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【3ステップ】ドラッグストアの志望動機の書き方|例文・注意点も解説

ドラッグストアで働きたいと考えているものの、志望動機を書く段階で筆が止まっている人も多いのではないでしょうか。

今回はドラッグストアの志望動機の書き方かた、例文や注意点、悪い例文の例も紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

ドラッグストアの仕事内容とは

ドラッグストアを志望するにあたり、仕事内容を知っておくことは非常に重要です。

下記の3点を確認しておけばドラッグストアの仕事内容について網羅できるので、ぜひ確認してください。

  1. お客様対応・販売
  2. 品出し・棚整理
  3. 発注・在庫整理

①お客様対応・販売

お客様対応・販売は商品の特徴や効果、栄養成分などを理解し、お客様の質問や相談に対して適切なアドバイスを提供したり、お客様が探している商品の棚に案内することなどがメインの業務です。

また、レジ業務も担当することが多く、お金を扱う作業なので丁寧な仕事が求められます。ポイントデーなど来客が集中する時期があるので、忙しい時に丁寧にレジ対応できる人材が必要です。

いつでも丁寧かつ適切な対応ができるよう、忙しくない時でも商品知識の向上や接客のロールプレイングなどを行いましょう。

②品出し・棚整理

品出しと棚の整理もドラッグストアにおいて重要な業務で、しっかりしている店舗ほど売り上げも伸びることでしょう。

品出しは入荷した商品を早急に店舗の棚やディスプレイに並べる作業です。

常に新鮮な商品をお客様に提供し、在庫のロスを防ぐため、決まった時間に品出しをしている店舗は特に管理が徹底されていると言えます。

「棚整理」は商品の配置を見直す作業で、賞味期限の近い商品や人気のある商品を前面に配置することで廃棄による利益の減少や食品ロスを防ぐことが目的です。

③発注・在庫整理

発注・在庫整理の仕事も商品の供給と消費のバランスを保つため、極めて重要な業務です。

発注業務では店舗の販売動向や季節の変動、キャンペーンやセールの計画に基づいて、必要な商品の数量や種類を仕入先に注文します。適切な発注で品切れを防ぎ、在庫を過剰に抱えないことが大切です。

在庫整理の部分では、店内の在庫を定期的に確認し、過剰な在庫や近づく賞味期限の商品を特定します。

この情報をもとに、販売戦略の調整や特価販売の提案がされる場合もあります。また、期限切れの商品は迅速に回収・処分することも重要な業務の1つです。

【3ステップ】ドラッグストアの志望動機の書き方

ドラッグストアの志望動機を作成するにあたり、重要なポイントは大きく分けて3つあります。

それぞれの要点を抑え、採用担当の方の目に留まる志望動機を作成しましょう。

  1. ドラッグストアに就職したい理由を明確にする
  2. 企業研究を行う
  3. 強み・価値観と志望動機の共通点を見つける

①ドラッグストアに就職したい理由を明確にする

どの企業に就職するにあたっても同じことが言えますが、「なぜ就職したいのか」は必ず明確にしておきましょう

「やりがいを感じたから」「興味があるから」など、曖昧なことが書かれている志望動機を採用担当の方は無数に見てきていますし、埋もれてしまいます。

「医薬品を中心とした、人々の生活に欠かせないものを提供し、安心に満ちた生活に貢献したい」など、明確で、誰が見ても納得できる、根拠のある志望動機を書くことが大切です。

②企業研究を行う

企業研究を行うことで、より志望動機を深化させられるので、力を入れるようにしましょう。

自社についてしっかり調べていることが伝われば、間違いなく採用担当の方は好印象を抱きますし、入社への熱い思いを強調できます。

企業研究には企業の過去のニュースやインタビュー記事も参考にすると良いでしょう。企業の取り組み、それに対する取り組みや思考を知ることで、その企業の文化や価値観をより深く理解できます。

③強み・価値観と志望動機の共通点を見つける

自身の強みや価値観と共通する会社の文化、大切にしているポイントなどを見つけることも、志望動機を作成する上で非常に重要です。

多くの企業は、優秀な人材であることは大前提として、同じ方向を向いて頑張っていける、価値観や目標が近い人材を求めています。

そこで共感できる理念や考え方、取り組みがあれば、ぜひ志望動機に盛り込んでおきましょう。また、面接の際にも触れられることが多いので、面接の際にもすらすらと話せると理想的です。

