就職活動を進めるにあたって、より質の良いものを作成するために志望動機を添削してほしいと考える人も多いでしょう。
しかし、周囲に添削してくれる人があまり居なかったり、自分で添削しようにも難しい……と思ってしまったりしますよね。
そこで今回は、志望動機の効果的な添削方法はもちろん、志望動機を添削するメリットや、チェックポイントについて詳しく紹介していきます。
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志望動機は添削が必須!
まず結論から言うと、志望動機は何度も添削し、改善していくもので、1回で完璧なものができることはほとんどありません。
何度もブラッシュアップして、より良い志望動機を作成するのが一般的な作成方法です。完成してすぐに企業に提出するわけではないので、ひとまず作ってしまうのが良いでしょう。
よって、早い段階から手を付けるのが良いでしょう。「100%の完成度のものを作りたいから、時間をかける」ではなく、50%の完成度で良いので、まずは完成させることをおすすめします。
志望動機の効果的な添削方法4つ

まず、志望動機の効果的な添削方法を4つ紹介します。
①自分で添削する
最も一般的かつ取り組みやすいのが、自分で添削する方法です。
自分で制作したものなので、なかなか客観的に見ることができないかもしれませんが、友人のものや、このメディアで紹介される例文などと比較してみましょう。
他人に添削してもらう場合、どれだけ相手が協力的でも、気を遣ってしまうかもしれませんが、自分で添削するなら回数に制限はありません。
もちろん、最初から最後まで全て自分で作成するのは難しいですが、誰にも気を遣わなくて良いという点は非常に魅力的です。
②就活を経験した人
就活を終えた4年生の先輩やサークル・部活で関わりのあったOB・OGに添削してもらえれば、非常に心強いです。
特に、志望している業界への就職が決まった先輩、またはすでに就職を果たし、働いている先輩が居れば、より頼りになります。実際に働いてみての感想を色々と聞けるでしょう。
学部やサークル・部活によっては同じ業界に進んだ先輩が複数人居ることもあるでしょうが、その際は自分が志望する会社に入社した人、または就活に熱心に取り組んでいた人に頼むと良いです。
③WEB添削サービス
WEB添削サービスを利用するのも選択肢の1つです。無料のものと有料のものがありますが、必ずしも有料だから質が良いとも限らないので、色々と試し、自分に合ったものを選びましょう。
最近は志望動機の添削どころか、chatGPTをはじめとした、指示を出すと志望動機を書いてくれるAIサービスもあります。しかし、使ってみると分かるでしょうが、クオリティはまだまだ微妙です。
句読点が無駄に多く、いかにも「機械が書きました」という雰囲気の文体になるので、参考にする程度にしましょう。あくまでも、「自分の言葉で伝える」ことが大切です。
④大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターを利用するのもおすすめの選択肢です。無料で利用できますし、いくつもの就活生を企業に送り込んできた、ベテランの職員が対応してくれる可能性もあります。
志望動機の添削以外にも、自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の添削、面接対策、その他就活を進めるにあたって有用なアドバイスを複数してくれるので、利用しましょう。
相談するのに気を遣う人も居るでしょうが、職員は相談対応が仕事なので、気を遣う必要は全くありません。
ただし、時期によっては多くの学生が利用し、混み合うので、あらかじめ余裕を持って予約することをおすすめします。
志望動機を自分で添削するメリット・デメリット

ここまで志望動機を添削する方法を4つ紹介してきましたが、時間が無く、ひとまず完成させたい人は自分で添削するのがおすすめです。
志望動機を自分で添削することのメリット・デメリットについて確認していきましょう。
①メリット
まずは自分で志望動機を添削することのメリットについて紹介していきます。自分で志望動機を添削する代表的なメリットは下記の通りです。
- 時間がかからない
- 効率的に添削ができる
自分で志望動機を添削すれば時間がかからないので、急いでいる時もすぐに完成させられます。要点も自分で抑えているので、効率的に添削ができるでしょう。
特に人に添削を依頼すると、返ってくるまでに時間がかかります。依頼している側なので、あまり急かすこともできず、ヤキモキすることでしょう。
よって、提出期限が迫っている場合は自分で添削するのが無難です。
②デメリット
自分で志望動機を添削することには、当然ながらデメリットもあります。自分で志望動機を添削する主なデメリットは下記の通りです。
- 主観的になる
- 間違いに気づけないことがある
- 質が劣る可能性がある
まず挙げられるデメリットとして、主観的になることが挙げられます。当然ながら人間は自分のことを100%客観視するのはほとんど不可能で、どれだけ努力をしても主観的な部分は残るでしょう。
また、主観的であるということに付随する問題として、間違いに気付けない可能性が高いことも挙げられます。明らかな間違いでも見落としてしまう可能性があるのです。
そして何より、自分1人で悩むと、自分の考えの中でしか考えられません。自分ではエピソードを深掘りし、魅力的な志望動機を書けていると思っていても、質が低い可能性もあります。
志望動機を添削する時のチェックポイント6つ

