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【例文12選】積極性をアピールする自己PRの書き方とポイントを解説

「自己PRで積極性をアピールしても評価されるか不安。」と、悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか?採用担当者から高評価を得るためには、アピールポイントをおさえることが大切です。

そこで、本記事では自己PRで積極性をアピールする方法やポイントを解説します。ぜひ、今後の就活対策の参考にしてみてくださいね。

目次

企業が欲しがる「積極性」の種類をチェックしよう

積極的な性格には自信があるけれど、それをどう自己PRに落とし込めればいいのか、不安に感じる方もいるかもしれません。

実は、企業が求める「積極性」にはいくつかのタイプがあり、自分の強みと結びつけることで、自己PRに深みを持たせられます。

ここでは、企業が評価しやすい「積極性」の種類を4つ紹介。自分の経験がどのタイプに当てはまるのかを意識しながら読み進めてみてください。

  1. 初めてのことでも挑戦できる積極性
  2. メンバーを巻き込んで率先して率いる積極性
  3. 高い目標を自ら掲げて行動できる積極性
  4. 問題解決に向けて自ら提案する積極性

① 初めてのことでも挑戦できる積極性

「未知の環境や経験に対して、自ら一歩を踏み出せる積極性」がある人は、変化が多い今の社会において企業から高く評価されるでしょう。

技術の発達により、どんな分野でも情報刷新は目まぐるしくなっています。そんな中、慣れていない状況でも挑戦できる行動力がある人材は、成長のスピードも速いと期待されるのです。

たとえば、ゼミやサークルに入りたての頃に自分からイベントの運営に関わった経験や、未経験のアルバイトに挑戦して仕事を任された経験がある人にはぴったりですね。

こうした行動を自己PRで伝えるときは、「挑戦する姿勢」と「そこから得た学び」の両方に触れることで、より信頼感のある自己PRになりますよ。

② メンバーを巻き込んで率先して率いる積極性

チームで活動する中で、自ら動き出して周囲を巻き込む姿勢は、リーダーシップをともなう積極性として高く評価されます。

企業ではチームでの協力が欠かせません。だからこそ、周囲を巻き込みながら物事を動かせる行動力や主体性は、個人だけでなくチーム全体を前進させる力として重宝されるわけですね。

たとえば、ゼミやサークル活動で議論が進まないときに、自分から意見を出して進行役を引き受けた経験がある人は、このタイプの積極性があるといえるでしょう。

自己PRでは、「チームをどう動かしたか」や「周囲にどんな変化があったか」まで伝えると、行動力だけでなく影響力も伝わりやすくなり、他の就活生との差別化にもつながりますよ。

③ 高い目標を自ら掲げて行動できる積極性

与えられたことに取り組むだけでなく、自分で高い目標を設定し、努力を重ねる姿勢も積極性として評価されます。

このような人は特に、ベンチャーやスタートアップ系の企業と相性が良いでしょう。これらの企業は、自発的に成長意欲を持って動ける人を求めているからです。

たとえば、資格取得やスコアアップ、大会への挑戦など、明確な目標に向けて自主的に取り組んだ経験がある人はこのタイプですね。

自己PRでは、「なぜその目標を選んだのか」「どのような工夫をして取り組んだか」を具体的に示すことで、自発的な積極性としてアピールしやすくなりますよ。

④ 問題解決に向けて自ら提案する積極性

現状に満足せず、課題を見つけて自ら改善案を出す姿勢は、論理的思考と実行力を兼ね備えた積極性として評価されます。

ただ仕事をこなすだけでなく、改善点を見つけて行動に移せる人は、成長可能性が高いだけでなく企業全体の成長にも寄与できるからです。特に、業務効率化やサービス向上が求められる職種では重宝されがちな力ですね。

アルバイト先の非効率な手順に気づき、店長に改善策を提案し、改善までもっていった経験がある人などに当てはまる力だと言えます。

こうした経験を伝える際は、「提案が受け入れられた結果、何がどう変わったか」まで説明し、実行力の裏付けを示しましょう。単なる意見ではなく、結果を出すための行動だったと伝えることで、積極性の信頼性も高まります。

まずは確認!「積極性」が高く評価されるのはどんな企業?

「自己PRで積極性をアピールしても大丈夫かな」「企業は積極性を評価してくれる?」と不安になっている方も多いかもしれません。

そこでこの章では、積極性が評価されやすい企業の特徴を4つに分けて解説します。企業の傾向を知ることで、自己PRで積極性を使うべきかそうでないかを判断していきましょう。

  1. 成長意欲を重視する企業
  2. 売上目標やノルマのある企業
  3. チームワークを重視する企業
  4. 新しいチャレンジを奨励する企業

① 成長意欲を重視する企業

社員の成長を重視する企業では、自ら学び、動こうとする姿勢が強く求められるため、自発的に挑戦する積極性は大きな評価ポイントになります。

たとえば、新人にも裁量のある仕事を任せたり、長期インターンを受け入れたりしている企業は、自ら行動できる人材を求めていることが多いです。自分から成長しようという意欲を感じる人材を欲しがっているわけですね。

これらの企業を志望する際は自己PRで「積極的に学び成長する力」を示せれば、マッチ度の高さが伝わるでしょう。行動力や主体性の強みをアピールしたい方にとって、最も相性の良いタイプの企業だといえます。

