「自己PR動画って、どうすれば好印象になるの?そもそもどうやって撮影すれば……」と悩んでいる方も多いでしょう。
就活はエントリーシートの提出が一般的ではありますが、最近自己PR動画の提出を求める企業も増えています。
この記事では、自己PR動画の事前準備や撮影の仕方、上手く撮るコツまで丁寧に解説していきます。撮影前、提出前のチェックリストも載せているので、ぜひ最後までご覧ください。
企業が自己PRを1分の動画で求める理由を解説
就活中に「自己PR動画を1分で提出してください」と言われて戸惑う学生は多いでしょう。文字ではなく動画で、たった1分で自分を伝えるのは難しく感じて当然です。
しかし、企業があえて動画を求めるのには明確な理由があります。
このパートでは、企業が「なぜ動画で」「なぜ1分で」自己PRを求めるのか、その背景を説明します。理由を知っておくことで、自己PR動画を作る際に意識すべきポイントも自然と見えてくるはずです。
- 文面では伝わらない雰囲気や人柄を確認したい
- 選考時間を短縮し、効率的に判断したい
- 志望度がどのくらいか見極めたい
① 文面では伝わらない雰囲気や人柄を確認したい
企業が1分の自己PR動画で見ているのは、スキルや経験だけではありません。動画を通して伝わる表情や声のトーン、話し方など、非言語の要素から人柄や雰囲気を読み取ろうとしているのです。
たとえば、同じ内容を話していても、笑顔で明るく話す人と淡々と話す人では印象がまったく異なります。これは文章や短い面接時間では伝えにくい部分といえるでしょう。
そのため、自己PR動画では「何を話すか」だけでなく、「どう話すか」にも注意を払う必要があります。表情や姿勢、声の調子を意識することで、より魅力的な印象を残せるでしょう。
② 選考時間を短縮し、効率的に判断したい
就活シーズンになると、企業には毎年数百件から数千件ものエントリーが届きます。その中で一人ひとりの熱意や適性を見極めるのは容易ではありません。
そこで活用されているのが、1分の自己PR動画です。短時間で応募者の印象や伝え方の工夫を把握できるため、企業側にとっては非常に効率的です。
また、この「1分」という制限には、情報をまとめる力や表現力をチェックするという意図も含まれています。
インターン選考などでもよく使われる手法であり、就活生にとっても自分を簡潔に伝える練習になるでしょう。
③ 志望度がどのくらいか見極めたい
企業が自己PR動画から見ているのは、話の内容や構成だけではありません。そこに込められた熱意や志望する気持ちがどれほど伝わってくるかも大きなポイントです。
準備の丁寧さや、話す姿勢に込められた思いは、自然と動画に表れます。テンプレートに沿った話し方ではなく、自分の言葉で語ることが、本気度を伝えるうえで効果的でしょう。
特にインターンや新卒採用ではスキルに大差が出にくいため、志望度の高さが評価されることも多いです。1分という短い時間だからこそ、自分の思いをしっかり届ける工夫が大切です。
1分の自己PR動画に必要な構成と時間配分
1分という短い時間で自己PRをするには、話す内容を事前に整理しておくことが大切です。構成を決めずに話し始めてしまうと、伝えたい内容がまとまらず、印象に残らない動画になるおそれがあります。
そこでこの章では、1分動画の理想的な構成と時間配分を紹介します。動画の流れを理解することで、自信を持って撮影に臨めるようになるでしょう。
- 1分動画の基本構成と理想の時間配分
- 始めの挨拶・自己紹介(5秒)
- 自分の強みの提示(5秒)
- 根拠となるエピソードを述べる(40秒)
- 終わりの挨拶・面接への意気込み(10秒)
① 1分動画の基本構成と理想の時間配分
1分間という制限の中で自己PRを行うには、話す順序と各パートにかける時間を明確に決めておくことが重要です。
冒頭5秒で自己紹介と挨拶、次の5秒で自分の強みを伝え、続く40秒でその根拠となるエピソードを語ります。
そして最後の10秒で、面接への意気込みや締めの言葉を添えると、伝わりやすく印象に残る構成になりますよ。
あらかじめ構成を意識しておくことで、聞き手にとっても理解しやすい動画になるでしょう。
② 始めの挨拶・自己紹介(5秒)
動画の冒頭では、視聴者に好印象を与えるために、明るく丁寧な挨拶と簡潔な自己紹介をしてください。
