「会社説明会では質問したほうがいいのだろうけど、何を聞こう」と、説明会における逆質問で悩んでいる学生もいるのではないでしょうか。
本記事では、会社説明会で質問したい内容を30個紹介します。また、質問時に押さえておくマナーを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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会社説明会では積極的に質問をするべき

企業の説明会に参加した時は、積極的に質問してください。質問してアピールするだけではなく、的を得た内容だと好印象を残せます。
企業への理解を深めるためにも、説明会での質問は有意義です。企業研究で疑問に感じたことは不明な点は、積極的に企業に聞いてみましょう。
説明会に参加する人数が多いと内容がかぶってしまう可能性があるので、質問は複数用意しておきます。自分だけではなく、他の学生にも有益な質問がおすすめです。
会社説明会ですべき質問30選

会社説明会の時におすすめな質問を、次の項目に分けて紹介します。
- 事業やサービスについて
- 仕事内容や働き方について
- 企業風土や社風について
- 評価制度について
- 選考について
- 入社後のキャリアパスについて
合計30個の質問例をまとめているので、質問の内容に悩んでいる人は参考にしてください。
①事業やサービスについて
企業への関心を示す時には、以下のような事業・サービスに関する質問がおすすめです。志望意欲が高い企業では、ぜひ以下の内容を聞いてみてください。
①注力している事業は何ですか |
②御社の事業やサービスの強みを教えてください |
③同業他社と比較して優れていると感じる部分を教えてください |
④御社の事業やサービスの将来的な展望を教えてください |
⑤今後の業界のトレンドについて教えてください |
これらの質問をするには、入念な企業研究が不可欠です。企業のHPには掲載されていない情報でも、業界サイトでは既知の事実かもしれません。
質問の仕方ひとつで、印象はガラリと変わります。事業に関する質問の時には、「私は〇〇だと考えているのですが」と前置きとすると、軸がある人物だと印象付けられるでしょう。
商品やサービスを、誰よりもよく知っているのは企業の社員です。他社と比較した際も、社員だから言える視点を聞けますよ。
②仕事内容や働き方について
その企業で働いている自分をイメージするには、具体的な例が欲しいですよね。業務内容に関する内容は、企業への志望動機が高い人ならではの質問とも言えます。
①1年目の業務内容を教えてください |
②1日の仕事の流れを教えてください |
③在宅ワークは可能か教えてください |
④仕事でモチベーションを保つコツを教えてください |
⑤業務の中で一番やりがいを感じた瞬間を教えてください |
入社後の業務に漠然とした不安を抱えている人は、具体的な業務内容を知ると不安が解消されるかもしれません。モチベーションを保つ方法も、学生と社会人では違う答えが返ってきます。
スキルアップを考えている、明確なキャリアプランがある人にも、これらの質問はおすすめです。HPの採用ページに仕事の流れが記載されていても、部署や時期によって内容は変わります。
希望した企業に入社できても、求めていた働き方と違う場合、すぐに退職してしまう恐れがあります。
イメージした働き方を実現するためにも、業務や働き方に関する質問はしておきましょう。
③企業風土や社風について
説明会の時には、企業の社風も聞いてみましょう。説明会担当者が入社1~2年目であれば、新卒視点の答えが期待できます。
①御社ならではの特徴的な社風について教えてください |
②男性社員と女性社員の割合を教えてください |
③社員の方々の関係性について教えてください |
④業務の中で他部署との関わりはありますか |
⑤昼休みや休日の過ごし方について教えてください |
企業の社風は、そこで働いている人にしか分かりません。長く働きたいと考えているのであれば、社内の雰囲気に関する質問を通して、自分に合う企業か判断できます。
聞き方には注意してください。「休日も会社に呼ばれますか」と率直な質問だと、仕事への意欲が無いと思われてしまいます。この場合は、「プライベートは充実していますか」が無難です。
とくに、職場とプライベートを切り離したい人は、企業風土を要チェックです。業務外でも社員間の距離が近い、休みの日は一人旅行に行っている、などから自分にマッチするか確認しておきましょう。
④評価制度について
キャリアアップを考えている人や、年功序列ではなく実力で評価してもらいたい人は、評価制度に関する質問をしてみてください。
①若手のうちから実力主義を採用していますか |
②評価基準について教えてください |
③御社で評価される人材の共通点を教えてください |
④配属後に適性を踏まえた部署移動等は存在しますか |
⑤キャリアアップのためのサポート制度について教えてください |
社風に関する質問同様、聞き方によっては失礼な印象になるので注意が必要です。「年功序列制度はありますか」ではなく、例のように「実力主義を採用していますか」と質問します。
仕事への熱意をアピールできるのも、評価制度について質問するメリットです。また評価の有無や方法は、仕事のモチベーションにもつながります。
企業によっては採用ページにキャリアアップに関して記載している場合もあるので、説明会に参加する前に確認しておきましょう。
⑤選考について
選考についての質問は、就活時の参考になるのでおすすめです。選考に関する内容として、以下の内容が挙げられます。
①選考過程で重視しているポイントを教えてください |
②〇〇さんが一緒に働きたいと思う学生の特徴を教えてください |
③御社で働く際に役立つスキルがあれば教えてください |
④新卒採用で求める人物像を教えてください |
⑤過去の選考過程で印象的だった学生を教えてください |
説明会担当者が選考に関わっているとは限らないので、期待している答えが返ってこないこともあります。例文であれば、②の内容がどの社員でも答えられる質問ですね。
また、新卒採用で入社した社員の共通点を聞いてみても良いでしょう。自分のアピールポイントを考える際の参考になります。
企業が求める人物像やスキルは新卒の採用ページに記載されている場合もあるので、事前に調べる必要があります。質問するのは調べても分からない点に絞りましょう。
⑥入社後のキャリアパスについて
キャリアパスについてたずねると、入社後の働き方が具体的にイメージできます。できるだけストレス無く働くためには、ワーク・ライフ・バランスも意識しましょう。
①内定者に対してどのような研修を行っているか教えてください |
②20代で管理職になった社員の方はいますか |
③海外での研修はありますか |
④男性でも育児休暇を取得することは可能ですか |
⑤育児や介護目的での時短勤務は可能ですか |
企業や業界によっては、ビジネスマナーを研修で行ない、業務に関しては実務を通して学ぶOJTを採用しています。実践で身につけたいか、座学で基礎を固めたいか、自分に合う研修を選びましょう。
研修に関する質問は、「自ら学ぼうとはしない」とマイナスな印象になる可能性も考えられます。
また、育児休暇や時短勤務などの福利厚生面ばかり質問するのもNGです。
「私は〇〇で貢献したいのですが」「長く働きたいと考えているのですが」などワンクッション置くことで、制度目当ての入社ではないとアピールできます。
会社説明会で質問をする時に気をつけるべきマナー5つ

