「データ入力の仕事への熱意を、どうやって志望動機として伝えればいいの?」
このように、データ入力の仕事へのアピールに悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、「データ入力の仕事内容」や「データ入力の志望動機を書くポイント」などを分かりやすく解説していきます。
データ入力の志望動機の例文も交えてお伝えしていきますので、この記事を参考にして、データ入力の仕事への熱意を存分に伝えていきましょう。
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データ入力の仕事内容
データ入力は、パソコンに向い黙々と作業をすることが多い仕事です。
そのため、他の職種と比較して人と関わる場面が少なく、自分のペースで業務に打ち込めるといった特徴があります。
また、企業によってはチェック業務や伝票処理など、データ入力業務以外を任されることもあるでしょう。
高い集中力を持続して作業できる方や、黙々と作業に打ち込みたい方、正確な作業に自信のある方などに人気の職種です。
データ入力の志望動機を書く時の3つのポイント

続いて、データ入力の志望動機を書く時のポイントについて解説します。志望動機では、選んだ理由や将来ビジョンについて説得力のある内容を伝えることが大切です。
志望動機を書く際は、下記の3つのポイントを押さえましょう。
①なぜデータ入力なのかを述べる
志望動機の冒頭では、なぜデータ入力の仕事を選んだのかを明確に伝えることが必要です。
理由が不明確な場合、「データ入力なら誰でもできると思っているのでは」とネガティブに見られてしまうこともあります。
データ入力の仕事のやりがいや、自分との適正を交え、なぜデータ入力の仕事を選んだのか説得力のある答えを用意しましょう。
②活かせるスキルを具体的に述べる
データ入力の仕事をするうえで、自分のどのようなスキルが活かせるかを伝えることも大切です。
これまでにPCに触れてきた経歴やタイピングスキルなど、データ入力に活かせる経験を伝えましょう。
また、正確性や集中力など、データ入力の仕事への適正をアピールすることも効果的です。
データ入力の仕事をしている場面をイメージし、どのような経験や能力を活かせるかを具体的に考えておきましょう。
③入社後にどう活躍するかを述べる
志望動機では、入社後の活躍イメージを伝えることも忘れてはなりません。
企業の採用担当者が一番知りたいのは、自社に入社した後、どのように活躍してくれるかです。
そのため、自分が働くイメージを想像し、強みを活かして何がしたいかを整理しておく必要があります。
「自分の高い集中力を活かし、部署内トップの生産性を目指したいです」といったように、具体的な活躍イメージを伝えていきましょう。
データ入力の志望動機の例文4選

続いて、データ入力の志望動機の例文を紹介します。
アピールする能力別に4つの例文を紹介しますので、ご自身が持つ能力を照らし合わせて参考にしてみてくださいね。
①タイピング・パソコンスキルを活かしたい
例文①
私が御社を志望させていただいたのは、データ入力の仕事にタイピングスキルが活かせると思ったからです。
私は以前から、生産性向上のためにはタイピングスキルを上げる必要があると考えておりました。そのため、大学時代に「キータッチ2000テスト」という試験を受験し、10分間に2,000文字を入力できる人材として認定書を獲得しています。
資格獲得後はデータ入力のアルバイトに就き、より早く、正確にデータの処理ができるよう勤めてまいりました。
御社に入社した後も、資格取得で培ったタイピングスキルを活かし、膨大なデータ量を迅速に処理していきたいと考えています。
タイピングスキルについて、資格名や資格内容を説明することで、具体的な能力のアピールができています。また、入社後のカ活躍イメージもしっかりとアピールができています。
②集中力を活かした業務をしたい
例文②
御社を志望させていただいた理由は、データ入力の仕事に私の集中力が活かせると思ったからです。
私は幼少期から、集中力の高さを褒めてもらえることが多々ありました。部活動の反復練習や、試験勉強の場面などで、周りの友人が集中力を欠いてしまう中、黙々と続けてきた自信があります。
単純作業の中でも、改善できる箇所を見つけ、よりクオリティを上げることを楽しめたのも、集中力を持続できた要因だと考えています。
御社に入社させていただいた際も、高い集中力を武器に、着実に業務をこなしていきたいと考えています。