② 売上目標やノルマのある企業

営業や販売など、数値目標が明確に設定されている企業では、積極的に動ける人が求められます。

売上目標を達成するために新しい提案を考えたり、自ら顧客にアプローチしたりする必要があるため、自分の意思ですぐに行動できる人ほど重宝されるのです。

こうした企業では、行動力だけでなく「結果を出す意識」も重視されます。そのため、積極性を発揮した結果、数値で示せる実績が出たエピソードがある人は、積極的に使っていきましょう。

数値だけでなく、他人からの誉め言葉をもらった経験でも問題ありません。客観的に見て「成果が出た」と分かる経験があれば、評価される可能性が高まりますよ。

③ チームワークを重視する企業

一見すると積極性とは相性が悪そうに見えるチームワーク重視の企業でも、実は前向きに動ける人が求められています。この場合の積極性とは「チーム全体を巻き込み、引っ張っていける力」のことです。

たとえば、グループワークで発言をうながし、困っているメンバーを手助けする行動も、立派な積極性の一例ですよね。チームでは誰かが指針にならないとメンバーが混乱することもあり、積極性のある人材は欠かせません。

このような企業では、「チームのために自主性を発揮した行動」や「周囲のために動ける気配り」が高く評価されるでしょう。

リーダー経験がなくても、チームを支えた経験やサポート力を自己PRに取り入れることで、自然に積極的な面を伝えられます。協調性のある積極性をアピールしたい方にはおすすめですよ。

④ 新しいチャレンジを奨励する企業

IT業界やスタートアップのように、変化や挑戦を歓迎する企業では、「まずやってみる姿勢」が重視されます。組織全体がチャレンジ精神を求めているため、とりあえず動いてみる積極性は重宝されるわけですね。

「この積極性って自己PRに使えるかな……?」と迷っている方でも、新しいことへの挑戦経験があるなら、迷わずアピールしましょう。

たとえば、アルバイトで新しい企画を立てた経験や、自主的にスキル習得に励んだ実績があるなら、それは立派な強みになります。

こうした企業では、結果よりも「どう挑んだか」に注目される傾向があるため、過程を丁寧に伝えてください。

まずはこれだけ!積極性の自己PRの書き方4STEP

「自己PRで積極性をどう書けばよいか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。特に就活を始めたてだと自己PRの構成に迷いやすく、手が止まってしまうこともあると思います。

そこで本章では、自己PRで積極性を効果的にアピールするための4つのステップを紹介!流れだけでも確認して、まずは自己PRをざっくり書けるようになりましょう。

  1. 積極性が強みであることを簡潔に伝える
  2. エピソードを具体的に紹介する
  3. 成果と学びを明確に伝える
  4. 入社後どのように活かすか述べる

「上手く自己PRが書けない….書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは簡単作成ツールで自己PRを作成してみましょう!LINE登録することで何度でも自己PRを作成でき、3分で自己PRが簡単作成できますよ。

ステップ1:積極性が強みであることを簡潔に伝える

自己PRの書き出しでは、「私の強みは積極性です」と明確に伝えましょう。

最初に結論を示すことで、読み手は内容を理解しやすくなります。反対に、曖昧な出だしだと印象がぼやけてしまい、伝えたい強みが伝わりません。

「積極性」という言葉が使いづらいと感じる場合は、「自ら行動する力」や「主体性のある姿勢」といった表現に言い換えるのも有効です。

言葉の工夫によって、読み手に与える印象が変わり、他の就活生との差別化にもつながるでしょう。

ステップ2:エピソードを具体的に紹介する

次に、積極性を発揮した過去のエピソードを具体的に紹介しましょう。

強みを発揮したエピソードとは、「どんな課題のあった場面で、何に対して、どのような行動をしたのか」が明確になっているエピソードのことを言います。

エピソードは1つに絞り、イメージしやすいように場面を描写しましょう。

「アルバイト先で作業効率が大幅に落ちており、原因を分析したうえで改善案を出した」のように、具体的な問題点に対する、具体的な行動を言語化できれば、積極性がしっかりと伝わりますよ。

ステップ3:成果と学びを明確に伝える

エピソード中の行動を説明した後は、その行動によってどのような成果が出たか、どんな学びを得られたかを示しましょう。

この成果や学びが具体的かつ客観性のあるものなら、それだけで自己PRに深みが生まれます。具体的には、数値や他人からの評価をまじえてみましょう。

たとえば、「自分の提案が採用されて業務が改善された」といった成果がある場合は、「10%の業務効率改善」や「バイトリーダーから感謝された」などの形で示してみてください。

誰にでも成果や学びの程度が理解できる形でアピールすると、強みそのものに説得力が出ますよ。

ステップ4:入社後どのように活かすか述べる

最後は、自分の積極性を入社後にどう活かしていくかを伝えましょう。

このパートでは、企業への貢献意欲を示すことが求められます。たとえば、「積極的に提案できる自分は、入社後も主体的に課題解決に取り組みたい」など、企業というステージでの強みの活かし方が重要です。

自分が既に発揮したことのある強みを、別のステージや環境でも発揮できるかを企業は気にしています。これを「強みの再現性」といい、評価ポイントの1つになっているため、意識してみてくださいね。

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必ず見つかる!積極性をアピールするエピソードの例と見つけ方

「積極性は自分の強みかもしれない」と思っていても、具体的なエピソードが思い浮かばず、自信を失っている方も多いですよね。

この章では、自分の経験の中から積極性を伝えられるエピソードを探す方法をくわしく解説していきます。以下の4つの切り口から、自分に合ったエピソードを見つけてみてください。

  1. 初めてのことに挑戦したエピソード
  2. メンバーを率先して率いたエピソード
  3. 高い目標を自ら掲げたエピソード
  4. 問題解決に向けて自ら提案したエピソード

