マツエクやまつげパーマなどの目元ケアがメジャーとなり、アイリストに関心を持つ方が増えてきています。
ですが、アイリストの志望動機を書くとき、何を書いて良いのか悩みますよね。
そこで本記事では、アイリストの志望動機の書き方やポイントを解説します。例文も掲載するため、アイリストになりたい方はぜひ参考にしてください。
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アイリストとは?仕事理解を深めて志望動機に繋げよう
アイリストは、マツエクやまつげパーマなど目元の施術を行う専門職です。
アイリストという名称は、有限会社ローヤル化研が商標登録しているため、厳密にいうと無断でアイリストという名称を名乗ることはできません。
アイリストは、「まつ毛エクステンション技術者」や「プロアイリスト」などの名称で呼ばれるケースもあります。
アイリストとして働くためには、国家資格である美容師免許が必要で、マツエクやまつげパーマなど施術を行う場合は、国家試験を受験して合格しなくてはいけません。
アイリストの志望動機を書く際のポイント3選

アイリストの志望動機として、「美容に関心があるから」のみではやや弱いでしょう。アイリストの志望動機を書く際のポイントは以下の3つです。
①なぜアイリストかを明確にする
1つ目のポイントは、アイリストになりたい理由を明確にすることです。
アイリストの志望動機として「美容に関心があるから」を挙げる方もいますが、美容に関心があるだけなら美容師やネイリストでも良いはずです。
同様に「手先が器用だから」という志望動機を挙げたとしても、アイリストにこだわる理由が分かりません。
アイリストという職業を選んだことには、他にも何かしらの理由があるはずです。採用担当者に伝わるように具体的に志望動機を書きましょう。
②なぜそのサロンで働きたいのかを明確にする
2つ目のポイントは、そのサロンで働きたい理由を明確にすることです。
目元のケアを行うサロンは数多くあります。数あるサロンの中からそのサロンを志望した理由が書かれていないと、採用担当者は「うちではなくても良いのでは」と感じるかもしれません。
「以前施術をお願いして、技術の高さに感動した」「研修制度が整っている」など、前向きな理由を書くことで良い印象を与えられるでしょう。
さらに、そのサロンの理念や雰囲気に共感している点を挙げると、より具体的な理由となり、採用担当者に自分の意欲や適性を伝えることができます。
③アイリストとして活かせる自分の強みを伝える
取得している資格や接客スキルなど、アイリストとして活かせる自分の強みを伝えることも重要です。
アイリストとしての勤務経験がある場合は、勤務年数や得意な施術をアピールすると良いでしょう。
アイリストとしての勤務経験がない方は、前職での経験を記載したうえで、アイリストにどのように活かせるかをアピールしましょう。
また、自己成長に対する意欲や、新しい技術を学ぶ姿勢を示すことも、採用担当者に好印象を与えるポイントです。
アイリストの志望動機の書き方3ステップ

アイリストの志望動機を書く際は、以下の3つのステップを意識するとまとまりが良くなります。
①結論ファーストで志望理由を伝える
履歴書で志望動機を書く際は、結論ファーストで志望理由を伝えましょう。
最初にあれこれ書いてしまうと、何を言いたいのかが伝わりにくく、採用担当者が混乱する可能性があるためです。
「私がアイリストを志した理由は…」「私が貴社を志望した理由は…」などの出だしで、相手に伝わりやすいようにシンプルに志望動機を伝えましょう。
②志望理由の根拠となるエピソードを伝える
つづいて、志望理由の根拠となるエピソードを伝えましょう。具体的なエピソードを添えることで、志望理由により説得力が出るためです。
具体的には、アイリストに関心を持った出来事や、そのサロンで働きたいと思ったきっかけを伝えます。
エピソードは具体的になればなるほど説得力が出ますが、長くなりすぎないように簡潔にまとめることも欠かせません。
自分の体験や感情を交えて話すことで、面接官に自分の熱意が伝わりやすくなります。
③入社後にどんなアイリストになりたいか伝える
志望動機の最後に、入社後にアイリストとしてどのように活躍したいかを伝えます。
採用担当者は、その人物を採用することでどのようなメリットがあるのかを見極めたいと考えているためです。
他の業種にもいえることですが、採用してメリットや成長の見込みがない人物を欲しいと思う企業はほとど存在しません。
スキルや前職での経験を生かして、具体的にどのように志望企業に貢献できるのかを意識して伝えましょう。
【志望理由別】アイリストの志望動機の例文2選

アイリストの志望動機の書き方が分かっても、具体的にどのように書けば良いのか分からない方もいるでしょう。アイリストの志望動機の例文は以下の2つです。
例文①: コミュニケーション能力を活かしたい
例文①
私がアイリストを志望する理由は、前職で培ったコミュニケーション能力を活かしたいからです。
私は美容学校で美容資格を取得しましたが、化粧品会社に営業職として就職しました。約3年間、営業職として勤務してきましたが、お客様と直接話す中で目元の悩みを抱えている方が多いことを知り、アイリストという職業に関心を持ちました。
保有している美容師資格と、営業職で培ったコミュニケーション能力を活かして、お客様の悩みを解消できればと考えております。
貴社はお客様との会話を重視していると知り、志望させていただきました。スタッフの方やお客様に信頼されるアイリストを目指していきたいです。
前職で培ったコミュニケーション能力を活かしたい場合の例文です。アイリストを志したきっかけや具体的なエピソード、その企業を志望した理由も説明できています。
例文②: 業界未経験だが自身が施術して貰った経験がある
例文②
私がアイリストを志望する理由は、目元にコンプレックスを持つ方の力になりたいからです。
私は幼少期から目元にコンプレックスがあり、同級生から「いつも眠そう」と言われてしまうこともありました。自分に自信が持てず、いつも他人の目を気にしながら生きていた気がします。
しかし、大学時代に始めてまつ毛エクステの施術をしてもらい、鏡に映った自分を見て驚きました。目元を変えただけで、顔の印象が大きく変わるとは思いませんでした。
その時、施術していただいたのが御社が運営するサロンです。施術前の説明が丁寧で、大学生の私でも安心して施術を受けることができました。
入社後は自分のように目元にコンプレックスを持つ方に寄り添い、自信を持ってもらうための手助けをしたいと思っております。
自身がマツエクの施術をしてもらったことをきっかけに、アイリストを目指すようになった例文です。
具体的なエピソードとともに、入社後にアイリストとしてどのように活躍したいのかもアピールできています。
アイリストの志望動機を作成する際の注意点とNGポイント