冒頭部分で、どんな能力が活かせるかといった結論から伝えているため、後に続く文章が理解しやすい構成となっています。
また、集中力が高い理由について深堀りできているため説得力の高いアピールとなっています。
③コツコツ作業するのが得意である
例文③
私は黙々と作業することが得意であるため、御社のデータ入力の仕事を志望させていただきました。
私の強みは、自走して黙々と作業ができることです。業務をするうえでのコミュニケーションを取ることは大前提ですが、そのうえで、高い生産性を維持するためには、業務に没頭することが重要であると捉えています。
大学1年時より、データ入力のアルバイトをしておりますが、アルバイト先でも業務に没頭することで部内1位の生産性を出すことができました。
御社に入社した後も、必要なコミュニケーションは取りつつも、業務をする際は、目標達成を第一に没頭して作業をしていきたいと考えています。
「黙々と作業する」という内容は、人によってはコミュニケーション面を心配する場合もありますが、しっかりと不安を払拭するためのフォローができています。
④データ入力の経験がある
例文④
私は大学時代のアルバイト経験から、データ入力の仕事にやりがいを感じ、御社を志望させていただきました。
私は大学1年の時から現在に至るまでデータ入力のアルバイトをしてきました。最初は先輩社員に助けてもらう立場でしたが、徐々に処理スピードも向上し、現在ではチームの一因として貢献できるようになりました。
データ入力の仕事は努力した分だけ成長でき、オペレーションを見直すことで生産性を上げられることが魅力であると考えています。
御社に入社させていただいた際も、成長、改善の意識を高く持ち、より高い成果を出せるよう尽力していきたいと考えています。
データ入力の仕事を経験して分かった価値観を具体的にアピールしています。期待だけではなく、実際の経験をもとにビジョンを語ることで、より説得力のあるアピールとなりますよ。
データ入力の志望動機NG例

続いて、データ入力の志望動機NG例を紹介します。志望動機として避けたいのは、ネガティブな理由や抽象的な内容です。
以下2つのような志望動機は、悪い印象を与えてしまうため注意しましょう。
①人と話すのが嫌いだから
人と話すのが嫌いといったネガティブな理由を志望動機にするのは避けましょう。
人と接することが嫌いといった話から、候補者のコミュニケーション能力が低いのではと判断されてしまいます。
比較的、個人で仕事をする時間が多いデータ入力の仕事ですが、チームでの協力は必要不可欠であり、コミュニケーション能力も求められる要素の1つです。
人と話すのが嫌いといったネガティブな理由ではなく、データ入力の仕事で自分のどのような強みを活かせるかをアピールしましょう。
②他の業界でも通用する内容である
データ入力の仕事以外でも実現できそうな抽象的な内容も、志望動機には向いていません。
「業務を通して会社に貢献したい」「仕事を通して成長していきたい」など抽象的な内容は、採用担当者に響くことはないでしょう。
抽象的な内容を聞いた採用担当者は、「データ入力の仕事でなくても実現できるのでは?」と受け取ります。
データ入力の仕事を深く理解し、業務のどのような部分にやりがいを感じるのかを伝えましょう。
③座り仕事で楽そう
「座り仕事で楽そう」というネガティブな志望動機は、採用担当者に悪印象を与えかねません。
単に楽な仕事を探しているように見えるため、仕事への意欲や真剣さが疑われてしまいます。
データ入力は、実際には高い集中力と正確性が求められる専門的な仕事であるため、単に座って作業するだけと軽視するのは、仕事に対する理解不足を示すことに。
「楽そう」という安易な動機ではなく、データ入力の専門性や自身の強みを伝えることで、採用担当者に前向きな印象を与えられるでしょう。
④未経験だけどパソコンスキルを学びたい
データ入力の志望動機として「パソコンスキルを学びたい」という理由は、採用担当者に消極的な印象を与えかねません。
この理由は、自身の成長よりも会社の教育リソースを利用することに重点を置いているように見えるため、企業側の求める意欲や主体性を感じさせません。
志望動機では、単なるスキル習得ではなく、どのように学んだスキルを会社に貢献できるかを明確に示すことが重要です。
むしろ、既に持っているスキルや、データ入力を通じて具体的にどのように成長したいのか、会社にどう貢献できるのかを具体的に説明しましょう。
データ入力に向いている人の特徴

続いて、データ入力に向いている人の特徴について解説します。