説明会にて質問をする時には、次の5点に気をつけましょう。
- 名前と大学名を名乗る
- 質問は簡潔にまとめる
- 相手に聞こえる声でハキハキと話す
- 調べれば分かる内容は質問しない
- 1人でいくつも質問し過ぎない
各ポイントを詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
①名前と大学名を名乗る
質問をする時は、まず立ち上がって名乗りましょう。自己紹介は簡潔に、名前と大学名だけで問題ありません。名乗ることはマナーとして重要なだけではなく、アピールにもつながるチャンスです。
初対面の人に名乗るのはビジネスマナーの基礎なので、学生のうちに、所属を含めた自分の自己紹介を癖づけておきましょう。
②質問は簡潔にまとめる
質問の内容は簡潔にまとめましょう。「業務形態に関する質問です」と質問の内容に触れておくと、相手も答えやすくなります。
質問部分は2~3文程度が簡潔で、なおかつ相手に伝わりやすい長さです。
会場にて新たな質問が思い浮かんだ時には、「どんな内容か(業務について)」「何を聞きたいのか(育児休暇取得率)」「なぜ聞きたいのか(出産後も働きたい)」を考えると、簡潔にまとまります。
③相手に聞こえる声でハキハキと話す
質問をする時は、説明会参加者全員に聞こえる声量を意識してください。室内に人が密集していると布に音が吸い取られてしまい、想像している以上に声が小さく聞こえます。
Web説明会の時は、あらかじめ音量調節や機器の確認をしておくのも大切です。カメラ部分だけではなく、マイクも事前にしっかり準備してくださいね。
④調べれば分かる内容は質問しない
調べれば分かる内容の質問は不向きです。また、説明された内容を質問してしまうと「話を聞いていないのか」と悪印象を与えてしまうので、用意していた質問の答えが無いか照らし合わせましょう。
質問の内容によっては、企業研究をしていないと思われてしまいます。考えた質問リストは、説明会に参加する前に調べなおしてみましょう。
⑤1人でいくつも質問し過ぎない
何回も質問したり、一度に複数の質問をするのはNGです。全員に設けられた時間を独占してしまうと、協調性が欠けていると判断されます。
質問の内容は、説明会に参加している全員にとって有意義な質問にしましょう。
留学経験や資格などの個人的な内容は、説明会後に聞くのがマナーです。
説明会には事前に質問を用意して挑むようにしよう

他の学生と内容が被って何も質問できなかった。そんな事態を避けるためにも、事前に複数の質問を用意しておくと安心です。就活に活かせる逆質問で、志望する企業への入社を目指しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。