就活はどれくらいの髪色なら大丈夫なのか疑問に思っている人も多いでしょう。大前提、どのような業種においても、清潔感があり良い印象を与えてくれるのは黒髪です。
ただし、黒髪は重いから少し明るめの8トーンくらいにしたいと考える人も少なくないでしょう。そこで今回は、就活の髪色は8トーンでも大丈夫なのか、職種別で詳しく解説します。
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【好印象を与える】就活にふさわしい髪色とは?
髪色は、就活において印象を左右する身だしなみのひとつです。色や明るさによっては、第一印象が悪くなってしまう可能性もあります。ここでは、就活にふさわしい髪色について2つのポイントを解説します。
- 清潔感のある黒色がおすすめ
- 明るすぎない茶髪でもOK
①清潔感のある黒色がおすすめ
最も清潔感のある髪色は、男女とも黒色です。志望している業界によっては、髪色は自由なところもありますが、地毛に近い色が一般的なマナーとされています。
日本人は基本的に黒髪が多いため、黒であれば「染めているからいい印象を持たない」といったことにはなりません。したがって、当たり障りのない黒色は好印象を与えるといって良いでしょう。
また、就活ではリクルートスタイルで臨むことが多く、全体的にも黒と白のコーディネートです。そのため、黒髪であれば統一感や清潔感も出やすくなりますね。
②明るすぎない茶髪でもOK
一番おすすめの髪色は黒ですが、明るすぎない茶色でも問題ないでしょう。
茶色の中でもダークブラウンであれば、黒色とは違って少しだけ華やかさを与えることもできます。
真面目で堅苦しいイメージになりたくない人は元気な印象を与える茶髪もおすすめです。
ちなみに、ダークブラウンの明るさは、黒に近い茶色なので、面接でパッとみてもあまり目立ちません。よく観察すれば茶色が分かるくらいなので、悪い意味で目につく心配はほとんどないでしょう。
就活用の髪色は8トーンだと明るすぎる場合が多い

就活の髪色で良い印象を与えやすいのは7トーンの髪といえます。トーンとは髪の明るさを表す数値のことです。髪色の明るさは判断が難しく人の感じ方も異なるため、トーンの数字を目安にすると良いでしょう。
【髪色の指標:トーンレベル】
- 1〜3 :青みがかった黒
- 4〜6 :自然な黒
- 7〜10 :暗めの茶
- 11〜14 :明るめの茶
- 15〜20:金髪
一般的な目安として4〜6トーンは黒髪、15トーンより上だと明るい金髪を表します。
8トーンになれば明るすぎる印象となるため注意が必要です。8トーンは少し明るい印象ですが、アパレル関係の就職では大丈夫な場合もありますよ。
ただし、一般的な企業においては、違和感なく受け入れられる髪色は7トーンまでと覚えておいてください。肌の色とも馴染みやすく清潔感が出る髪色のため、悪い印象を与えることはないでしょう。
【職種別】就活の髪色トーンを解説