ドラッグストアの志望動機の伝え方!構成を4ステップで解説

ドラッグストアの志望動機を効果的に伝えるには、ポイントを押さえた構成が重要です。

本記事では、業界や企業への思い、具体的なエピソード、入社後の展望を踏まえた4つのステップで解説します。

  1. 業界|ドラッグストア業界の志望理由
  2. 個社|応募先企業・職種の志望理由
  3. 理由|具体的なきっかけやエピソード
  4. 展望|入社後に何をしたいか

①業界|ドラッグストア業界の志望理由

ドラッグストア業界は、幅広い商品展開と地域密着型のサービスで多くの人々の生活を支える存在です。

この業界を志望する理由として、生活の質向上のサポートができる点や、安定した需要が見込まれる点が挙げられます。

さらに、多様なキャリアパスがあることも魅力的です。店舗運営、薬剤師としての専門職、マネジメント職など、個々のスキルを活かした活躍の場があります。

業界全体が成長している中で、やりがいや将来性を感じたい方に適した分野と言えるでしょう。

②個社|応募先企業・職種の志望理由

応募先企業や職種に対する志望理由を伝える際は、その企業ならではの特徴や理念に注目することが重要です。

例えば、「地域密着型のサービスを大切にしている点に共感した」や「従業員のスキルアップを支援する研修制度に魅力を感じた」など、具体的なポイントを挙げると説得力が増します。

また、職種に関しては、自身の強みと結びつけることが大切です。

たとえば、接客が得意な方であれば、「お客様一人ひとりに寄り添った提案をしたい」などの目標を明確に伝えましょう。

③理由|具体的なきっかけやエピソード

志望動機に説得力を持たせるには、具体的なきっかけやエピソードを交えることが大切です。

例えば以下のような個人的な体験を伝えると効果的でしょう。

  • 家族がドラッグストアで働いており、接客のやりがいや地域貢献の大切さを聞いたことで興味を持った
  • 自身の健康管理で薬剤師のアドバイスに助けられた経験があり、自分も同じように人を支える仕事がしたいと感じた

また、エピソードの背景に触れつつ、自分の価値観や興味がどのようにドラッグストア業界と結びついたのかを示すことで、深みのある内容になるでしょう。

④展望|入社後に何をしたいか

入社後の展望を伝える際には、具体的な目標や意欲を示すことで、積極性や将来性をアピールできるでしょう。

例えば、「地域のお客様に寄り添い、健康面での相談や商品提案を通じて信頼される存在になりたい」といった目標は、ドラッグストアの役割にマッチします。

また、「専門知識をさらに深め、医薬品や健康食品の分野でお客様の課題解決に貢献したい」など具体的な計画を述べると説得力が増すでしょう。

キャリアの成長について触れるのも効果的です。目標は現実的かつ前向きな姿勢が大切となります。

ドラッグストアへの志望動機例文2つ

志望動機作成のポイントについて確認してきたところで、実際に例文についても見ていきましょう

ここまで紹介したポイントを踏まえた上で作成しているので、着目して読み、志望動機作成に役立ててください。

  1. アルバイト
  2. ゼミ

志望動機例文:アルバイト

アルバイト

私は学生時代にドラッグストアのアルバイトをしており、多様なお客様とのコミュニケーションスキルを磨いてきました。
特に高齢の方々からの質問に対応する経験は、ドラッグストアでの仕事においても大変有益だと考えています。

ある時、高齢のお客様から、商品の使い方についての具体的なアドバイスを求められた際、私は丁寧に説明を行い、彼女の生活のサポートとなることができました。

この経験を通じて、人々の生活を直接サポートする業界に関心を持ち、御社を志望しております。
入社後はこれまでの経験を活かして、特に高齢者のお客様に対する接客を得意とし、店舗の信頼を高める存在となるため、アルバイトにて接客に取り組む日々です。

また、御社を志望する理由として、高齢者向けのサービスの拡充や地域との連携を強化している点が挙げられます。

私は、このような取り組みに共感し、御社の一員として活躍したいと思っています。コミュニケーションスキルやお客様への細やかな配慮を活かし、御社が求める人物像に近づく所存です。