アイリストの志望動機は、技術力だけでなく、顧客への思いや美容業界への情熱を伝えることが大切です。
ここでは、志望動機作成時に注意すべきポイントをご紹介します。
①消極的な表現がある
アイリストの志望動機を書く際、消極的な表現は避けるべきです。
「1から勉強したい」「サロンに成長させてほしい」といった受け身の姿勢は、採用担当者に積極性の欠如と捉えられる可能性があります。
代わりに「自分の経験を活かしてアイリストとして活躍したい」というポジティブな表現を心がけましょう。
自身の強みや、サロンでどのように貢献できるかを具体的に示すことが重要で、持っているスキルや熱意を前面に押し出すことで、採用される可能性が高まります。
②独立や開業について言及している
アイリストとして独立や開業を志望動機に挙げる際は、慎重に対応する必要があります。
採用担当者は、すぐに独立することを目的とする応募者よりも、サロンに貢献したいと考える人材を求めています。
志望動機では、まずはサロンで技術を磨き、経験を積むことの重要性を強調しましょう。
将来的な独立や開業への意欲は、サロンでの成長と学びを通じて実現したいという前向きな姿勢で伝えることが大切です。
③勉強会や研修に焦点を当てている
また、研修や勉強会を志望動機にするのは控えた方が良いでしょう。
スキルアップできる環境が整っていることをアピールすれば、向上心があるように見えますが、逆に自発的な学びの姿勢が欠けている印象を与える可能性があります。
もし「研修で学べる」といった内容ばかりを強調すると、採用後に「自分で積極的に学ぶタイプではない」と思われ、内向的な働き方が多いと受け取られるかもしれません。
志望動機は、サロンの理念や自身のビジョンに共感したことを軸に、他の理由でアピールする方がより効果的です。
④待遇ばかりを志望動機にしている
加えて、福利厚生や待遇面のみの志望動機も避けるべきです。
例えば、週休二日制や給与面での改善を主な転職理由とするのは、採用担当者に真摯な姿勢として映りません。
たとえ休日や給与が転職の本音の理由であったとしても、それらを直接的に志望動機として伝えることは推奨されません。
代わりに、サロンの特徴や自身のキャリアビジョン、お客様へのサービス精神など、より前向きで専門的な志望動機を練り上げることが重要です。
アイリストの志望動機についてよくある質問
アイリストの面接では、技術や接客に関する質問が多くあります。
ここでは、よく聞かれる質問とそのポイントを紹介しますので、準備をしっかり整えるための参考にしてください。
①志望動機に関連して面接で聞かれることは?
よく聞かれるポイントは、「なぜアイリストになりたいのか」「このサロンを選んだ理由」「将来のキャリアビジョン」などです。
面接官は、あなたの美容への情熱や目元の美しさを追求する意欲、サロンへの理解度を確認したいと考えています。
単に「美容が好き」という曖昧な理由ではなく、お客様の悩みを解決したい、自分の技術で人々に自信を与えたいなど、具体的で前向きな志望動機を伝えることが欠かせません。
また、サロンの特徴や理念を踏まえた志望理由を説明できると、より高い評価を得られるでしょう。
②面接にはどのような服装で行けばいい?
アイリストの面接では、清潔感と品のある服装が求められます。
基本的には私服でOKのサロンが多いですが、派手な服装や露出の多い服は避けましょう。上はブラウスやシャツにジャケットを合わせ、下は黒いパンツや膝丈のスカートがおすすめです。
サロンの雰囲気に合わせて、大人っぽく上品な印象を与える服装を心がけてください。
事前にサロンの服装規定を確認し、実際に働いているアイリストの服装を参考にするのも良いでしょう。清潔感と仕事への真剣さが伝わる服装選びを意識しましょう。
③専門学校卒の自己PRの例文は何がおすすめ?
アイリストの自己PRは、あなたの強みや経験を効果的に伝える重要な機会ですので、専門学校卒の新卒者は学生時代のアルバイトや部活動・実習での経験を活用しましょう。
例えば、「お客様の立場に立って考える」「向上心がある」「丁寧な接客ができる」といった長所を具体的なエピソードと共に伝えることが大切です。
単に肩書きや実績を並べるのではなく、その経験から何を学び、どのように成長したかを示すことで、面接官に自分の可能性と熱意を印象付けることが可能。
自分らしさを大切にし、アイリストとしての将来の抱負も織り交ぜると、より説得力のある自己PRになります。
アイリストになりたい理由を明確にして志望動機を作成しよう
アイリストとしてサロン就職を目指す場合は、アイリストになりたい理由を明確にして志望動機を作成しましょう。
ただ志望動機を書くだけではなく、具体的なエピソードを添えることも重要です。また、入社後にどのように活躍したいのかも必ずアピールしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。