たった5秒でも、はきはきとした話し方や笑顔を意識することで、第一印象を良くすることができます。
また、カメラを見る視線や話すスピードにも気を配りましょう。このパートの印象が、動画全体の評価に大きく影響する場合もあるため、丁寧に話すことが大切です。
③ 自分の強みの提示(5秒)
自己紹介のあとには、自分の強みを一言で伝えます。
この場面では、「私は〇〇が強みです」と端的に伝える形が効果的です。抽象的な表現を避けて、覚えやすく具体的な言葉を選ぶと、聞き手の印象にも残りやすくなります。
また、面接官が「もっと聞きたい」と感じるような、魅力的な強みの伝え方を意識すると良いでしょう。ただ強みを伝えるのではなく、言い換え表現なども活用することで差別化もできますよ。
④ 根拠となるエピソードを述べる(40秒)
提示した強みを裏付けるために、自身の経験をエピソードとして紹介します。
40秒という限られた時間の中で伝えるためには、内容を整理し、簡潔にまとめることが重要です。時系列に沿って話すと、聞き手が状況を理解しやすくなるので、撮影前に軽くまとめておきましょう。
さらに、自分の行動とその成果が明確に伝わるように意識することが大切です。
⑤ 終わりの挨拶・面接への意気込み(10秒)
最後の10秒は、動画を締めくくる大切な場面です。「ご視聴ありがとうございました。面接でお話しできるのを楽しみにしています」といった一言で、丁寧で前向きな印象を残しましょう。
締めの言葉には、落ち着いた話し方と誠実さを込めることが大切です。動画全体の印象を左右する部分でもあるため、挨拶の文言をしっかりと準備しておき、自然さが出せるように練習してくださいね。
1分の自己PR動画作成で必須の事前準備

動画作成の前にしておくべき事前準備についても確認しておきましょう。
この点を把握せずいきなり動画作成を始めてしまうと、クオリティが落ちたりかえって手間がかかったりしてしまいます。
①アピール内容をまとめた原稿の作成
まずは、1分動画の原稿を作成しましょう。重要なのは内容の簡潔さと明確さです。
PREP法を活用し、まず結論となる自分の強みを端的に示し、その根拠となるエピソードを具体的に説明する構成が理想です。
分量は300〜400字程度に収めることを意識し、アピールポイントは1つに絞ることが肝心です。
自分の言葉で自然に語れるよう、暗記ではなくガイドライン的に原稿を作成すると動画作成でもスムーズです。企業に自分の魅力と可能性を簡潔かつ説得力を持って伝えられるような原稿を作成しましょう。
②撮影場所を決める
撮影場所選びは、動画にプロフェッショナルな印象を与える上で非常に重要です。背景は整理され、シンプルで落ち着いた空間を選ぶことが求められます。
撮影場所選びでは、明るさ・音響・プライバシーの3点に特に注意を払うと、適切な場所が見つかりやすいです。自然光が入る窓際や、静かな部屋、カメラに別の何かが映り込まないシンプルな背景を選びましょう。
また、スマートフォンやパソコンのカメラで撮影する場合は、背景に動きのあるものを避け、あなたの顔と上半身が明確に映るよう配置することが大切です。
③撮影のための機材やツールを用意する
1分の自己PR動画を撮影するための機材準備は、基本的にはスマートフォンだけで十分です。スマホの高画質ビデオ機能を活用し、三脚やスマホスタンドで固定すれば問題なく動画を撮影できます。
ビデオカメラ(スマホ)は必須アイテムとし、追加で三脚、スマホスタンド、自撮り用ライトを用意すると良いでしょう。より高品質な動画撮影が可能になります。
特に、顔色を良く見せたい場合は、照明器具が有効です。機材選びのポイントは、安定性と明るさを確保することです。
好印象を与える1分の自己PR動画の表情・話し方・声の出し方まで徹底解説
自己PR動画では「何を話すか」ばかりに意識が向きがちですが、実は「どのように伝えるか」も印象を大きく左右します。内容が良くても、無表情だったり聞き取りにくかったりすると、評価が下がる可能性があるのです。
この章では、表情や話し方、声の出し方といった非言語的な要素に着目し、動画全体の完成度を高めるポイントを紹介します。印象面で損をしないよう、事前に意識しておきたい3つの視点を押さえましょう。
- 【表情】第一印象を決める表情と目線のポイント
- 【話し方】伝わりやすい話し方と声のトーンとは?