例文の冒頭で学生時代のアルバイト経験と活かせる理由を示し、いかに企業にとって有用な人材であるかを表現しています。

志望動機例文:ゼミ

ゼミ

私が学生時代に参加していたゼミでは、健康に関する消費者の認識や行動についての研究を行いました。この経験を通じて、消費者の健康への関心と、それを支えるドラッグストアの役割の重要性について日々、考えております。

具体的には、あるアンケート調査で、多くの消費者が健康情報をドラッグストアのスタッフから得ていることが明らかとなりました。

それ以降、この業界でのキャリアを志望するようになり、特に御社は消費者に対して健康情報を提供している点、そして「薬が要らない社会へ」というスローガンにも深く共感しております。
入社後は私の学びを活かし、お客様に対して的確な情報提供やアドバイスができるスタッフとして活躍する所存です。

特に、御社が展開している健康教育の取り組みには強く共感しており、そうした活動に携わることで、多くの方々の生活の質を向上させるサポートができると考えています。

私の調査能力や分析力は、御社が求める人物像と合致しており、共に成長していくために、私の全てを懸けて取り組む所存です。

文の冒頭でゼミの経験とドラッグストアへの興味を直接リンクさせつつ、顧客への情報提供やアドバイスのスキルを活かす展望を明示しました。

ドラッグストアの志望動機を作る時の注意点2つ

ドラッグストアの志望動機を作成するにあたっての注意点も忘れずに確認しておきましょう。

希望の企業への就職を叶えるためには、アピールをするのはもちろん、マイナスイメージを与えないことも大切なので、参考にしてください。

  1. 福利厚生を中心とした志望動機
  2. 具体的な経験が書かれていない

①福利厚生を中心とした志望動機

福利厚生は確かに働くにあたって重要です。ブラック企業に就職してしまっては仕事以外ほとんど何もできず、人生の目的を見失ってしまう人も多いでしょう。

しかし採用担当者からすると、「御社はいっぱい休みがあるから志望しました」と言われたら「この人は絶対にやる気が無いだろうな」と感じてしまうでしょう。

そこで、業務への熱意や、企業の理念に共感していることなど、会社に貢献する姿勢を強調することが大切と言えます。

②具体的な経験が書かれていない

「御社の業務にはやりがいがあるので」などの、具体性の無い志望動機もマイナスポイントとなり得ます。

曖昧な志望動機は言語化が苦手な印象を与えてしまいますし、「他の企業でも良いと考えているのだろう」という印象を与えかねません。

具体的にどのような点に魅力を感じ、業務を通してどのようなことを成し遂げるつもりで志望しているのかが一目でわかるような、具体的でわかりやすい志望動機を作成しましょう。

ドラッグストアの志望動機NG例

志望動機NG例

ドラッグストア業界の中で、御社の会社が特に働きやすい環境であると評価されていることは非常に有名で、それが私の主な志望動機です。

特に、福利厚生や休日の取得が非常に柔軟で、ライフワークバランスを重視しており、夏には10連休が確約されているなど、勤務日数が少ない点に惹かれました。
学生時代は忙しく、自分の時間を持てなかったので、これからの生活で休みを大切にしたいと考えております。

それに、知人からもこの企業の待遇の良さについてよく聞いており、私もそうした環境で長く働きたいと考えており、志望いたしました。
入社後は学生時代に学んだマーケティングの能力を活かして活躍したいと考えています。