①初めてのことに挑戦したエピソード

自己PRで積極性を伝えるエピソードとして、まずは「未経験のことに挑戦した経験」を思い返してみましょう。特に、自分から行動を起こしたエピソードがないか探してみてください。行動力や主体性が伝わりやすくなります。

特別な経験である必要はなく、サークルやゼミへの参加、初めてのアルバイト、ボランティアへの挑戦など、今まで普通にこなしてきた経験から振り返る形で問題ありません。

なぜなら、企業は結果の良し悪しよりも、「なぜその行動を選んだのか」「どのように取り組んだのか」といったプロセスを重視しているからです。

②メンバーを率先して率いたエピソード

自分から周囲をまとめたり、率先してメンバーを引っ張ってきた経験も、積極性を強みとしたエピソードとして使えるでしょう。

特に、「誰かに任された」のではなく「自ら行動した」という視点を重視してください。企業としては「自分から主体的に動いてメンバーを引っ張ってきた」という経験に積極性を見出すためです。

ゼミやグループワークのリーダー、アルバイトでの新人教育係など、自主性を持って動いた経験がないか、掘り起こしてみてくださいね。

役職がなかった場合でも、自分なりに動いたことがあれば、それは立派な「積極性の自己PR」として使えますよ。

③高い目標を自ら掲げたエピソード

「自分で目標を設定し、行動に移した経験」も、積極性をアピールする上でとても有効なエピソードになります。

「積極性=素早く行動して結果を出すこと」と思うかもしれませんが、受験や資格勉強のように、長期に渡って努力し続けた経験でも問題ありません。挑戦的な目標を掲げ、計画的に行動した姿勢は十分「積極性」だと言えるからです。

たとえば、TOEICで100点アップを目指して勉強した話や、部活動での大会出場を目指した経験、難易度の高い資格に挑戦した話などがあれば、エピソードとして使ってみましょう。

行動を起こすきっかけや、努力を継続する工夫も合わせて伝えると、「成長意欲の高さ=積極性」としてさらに評価が上がる可能性もありますよ。

④問題解決に向けて自ら提案したエピソード

現状の問題について、状況をより良くするために提案をした経験は、「周囲をよく見て、自ら行動できる積極性」として評価されます。

これは積極的な行動の中でも特に実践的な要素であり、率先して動きつつも冷静さも要求される、やや高度な強みになります。といっても、自然とこれができている人もいるため、見つけたらぜひアピールしていきましょう。

たとえば、アルバイト先で業務の効率化を提案した話や、サークルイベントの進行について改善した経験などが該当します。

「自分が問題に気づけていたか」「改善のためにどんな提案をしたか」などを振り返り、当てはまる経験を見つけてみてくださいね。

積極性の自己PRがより魅力的になる言い換え

「積極的な性格のはずだけど、自己PRを読み返すとなんだかありきたりな気がする……」と悩む方も多いのではないでしょうか。

「積極性」という言葉は便利な一方で、やや抽象的でありきたりな印象になってしまうことも。そこでこの章では、積極性の自己PRについて、より魅力的にする言い換えパターンを5つ紹介します。

  1. 実行力に長けている
  2. 新しいことに前向きに挑戦できる
  3. 主体的に問題解決に取り組める
  4. リーダーシップを発揮できる
  5. 成長志向が強い

自分に合った表現に置き換えることで、採用担当にインパクトを与えてしまいましょう。

① 実行力に長けている

問題解決のために奔走した経験がある人は「私には問題解決のために素早く実行力があります」のように伝えるほうが、成果につながる強みであるとイメージしてもらいやすくなります。

企業は、ただ行動できる人よりも、迅速に問題への対処をやり遂げられる人を求めています。そのため、「素早く問題解決に動ける力」を伝えることが効果的といえるでしょう。

たとえば、「サークルの新歓企画でリーダーを務め、トラブルにはすぐに対処して新歓を成功させた」という経験は、ただ「積極性がある」というだけでなく「目標達成のために素早く対処を実行できる力」としてアピールしてくださいね。

② 新しいことに前向きに挑戦できる

積極性の中でも、自分のフットワークの軽さをどう言葉にすればよいか悩んでいる場合は「新しいことに前向きに挑戦する姿勢」として伝えましょう。

特に、ベンチャー企業やIT業界など変化が激しい職場では、チャレンジ精神が重視されるため、新しいことに偏見なく挑戦できる姿勢は重宝されます。

「未経験の業務に自ら手を挙げた」「興味のある分野を独学で学び始めた」といった行動は、この表現に置き換えるとより評価されやすくなりますよ。

③ 主体的に問題解決に取り組める

ただ積極的というよりは、自分から問題に気づいてどんどんつぶしていきたいタイプの人は「課題を見つけて主体的に問題解決に動いた」と表現するほうが、より強みを正確に伝えられます。

企業が求めているのは、指示待ちではなく、自分で考えて行動できる人物です。そのため、「主体性」と「問題解決力」を組み合わせてアピールするだけでも非常に効果的といえますね。

たとえば、「アルバイト先で業務の無駄を発見し、改善策を提案して実行した」といった経験は、この言い換えにぴったりです。積極的に動いた背景や目的を伝えられる点が、この表現の強みです。

