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文系卒でも高収入な職業に就ける!業界や職業、就職するコツを解説

文系卒では高収入な職業には就けないのでは?と心配している人も多いでしょう。でも安心してください。実は、文系卒でも就職できる高収入な職業や業界は存在するのです。

本記事では、文系卒でも就ける高収入な職業と、魅力的な業界について紹介します。さらに、高収入の職に就くためのコツも解説するので、ぜひ最後までお読みください。

文系卒でも高収入な職業を目指せる

文系出身者でも、高収入を得られる企業や業界は存在します。大手企業や外資系企業などの多くの企業が、文系出身者が持つ広範な視野や柔軟な思考力、コミュニケーション能力を高く評価し、高い給与を提供しています。

しかし、高収入を得るためには、一定の努力とスキルが必要です。特に、大手企業や外資系企業に就職するためには、高い専門知識やビジネススキルが求められます。

そのため、自己啓発に努め、スキルアップを図ることが重要となります。また、企業が求めるニーズを理解し、それに応える能力を身につけることも大切です。

文系でも就ける高収入な職業10選

文系卒でも高収入を得られる仕事はたくさんあります。ここでは、文系でも就ける高収入な10種類の職業について、それぞれ仕事の特徴と給与面を解説します。

  1. 総合商社
  2. 保険営業
  3. メガバンク
  4. 大手広告代理店
  5. テレビ局
  6. コンサルタント
  7. 弁護士
  8. 公認会計士
  9. 大学教授
  10. 不動産鑑定士

①総合商社

総合商社は様々な商品やサービスを取り扱う企業で、その業務範囲は非常に広範囲です。総合商社の社員は、商品の買い付けから販売、そしてアフターサービスまでを一手に引き受けます。

また、国内外の市場動向を見極め、新たなビジネスチャンスを探し出す役割も担っています。文系出身者でも活躍できるフィールドが多く、コミュニケーション能力や語学力を活かせるでしょう。

総合商社の給与は、基本給と業績によるボーナスで構成され、平均年収は1000万円以上と高い水準にあります。

また、海外手当などの福利厚生も充実しているため、海外勤務や特定のプロジェクトに参加すると、さらに収入が増える可能性があります。

②保険営業

保険営業は、個人や企業に対して保険商品を提案し、契約を結ぶ仕事です。

業務内容は、顧客のライフスタイルやリスクを理解し、最適な保険プランを提案することです。また、保険商品の特性や保険制度の知識を理解し、それを顧客に丁寧に説明する能力も求められます。

保険営業は、顧客との信頼関係を築くことが重要であるため、コミュニケーション能力や説得力が必要です。

保険営業の給与は、基本給と成果報酬(コミッション)で成り立っています。また、保険商品は一度契約を結べば更新時にも報酬が発生するため、長期的に見て安定した収入を得ることが可能です。

平均年収は600万円程度ですが、成果によっては大幅に収入が増える可能性があります。トップセールスの中には年収が数千万円に達する人も。

③メガバンク

メガバンクは大手銀行のことを指します。メガバンクの職員は、個人や企業に対する融資、資産運用の提案、国際的な金融取引など、幅広い業務を担当します。

また、金融商品の知識だけでなく、経済や法律に関する知識も必要です。メガバンクでは、新卒採用を中心に人材を確保しており、一般的には大学卒業以上の学歴が求められます。

メガバンクの給与は、基本給とボーナスから成り立っており、基本給は年功序列で上がっていき、ボーナスは業績により変動します。

平均年収は約800万円程度ですが、役職が上がると年収は大幅に上昇し、役員クラスになると年収が数千万円に達することも。

また、メガバンクでは福利厚生が充実しており、住宅手当や子育て支援など、様々な手当が支給されます。

④大手広告代理店

大手広告代理店は、クライアントの商品やサービスを広く知らせるための広告戦略の立案・実行を担当します。具体的には、広告の企画・制作、メディアプランニング、PR活動などが主な業務です。

広告の企画や制作には、広範な知識と創造力が求められます。また、クライアントとのコミュニケーション能力も重要です。そのため、大手広告代理店は文系の学生が活躍できるフィールドといえます。

