪型4選

就活中の男性にはふさわしくない、避けた方が無難なな髪型が存在します。就活中の男性のNGな髪型は以下の4つです。
- 丸坊主
- パーマ
- カラー
- マッシュ
①丸坊主
就活中にNGな髪型の1つ目は、丸坊主です。社会人の丸坊主は印象が良いとはいえず、社員に対してNGとしている企業も少なくありません。
高校野球の部員たちに丸坊主が多いように、学生の丸坊主は「さわやか」「体育会系」など比較的良い印象を持たれます。
ですが、社会人の丸坊主は人相を悪く見せる可能性があります。接客業や営業職では特に避けられる傾向にあるため注意しましょう。
②パーマ
業界にもよりますが、就活中にはパーマもふさわしくありません。パーマはおしゃれ目的でする印象が強く、一般的にビジネスシーンにはふさわしくないとされているためです。
ゆるめのパーマでもよく思わない面接官はいるため、あえて就活中にパーマをかけるメリットはないでしょう。
ただし、天然パーマの方は無理にストレートにする必要はありません。こちらについてはあとでくわしく解説します。
③カラー
くり返しになりますが、就活中の派手なカラーは原則としてNGです。業種によっては許容されるケースもありますが、就活中は避けた方が無難でしょう。
就活中にふさわしい髪色は、日本人の地毛に近い自然な黒髪か濃いめのブラウンです。
地毛が明るめの方は、無理に染める必要はありません。ただし、染髪している方は就活開始前に黒染めしましょう。
直前に染めると不自然なため、面接や会社説明会の約1週間前に黒染めすることをおすすめします。
④マッシュ
就活においてマッシュはふさわしくない髪型とされています。マッシュとは、前髪からサイドにかけてほぼ同じ長さで揃え、丸みを出した髪型を指します。
マッシュは流行りの髪型ですが、「顔の印象が暗くなる」「表情が分かりにくくなる」などのデメリットがあるため要注意です。
また、流行りの髪型は就活には不適切と判断する企業もあるため避けたほうが無難でしょう。
就活で髪型が問われない業界はある?
就活の髪型は業界によって求められる基準が大きく異なります。
例えば、金融業界では髪型や髪色については厳しく見られますが、アパレル業界では比較的自由度が高いのはイメージがつくでしょう。
ここでは、特に自由度が高く、個性的な髪型が受け入れられやすい業界を見ていきましょう。
- IT・エンジニア業界
- アパレル・ファッション業界
- コールセンター業界
①IT・エンジニア業界
IT・エンジニア業界は、他の業界と比較して髪型の自由度が比較的高い傾向にあります。
特にベンチャー企業やスタートアップ企業では、個人の創造性やクリエイティビティを重視する傾向が強く、髪型に関する規定が緩やかです。
その主な理由として、ITエンジニアは顧客と直接対面する機会が少なく、主にオフィス内での作業が中心となることが挙げられるでしょう。
また、若い経営者が多く、欧米の文化や新しい価値観を積極的に取り入れる傾向があることも、髪型の自由度が高い要因となっています。
②アパレル・ファッション業界
アパレル・ファッション業界では、他業界と比べて髪型の自由度が比較的高く、個性的な髪型も許容される傾向にあります。
この業界ではファッションそのものがビジネスの対象となるため、堅苦しすぎない髪型の方が好ましいとされることもあるでしょう。
ただし、完全に自由というわけではありません。清潔感は依然として重要な要素であり、髪の毛が傷んでいたり、ボサボサの状態は避けてください。
また、企業やブランドによっては金髪や明るすぎる髪色がNGとされる場合もあるため、応募先の企業文化やブランドイメージをしっかりと研究することが重要です。
③コールセンター業界
コールセンター業界は、電話を通じた接客が主な業務のため、髪型や外見に関する規定が比較的緩やかです。
多くのコールセンターでは、清潔感のある髪型であれば、長さや色に関して柔軟な対応が可能ですが、企業によって細かなルールや規定がある場合もあるため、応募前に確認することが重要です。
コールセンターの特徴として、顧客と対面せず電話でのやり取りが中心となるため、外見が仕事の評価に直接影響しにくい点が挙げられます。
そのため、一般的な企業と比べて髪型の自由度が高く、就活生にとって魅力的な選択肢の一つとなり得るでしょう。
就活中の男性の髪型に関してよくある質問