④ リーダーシップを発揮できる

「自分ひとりで黙々と動く」よりも「周囲を巻き込んで動く」タイプの積極性を持っている方には、「リーダーシップを発揮できる」という表現が適しています。

積極性の中でも、コミュニケーション能力や協調性、巻き込み力などの強みを含んだ力になるため、チームへの貢献度や調整力を伝えるのにぴったりです。

たとえば、「サークルの代表としてメンバーの意見をまとめて方向性を決めつつ、各作業のサポートをした」といった経験がある方は、この言い換えが向いています。他者との関わりを強みにしたい場合に、特に効果的でしょう。

⑤ 成長志向が強い

「より成長したいという気持ちが強く、結果的に積極的に行動している」という方には、「成長志向が強い」という表現が合っています。

新卒就活はそもそもポテンシャルを見込んで内定を出すものですが、その中でもベンチャーやスタートアップなど、成長意欲を重視する企業には、このような言い換えがより響きやすいでしょう。

たとえば、「大学での留学資格を得たくて、TOEICのスコアを半年で100点以上伸ばした」など、何かの目標のために積極的に努力したエピソードは、この言い換えと相性がよいです。

成果だけでなく、継続的に努力できる姿勢を伝えたいときはぜひ使ってみましょう。

【エピソード別12選】積極性をアピールする自己PR例文

「自分の強みは積極性かも」と思っていても、いざ自己PRを作ろうとすると詰まってしまう人も多いのではないでしょうか。書き方が分かってもなんとなくイメージがわかず、書き始められない人も多くいます。

本章では、具体的なエピソード別に自己PR例文を12パターン紹介します。自分に近いエピソードを参考にしながら、伝え方のヒントをつかんでみてください。

  1. 初めてでも積極的に挑戦したエピソード
  2. メンバーを巻き込んで率先して率いたエピソード
  3. 高い目標を自ら掲げて行動したエピソード
  4. 問題解決に向けて自ら提案したエピソード

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初めてでも積極的に挑戦したエピソード

「初めての経験でも自分から動ける」というのは、積極性をアピールするうえで非常に説得力のあるエピソードです。

新しい環境に飛び込んだときに、どのように考え、どう行動したのかを伝えることで、自発性や行動力の高さを印象づけていきましょう。

  1. 【アルバイト】初めて接客に挑戦した
  2. 【ボランティア】イベント運営に参加した
  3. 【インターンシップ】新規プロジェクトに参加した

①【アルバイト】初めて接客に挑戦した

アルバイトでの初めての接客経験は、積極性をアピールするうえで効果的なエピソードです。

自ら行動しようとした姿勢や、困難な状況を乗り越えた過程を具体的に伝えていきましょう。

初めてのことでも挑戦する行動力

私の強みは、初めてのことでも積極的に挑戦する行動力です。大学1年の春、接客経験がない状態で飲食店のホールスタッフとして働き始めました。

最初は注文を取る際に緊張してしまい、言葉が詰まってしまうこともありましたが、先輩の接客を観察して「まずは不格好でも声を出す」ことを徹底し、自宅でも笑顔の練習をすることで少しずつ緊張をほぐしていきました。徐々に発声自体に不安もなくなり、接客にも自信をつけていきました。

その結果、1か月後にはお客様アンケートで接客対応を褒めていただく機会が増え、店長からも「新人とは思えない対応だった」と評価されました。入社後も、未経験の業務にも積極的に取り組み、学びながら成長していく姿勢を持ち続けたいと考えています。

「緊張していたけれど、努力して乗り越えた」という流れが伝わるように書くと、成長意欲や前向きな姿勢をアピールしやすくなります。行動の工夫や成果までしっかり書くのがポイントです。

②【ボランティア】イベント運営に参加した

ボランティア活動の中でも、運営に積極的に関わった経験は、主体性や行動力をアピールする材料になります。

自ら立候補して動いた背景や、どのように貢献したのかを具体的に示すことが重要です。

不慣れでも入念な準備と共に実行する力

私の強みは、慣れないことでも準備を入念に行った上で自ら動き、周囲に貢献できる積極性です。

大学2年の夏、地域の子ども向けイベントでボランティアに参加しました。当初は配布物の準備や片付けなどを担当していましたが、イベントの運営にも人手が足りていないことを知り、自ら希望して司会進行や誘導を引き受けました。

事前にイベントの流れを把握し、台本を何度も確認したり、運営メンバーと事前打ち合わせを重ねたりすることで、当日は大きなトラブルもなく進行できました。

主催者の方から「あなたがいて助かった」と声をかけていただき、達成感と自信を得ることができました。入社後も、自分にできることを見つけて積極的に動き、組織に貢献していきたいと考えています。

「誰に対して、どんな行動をしたのか」が明確だと伝わりやすくなります。ボランティアでは貢献意識や責任感も伝えたいので、動機や工夫も盛り込みましょう。

③【インターンシップ】新規プロジェクトに参加した

ここでは、インターンシップ先で新規プロジェクトに自ら積極的に参加し、課題解決に向けて主体的に行動した経験をもとにした自己PR例文を紹介します。

未知の環境にも飛び込む積極性

私の強みは、未知の環境でも臆せず積極的に取り組む姿勢です。

大学3年生の夏休みに参加した企業のインターンシップで、新商品の販売促進プロジェクトが立ち上がりました。

初めての試みで参加者は戸惑っていましたが、私は率先して課題整理のため参加者全員の意見をまとめることにしました。具体的には、自分から提案してミーティングを開催し、それぞれの意見を聞き取って表にまとめました。また、得られた意見を基に、SNSを活用した広報案を自ら考案し、チーム内で発表しました。

