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【長所は素直さ!】アピール方法を解説|面接や自己PRの例文付き

自分の長所を考えた時に、「素直さ」が思い浮かぶ人も多いのでは?ですが、就活の場で素直さをアピールしても良いのか気になりますよね。

そこで本記事では、就活において長所が素直さの場合のアピール法を解説します。面接や自己PRで使える例文も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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長所として素直さをアピールしたい就活生は多い

就活では、長所として「素直さ」をアピールしたい就活生は多数います。

就活の面接では長所について聞かれることが多く、企業側は就活生の回答から「自己分析ができているか」「企業にふさわしい人材か」などをチェックします。

一般的に素直な性格は好感を持たれることが多いため、長所として挙げるメリットは大きいでしょう。

また、企業によっては資格や実績よりも素直さを重視するケースもあります。

企業が好む素直さが長所の人の特徴3つ

あなたがイメージする素直さと、企業が求める素直さには多少の差があるかもしれません。企業が好む素直さが長所の人の特徴は、以下の3つです。

  1. 他人の意見を抵抗なく取り入れられる
  2. 自分の失敗や欠点と向き合える
  3. 謙虚で前向きである

①他人の意見を抵抗なく取り入れられる

企業が好む素直さの1つ目は、他人の意見を抵抗なく取り入れられることです。

新入社員は覚えることが多く、先輩の意見やアドバイスを素直に聞いて行動に移すことが求められます。

また、仕事を進めていくうえでは協調性が重要です。自分の意見ばかりを主張し、他人の意見に耳を傾けない社員がいると業務に支障をきたす可能性があります。

他人の意見を抵抗なく取り入れられる社員がいると企業の成長にもつながるため、企業側にとっては欲しい人材といえるでしょう。

②自分の失敗や欠点と向き合える

企業が好む素直さの2つ目は、自分の失敗や欠点と向き合えることです。

自分が失敗した時に、言い訳をしたり逃げ出したりする人は、せっかくの成長の機会を逃してしまいます。

一方、素直に自分の失敗を認められる人は、自分のどこが駄目だったかを反省して次に生かせます。そのような人は成長が早いため、企業側からすると好感度が高いでしょう。

③謙虚で前向きである

企業が好む素直さの3つ目は、謙虚で前向きであることです。

新入社員には、先輩から仕事を教わる謙虚な姿勢が求められます。謙虚な人は成長が早いため、企業側から見ると魅力的な人材です。

また、ミスをしたり上司から注意されたりしても、前向きな気持ちで対応できることも求められます。

後ろ向きな性格ですぐに卑屈になる人は、成長が遅いだけでなく、職場の雰囲気を悪くする可能性もあります。

「長所は素直さ」が評価されやすいのはどんな企業?

素直さは多くの企業で評価されやすい長所ですが、特に以下のような特徴を持つ企業においてアピールの効果が高いです。

これらの特徴に該当する企業を受ける際には、積極的に素直さをアピールしましょう。

  1. スピード感のある企業
  2. 成長欲・向上心が求められる企業
  3. チームワークを重視している企業

①スピード感のある企業

スピード感のある企業では、素直さが特に高く評価されます。目まぐるしく変化する業務環境において、柔軟に対応できる人材が求められるからです。

特にベンチャー企業やIT業界では、プロジェクトメンバーや業務内容が頻繁に変更されるため、素直に変化を受け入れられる姿勢が重要です。

環境の変化に対して、こだわりや固定観念なく素直に適応できる人材は、スピード感のある企業にとって非常に貴重な存在と言えるでしょう。

新しい方針や取り組みに対して前向きに対応し、迅速に自分自身を調整できる素直さは、企業の業務スピードを加速させる重要な要素となります。

②成長欲・向上心が求められる企業

成長欲・向上心が求められる企業でも、素直さは極めて重要な資質として評価されます。自分の課題や弱みを素直に受け止め、改善に真摯に取り組む姿勢が、企業の成長戦略と直結するからです。

特にコンサルティング業界や、技術革新の激しいIT企業などでは、常に学び、成長し続ける人材が求められています。

「自分には常に改善の余地がある」という謙虚な態度が、企業の学習文化と組織的な成長を促進する重要な要素となるのです。単なる従順さではなく、自己成長への強い意志を示しましょう。