就活の髪色は、職業によって面接官の受け止め方にも変化があります。ただし、どこの企業でも身だしなみのひとつとして評価されるものです。
ここでは、職種別で髪のトーンについて1つずつ解説します。志望する企業がどこに当てはまるか確認してみてください。
- 一般企業
- 金融・公務員・医療系
- アパレル・美容業界
①一般企業
一般企業においては、髪色は7トーンが基本とされています。7トーンであれば、黒髪に近い暗さがあり、染めているのが目立たないからです。
ただし、集団面接やインターンなどで、周りが黒髪であれば目立ってしまう可能性は十分にあります。そのため、良い印象を与えたいと考えている場合には、染めずに地毛や黒髪での面接がおすすめです。
また、明るい髪色で面接のために染めた場合には、時間が経てば経つほどどんどん明るくなってしまいます。その点も踏まえて、最初から6トーンで染めておくのも対策のひとつです。
②金融・公務員・医療系
金融や公務員、医療系の面接では、6トーン前後がマナーとされています。このような業種では、髪色にはとくに厳しく黒髪が絶対条件のところが多いでしょう。
明るい髪色では、良い評価はされないと思っていても間違いありません。
これらの業種ではどちらかというと会社内ではなく、会社外での印象が悪くなる髪色はNGと考えることが多いといえます。
お客様や患者さんと接することが主な仕事のため、誠実で信頼できるイメージを持ってもらうことが非常に重要だからです。
社員一人の髪色で会社全体のイメージが悪くなってしまうことも少なくありません。このような背景から、金融や公務員、医療系の就職を志望する際は、黒髪にしておくべきでしょう。
③アパレル・美容業界
アパレルや美容業界では、少し明るめの8トーンであっても大丈夫な場合が多いといえます。流行を重要視する業種であるため、多少の明るさは許容範囲としていることが多いでしょう。
ただし、ピンクや青といった面接における常識をあまりにも外れた髪色は、悪い印象を与えてしまいます。いくらアパレルや美容業界であっても、面接の場では派手な髪色は控えてください。
また、これらの業種でもブランドイメージといった企業の方針によっては、明るい髪色にしてはいけないところもあります。面接の前には、企業研究もしっかりとしておくことが重要です。
どのタイミングで髪を染めるべき?

髪が明るめの人は、就活に向けて髪を染めておきましょう。タイミングとしておすすめなのは、本格的に就活をする前です。証明写真をとったり、説明会に参加したりと髪色を見られる機会が多いからです。
面接で見られるのはもちろんですが、就活を始めるまでに染めておくほうが準備万端といえるでしょう。
ただし、あまりにも早く染めてしまうと色が戻ってしまったり、髪が伸びて根本だけ色が違ったりということにもなりかねません。
身だしなみに影響してしまうため、早すぎたりギリギリになったりしないよう日程を調整してくださいね。
特におすすめなのは、写真撮影をする3〜5日前です。このくらいの時期に髪色を変えておくことで、慌てずに安心して就活に臨めます。
就活でNGな髪色について徹底解説

就活では、7トーンを目安にすると印象が悪くなることはほぼないでしょう。しかし、NGな髪色についても理解しておくことが大切です。ここでは、1つずつ解説していきます。
- 金髪
- 8トーン以上の明るい茶髪
①金髪
金髪は、一般的に考えて就活の場に相応しくありません。どうしても派手なイメージが強く、律する姿勢があまりないような印象を持たれやすい髪色といえます。
面接時の落ち着いたスーツに金髪は不釣り合いです。統一感がないのは服装と髪型だけでなく、黒い眉毛や髭も浮いてしまいます。
また、金髪に染めることはなくても、元々髪が明るい人が黒く染め、時間が経ってから金髪のように明るくなることも十分に考えられます。
紫外線やドライヤーの熱によって、髪が傷んで明るくなってしまうことも少なくありません。早く染めすぎて、気づいたら面接時には明るかったといったことがないよう注意してください。
②8トーン以上の明るい茶髪
8トーンを超える明るい髪色にも注意してください。金髪でなくても、明るすぎる茶髪も就活に不向きだからです。
髪の明るさは、見る人によって受け止め方が異なります。仮に、面接では大丈夫だったとしても、就職後にお客様や取引先の関係者からは明るいと思われてしまうことも少なくありません。
明るい髪色は、派手な印象や少し未熟なイメージを与えることも多いため、8トーン以上の髪色にならないように注意してください。
ただし、地毛が明るいといった遺伝的な場合は、悪い意味で目立たない限りはそのままでも問題ないといえます。
就活時の髪色は8トーン以下にして好印象を与えよう
就活では、第一印象が非常に重要です。特に、髪色は目につきやすく身だしなみの評価につながる箇所といえます。
本格的に就活する前には髪色のチェックをしっかりと行い、明るい場合は8トーンよりも暗めの髪色にしておきましょう。
あまりにも早すぎるとまた明るくなったり、遅すぎると逆に慌ててしまったりと、落ち着いて就活ができなくなってしまいます。タイミングもよく確認し、好印象を与えられる髪色で就活に挑みましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。