その結果、私の提案が評価され、社員の方からのフィードバックでも「ニーズを正確にとらえ、商品の認知度を高める広報案が作れている」との言葉をいただけたのです。この経験から、何事も臆さず挑戦することが、成功体験の一歩になると学びました。

貴社でも積極性を発揮し、自ら考えて行動することでチームの成果に貢献したいです。

インターンシップをテーマに自己PRを書く場合、自分が積極的に動いたことでどんな課題が解決し、どのような成果が生まれたかを具体的に示すことが重要です。

特に、「率先してミーティングを開く」「意見をまとめる」といった具体的な行動を書き込むことで、積極性がより明確に伝わり、企業からの評価も高まりますよ。

メンバーを巻き込んで率先して率いたエピソード

「自分が先頭に立って、まわりの人たちを引っ張った経験」は、積極性だけでなくリーダーシップや協調性も伝えることができます。

チームの中でどう動いたのか、どんな工夫をしたのかに注目しながら読んでみてください。

  1. 【サークル】メンバーを積極的にサポートした
  2. 【ゼミ】メンバーと一緒に発表を成功させた
  3. 【ボランティア】自分の班のメンバーをまとめた

①【サークル】メンバーを積極的にサポートした

サークル活動の中で、周囲のメンバーを積極的に支えた経験は、行動力と協調性をアピールできる材料になります。

「自分がどう動いたか」に加え、「なぜそうしようと思ったか」を明確にすると効果的です。

周囲を観察して自主的にサポートする力

私の強みは、周囲の状況を見て自ら行動できる積極性です。相手の立場に立って考え、必要なサポートを自発的に行うことを大切にしています。

大学時代に所属していた文化系サークルで、2年時に後輩が初めてイベントの企画を担当しており、準備に不安を感じている様子でした。そこで私から声をかけ、企画書の作成やスケジュール管理の方法を一緒に確認しました。

具体的には、週1回のミーティング後に個別で時間を取り、作業の進捗を聞いたり、過去の資料をもとにアドバイスをしたりしました。また、当日の役割分担を一緒に整理し、本人が自信を持って本番を迎えられるようサポートしました。

その結果、イベントは大成功を収め、後輩からは「先輩のサポートがあったからやり遂げられた」と感謝の言葉をもらいました。私自身も、裏方として支える行動の大切さを実感しました。

入社後も、周囲の状況に目を配り、必要な行動をいち早く取ることで、チームの成果を最大化できる存在を目指します。

サークル活動では、役職がなくても自発的な行動が評価されます。サポートのきっかけや工夫を具体的に示すことで、説得力のある自己PRになります。

②【ゼミ】メンバーと一緒に発表を成功させた

ゼミ活動ではグループでの発表や資料作成が多く、積極性と共に協調性や主体性も問われます。

今回は、自ら提案・行動することでゼミ発表の成功に貢献し、周りの評価も共に上げた経験をアピールする自己PR例文を紹介します。

チームの目標達成に向けて動ける力

私の強みは、チーム全体の目標達成に向けて、困っている人や進捗が遅れている状況を見過ごさず、主体的に行動できる積極性です。

所属ゼミで3人1組のグループ発表がありましたが、1人が多忙で参加が難しく、準備が思うように進まない状況が続きました。発表の質を下げたくないという思いから、私が中心となって全体の進行を調整することを決意しました。

まず、各自の得意分野を整理して役割を再分配し、進捗を共有するためのLINEグループとスプレッドシートを作成。週1回の進捗共有とは別に、忙しいメンバーとは個別にやり取りし、遅れがひどい場合は資料作成を代行する場面もありました。全員が納得できる形で完成を目指し、前日には模擬発表を行って最終調整をしました。

結果的に発表は高評価を得て、先生から「チームワークが素晴らしい」と評価をいただきました。

入社後もチーム全体を見渡し、状況に応じて自ら行動することで、組織に貢献していきたいと考えています。

チームでの取り組みでは、「自分が誰に、なぜ、どう働きかけたか」に注目して書くと強みの説得力が増します。全体の流れと工夫を具体的に説明しましょう。

③【ボランティア】自分の班のメンバーをまとめた

ボランティア活動では、異なる価値観を持つ人々と協力する場面が多く、積極性を示す絶好の機会です。今回は、自ら班をまとめて活動を円滑に進めたエピソードをもとにした自己PR例文を紹介します。

周囲を見ながらチームをまとめ上げる力

私の強みは、多様な人と関わる中で、周囲の状況を見て必要な行動を考えて積極的に行動し、チームをまとめる力があることです。

大学1年の夏、地域清掃のボランティアに参加し、当日は10人ほどの班で活動することになりました。しかし、初対面同士で会話が少なく、作業がうまく進まない状況が見られました。

私はこのままでは非効率だと感じ、作業開始前に自己紹介の時間を提案し、自分から話題を振って会話のきっかけをつくりました。また、作業中も一定の時間が経ったらペアを変えるよう声かけし、全員が自然に交流できるよう工夫しました。

その結果、班の雰囲気が和らぎ、当初割り振られていた清掃範囲だけでなく、他の班の手伝いができるくらいに作業効率が大幅に向上しました。最後には班全体が達成感を共有し、「楽しく活動できた」との声を多くもらいました。

