就活をする中で、学童保育で働きたいと思っていても志望動機に自信がない...と不安になっている人も多いのではないでしょうか?
応募施設の求めることに合っている内容を書くことが重要です。
そこで、本記事では学童の志望動機の書き方やポイントを詳しく解説します。ぜひ、児童指導員を目指す人や面接の予定がある人は参考にしてください。
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学童とは?意外と知らない定義と役割を解説
学童は厚生労働省が管轄しており、正式名称は放課後児童健全育成事業です。
主に保護者が労働によって日中家庭にいない小学生の児童に対して、授業が終わってから小学校の教室や児童館を使って適切な遊びや生活の場を与えています。
学童は、自治体が運営している公立学童と、企業やNPOが運営する民間学童の2種類に分類可能です。
公立学童は学校や児童館の体育館や運動場を使用して、小学校の友達と遊べることがメリットですが、一般的に運営が夜6時までと早いことで、目が行き届かず学習習慣が身につきにくい点がデメリット。
その一方で民間学童は、夜8〜9時まで営業している場合が多く、夕食や送迎のようなサービスもありますが、料金が高くて人気の施設は満席になりやすいです。
このように組織体が違えば抱える社会的な課題も異なるので、志望動機を作成する際には業界理解を深める必要があるでしょう。
学童の志望動機を書く際の3つのポイント

学童の志望動機を書く際にはコツが3つあります。履歴書や面接で伝えるべきポイントを把握しておきましょう。
①なぜ学童で働きたいと思ったかを明記する
志望動機には、学童で働きたい理由が必須です。
理由が「子どもが好き」なだけでは、志望動機として十分ではないので気をつけてくださいね。
子どもと関わる仕事は他にもたくさんあるため、学童を選んだ理由やどのように働きたいか、どうやって子どもたちと関ろうと考えているのか、できる限り具体的に伝えられるように用意しましょう。
仕事を通してキャリアアップの希望を述べることもおすすめです。
②なぜその施設で働きたいと思ったかを明記する
どうしてこの事業所や施設を志望したのか、詳しく述べることが大切です。児童指導員として活躍できる場はたくさんあります。
その中で、ある事業所や施設を選択したことには、何らかの理由が必要になるでしょう。
イメージで話さずに、「この事業所・施設でなければ、実現できないことがある」と伝えられるように、事業所や施設をしっかり調べて、規模や研修で感じたことを書くことで、相手に熱意をアピールしてくださいね。
③学童保育にどのように貢献できるか明記する
学童保育への貢献を具体的に示すためには、あなたならではの専門性や熱意を明確に伝えることが欠かせません。
例えば、子どもたちの学習支援、安全な居場所づくり、多様な体験活動の提供など、自分の強みを活かした具体的な貢献プランを提示しましょう。
「地域の方々と連携した伝統文化体験を通じて、子どもたちの視野を広げる活動を企画・実施したい」と言うと、採用担当者に強い印象を与えられます。
子どもたち一人ひとりの成長をサポートし、どのように施設に貢献できるかを熱意を持って伝え、説得力のある志望動機を意識しましょう。
学童の志望動機の書き方を解説

学童の志望動機を書く際には、構成が大切です。次の3つのステップを意識して、志望動機を作ってみましょう。
①学童を志望する理由を具体的に記入する
まず、学童を志望する理由を書きましょう。
志望動機は「稼ぎたい」のように、採用されるための目的を書く場所ではありません。
「実現したいことがある」「働きやすい職場に入る」と、適切に自分自身を伝えることが大切です。
②志望理由の根拠となるエピソードを記入する
目的を書いたら、次は根拠を述べましょう。
志望動機に似た思考で実際に行動したエピソードがあれば、志望動機に信憑性が出ます。
魅力を感じた理由を伝えることで、説得力を上げられるでしょう。