就活中の男性の髪型に関してよくある質問3つに回答していきます。
- 天パはそのままでも大丈夫?
- 地毛が茶色の場合どうする?
- ツーブロックはOK?
①天パはそのままでも大丈夫?
天然パーマの方は、基本的にはそのままで問題ありません。元々の髪質を偽る必要はなく、また無理にストレートにすると不自然になるリスクもあります。
ただし、天然パーマが強い場合は「もしかしてパーマをかけているのかな?」と思われてしまうかもしれません。短くしたり縮毛矯正をしたりしたほうが清潔感があるように見えます。
ゆるめの天然パーマの方は、元々の髪型を活かしながら清潔感のある髪型にカットしてもらう方法がおすすめです。
②地毛が茶色の場合どうする?
地毛が茶色の方は、基本的には染める必要はありません。ただし、元の地毛が明るくカラーリングしているように見える方は要注意です。
地毛が明るすぎる場合は、面接官に染めているのかどうかの見分けがつきません。面接官に染めていると判断された場合は印象が悪くなるため、染めたほうが良いケースがあります。
面接官に誤解されるほど地毛が明るい方は、周囲の社会人や担当の美容師に相談するなどしてアドバイスをもらいましょう。
③ツーブロックはOK?
流行りのツーブロックですが、清潔感が演出できれば問題ありません。ただし、段差がありすぎるものはNGです。
過度なツーブロックはおしゃれ目的の要素が強いだけでなく、威圧感を与える可能性があります。就活中は段差の少ないツーブロックに留めましょう。
また、もみあげが濃い方がツーブロックをする場合は、もみあげを刈ったほうが清潔感が出ておすすめです。
就活中の男性が髪型以外で注意すべき身だしなみ4選

就活中は髪型だけでなく、その他の身だしなみにも注意しなくてはいけません。就活中の男性が髪型以外で注意すべき身だしなみは以下の4つです。
- 眉毛
- ヒゲ
- 肌
- 服装
①眉毛
就活中は眉毛を整えることをおすすめします。就活中はおでこを見せる髪型をするため、眉毛に視線がいきやすいからです。
眉毛がボサボサだと清潔感を損なうため、気になる場合は形を整えましょう。男性は女性のようにメイクができませんが、眉毛の形を変えるだけで印象が大きく変わります。
就活におすすめの眉毛の形は、一直線に仕上げる「ストレート」や不要な部分のみを剃ったりカットしたりする「ナチュラル」です。
②ヒゲ
就活では髭を剃るのがマナーです。就活生の髭は清潔感に欠けると考える企業が多いため、マイナス評価につながります。
また、髭を生やしていると老けて見えやすい点もデメリットです。就活生にはフレッシュさを求める企業が多いため、真逆の印象を与える髭は避けたほうが良いでしょう。
なお、ファッション関係やクリエイティブ職などを除いては、採用後も基本的に髭はNGです。髭は清潔感に欠けるだけでなく、威圧感を感じる方も少なくありません。
③肌
肌をきれいに見せるために、スキンケアを毎日行うことをおすすめします。肌がきれいなほうが清潔感が出て、好印象を持たれやすくなるためです。
女性は就活でメイクをするのがマナーですが、男性は原則としてメイクは必要ありません。とはいえ、肌のコンディションは整えておいたほうが良いでしょう。
最近はメンズ用のスキンケア用品が多く販売されています。化粧水や乳液などの基本的なスキンケアを行うだけで肌の印象は大きく変わります。
④服装
就活の服装は、黒や紺のリクルートスーツが無難です。リクルートスーツを購入する際は、必ず試着して裾や袖がぴったりなものを選びましょう。
ワイシャツは白無地が無難です。こちらもサイズ感の合ったものを購入してください。
就活で着用するネクタイの色は、「青・ネイビー系」「赤・エンジ系」「黄系」の3つが定番です。
着用するネクタイの色によって印象が変わるため、企業や企業のイメージに合わせて選ぶことをおすすめします。
就活中のネクタイでNGなのは、派手な色、季節外れの色、大きな柄、奇抜な柄などです。
就活生の男性の髪型は第一印象に直結する

就活において、男性の髪型は第一印象に直結します。就活中の髪型には清潔感と表情がよく見えることが求められるため、ベリーショートやアップバングがおすすめです。
就活にふさわしく、かつ自分自身に似合いそうな髪型を探してみましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。