- 【声の出し方】抑揚や間の取り方で印象に残すテクニック
①【表情】第一印象を決める表情と目線のポイント
1分間の自己PR動画では、内容より先に見られる「表情」や「目線」が第一印象を左右します。特に最初の数秒の印象が、その後の内容の伝わり方にも影響するため、注意が必要です。
表情は笑顔を意識しすぎず、口角を軽く上げる程度が自然で好印象です。目線はカメラレンズに向けることで、視聴者に誠実な印象を与えることができます。
目が泳がないよう意識するだけでも、信頼感や安心感を与えやすくなりますよ。
②【話し方】伝わりやすい話し方と声のトーンとは?
伝わりやすさを意識するには、ややゆっくりめのペースで、語尾をしっかり言い切ることが大切です。
「早口」「小声」「単調」といった話し方では、聞き手に不安を与えてしまうかもしれません。話す内容以上に、話し方の印象が伝わり方に影響することがあります。
声のトーンは明るく、やや高めを意識することで、前向きな印象になるでしょう。話し方を整えるだけで、動画全体の印象がぐっと良くなりますよ。
③【声の出し方】抑揚や間の取り方で印象に残すテクニック
一定のトーンで話し続けると、内容が頭に入りづらく、印象にも残りにくくなります。なので、話の要所では声に抑揚をつけたり、少し間を取ったりすることで、重要なポイントを際立たせましょう。
聞き手の集中を引きつけるには、テンポを工夫し、変化を持たせることも効果的です。わずかな工夫で、内容の伝わり方も印象も大きく変わるので、何度か動画撮影を繰り返して研究してみましょう。
撮影環境を整えよう!自己PR動画の映像・音声のポイント
自己PR動画の印象は、話す内容だけでなく、映像や音声のクオリティにも大きく影響します。
雑音が入っていたり、暗くて表情が見えにくかったりすると、せっかくの内容が正しく伝わらず、マイナス評価につながるおそれがあります。
特に動画が選考の一部となっている場合、こうした細かな差が合否を左右することもあります。この章では、自己PR動画の完成度を高めるために意識すべき「撮影環境づくりの3つのポイント」を紹介します。
- 雑音が入らない場所で撮影する
- 必要な撮影機材を用意する
- 画面外で時間を確認できるようにする
①雑音が入らない場所で撮影する
自己PR動画では、話の内容がしっかりと伝わることが何よりも大切です。
しかし、周囲の音が入り込んでしまうと、聞き手の集中が途切れ、印象が悪くなる可能性があります。特に自宅での撮影では、生活音や外の騒音が思わぬ形で入ってしまうこともあるため注意が必要です。
静かな部屋を選び扉や窓を閉めておく、通知音をオフにするなど事前の準備が重要でしょう。音声がクリアなだけで、動画全体の印象は格段に良くなります。
②必要な撮影機材を用意する
スマートフォンだけでも撮影は可能ですが、ちょっとした機材を加えることで、仕上がりの印象は大きく変わります。
たとえば、スマホスタンドを使えば安定した映像が撮れますし、照明を使えば顔全体が明るくなり、より好印象を与えられるでしょう。
また、外部マイクを使えば音声がクリアに伝わり、内容の理解度も向上します。高価な機材は不要ですが、最低限の工夫をすることで、動画の完成度は一段と高まりますよ。
③画面外で時間を確認できるようにする
1分という限られた時間内で話し終えるには、リアルタイムで時間を意識しながら話す必要があります。
途中で時間が足りなくなったり、逆に余ったりすると、伝えたい内容に偏りが出るかもしれません。そのため、タイマーを画面外に設置する、原稿に目安の時間を書き込むなど、時間管理の工夫をしておくと安心です。
目線が大きく動かないよう配慮しつつ、自然な形で時間配分を意識できる環境を整えることがポイントとなります。
他の就活生と差をつける!1分の自己PR動画の差別化テクニック
1分間の自己PR動画では、多くの学生が似たような構成や内容になりがちです。
その中で評価を得るためには、何を話すかだけでなく、「どう伝えるか」や「印象に残る工夫」が重要になります。短時間の中で自分らしさを表現するには、話し方や見せ方を工夫することが効果的です。
この章では、他の就活生と差をつけるための4つのテクニックを紹介します。すぐに実践できる内容ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
