映画が好きだからこそ、一度は働いてみたい映画館。業務内容によっては応募が殺到することもあるので、しっかりとアピールできる志望動機を書きたいですよね。
そこで今回は、映画館アルバイトの志望動機を書く際のポイントや注意点を解説しています。また、例文や注意点もまとめているので、応募前に確認してみてください。
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映画館でのアルバイト内容とは?理解を深めて志望動機に活用しよう
アルバイトに応募する際は、あらかじめどんな仕事内容があるのか把握しておきましょう。ここでは、映画館アルバイトのメジャーな仕事内容をまとめています。
詳細は各映画館によって異なるので、参考程度に捉えてくださいね。
①チケット販売
チケット販売窓口では、チケット販売のほかに、電話対応・新規会員の入会手続き・上映時間の案内などが主な業務です。
券売機がメインの映画館では、紙の前売り券や招待券・福利厚生券など券売機では使えないチケットの対応をしています。
大きな映画館を中心に、券売機でのチケット販売が増えてきました。そのため、スタッフが来館者に券売機操作の案内をすることもあります。
販売職はコミュニケーション力が重視されます。詳しい志望動機作成のポイントもこちらの記事で解説していますよ。
②飲食販売
コンセッションとも呼ばれる飲食販売では、ホットドッグをはじめとする軽食やポップコーンなどのスナック・ドリンクの販売をおこないます。
飲食販売ポジションでは調理を担うこともありますが、大抵はマニュアルが用意されているので、未経験でも業務に支障は無いでしょう。
レジ打ちをした人がその場で提供したり、上映開始直前は混雑しやすかったりするため、手際のよさや効率重視の動きが求められます。
③フロア担当
フロア担当は、入場者から半券を取る「もぎり」、またはチケットのチェックがメインの業務です。また、場内アナウンスや上映するシアターへの誘導もおこないます。
上映終了後の館内清掃も、フロア担当の仕事の1つです。ポップコーンが落ちていたり、児童向けの映画後はドリンクがこぼれていたりもあります。
④ストア担当
ストア担当は、主にパンフレットや上映作品の関連グッズを販売します。レジ打ちや商品の補充・管理が主な仕事内容です。
飲食販売やチケット販売と比べると、集中的な混雑は少ないポジションですが、人気作品のグッズは列になることもあります。物販販売の経験者なら即戦力です。
ストア担当を希望している人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。例文や求められる人物像も紹介していますよ!
⑤映写担当
映写担当は、主に映像・音声・機器の調整をおこないます。アルバイトとして募集がかかることは少ない業務です。映画を上映するうえで欠かせない試写テストを、映写担当がおこなっている映画館もあります。
デジタル化が進んでいるため、専門知識が必要なフィルム上映は減っている傾向です。そのため、映写担当業務の需要は減っている可能性もあります。
一方で、ミニシアターや旧作映画を主体としている名画座では、現在でも一部でフィルムが使われていますよ。
映画館アルバイトの志望動機の書き方3ステップ

志望動機を書くときには、以下の3ステップを意識しましょう。
各ステップについて解説しているので、参考にしてみてください。
①結論ファーストで志望理由を書く
志望動機は結論ファーストで書きます。結論・理由・エピソード・結論の順番で伝える方法です。
文章は簡潔にまとめてください。一文が長くなる人は、一文一義を意識するとわかりやすい文章になります。
逆に、短文になってしまう場合は一文60文字程度を目安にすると、ちょうどよい長さになるでしょう。
②志望理由のきっかけとなったエピソードを書く
志望動機に具体的なエピソードを交えると、より「ここで働きたい」という思いが印象づけられます。エピソードは、映画館に関する思い出やその映画館を選んだ決め手となった出来事がおすすめです。