入社後も、チームの中で自ら働きかけ、円滑な関係づくりを通じて成果を上げられるよう貢献したいと考えています。

この例文では、初対面の集団でうまくいかなかった状況に対し、雰囲気づくりから働きかけた姿勢が積極性として伝わります。

「問題に気づいた視点」と「具体的に取った行動」をセットで示すことで、「自発性=積極性」とチームへの貢献を同時にアピールしましょう。

高い目標を自ら掲げて行動したエピソード

「目標達成に向けて積極的に行動した」という経験は、主体性や計画性をアピールしたいときに最適です。

ただ動いただけでなく、どんな目標を掲げ、どのようなアプローチを取ったのかを意識しながら読んでみてください。

  1. 【ボランティア】参加人数を増やすために行動した
  2. 【ゼミ】研究テーマに対し高い目標を掲げた
  3. 【アルバイト】売上に貢献するための行動を考えた

①【ボランティア】参加人数を増やすために行動した

ボランティア活動のなかでも、今回は「人を巻き込む」行動をしたエピソードを使って自己PR例文を作成していきます。

周囲に働きかけた工夫の過程を含めることで、主体的な行動力を伝えていきましょう。

人を巻き込んで課題を解決する力

私の強みは、課題に気づいたときに誰かの指示を待つのではなく、自ら動いて改善に向けて行動できる積極性です。

大学2年のとき、所属する学生団体で地域の清掃ボランティアを企画しましたが、募集開始から1週間経っても参加者が数名しか集まりませんでした。

このままでは実施が困難だと感じて広報活動を見直したところ、SNSでの投稿内容が淡白だったため、活動の意義や参加者の声を入れた投稿に変更し、投稿頻度も2倍にしました。加えて、授業後にクラスメイトへ直接声をかけるなど、対面での働きかけも強化。さらに過去の写真を活用して、ボランティア中の雰囲気が伝わるチラシを作成し、学内掲示を依頼しました。

結果、最終的に30名以上の参加者を集めることができ、無事に活動を実施できました。自ら考えて動くことで、状況を変えられるという自信につながる経験でした。

入社後も、課題を見過ごさず主体的に動く姿勢で、組織に貢献していきたいと考えています。

「なぜ行動したのか」「どう巻き込んだのか」を具体的に書くことで、説得力のある積極性の自己PRに仕上がります。行動の工夫まで盛り込むと効果的です。

②【ゼミ】研究テーマに対し高い目標を掲げた

ゼミ活動で高い目標を掲げて取り組んだ経験は、向上心や主体性を示す良い材料になります。

最初から順調だったわけではなく、課題に直面しながらも粘り強く取り組んだ過程を伝えることがポイントです。

高い目標に向けて妥協せず動く積極性

私の強みは、自ら定めた目標に対して妥協せず、達成に向けて主体的に行動できる積極性です。

大学のゼミで地域観光の活性化をテーマに研究発表を行うことになり、私は「提案に具体性を持たせる」ことを目標に掲げました。

他の班は既存資料を中心に構成していましたが、私は現地の声を反映したいと考え、実際に休日を使って観光地に足を運び、観光客や地元商店の方にインタビューを行いました。そこで得られた課題やニーズをもとに、実現可能性の高い施策を提案し、データや写真を交えて発表資料を作成しました。

発表では具体性と独自性が評価され、教授から「実行力のある取り組み」と高評価をいただきました。目標に対して妥協せず行動したことが、成果につながったと感じています。

入社後も、課題に対して高い目標を持ち、自ら考え行動する姿勢で成果を生み出していきたいと考えています。

「自分から目標を掲げたこと」と「どうやって実現したか」を明確に伝えると、積極性と実行力がしっかりアピールできます。苦労や工夫も具体的に盛り込みましょう。

③【アルバイト】売上に貢献するための行動を考えた

アルバイト先での課題に対し、自ら行動を起こして売上向上に貢献した経験は、積極性と問題解決力をアピールする絶好のエピソードです。

今回は、売上不振に対して自発的に提案・行動したエピソードを使った自己PRを紹介します。

課題発見から実行までできる積極性

私の強みは、課題に対して主体的に行動し、改善策を実行できる積極性です。

大学2年時、カフェのアルバイトで平日昼間の集客が伸び悩んでいました。私は売上を改善したいと考え、スタッフミーティングで「学生向けの割引キャンペーン」を提案しました。

実施に向けて、割引条件や時間帯の設定を店長と相談し、ターゲットに合った内容を決定しました。さらに、自分でSNS用の告知文を作成し、客層に合わせた時間帯に告知を出し続けました。スタッフにも声かけを行い、周知を徹底しました。

結果、学生層の来店が増え、該当時間帯の売上が前年比で15%向上しました。店長からも「自ら考えて行動する姿勢が頼もしい」と評価をいただきました。

入社後も、自ら課題を見つけて動き、チームの成果に貢献できる人材を目指して取り組んでいきたいと考えています。

この例文では、「課題に対する提案」だけでなく実行まで行なった流れが具体的に示されており、積極性が明確に伝わります。

この中でも行動のプロセスは特に重要ですが、単なる行動報告にとどまらず、「なぜそう考えたか」「どんな工夫をしたか」を具体的に述べましょう。

問題解決に向けて自ら提案したエピソード

課題に気づき、誰かに言われる前に自ら行動した経験は、まさに積極的な姿勢のあらわれです。

このパートでは、身近な問題に対して積極的にアプローチしたエピソードを使った自己PR例文を紹介します。

  1. 【インターンシップ】自主的に業務改善を試みた
  2. 【サークル】チーム内のコミュニケーションを改善した
  3. 【アルバイト】課題を見つけて提案した

①【インターンシップ】自主的に業務改善を試みた

インターンシップでは、限られた時間の中で自ら課題を見つけ、改善に向けて行動する姿勢が評価されやすいです。ここでは、業務の非効率に気づき、改善提案から実行まで積極的に取り組んだ例文をご紹介します。