- 面接官に語りかけるように話す
- 始めと終わりでは必ず挨拶をする
- 特に冒頭に注力して話す
- 自分らしい服装や小道具を使用する
①面接官に語りかけるように話す
自己PR動画は録画形式だからこそ、画面の向こうにいる面接官を意識して話すことが大切です。
単なる原稿の読み上げでは、伝えたい熱意や想いが届きにくくなります。カメラに向かって話しかける意識を持つことで、一体感が生まれ、聞き手に親しみを感じてもらいやすくなるでしょう。
視線や口調、表情にも気を配りながら、丁寧に語りかけることを意識してください。
②始めと終わりでは必ず挨拶をする
動画の最初と最後には、簡潔かつ丁寧な挨拶を入れましょう。
たとえば、「○○大学の○○です。本日はよろしくお願いいたします」や、「ご視聴ありがとうございました」などの一言があるだけで、礼儀正しく誠実な印象を与えることができます。
挨拶を忘れてしまうと、せっかくの自己PRが淡白な印象で終わってしまうこともあるため、なるべく入れるようにしましょう。
③特に冒頭に注力して話す
視聴者の集中がもっとも高まるのは、動画の冒頭です。
最初の数秒でどれだけ興味を引けるかが、その後の印象を左右します。「私は○○が強みです」といった結論から始めると、話の方向性が明確になり、聞き手も内容を受け取りやすくなるでしょう。
どんなに内容が良くても、出だしで印象が薄れると効果は半減してしまいます。冒頭の表現には、特に力を入れることを心がけてください。
④自分らしい服装や小道具を使用する
他の就活生との差別化を図るには、見た目の印象づくりも欠かせません。
たとえば、自分の雰囲気や志望職種に合った服装を選んだり、自然な範囲で小道具を使ったりすることで、個性を表現できます。ただし、やりすぎには注意が必要です。
あくまで清潔感やTPOを守ったうえで、「自分らしさ」をさりげなく取り入れることがポイントです。
1分の自己PR動画がうまくまとまらないときの対処法
1分という限られた時間で自己PRを収めるのは、想像以上に難しいものです。
話している途中で時間をオーバーしてしまったり、逆に内容が薄くなったりすることもあります。また、緊張や話し方のクセによって、本来の魅力を十分に伝えられないケースも少なくありません。
ここでは、自己PRが1分にうまくまとまらないときに役立つ3つの対処法を紹介します。事前に知っておくことで、動画の完成度が格段に高まるでしょう。
- 「えー」「あのー」などの言葉を避ける
- 撮影前に音読して練習する
- 原稿を50秒ほどで作成する
①「えー」「あのー」などの言葉を避ける
自己PR動画では、無意識に使ってしまう「えー」「あのー」といったつなぎ言葉が1分を超過してしまう原因になります。
また、これらの言葉が多いと、話のテンポが乱れたり、内容に自信がないように見えたりする可能性があるので注意が必要です。言葉をつなぐ際は、あえて間を取るなど別の対策を取りましょう。
最初は意識的でも構いませんので、こうした癖を少しずつ減らすことが1分で動画を収めることにつながりますよ。
②撮影前に音読して練習する
原稿が完成したら、すぐに撮影せず、何度か声に出して読んでみることが大切です。
音読することで、言いにくい言い回しやテンポのズレに気づくことができ、より自然な話し方につながります。自然に話せるようになることで結果的に1分以内で台本を話し切ることにもつながるでしょう。
また、声のトーンや間の取り方、目線や表情の練習にもなり、本番での安心感が生まれます。動画全体の印象を良くするためには、スムーズに話せるようになるまで練習しておくことが大切です。
③原稿を50秒ほどで作成する
1分ぴったりの原稿を用意すると、実際の撮影ではオーバーしてしまうことがよくあります。
緊張や言いよどみなどを考慮すると、原稿は50秒程度で作っておくのが安全です。とくに挨拶や締めの言葉を加える場合は、さらに時間に余裕を持たせましょう。
時間内で話し切れることは、準備力や時間管理能力を示す点でも好印象につながります。あえて「少し短め」が、成功へのコツですよ。
実例をチェック!1分の自己PR動画の例文と解説
ここまでの内容を踏まえて、実際に自己PR動画の例を一緒に見ていきましょう。
自己PR動画の例文
初めまして!この度は貴重なお時間いただきましてありがとうございます!