③採用後に学童でどのように活躍できるかを記入する
最後に、採用後にどう活躍できるかアピールしてくださいね。
あなたの人間性や性格で仕事に向く点やこれまでの人生で努力したことを関連付けて伝えると、良い評価につながるでしょう。
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学童の志望動機作成時の注意点
学童保育の志望動機を作成する際は、伝えたいポイントを押さえた内容が重要です。
ここでは、履歴書や面接で強調すべき注意点を解説し、効果的な志望動機を作成するためのコツをご紹介します。
①給与のことばかり言及しない
まず、志望動機において給与に関する言及は避けるべきです。
子どもたちの成長や教育に対する真の情熱を持っているかを評価しているため、単に「稼ぎたい」では、専門性や使命感の欠如を感じさせてしまいます。
代わりに、子どもたちへの愛情、教育への熱意、個々の子どもの可能性を引き出したいという強い思いを具体的なエピソードや経験を通じて伝えましょう。
学童保育の社会的意義や、子どもの成長をサポートする喜びに焦点を当てることで、あなたの本質的な動機を効果的に示すことができます。
②納得感のある志望動機を意識する
また、志望動機を作成する際は、単に「子どもが好き」という表面的な理由だけでなく、より深い自己理解が欠かせません。
なぜ子どもの成長に貢献したいと思うのか、その根底にある自分の価値観や経験を掘り下げることが大切です。
具体的な経験や、子どもたちと関わる中で感じた思いを率直に表現することで、あなたらしさと熱意が伝わるはずです。
自分自身に問いかけ、本当に大切にしている想いを見つめ直すことで、より説得力のある志望動機を作成できるでしょう。
③自己PRばかりで志望動機がぼやけないようにする
学童の志望動機を書く際、自分の全てのスキルや経験を詰め込みたくなりがちですが、それは逆効果になる可能性があります。
志望動機は、学童保育で働きたい本質的な理由に焦点を当てるべきで、あなたの経験の中から、学童保育の仕事に最も関連する部分を厳選することがポイントです。
子どもとの関わりや、成長をサポートしたいという熱意を明確に伝えることが欠かせません。
自己PRは別途記載し、志望動機では学童保育への情熱と適性を簡潔に示すことが肝心です。
【エピソード別】学童の志望動機の例文3選

続いて、学童の志望動機の例文を、経験別で3つ紹介します。具体例を参考にして、志望動機作成のイメージを作りましょう。
例文①: ボランティア経験
ボランティア経験
私は貴所の児童支援員として、子どもたちに運動する楽しさを伝えながら、常に子どもたちの健やかな健康をサポートしたいと考えております。
現在学童でボランティア活動をしており、保護者の迎えをまっている子どもの中に、寂しさを感じている子が多くいました。この経験から、子どもたちに寄り添いながらサポートできる児童支援員の仕事に深い魅力を感じ、その道に進むことを決意しました。
私は昔からスポーツが好きで、体を動かす楽しさを知りました。体を動かすことで、子どもたちが豊かな成長を遂げることができると考えており、スポーツの楽しさも子どもたちに教えたいと思います。
学童保育のボランティア経験とスポーツで培った体力を活かし、子どもたちが安心して過ごせるように心掛けます。子どもたちが笑顔で健やかに成長するため、体を動かす楽しさを通じてサポートする児童支援員として貴所に貢献いたします。
学童に興味を持ったきっかけがボランティア活動だと分かりやすく、採用後にも体力を活かして活躍してくれそうなイメージを与えます。
例文②: 大学の授業による影響
大学の授業による影響
私は大学の授業で発達障がいに関する知識を深め、その中で感じた子どもたちへのサポートに重要性を感じております。特に、貴所を見学させていただいた際に、職員の方々の細やかで温かいサポートに触れ、発達障がいを抱えた子どもたちが安心して過ごせる環境を垣間見ました。