③チームワークを重視している企業

チームワークを重視する企業でも、素直さは必要であり高評価です。良好な人間関係を築き、建設的な職場の雰囲気を作るためには、周囲の人と協調し、互いの意見を尊重する姿勢が不可欠だからです。

具体的には、社員数の少ない企業や、チームで成果を出していく企業において、素直さは特に重要視されます。

他者の意見を受け入れ、柔軟に対応できる人材は、チームの団結力を高め、円滑なコミュニケーションを促進します。

素直な人は、自己中心的な行動を避け、チーム全体の協力関係を強化しパフォーマンスを向上させる重要な人材と言えるでしょう。

長所として素直さをアピールする時のポイント3つ

就活において、長所として素直さをアピールす時のポイントは以下の3つです。

  1. 根拠となるエピソードを添える
  2. 仕事にどう活かすのかを示す
  3. 言い換えて差異化を図る

①根拠となるエピソードを添える

長所として素直さをアピールする時は、根拠となるエピソードを添えることが重要です。

素直さを強調しても、具体的なエピソードがなければ説得力が出ず、面接官の印象には残りません。

ただし、好感を持たれるためにエピソードを作り上げるのはNGです。面接官に根拠がないエピソードと見なされると、採用に影響が出る可能性もあります。

面接官から深堀りされた時にスムーズに答えられるように、事実に基づいてエピソードを準備しておきましょう。

②仕事にどう活かすのかを示す

素直な性格を仕事にどう活かせるのかを示しましょう。素直な性格を強調するだけでは、企業側はその人を採用するメリットが見えてこないからです。

入社後に素直な性格をどう活かし、どのように志望企業に貢献するつもりなのかを簡潔に話しましょう。

入社後の活かし方を伝えることで、入社意欲や熱意を伝えることもできます。入社後の活かし方を伝えるためには、事前の企業研究が必須です。

③言い換えて差異化を図る

長所として素直さをアピールする時は、素直さを別の言葉に言い換えて差別化を図りましょう。

「素直」という言葉は分かりやすい一方で、漠然としていて面接官に伝わりにくいデメリットがあります。

一例として、素直は以下のような言葉に言い換えることが可能です。

  • 吸収力がある
  • 裏表がない
  • 反省を次に生かせる
  • 柔軟性かある
  • 人の話を素直に聞く
  • 1つの意見にとらわれず柔軟に対応できる など

素直さは短所になり得ることも知っておこう

自分では長所と思っていた素直さが短所になり得ることも知っておきましょう。具体的には、以下のような短所に捉えられる可能性があります。

  • 人の意見に流されやすい
  • 融通がきかない
  • 優柔不断
  • 空気が読めない など

素直さが短所になり得ることを知っておくと、面接でつっこまれた時や履歴書やESで長所と短所をセットで書く時などに役立ちます。

素直さのデメリットについて、どのように気を付けているかまで書ける・答えられるように準備していくことをおすすめします。

【就活シーン別】長所が素直さのアピール例文3つ

長所が素直さのアピール例文を3つ紹介します。就活シーン別に紹介するため、ぜひ参考にしてください。

  1. 面接での回答例文
  2. ES・履歴書の「長所・短所欄」例文
  3. 自己PR例文

①面接での回答例文

面接での回答の例文

私の長所は、周囲の意見を素直に受け入れられる点だと考えています。私は子どもの頃からテニスを習っており、大学でもテニス部に所属しています。

しかし、大学入学後スランプに陥り、試合に出場しても初戦を勝ち抜くことができなくなってしまいました。そんなある日、先輩から持久力を高めるために長距離走や水泳を取り入れてみてはどうかとアドバイスをもらいました。

正直なところ、テニス以外の競技に時間をかけることには抵抗がありました。ですが、先輩のアドバイスを参考に長距離走や水泳を取り入れてみたところ、持久力がついて試合でも結果を残せるようになったのです。

私はこの経験から、周囲の意見を素直に受け入れ、何ごとにもチャレンジする大切さを学びました。入社後もチームワークを大切にしながら、御社に貢献していきたいと思っております。