○○大学○○学部○○学科 ○○と申します。よろしくお願いいたします!
早速ですが自己PRを始めさせていただきます。
私の強みは組織の雰囲気を向上させつつ、統率することです。
私は現在大学でフットサルサークルの部長を務めており、サークルは総勢で60名ほど所属しております。
突然にはなりますが、サークル活動の参加率は低い印象がありませんか?
私もサークルに熱心に参加する方ではありませんでした。
しかし、部長を任されたタイミングで「どうせ開催するなら人数が多いほうが1人当たりのコストが下がるし、何より楽しい!」と考えるようになりました。
そこで実際にフットサルをやっている状況を動画にとって、他のメンバーに共有いたしました。
実際の雰囲気を知れたことで動画を共有してから、5名ほどの参加から25名まで増加し、会場の関係で人数制限をもうけるまでになりました。
仕事はチームプレイが基本ですが、そのチームにまとまりがない状況は多くあると考えております。その際はサークル活動と同様、周りを巻き込んで組織のパフォーマンスを向上させます。
この私の強みをチームプレイを特に大切になさっている御社でなら、活かせると考え志望しております!
この度は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました!
御社の成長のため誠心誠意業務に励みますので、一度面接の機会をいただけますと幸いです。
ポイントは採用担当者を飽きさせない事です。アピールする際には問題提起をしてからの方がより説得力が増します。
またデータや数字などの情報は自己PRの内容の根拠になるので、しっかりと内容に含めましょう。
しかし、自己PRを1分で動画でまとめるとなると、皆さんも感じているようにかなり難易度が高めです。しっかりと内容を作りこまなければとても魅力的な自己PRにはなりません。
そこでカリクルでは、自己PRを簡単にかつ、素早く作成できる「自己PRチャットGPT活用ツール」をプレゼントしています。
GPT活用ツールでは「自己PR・強み・ガクチカ」の3パターンで簡単に自己PRが作成できるので、多方面から自身の自己PRをブラッシュアップすることができます。
今話題のGPTを効率的に活用して、最強の自己PRを生み出しましょう!
撮影前に確認!自己PR動画のチェックリスト
自己PR動画の仕上がりは、映像や音声、身だしなみなど細部まで意識することで完成度が大きく変わります。「撮ったつもりでも、見返すと問題点があった」ということは珍しくありません。
ここでは、撮影前にチェックしておきたい8つのポイントを紹介します。事前に確認することで、安心して本番に臨めるはずです。
- 話す内容は整理できているか?
- 撮影環境は適切か?
- 服装や身だしなみは清潔感があるか?
- カメラのアングルと構図は適切か?
- 話し方や声のトーンは聞き取りやすいか?
- ジェスチャーや姿勢は自然か?
- 1分以内に収まっているか?
- 撮影後の映像を確認し、問題点がないか?