自分から業務改善を試みる自主性

私の強みは、現状に満足せず、自ら課題を見つけて行動できる積極性です。改善の余地があると感じたことには、たとえ立場が学生であっても臆せず取り組みます。

大学3年時、3週間のインターンで営業アシスタントを担当しました。業務の中で、資料作成に毎回同じフォーマットを一から作っていることに気づき、非効率だと感じました。そこで私は、先輩社員に相談したうえで、テンプレートの作成を提案しました。

空き時間を活用して、よく使用される資料のパターンを分析し、使いやすさを意識したフォーマットを3種類作成。共有フォルダに保存し、使用方法をまとめた簡単なマニュアルも用意しました。

結果として資料作成の手間が減り、実際に複数の社員の方に利用していただけました。「インターン生の枠を超えた取り組みだった」と評価していただけたのは大きな自信になりました。

入社後も、与えられた業務だけでなく、改善の視点を持って積極的に行動し、組織の生産性向上に貢献したいと考えています。

この例文は、「問題の発見→提案→実行→評価」の流れが明確で、積極性が自然に伝わる構成になっています。自分から問題に気づいて改善まで持っていったところが好印象ですね。

また、自分の行動に対して「臆することなく行動した」ことを追加でアピールすると、より強く積極性をアピールできます。同じような経験がある場合はぜひ強調しましょう。

②【サークル】チーム内のコミュニケーションを改善した

今回は、大学のサークル活動を通して交流改善を図った例文を紹介します。リーダーではなく、一般メンバーの立場で課題に気づき行動した経験を軸にしているため、ぜひ参考にしてみてください。

チームの交流改善を図れる力

私の強みは、周囲の課題に自ら気づき、積極的に行動できるところです。

大学ではバドミントンサークルに所属しており、メンバー同士の交流が少なく、練習の雰囲気がややぎこちないことが課題でした。

私はその状況を変えたいと感じ、毎回の練習後に5分間のフリートークの時間を設ける提案をし、実際にテーマカードを使って雑談を促す形式を考案しました。また、新入生が話しかけやすいよう、サークル内でペアを作る取り組みも行いました。先輩や同期に一人ひとり声をかけ、協力を得ながら形にしていきました。

その結果、練習中の声かけが増え、活動後に自主的に集まるメンバーも現れるようになりました。特に新入生からは「サークルにすぐ馴染めた」との声が多く寄せられ、参加率も上がりました。

入社後も、周囲の状況を観察し、円滑なチーム運営や課題解決に向けて、自ら働きかけていきたいと考えています。

この例文では、特に「一般メンバーとして何をしたか」を丁寧に描いています。自主性を持って動けていれば実は役職がなくても積極性を示せるため、リーダー経験がなくても問題ありませんよ。

自ら考え動いた経験を具体的に示すことで、十分に積極性をアピールしましょう。

③【アルバイト】課題を見つけて提案した

今回は、飲食店のアルバイト経験をもとに、自ら課題を見つけて改善策を提案した「積極性」をアピールする自己PR例文を紹介します。

「提案した」だけで終わらないよう、提案した理由や具体的な改善案、実行の際の工夫まで意識して作成しましょう。

周囲を巻き込み課題改善できる力

私の強みは、課題に気づき、周囲を巻き込みながら主体的に行動できるところです。

大学時代、飲食店でホールスタッフとしてアルバイトをしていましたが、混雑時に注文ミスが多発している状況に気づきました。

原因を探るため、どの時間帯にミスが多いのかをメモに取ったところ、週末の夜に集中していることが分かりました。私はそのデータをもとに、注文用紙のフォーマットを改善し、注文内容を一目で確認できるように店長に提案しました。さらに注文の遅れにすぐ気づけるようなローテーションも合わせて提案し、スタッフ全員への共有とトライアル実施まで行いました。

結果、注文ミスが以前より3割減少し、お客様満足度も前月に比べて2割ほど上昇しました。店長からも「スタッフ間の連携が良くなった」と評価されました。

入社後も、現場の小さな変化や課題にいち早く気づき、改善に向けた提案を積極的に行っていきたいと考えています。

課題提案については、なぜ提案に至ったのか、自分ではどのような行動を取ったのかを丁寧に書くことがポイントです。

成果については「数量データ」や「他人からの評価」も盛り込むと、その仕事について詳しくない採用担当が見たときにもより分かりやすく伝わりますよ。

自己PRをレベルアップ!積極性をアピールする5つのコツ

「積極性を自己PRに使ってみたけど、本当にこれでいいの?」と、自己PRを読み返して不安になる方もいるでしょう。

積極性は就活でよく使われる強みですが、伝え方を間違えると誤解を招くこともあります。

ここでは、自己PRで積極性を効果的に伝えるための5つのコツを紹介していくため、ぜひブラッシュアップの参考にしてみてくださいね。

  1. 企業が求める積極性が何かを意識してアピールする
  2. 面接時の態度と自己PRが矛盾しないようにする
  3. 協調性が不足していると思われないようにする
  4. エピソードは複数準備しておく
  5. 職種に合わせた積極性をアピールする