大手広告代理店の給与は一般的に高めで、平均年収は約700万円と言われており、業績によるボーナスも見込めます。

しかし、高収入を得るためには、長時間労働が求められることも。そのため、高収入を得る一方で、ワークライフバランスを保つ努力が必要です。

⑤テレビ局

テレビ局では、報道、制作、技術、営業など、多岐にわたる職種が存在します。

報道では、ニュースの取材・編集、アナウンサーとしての出演などが主な業務です。制作では、ドラマやバラエティ番組の企画・制作を行います。

テレビ局の仕事は、情報収集能力や企画力、コミュニケーション能力など、文系の学生が持つスキルを活かせます。

テレビ局の給与は、一般的に安定しており、平均年収は約600万円です。ただし、テレビ局では長時間労働が一般的であり、その分、給与も高めに設定されています。

また、給与は職種や役職によって大きく差があります。例えば、アナウンサーやプロデューサーなどの特定の職種では、さらに高収入を得ることも可能です。

⑥コンサルタント

コンサルタントは、企業の経営課題を解決するためのアドバイスを提供する専門家です。具体的には、経営戦略の立案、業績改善のための提案、新規事業の開発などを行います。

コンサルタントの仕事は、論理的思考力や問題解決能力が求められ、文系の学生でも、その広範な知識と視点を活かせるでしょう。

コンサルタントの給与は、非常に高いとされています。平均年収は約1000万円とも言われており、経験やスキルによってはさらに高収入を得ることが可能です。

しかし、その反面、長時間労働が一般的であり、ストレスが伴うことも。そのため、高収入を得るためには、高い専門性と耐久力が求められます。

⑦弁護士

弁護士は、法律の専門家です。弁護士の業務範囲は広く、刑事事件の弁護から、企業法務、契約書の作成、遺言書の作成など、さまざまな法律問題に対応します。

知ってのとおり、弁護士になるためには、大学で法学を学び、法科大学院を卒業した後、司法試験に合格しなければいけません。その後、司法修習を経て、弁護士としての資格を得られます。

弁護士の給与は非常に高く、初年度の平均年収は約900万円とされていますが、経験や実績、専門性により、年収はさらに上昇します。

特に、企業法務を専門とする弁護士や、大手法律事務所に所属する弁護士の年収は、数千万円に達することも。

⑧公認会計士

公認会計士は、会計や監査の専門家として、企業の財務状況を評価し、公正な報告を行う職業です。公認会計士の業務は、財務諸表の監査、税務申告、企業の財務戦略の策定など、多岐にわたります。

公認会計士になるためには、大学で会計や経済学を学び、公認会計士試験に合格しなければいけません。その後、数年間の実務経験を積むことで公認会計士としての資格を得られます。

公認会計士の初年度の平均年収は約700万円とされていますが、経験や実績、専門性により、年収はさらに上昇します。

特に、大手監査法人や企業の内部監査部門に所属する公認会計士の年収は、数千万円に達することも。

⑨大学教授

大学教授とは、大学や大学院で学生に専門知識を教える職業です。大学教授の専門分野は多岐にわたり、文学から自然科学、社会科学まで、あらゆる学問領域をカバーします。

大学教授の主な業務は、授業の実施、研究の進行、そして学生の指導です。また、自身の研究成果を学術誌に発表し、学問の発展に寄与することも求められます。

大学教授になるためには、通常、博士号の取得と、その分野での研究経験が必要です。

大学教授の給与は、その専門分野や所属する大学、経験年数によって大きく変動します。公立大学の教授の平均年収は約1000万円程度、私立大学の教授の平均年収は約800万円程度です。

⑩不動産鑑定士

不動産鑑定士は、不動産の価値を正確に評価する専門家です。不動産鑑定士の業務は、土地や建物の価格を算出すること、そしてその評価結果を鑑定評価書としてまとめることです。