①話す内容は整理できているか?(構成・時間配分の確認)
動画の印象は、話の構成が明確かどうかで大きく変わります。
伝えたいことが定まっていないと、話にまとまりがなくなり、印象に残りづらくなります。撮影前に「結論→根拠→エピソード→意気込み」といった流れで整理し、1分に収まるかもチェックしましょう。
時間の余裕があると、落ち着いて話すことができます。
②撮影環境は適切か?(明るさ・背景・音質・雑音チェック)
映像が暗かったり、雑音が入っていたりすると、どれだけ内容が良くても伝わりにくくなります。
自然光やライトで顔を明るく見せ、背景はシンプルで清潔なものを選びましょう。スマホの位置やマイクの音質も、事前に確認しておくと安心です。
視覚と聴覚の両面から、快適に視聴できる環境を整えてくださいね。
③服装や身だしなみは清潔感があるか?(スーツor私服・髪型・表情)
第一印象は数秒で決まると言われます。
スーツか私服かは業界や企業によって異なりますが、いずれも清潔感が伝わる服装を心がけてください。
髪型や表情も忘れずチェックをし、硬すぎず、自然な笑顔で話せると印象が良くなります。
④カメラのアングルと構図は適切か?(目線の高さ・フレーム調整)
カメラは目線と同じ高さにセットし、顔が画面の中心に収まるように調整しましょう。
上からや下からの角度は不自然な印象を与えることがあります。背景とのバランスも確認し、違和感のない構図を意識してください。
安定感のある映像が、話の内容を引き立てます。
⑤話し方や声のトーンは聞き取りやすいか?(抑揚・スピード・滑舌)
緊張で早口になると、せっかくの内容が伝わらなくなってしまいます。
少しゆっくりと話す意識を持ち、抑揚をつけて感情を込めましょう。滑舌が気になる場合は、軽く口を動かしてから撮影に入るとスムーズに話しやすくなります。
⑥ジェスチャーや姿勢は自然か?(過度な動きや不自然な動作を避ける)
適度なジェスチャーは表現を豊かにしますが、動きが大きすぎると逆効果です。
自然な手の動きで、言葉の補助になる程度にとどめましょう。また、背筋を伸ばし、姿勢を正すことで誠実な印象も与えられます。
自信をもって話す姿勢が評価につながりますよ。
⑦1分以内に収まっているか?(実際に計測し、オーバーしていないか)
自己判断ではなく、必ずストップウォッチで時間を計って確認しましょう。
緊張や言い回しによって時間が伸びることもあります。50秒程度で話し終える構成にしておくと、余裕を持って話せて安心です。
⑧撮影後の映像を確認し、問題点がないか?(録画を見返して修正点をチェック)
撮影が終わったら、そのまま提出せずに一度見返してください。
そうすることで、声の大きさや話し方、表情など、自分では気づかなかった点が見えてきます。気になる箇所があれば、撮り直しをためらわず、納得できる仕上がりにしましょう。
自己PR動画を提出する際のチェックリスト
せっかく内容の良い動画が完成しても、提出方法に不備があると、それだけで選考対象外になってしまうことがあります。形式の違いやアップロードのミスなど、動画以外の要素で評価を下げてしまうのは避けたいところです。
ここでは、自己PR動画を提出する前に確認すべき7つのポイントを紹介します。事前にチェックしておくことで、安心して提出でき、予期せぬトラブルも防げるでしょう。
- 指定された形式・ファイルサイズを確認する
- ファイル名は企業の指示に従って設定する
- アップロード方法を事前に確認する
- 動画の長さが1分以内に収まっているか確認する
- 音声・画質が適切か最終チェックをする
- 期限内に提出し、アップロード後の動作確認を行う
- 提出後に企業からの指示がないかメールを確認する
①指定された形式・ファイルサイズを確認する
企業から指定された動画の形式(MP4やMOVなど)や容量の上限を確認しておきましょう。
形式が異なると再生できなかったり、容量が大きすぎてアップロードに失敗することもあります。提出前には必ず、企業からの案内やマイページ上の指定内容を確認するようにしてください。
②ファイル名は企業の指示に従って設定する
ファイル名は意外と見落とされがちですが、採用担当者がファイルを管理する際に重要な情報です。
「氏名_自己PR動画」といった指定がある場合は、必ずその通りに設定しましょう。形式に従っていないと、提出済みであっても確認されない可能性があります。
③アップロード方法を事前に確認する