① 企業が求める積極性が何かを意識してアピールする

自分の強みが周りと比べて評価が高いかを気にする人も多いでしょうが、まずは企業がどのような「積極性」を求めているかを把握することが重要です。

たとえば、挑戦を重視する企業では積極性の中でも行動力が評価されやすく、安定性を大切にする企業では周囲と協力しつつ自分の意見を出す力が求められるかもしれません。

積極性といってもタイプはさまざまあり、企業の特徴によって異なる姿勢が求められることもあるでしょう。

つまり、「自分のエピソードが強いか」という切り口だけでなく、その企業に合った姿勢を意識することが重要です。

② 面接時の態度と自己PRが矛盾しないようにする

「私は積極的です」と伝えても、面接中の態度が消極的だと説得力がありません。

本当に積極的な人間だとしても、就活初期には緊張して声が小さくなったり、質問に対して受け身な姿勢になったりはよくあります。積極性をアピールするなら、態度にも細かく気を配りましょう。

たとえば、自分からあいさつする、しっかり目を見て話す、はっきりと相槌を打ちつつ質問の場面で能動的に発言するなど、行動と発言に一貫性を持たせてくださいね。

③ 協調性が不足していると思われないようにする

積極性を強調しすぎると、場合によっては「自己中心的」と受け取られることがあります。このリスクを避けるには、「周囲と連携しながら積極的に動いた」ことを伝えるのが効果的です。

たとえば、「チームの目標を達成するために率先して行動した」といった形で、協調性も含めてアピールすれば、バランスの取れた人物像を示せるでしょう。

「空気を読まずに動く人」といった印象を与えると、かえってマイナス評価につながることも。過剰に一人で動きすぎたエピソードになっていないか、自己PRを読み返してみてくださいね。

④ エピソードは複数準備しておく

自己PRで伝える積極性のエピソードは、1つに絞らず複数持っておくと安心です。

企業によって求められる積極性のタイプは異なるため、各企業に応じて柔軟に対応できるよう準備しておくとよいでしょう。

たとえば、「アルバイトで売上向上のために工夫した経験」と「ゼミで積極的に発言し議論を深めた経験」のように、異なる状況での行動を用意しておけば応用しやすくなります。

また、「他に積極性を発揮したエピソードはありますか?」と深掘り質問されたときも、視点の違うエピソードがあることで、説得力が高まりますよ。

⑤ 職種に合わせた積極性をアピールする

積極性を伝える際には、志望企業だけでなく、志望する職種に合った形で表現することも大切です。

営業職であれば提案力や突破力、企画職であればアイデアを出す姿勢など、職種によって求められる積極性のタイプは異なります。

そのため、「積極的に動くことができます」という表現だけでなく、仕事内容に結びつく行動をアピールしましょう。

「この仕事でも活躍してくれそうだ」と感じてもらうためには、職種理解をベースに自己PRを構成することが重要です。

積極性の自己PRで見落としがちなNG例4選

ここまで、積極性をテーマにした自己PRの書き方について説明してきましたが、意外と見落とされがちな注意点がいくつかあります。

ここでは、ありがちなNG例とその理由を4つ紹介します。失敗を避けるためにも、事前にチェックしておきましょう。

  1. 周りに言われたことばかりで主体性に欠ける
  2. エピソードの具体性に欠ける
  3. 独りよがりな印象を与えてしまう
  4. 積極性を誇張しすぎて不自然になっている

① 周りに言われたことばかりで主体性に欠ける

「友人に頼まれてリーダーを引き受けた」「先生に推薦されたから発表した」といった内容は、一見すると積極的に思えるかもしれません。

しかしこれでは、自ら動いた印象を持ってもらえず、受け身な自己PRに映ってしまうおそれがあります。

積極性をテーマにした自己PRの軸として大切なのは、自発的な行動をどう示すかです。

たとえきっかけが他人からの声かけであっても、そのあとに「自分はどう考えて動いたのか」をしっかり伝えてくださいね。

② エピソードの具体性に欠ける

「率先して行動しました」「工夫しました」などの表現だけでは、実際に何をしたのかが伝わりません。抽象的な言い回しばかりだと説得力に欠けてしまい、面接官の印象にも残りにくくなります。

採用担当者が知りたいのは、「どんな場面で、誰に対して、どう動いたのか」といった具体的な内容です。

自己PRで積極性を伝えるときは、エピソードには背景や目的、行動の詳細を盛り込むよう意識してください。

③ 独りよがりな印象を与えてしまう

積極性をアピールしようとするあまり、「ひとりでどんどん進めた」「誰にも相談せずに提案した」といった内容になってしまうと、かえって協調性がない印象を与えるおそれがあります。

企業で働くとなると他人との協力は不可欠なので、企業側も、複数人で協調性を持って動ける人材を求めています。

積極性をアピールする自己PRであっても、「周囲と連携しながら行動した」「チームの成果を意識した」といった視点を入れ、協調性と積極性のバランスが取れた人物像を伝えましょう。

④ 積極性を誇張しすぎて不自然になっている

自己PRで印象を残そうとするあまり、実際よりも話を盛りすぎてしまうケースがあります。

しかし、積極性を誇張するとどこかで矛盾が発生したり、話の信ぴょう性が薄れたりして、かえってマイナス評価につながる可能性も。

「私は大学時代に積極的にサークル活動に取り組みました」と言いながら、取り組みについての説明があやふやなど、具体的な根拠が乏しいと、深掘り質問に答えられなくなることもあるでしょう。

自分の経験に合った範囲で、誠実に伝えることを心がけてください。

自己PRで「積極性」を伝える際は簡潔に言い換えて伝えよう

今回は自己PRで積極性をアピールする方法と例文を紹介しました。

積極的な人材はポジティブなイメージが強いので、好印象につながりやすく自己PRのテーマに適しています。本記事で説明したポイントと注意点を参考にして、応募企業の選考を突破してくださいね。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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