この経験から、身近な大人の存在が子どもたちにとってどれほど重要かを痛感し、貴所での仕事に興味を抱きました。
また大学では、授業を通じて発達障がいの子どもをサポートするボランティアに参加しております。その中でトラブルが発生した際、子どもに寄り添った対応を学ぶ機会がありました。発達障がいのある子どもたちに寄り添う重要性を理解し、児童発達支援事業所でのキャリアを築くことを決意しました。
私は自身の力を活かし、貴所において子どもたちに合わせた支援を提供することで、発達障がいを抱えた子どもたちが健やかに成長できる環境づくりに貢献したいと考えています。
大学の授業により児童発達支援事業所を知り、この事業所で働きたいと思う熱意ややる気もアピールされています。
例文③: 小学生の頃に学童児童だった影響
小学生の頃に学童児童だった影響
子どもたちが笑顔で安心して過ごせる環境づくりを重視する貴所の教育方針に共感し、私も児童指導員として貢献したいと考えております。
私は小学生の頃学童児童であり、学童での時間が私の小学校生活の一部でした。その際、児童指導員の方々の温かいサポートに助けられ、寂しさを感じずに楽しく過ごせたことが忘れられません。
また、現在所属しているバレーサークルでの活動やアルバイトを通じて、トラブルが生じた際に円滑に解決するスキルを身につけました。子どもたちの心を開くには丁寧なコミュニケーションやサポートが重要だと考えているため、これらの身につけたスキルを活かしたいと思います。
もしも児童指導員として採用されたならば、子どもたちとそのご家族の不安や負担を軽減するお手伝いをしたいと考えています。貴所での児童指導員として、子どもたちが成長する過程を共に歩んでいきたいです。
小学生のときの自分自身の経験が志望理由になっており、信頼性が高い印象を与えるでしょう。
最後に確認!学童への就職・志望動機についてよくある質問
学童保育の仕事に興味があるけれど、志望動機や面接の準備に不安を感じている方も多いはずです。
実際の現場で働く上で知っておくべき疑問や、志望動機作成のポイントを丁寧に解説します。
①学童の面接で聞かれることは?
学童クラブの採用面接では、まず経歴に関する質問として、履歴書の内容や前職を辞めた理由、空白期間の活動などが聞かれます。
次に、労働条件について、施設の理念への理解や給与、長期勤務の意思を確認されるでしょう。
業界経験については、子どもとの関わり経験や子育てに関する知識、具体的な対応能力を問われます。
最後に、やる気や個人的な状況について、志望動機、長所短所、入社後にやりたいことなどを聞かれるでしょう。
②子どもと接する仕事が未経験でも大丈夫?
学童保育は未経験者でも働ける可能性が高い仕事で、専門資格は必須ではなく、子どもが好きで意欲のある方ならチャレンジできます。
また、多くの学童保育施設では、入社後に「放課後保育支援員」などの資格取得をサポートしてるため安心です。
大切なのは、子どもの成長を支援したいという熱意と子どもと向き合う姿勢で、子どもの気持ちに寄り添える方であれば、未経験からでも十分に活躍できる職場といえます。
さらに、研修制度も充実しているので、安心して挑戦できるでしょう。
③学童のアルバイトの経験は活かせる?
学童保育のアルバイト経験は、将来の子ども関連の仕事に大きく貢献できます。
子どもたちとの日常的な関わりを通じて、集団生活のサポート方法、個々の子どもの特性への対応、コミュニケーション能力など、実践的なスキルを身につけられるでしょう。
また、2年以上勤務すれば、放課後児童支援員の資格受験条件をクリアできるメリットもあり、キャリア形成に直接つながります。
学童への理解を深めて志望動機を完成させよう
今回は学童の志望動機を書く際のポイントや例文を紹介しました。
業界理解を深めるとともに、事前準備をしっかり行い、あなたの考えをまとめておきましょう。本記事を参考にして、魅力的な志望動機を準備してくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。