具体的なエピソードも、内容は簡潔にまとめましょう。「この映画館では家族の大切な思い出があります」といったように、エピソードを書く前には内容について軽く触れると結論ファーストの形になります。
③アルバイトとしてどのように活躍できるかを書く
志望動機では、応募した映画館が自分を採用するメリットを伝えます。面接官へのアピールとして、長所や仕事で役立つ強みがぴったりです。
売店・フロア担当など特定の業務が募集されている場合は、その業務で自分はどのように活躍できるのかを書いてくださいね。募集内容はしっかり確認しておきましょう。
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映画館アルバイトの志望動機作成のポイント3つ

志望動機を作成するときには、以下の3つのポイントを押さえましょう。
各ポイントの詳細をまとめているので、チェックしてみてください。
①なぜ映画館で働きたいのか明確にする
さまざまなアルバイトがあるなかで、なぜ映画館を職場として選んだのかを明確にしましょう。明確な理由がないと、採用側は応募者を採用するメリットを感じられません。
「映画が好きだから」だけの志望動機は、印象が薄くなりがちです。好きであることを理由にしたいのであれば、映画に対する譲れない情熱をアピールしましょう。
映画館で働いてどうなりたいのか、何がしたいのかを考えてみると、志望動機につながることが思いつく場合もありますよ。
映画業界に興味がある方は、志望動機を作成する際にこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
②なぜその映画館で働きたいのか明確にする
地域によっては映画館が1つしか無い場合もありますが、なぜその映画館を選んだのかを伝えるようにしましょう。
応募する映画館に関するエピソードがあれば、志望動機にぴったりです。ほかの応募者には無い志望動機になるため、面接官の印象に残りやすくなります。
また、その映画館独自の取り組みや方針があるのか、公式HPや館内をチェックしてみるのもおすすめです。応募する映画館ならではの魅力が発見できますよ。
③アルバイトとして貢献できる自身の強みをアピールする
志望動機では、採用のメリットを伝えるためには自身の長所や強みなどのアピールが不可欠です。自分では見つけられない人は、周囲の人に聞いてみてもよいですね。
別のアルバイトをしたことがある人は、今まで経験したことを思い出してみてください。映画館勤務が未経験でも、役に立つ経験があるかもしれません。
アルバイトそのものが初めてでも、長所だと思う自身の性格・映画への情熱など、アピールできるポイントはたくさん見つけられますよ。
映画館アルバイトの志望動機の例文3選

以下では、志望動機の文章に悩んでいる人向けに3パターンの例文を紹介します。
各例文のポイントを補足しているので、例文とあわせて確認してみてください。
例文①映画好きな人
映画好きな人
私が○○映画館に応募したのは、思い出の場所でもある〇〇映画館に貢献したいからです。
家族で初めて映画を見た場所でもある〇〇映画館は、私にとって特別な存在です。初めて映画を観た時、映画の内容よりも館内の雰囲気に感動し、今でも両親が楽しそうに思い出して話す光景が印象的です。高校生の頃は学割を利用して、毎月〇〇映画館に足を運んでいました。
この経験から、〇〇映画館を誰かとの大切な思い出の場所にし、「また来たい」と思える魅力的な空間にしたいです。応募の動機は、映画が私に与えてくれた感動や興奮を、多くの人と共有し、また新たな思い出を創り出す一翼を担いたいという強い願いに基づいています。
高校生の頃の通い慣れた経験から、館内の配置や流れを熟知しています。これにより、採用直後からお客様をスムーズに案内し、最高の映画体験を提供することができると自信があるため、お客様を楽しませる機会を与えていただければ幸いです。
映画が好きなことは、例文のように軽く触れる程度にしましょう。志望動機で好きな映画を語る必要はありません。
志望動機では、強みをアピールするだけではなく、どんな思いを抱いて働こうとしているのかを示すことも大切です。
例文②飲食店でのアルバイト経験がある人
飲食店でのアルバイト経験がある人