データ入力の仕事は、業務の特性上、向き不向きのある仕事です。下記であげるような特徴を持つ方は、データ入力の仕事に向いていると言えるでしょう。
①集中力のある人
集中力が高い人は、データ入力の仕事に適正があると言えるでしょう。
データ入力の仕事は長時間パソコンと向き合い、淡々と業務をこなしていくことが求められます。
生産性を上げるためには、業務をする際、他のことに気を取られず、集中力を持続していくことが必要です。
そのため、高い集中力を持つ人はデータ入力の仕事でも能力を発揮できるでしょう。
②データを扱うのが好きな人
データを扱うのが好きな人も、データ入力の仕事に向いています。Excelや専用ツールを使い、膨大なデータをまとめるのが、データ入力の仕事です。
業務のレベルが上がっていくにつれ、扱うデータの複雑性が増すため、データを扱うことが苦手な人は継続していくのは厳しいでしょう。
逆に、データを扱うことに抵抗がない人は、データ入力の仕事でステップアップを目指すことも可能です。
③丁寧で正確な人
データ入力の仕事では、何より正確性が求められます。
生産性を部内のKPIとして求められることも多いですが、生産性は正確なアウトプットができて初めて成り立つものです。
5つのアウトプットの中に複数のミスがある人より、アウトプットは3つでもミスがない人の方が評価されます。
セルフチェックをしたり、ミスが起きそうな箇所に注意ができる人は、正確な業務をこなすことができるでしょう。
データ入力の面接でよく聞かれることは?
データ入力の面接では、よく聞かれる質問を把握しておくことで、自信を持って臨むことができます。
ここでは、面接でよく質問される内容とその対策をご紹介します。
①週に何回シフトに入れるか
また、データ入力のアルバイト面接では、シフトに関する質問も必ず聞かれます。
面接官は、あなたが週に何日働けるか、土日の出勤が可能かを確認したく、学生の場合は、テスト期間や長期休暇中のシフト希望も重要なポイントになります。
具体的には、「週4日程度働けます」「土日は片方なら調整可能です」など、自分のスケジュールに合わせて明確に答えることが欠かせません。
無理に「毎日OK」と言うのではなく、現実的で誠実な回答を心がけましょう。柔軟性があり、かつ自分の都合もしっかり伝えられる対応が面接では好印象につながります。
②これまでのアルバイト経験について
これまでのアルバイト経験について、データ入力の面接では、具体的な業務内容や期間、使用したソフトウェアについて詳しく聞かれることもあります。
経験がある場合は、お客様情報の入力や更新、在庫管理データの入力など、具体的な業務内容を説明しましょう。
Excelや専用のデータベースソフトの使用経験、正確性とスピードへの自信をアピールすることが重要です。
未経験の場合でも、これまでのExcelやスプレッドシートの使用経験、新しい業務を学ぶ意欲を伝えましょう。
③いつから勤務可能か
データ入力の面接では、勤務開始可能な時期について必ず確認されます。
面接官は、あなたの学業や他の予定との調整を把握したいと考えており、具体的には「いつから働けますか?」という質問に対して、明確かつ具体的な回答が求められます。
学生の場合は授業のスケジュールや試験期間、アルバイト経験者は前職の退職時期などを踏まえて、正確な勤務開始日を伝えることが欠かせません。
可能であれば、すぐに勤務できる柔軟性があることをアピールし、通学や他の予定との両立可能な勤務開始時期を提示することで、誠実さと計画性をアピールできます。
④通勤方法や所要時間
通勤方法や所要時間は、データ入力の面接で必ず聞かれる重要な質問の一つです。
面接官は、あなたが安定して職場に通えるかを確認したいのです。具体的には、通勤手段(電車、車、自転車、徒歩など)と正確な通勤時間を明確に伝えることが大切です。
複数の通勤手段がある場合は、メインの移動手段を明示し、各区間の所要時間も詳しく説明しましょう。
通勤の利便性や柔軟性をアピールすることで、真面目で責任感のある印象を与えられます。
データ入力の志望動機は具体的な内容を意識しよう
今回は、「データ入力の仕事内容」から「データ入力の志望動機を書くポイント」などを解説しました。
データ入力の仕事は、単調な作業のため志望動機をアピールしづらいと思う方も多いですが、業務の特性や適正を深く理解すれば訴求する内容も見えてきます。
ご自身の強みと照らし合わせて、具体的な内容を志望動機でアピールしていきましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。