福利厚生や休日の多さを主な志望理由として挙げてしまっているため、モチベーションが高くない印象を与えます。

また、マーケティング能力がなぜドラッグストアの業務に役立つかも説明しておらず、曖昧な志望動機です。

志望動機のヒントに!ドラッグストア業界の動向もチェック

ドラッグストア業界の動向を把握すると、志望動機に説得力を持たせられます。

本記事では、業界の成長や注目のトピックを解説し、効果的な志望理由を作るヒントを提供します。

  1. プライベートブランド(PB)商品の強化
  2. 市場拡大のための海外進出の増加
  3. M&Aや統合・資本提携の増加

①プライベートブランド(PB)商品の強化

ドラッグストア業界では、プライベートブランド(PB)商品の展開が重要な戦略になっています。

PB商品は、高品質でありながら価格を抑えられる点が特徴です。特に日用品や化粧品・食品など、日常的に利用されるアイテムを中心に各社が独自の企画・開発をしています。

また、エコ素材の採用や健康志向を反映した商品開発が進む中、顧客ニーズに柔軟に応える姿勢が一層求められるでしょう。

②市場拡大のための海外進出の増加

ドラッグストア業界では、国内市場の成熟化に伴い、海外進出を進める企業が増えています。

特にアジア地域では、高い成長率を背景に日本製品への信頼と人気が強く、医薬品や化粧品、健康食品などの需要が拡大しているのが現状です。

海外では現地のニーズに対応した商品展開やサービスが求められるため、企業にとっては柔軟な戦略が必要不可欠でしょう。

業界全体に成長の余地をもたらすとともに、多様なキャリアの可能性があると考えられます。

③M&Aや統合・資本提携の増加

ドラッグストア業界では、M&Aや統合・資本提携が活発化しているのも特徴です。

店舗網の拡大や効率的な経営を目的として行われており、業界の競争が激化する中で重要な戦略となっています。

特に、中小規模のドラッグストアチェーンが大手と提携することで、商品調達力の向上や物流コストの削減が実現されるケースが増加しています。

この動向は、業界全体の効率化や成長を後押しする一方で、新しいビジネスモデルの創出にもつながっており、業界の今後を左右する重要なトピックと言えるでしょう。

ドラッグストア就職に有利な資格4つ

ドラッグストアで働くために必要な資格は特にありませんが、取得しておくことで就職が有利になる資格は大きく分けて4つあります。

それぞれ紹介していくので、気になるものは学習してみてはいかがでしょうか。

また、下記の資格はいずれも日本チェーンドラッグストア協会が認定する民間資格です。

  1. 漢方アドバイザー
  2. ベビーケアアドバイザー
  3. ヘルスケアアドバイザー
  4. ビューティーケアアドバイザー

① 漢方アドバイザー

漢方アドバイザーは漢方の知識を養うにあたって有用です。

主な業務内容は漢方を服用するにあたって効果の良いタイミングや飲み合わせなどの提案で、お客様が漢方を購入する際に的確な提案ができるのがメリットです。

漢方は健康維持はもちろん、ダイエット目的などで服用することも多く、近年では注目されているので、取得すれば多くの企業の目に留まるでしょう。

②ベビーケアアドバイザー

ベビーケアアドバイザーはその名の通り赤ちゃんのケアを行うにあたっての知識やスキルの証明になる資格です。

子育ては不安が伴うものですし、特に初めての育児となると、不安に押しつぶされそうになる母親の方は多いでしょう。

そこでベビーケアアドバイザーを取得しておけば、買い物に来たお母さんに的確なアドバイスをしたり、相談に乗れます。信頼を得られれば、お得意様になってくれる可能性が高いでしょう。

③ヘルスケアアドバイザー

ヘルスケアアドバイザーは身体を健康に保つために食事はもちろん、運動や生活の環境に関する知識を豊富に養うことができ、お客様に総合的な健康アドバイスができる資格です。

ドラッグストアに買い物に来るお客様のほとんどは健康に関心があり、可能な限り身体に良いものを買いたいと考えています。

ヘルスケアアドバイザーの資格を保有しているスタッフが居ると知れば、「あの人に相談に行こう」と通ってくれる可能性も高まり、どの企業も欲しがる人材を目指せるでしょう。

④ビューティーケアアドバイザー

ビューティーケアアドバイザーは美容に関する知識はもちろん、美容器具の使い方や商品の情報について造詣が深いことを証明できる資格です。

ドラッグストアに買い物に来た、より美しくなりたいと考えているお客様に適切に美容に関するアドバイスができるようになるので、あなた目当てで来てくれる人が増えるかもしれません

ビューティーケアアドバイザーを持っているスタッフが常駐しているドラッグストアは多くないので、他の店舗と差別化ができ、売り上げにも貢献できるでしょう。

ドラッグストアの志望動機は具体的な経験を書こう

今回はドラッグストアの志望動機の書き方について紹介してきました。

志望動機は、具体的なエピソードを盛り込むことでぐっと説得力が増すので、あなたがドラッグストアを志望するようになった理由をぜひ盛り込んでみてください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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