名作を多数上映している○○映画館に応募した理由は、私の大学での映画研究サークルでは過去の名作を通じて○○映画館をよく利用しているからです。
高校時代の3年間、飲食店のホール業務に携わっていました。この経験から得た接客のスキルや広い視野を、○○映画館でのフロア業務に活かしたいと考えています。サークル仲間たちと共有した○○映画館での良い思い出が、私の志望を強化しています。
飲食店では単なるホール業務だけでなく、他の業務にも柔軟に対応していました。これらの経験を通じて培ったオールラウンドなスキルを、○○映画館でも活かし、お客様に最高のエンターテイメントを提供できると自信を持っています。
さらに、○○映画館は私の住居から徒歩圏内にあり、土日祝でも柔軟に出勤できるため、臨機応変に業務に取り組む姿勢を貢献できると考えています。これらの経験と意欲をもって、○○映画館でのアルバイトに貢献したいと思います。
立地が自身の条件にマッチしていたため応募したときでも、例文のように過去の経験や採用後の勤務態度を示すことで、採用するメリットを提示できます。
アルバイト経験がある人は、どんな学びがあったのか、映画館勤務でどのように活かせるのかを明記しましょう。
例文③初めてアルバイトをする人
初めてアルバイトをする人
私は友人からよく「優しい」と言われるこの物腰の柔らかさを活かし、○○映画館でのアルバイトに挑戦したいと考えています。
初めて○○映画館に足を踏み入れたのは、その前に掲示された手描きのポスターに惹かれたからです。そのポスターは、他の映画館にはない独自の魅力を感じさせ、映画館自体が作品の一部であるような印象を与えました。初めて映画をシアターで観た時は、テレビ画面では得られない臨場感に圧倒されました。
また、映画の余韻を優雅に楽しむためのスタッフの接客態度も印象的でした。その丁寧で気配りのある対応が、作品から離れる際の心地よさを与えてくれました。
私は他者と一緒に映画を共有する映画館独自の雰囲気に魅力を感じています。このような空間を通じて、映画館の魅力を多くの人に伝え、共感できる場を提供したいと考えています。これからも優しさを活かし、○○映画館の一員としてお客様に満足いただけるよう努力してまいります。
この例文はアルバイト未経験を想定していますが、未経験であることを志望動機で伝える必要はありません。むしろ、未経験な点は頼りない印象になる可能性があるので、言いすぎないように注意しましょう。
未経験の場合、熱意ややる気を伝えることが重要。志望動機をうまく伝えて通過率を高めたいなら、以下の記事がおすすめですよ。
映画館アルバイトの志望動機を書く際に注意すべき2つのこと

アルバイトの志望動機を考える際には、次の2点に注意してください。
自分のメリットは志望動機にはあまり入れないようにしましょう。採用する側にとってのメリットを考えて、自身をアピールすることが大切です。
①待遇を志望動機にしない
スタッフ割引や福利厚生の充実など、待遇だけの志望動機はNGです。待遇に魅力を感じている様子では、仕事に関心が無いと思われるおそれがあります。
また「忙しくなさそう」も避けましょう。「やる気が無い」「サボりそう」など、ネガティブな印象にしかなりません。
待遇や職場の繁忙期・閑散期の把握はしておくべきですが、それだけが志望動機だと採用されないおそれがあります。本記事の「映画館アルバイトの志望動機作成のポイント3つ」を参考にしてみてくださいね。
②立地の良さを志望動機にしない
立地の良さも、志望動機では触れないほうがよいでしょう。「交通の便が良い」「家から近い」は自分にとってのメリットです。
立地の良さが応募する決め手だった場合、「家(学校)から近いため、週5日出勤できる」「土日祝が出勤でも問題無い」など添えると好印象になります。
話を盛るのもNGですが、本音が許されるわけではありません。映画館が採用するメリットを意識することを忘れないでください。
立地の良さをうまく言い換える方法は、以下の記事からチェックしておきましょう。例文もあるのでそのまま使い回せますよ。
志望動機に加えて対策したい!映画館アルバイトの面接で聞かれることは?