志望動機を添削する際のチェックポイントは大きく分けて6つあります。
それぞれのポイントを抑え、採用担当の方に良い印象を与えられる志望動機を作成しましょう。
①はじめに志望理由を述べているか
まず1番大切なこととして、はじめに志望動機を述べているかを確認することを意識しましょう。ビジネスの現場では簡潔に物事を伝えられるよう、結論から話すことが大切です。
企業の人事は就活の時期になると、大量の自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、そして志望動機を読むので、ありきたりで冗長な文章にうんざりしていることも多いでしょう。
そんな時、まず結論から書いてある、読みやすい志望動機があれば、注目して読んでくれるはずです。まず結論から話し、人事の方の興味を惹く構成を心がけましょう。
②表現は具体的か
具体的な表現ができているかを意識するのも非常に重要です。曖昧な表現や、伝わりにくい例えを使うのはやめましょう。
例えば、中学校の志望動機で「私は日本の教育に貢献したいので、貴校を志望しました」と書かれても壮大すぎますし、小学校や高校でない理由もわかりません。
③1文は長すぎないか
1文が長すぎると言いたいことが伝わらないので、一文一義を心がけることが大切です。
例えば、「私が貴社を志望したのは、傾聴力を活かし、そして、貴社での成長を志し、貴社にプログラミングスキルを活かして貢献するためです」と言われても情報量が多すぎて混乱します。
また、1つの話題について話していても、読点を多用し、3行にも4行にも及ぶような文章は冗長で、重要な部分がどこにあるのか分からなくなってしまいます。
1文が長くなりすぎないよう、気をつけながら文章を作成していきましょう。
④就職後の目標を述べているか
「就職後の目標を述べているか」も志望動機を作成する上で非常に重要なポイントです。就職後、どのように働くか、どのようなスキルを活かして貢献するつもりかは必ず述べるようにしましょう。
採用担当の方に就職後の姿をイメージしてもらうことで採用の確率は高まりますし、業務への高いモチベーションを示すことで、「内定を出したら、入社してくれる」と信頼してもらえます。
必ず就職後の目標を具体的に示し、採用した後のことをイメージしてもらえるような志望動機を作成するようにしましょう。
⑤文章全体に一貫性があるか
文章全体の一貫性も、志望動機を作成する上で重要視するべきポイントの1つです。いくら結論を先に述べていて、志望動機がはっきりしていても、文章に整合性が無いと魅力的に映りません。
必ず、志望動機を作成したら最初から最後まで一貫性がある文章構成になっているかを確認するようにしましょう。誰かに確認してもらう際も、注視してもらうことが大切です。
文章構成に一貫性を持たせることで、時間をかけて志望動機を作成していること、そして企業への志望度が高いことが伝わることでしょう。
⑥誤字脱字がないか
これは当然のことと言えるかもしれませんが、誤字脱字があるとマイナスイメージを与えかねないので、何度もチェックすることが大切です。
誤字脱字が多いと、志望動機を適当に作成していると思われてしまう可能性が高いですし、就職後、取引先へのメールを送る際に誤字脱字が多い人材は採用したくないでしょう。
何度チェックしてもしすぎることは無いので、注意深く誤字脱字をチェックすることが大切です。
志望動機の添削のコツ3つ

志望動機を添削する際のコツについても一緒に確認していきましょう。
それぞれのポイントを抑え、より質の高いものを作成することが大切です。
①志望動機を声に出して読む
志望動機を声に出して読むことで、単純な誤字脱字や言い回しの違和感に気づける可能性が高いです。
また、文章の構成がおかしい際や、あまり内容が無く、採用担当の方の印象に残らないであろう際も気づけることでしょう。
声に出して読むことで、自分では気づけなかったさまざまな間違いに気づける可能性は高いので、何度も声に出し、注意深く確認することが大切です。
②時間を空けてチェックする
作成してからすぐに添削すると、なかなか間違いに気づけないものです。必ず時間を空けてから再度チェックするようにしましょう。
特に文章の添削は論理的な思考力が必要なので、集中力を注いで志望動機を作成した直後に確認しても頭のリソースが足りず、間違いにも気づけません。
この観点から考えても、志望動機は提出直前に作成するのではなく、必ず時間に余裕を持って、少なくとも提出の数日前には完成させておくことが大切と言えるでしょう。
③信頼できる相手に添削をお願いする
誰かに添削を依頼する際は、可能な限り信頼できる相手に依頼することが大切です。例えば先輩ならば、自分が信頼を寄せている、信頼できる人に任せましょう。
大学の大学のキャリアセンターや就職エージェントに相談する際も、担当者が複数居る場合は、その中でも最も信頼できる人に任せるべきです。
友人に依頼する際も、就活を努力している、信頼できる人に任せるようにしましょう。
志望動機を添削して選考を突破しよう
今回は志望動機を添削する方法について詳しく紹介してきました。
志望動機はいきなり100%のクオリティのものができるわけではなく、添削を繰り返し、より良くしていくものです。
ぜひ本記事を参考に、クオリティの高い志望動機を作成してください。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。