提出方法は企業によって異なります。マイページの専用フォームを使うケースもあれば、GoogleドライブやDropboxなどクラウド経由で提出する場合もあるので確認が必要です。
指定された提出方法に従っていなければ、提出されたと認識されないおそれがあります。提出先のURLや手順を必ず事前に確認しておきましょう。
④動画の長さが1分以内に収まっているか確認する
「1分以内に収めること」というルールがある場合、それを超えてしまうと減点や失格の対象になることもあります。
録画した動画の再生時間をパソコンやスマートフォンで確認し、1分を超えていないかをチェックしてください。編集後に長くなっているケースもあるため、再確認が必要です。
⑤音声・画質が適切か最終チェックをする
録画後にアップロードした動画は、再生環境によって音量が小さくなったり、画質が荒くなることがあります。
提出前に動画を再生し、「聞き取りにくくないか」「映像が乱れていないか」を最終確認しましょう。音と映像の両方がクリアであれば、伝えたい内容もしっかり届きます。
⑥期限内に提出し、アップロード後の動作確認を行う
提出期限に遅れると、内容に関係なく選考対象外となるリスクがあります。
早めの提出を心がけ、アップロード後は「正常に再生されるか」「提出済みの表示が出ているか」を必ず確認してください。
クラウド提出の場合は、リンク切れやアクセス権の設定も要チェックです。
⑦提出後に企業からの指示がないかメールを確認する
動画を提出して終わりではなく、その後の連絡にも注意が必要です。
企業から追加の案内や再提出の指示が届くこともあります。提出後数日は、こまめにメールやマイページの通知を確認し、見落としがないようにしましょう。
自己PR動画のQ&A|よくある質問と回答
自己PR動画を撮影・提出する際、多くの就活生が似たような疑問を抱きます。
たとえば「編集はしてもいいの?」「服装はスーツ?私服?」「1分を超えたらどうすればいいのか?」など、細かい部分で不安を感じたことがあるのではないでしょうか。
この章では、よくある質問を取り上げ、実践的な判断基準と対応策を分かりやすく解説します。
- 自己PR動画は編集してもいいの?
- スーツと私服、どちらが適切?
- 1分を超えてしまった場合、どうすればいい?
①自己PR動画は編集してもいいの?
基本的に、軽微な編集は問題ありません。冒頭や最後の無音部分をカットしたり、音量を調整する程度であれば、多くの企業が許容しています。
ただし、派手なエフェクトの追加や、印象を操作するような編集は避けた方が良いでしょう。
一部の企業では「編集は不可」と明記されている場合もあるため、必ず募集要項やマイページの記載を確認してください。
判断が難しい場合は、直接問い合わせるのが確実です。編集の目的は伝えやすさの向上であって、印象操作ではないことを意識して行うことが大切です。
②スーツと私服、どちらが適切?
服装に明確な指定がない場合は、基本的にスーツが無難です。特に金融・インフラ・大手企業など、フォーマルな印象が重視される業界ではスーツを選ぶことで誠実さが伝わります。
一方、ベンチャー企業やクリエイティブ系の企業では、私服が許容されている場合もあります。その場合でも、清潔感のある装いを心がけることが重要です。
迷ったときは、企業の採用ページや過去の内定者情報を参考にするとよいでしょう。判断に迷った場合は、企業に直接問い合わせるのもおすすめです。
③1分を超えてしまった場合、どうすればいい?
「1分以内に収めてください」と明記されている場合、1秒の超過でもルール違反と見なされる可能性があります。提出前に動画の再生時間を確認し、確実に1分以内に収まっているかをチェックしましょう。
もし撮影した動画が1分を少し超えてしまった場合は、言い回しや構成を見直して、必要に応じて再撮影を検討してください。
冗長な表現や前置きをカットするだけでも大きく時間を短縮できます。最初から50〜55秒程度を意識して構成しておくと、安心して撮影できます。
1分の自己PR動画のコツを理解して好印象を目指そう!
自己PR動画は、簡潔で分かりやすいことが重要です。
1分という制限時間は、制限がある中でどれぐらいのパフォーマンスができる人材なのかを見極める側面もあります。
事前に話す内容をまとめて練習を積み重ねましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。