映画館バイトの面接では、志望動機や映画への愛、お客様へのおもてなし精神を的確に伝えることが、合格への近道となるでしょう。
以下に、よく聞かれる質問と回答のポイントを解説します。
①希望職種
映画館バイトの面接では、あなたが希望する業務について質問されることがあります。
映画館には、チケット販売やコンセッション業務、座席案内、清掃などの様々な職種があり、希望する業務を伝える際は、自分の経験や強みを具体的にアピールしましょう。
例えば「コンセッション業務を希望します。カフェでのアルバイト経験があり、フードやドリンクの提供に自信があります」といった回答が効果的です。
自分のスキルと希望する業務を明確に結びつけることで、面接官に熱意と適性をアピールできます。
②好きな映画
また、あなたの映画への興味や知識を確認するため、好きな映画の作品やジャンルについて質問されることもあります。
簡潔かつ具体的に自分の好きな映画について語りましょう。
例えば「ミュージカル系の映画が好きで、特に『〇〇〇(作品名)』に感動しました。音楽と映像が美しく融合しているシーンが印象的でした」という回答がおすすめです。
面接時間は限られているため、長くならないよう注意しながら、映画への愛情が伝わるように心がけてください。
③シフトにどれだけ入れるか
さらに、映画館のアルバイト面接では、シフトの柔軟性も重要なポイントとなります。
どれだけ多くの時間帯で働けるかに注目しており、特に土日祝日や長期休暇は人手が不足しがちなため、これらの時間帯に出勤可能かどうかが採用の大きな分かれ目となります。
学生の場合は、平日の夕方から夜、週末の終日勤務など、具体的な出勤可能時間を明確に伝えるのが欠かせません。
また、試験期間や長期休暇中のシフト調整についても事前に伝えておくと、誠実な印象を与えられます。
④通勤方法・通勤時間
映画館バイトの面接では、通勤方法と通勤時間について具体的に質問されることが多いです。
通勤方法を説明する際は、利用する交通手段、最寄り駅、所要時間などを明確に伝えましょう。
例えば、「自宅から最寄り駅の○○駅まで徒歩10分、映画館最寄り駅の△△駅から徒歩5分で、合計通勤時間は約30分です」というように、詳細な情報を提供するのがポイントです。
公共交通機関の運行状況や、徒歩や自転車での移動可能性なども併せて伝えると、より信頼性の高い回答となるでしょう。
⑤今までのアルバイト経験
また、面接では、これまでのアルバイト経験について詳しく質問されることもあります。
特に接客業の経験がある場合は、その経験をどのように映画館バイトに活かせるかをアピールするチャンスです。
例えば、飲食店でのホール業務経験があれば、「接客スキルや顧客対応の経験を映画館でも活かしたい」と伝えることができるでしょう。
お客様の要望を的確に把握し、迅速かつ丁寧なサービスを提供した経験を共有すると、映画館でも同様のスキルを発揮できるとアピールできます。
⑥バイトを辞めた理由
映画館バイトの面接では、過去のバイト経験について質問される可能性が高く、特に前のバイトを辞めた理由を聞かれることがあります。
その際は、前向きで建設的な回答を心がけ、ネガティブな理由(人間関係のトラブルや仕事への不満)は避け、前向きで理解されやすい理由を選びましょう。
例えば、「学業との両立が難しかった」「家庭の事情でやむを得ず退職した」「新しい経験を求めて職種を変えたかった」などの理由が好印象です。
⑦自己PR
加えて、面接官は、あなたの映画への情熱や接客スキル、チームワークの精神を知りたがっています。
自己PRでは、映画への愛情と接客経験をうまく絡めて、なぜ自分がこの仕事に最適な候補者なのかをしっかり伝えることが大切です。
例えば、「映画を通じてお客様に感動を届けたい」「明るく丁寧な接客を心がけ、来館されるお客様に最高の映画体験を提供したい」といったアピールが効果的でしょう。
さらに、過去の接客経験や映画に関する知識を具体的に話すことで、あなたの熱意や適性をより強調できます。
⑧逆質問
面接の最後に質問の機会が与えられることがあります。
例えば、給与形態や昇給の制度について尋ねたり、シフトの柔軟性や勤務時間の調整が可能かどうかを聞いてみると良いです。
さらに、映画館ならではの業務内容や、繁忙期における勤務状況について質問することで、真剣にこの仕事に向き合っていることを印象付けることができます。
自分がどれだけ学びたいと思っているか、またはどれだけ貢献したいと考えているかを伝えることで、採用担当者に良い印象を与えることができます。
映画アルバイトの志望動機では自分の強みをアピールしよう
映画館アルバイトに応募する際には、自身の長所や業務上で強みになる一面をアピールすると、面接官の印象に残りやすくなります。本記事を参考に、ぜひ自分ならではの志望動機を書いてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。