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就活の面接において、周囲の意見を素直に受け入れられる性格を強調した例文です。

サークルでのエピソードを添えることで説得力が出ており、入社後の意気込みもしっかりと伝えられています

②ES・履歴書の「長所・短所欄」例文

ES・履歴書での例文

私の長所は、何ごとにも柔軟に対応できることです。現在、飲食店でアルバイトをしていますが、時にはお客様からマニュアルにない要求をされることがあります。

アルバイトを始めたばかりの頃は、マニュアルにない要求に対応できずにうろたえたり、店長を呼んだりして対応していました。しかし、月日が経つにつれて今までの経験や類似事例から臨機応変な対応ができるようになりました。

アルバイトで得た経験から、日常生活でも状況に応じて柔軟な対応ができるようになったと感じています。自分の強みである柔軟性を活かし、御社の成長に貢献したいと考えております。

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ES・履歴書の「長所・短所欄」で、素直さを「何ごとにも柔軟に対応できる」と言い換えた例文です。

アルバイトのエピソードを添えたうえで、日常生活にもメリットが生まれていること、さらは志望企業に貢献したい思いもアピールできています。

③自己PR例文

自己PRの例文

私は年齢に関係なく、他人の意見を受け入れる素直さがあります。大学ではダンススクールに所属していましたが、私を含め部員の多くがダンス未経験からのスタートで、息を合わせるのがやっとという状況でした。

2年生になり、ダンス経験がある優秀な新入生が入部してきました。しかし、後輩ということもあり多くの部員が彼女のアドバイスを受け入れなかったのです。

私はダンスを上達させたい思いが強く、年齢にこだわらず彼女のアドバイスを受け入れました。その結果、自分でも驚くほどダンスが上達し、その様子を見た部員たちも次第に彼女を頼るようになりました。

私はサークルを通した経験から、年齢にとらわれず他人の意見を受け入れる大切さを学びました。御社でも他人の意見を積極的に取り入れ、成長していきたいと思っております。

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自己PR文において、長所として素直さを強調する例文です。

サークルでの具体的なエピソードを添えて、その経験から学んだことや入社後にどのように活かしていきたいのかもアピールできています。

「長所は素直さ」をアピールする際の注意点

「長所は素直さ」を採用担当者に齟齬なく伝えるためには、以下の点に注意する必要があります。

  1. 優柔不断と思われないようにする
  2. 面接時の態度でも示す

自己PR作成後にもチェックしてみてください。

①優柔不断と思われないようにする

素直さを長所としてアピールする際は、優柔不断と誤解されないよう、意思決定能力があることも同時に示すことが重要です。

単に周囲に同調するだけではなく、自分の意見や判断力も持っていることを伝える必要があります。「素直に意見を受け入れつつ、最終的な判断は自分で下す」といったように説明しましょう。

例えば、「チームの意見を真摯に聞き、多角的な視点から最適な解決策を導き出す」「建設的な指摘には素直に耳を傾け、自分の成長につなげている」といった表現で、素直さと主体性のバランスを示せます。

単なる同調者ではなく、自分の考えを持つ柔軟な人材であることを明確にアピールしましょう。

②面接時の態度でも示す

素直さは、面接での態度や振る舞いを通じても現れます。単に言葉で素直さを主張するのではなく、矛盾しないように実際のコミュニケーションで体現することが必要です。

面接官の質問に対して、防衛的にならず、オープンで誠実な態度で応答しましょう。例えば、わからない・経験がない質問に対しても、素直に認めつつ、学ぶ意欲や成長への意志を示せると素直さを体現できます。

また、自分の弱みや失敗経験についても隠さず、そこから何を学んだかを率直に語ることでも素直さを実践的にアピールできます。姿勢、表情、言葉遣いすべてにおいて、誠実さと学習意欲を表現することが大切です。

伝え方を工夫して長所の素直さを就活で活かそう!

就活において、長所として素直さを挙げるメリットは多数あります。ただし、素直さは短所にもなり得るため要注意です。

長所として素直さを挙げる場合は、根拠になるエピソードを添えて業務にどのように活かせるかもアピールしましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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