不動産鑑定士になるためには、国家試験に合格しなければいけません。そのため、法律や経済、建築など、広範な知識が必要です。

不動産鑑定士の平均年収は約700万円程度ですが、その経験やスキル、担当する案件の規模によって給与は大きく変動します。

また、独立して開業することで、さらに高い収入を得ることも可能です。ただし、開業には、豊富な経験と高い信頼性が求められます。

文系でも入社できる高収入な業界3選

続いて、文系でも就職しやすい高収入な業界を3つ紹介します。

  1. 不動産
  2. IT
  3. 金融

①不動産

不動産業界は、土地や建物の売買、賃貸、管理といった業務を行う業界です。不動産業界には、不動産仲介業者や不動産コンサルタント、不動産デベロッパーなど、多種多様な職種が存在します。

主な仕事内容は、顧客のニーズに合わせた物件の提案や投資物件の収益性評価、新たな開発プロジェクトの企画などです。文系出身者でも、コミュニケーション能力や企画力を活かして活躍できます。

不動産業界では、基本給に加えて、成果に応じたインセンティブが支給されることが一般的です。そのため、高い成果を上げることができれば、高収入を得られます。

不動産業界の平均年収は、一般的に500万円~700万円程度ですが、業績により大きく左右されるため、年収は個々の成果により大きく変動します。

②IT

IT業界は、情報技術を活用して社会や経済活動を支える分野です。システムエンジニアやプロジェクトマネージャー、データアナリストなど、様々な職種が存在します。

主な仕事内容は、システムの開発や運用、データの分析や解釈、プロジェクトの進行管理などです。文系出身者でも、論理的思考力や問題解決能力を活かして活躍できます。

IT業界では、スキルや経験に応じた高い報酬が支払われることが一般的です。平均年収は600万円~800万円程度とされています。

しかし、特に専門性の高いスキルを持つ者や、大規模プロジェクトに携われれば、さらに高い報酬を得ることも可能です。

③金融

金融業界は、資金の貸し借りや投資、保険などを扱う分野です。銀行員や証券アナリスト、保険営業など、多岐にわたる職種が存在します。

主な仕事内容は、顧客の資産運用の提案や、市場の動向分析、保険商品の販売などです。文系出身者でも、分析力や対人スキルを活かして活躍できます。

金融業界では、基本給に加えて、業績に応じたボーナスが支給されることが一般的です。平均年収は600万円~900万円程度とされています。

しかし、特に成果を上げた者や、専門性の高い職種では、さらに高い報酬を得ることが可能です。

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文系ならでは職業選びにおけるアドバンテージ

文系出身者は、職業選択の幅が広いという大きなアドバンテージを持っています。

理系出身者が専門的な知識を必要とする職業に就くことが多いのに対し、文系出身者は、その広範な知識と柔軟な思考力を活かせるため、職業選択の幅が広いのです。

また、文系出身者は、学問が専門に特化していないため、就職活動で比較的潰しが効く特性もあります。そのため、就職活動では、自分の興味やスキルを活かし、自分に合った職業を選べます。

文系卒が高収入な職業に就くための3つのコツ

文系卒業生が高収入を得るためには、特定のスキルや資格の習得、適切な業界の選択、そして学歴が重要です。ここでは、文系卒の方々が高収入な職業に就くための具体的な3つのアプローチを解説します。

  1. 職業ごとで求められる資格やスキルを習得する
  2. 年収が比較的高い業界の選考対策を優先的に進める
  3. 学歴を高める努力をする

①職業ごとで求められる資格やスキルを習得する

高収入を得るためには、自身のスキルセットを強化することが不可欠です。特に、職業ごとに求められる資格やスキルを習得することで、自身の市場価値を高められます。

例えば、弁護士や公認会計士になるには資格が必須です。また、中小企業診断士や税理士、一級建築士などの資格も、それぞれの業界で高い専門性を認められます。

②年収が比較的高い業界の選考対策を優先的に進める

次に、前述した年収が比較的高い業界の選考対策を優先的に進めることも重要です。具体的には、業界研究や企業研究を行い、自分がどのようにその業界や企業に貢献できるかを明確にしましょう。

また、面接対策も重要です。面接では、自己PRや志望動機、業界や企業に対する理解度を示す必要があります。そのためには、事前に自分の強みや経験を整理し、どう活かすかを考えましょう。

③学歴を高める努力をする

また、学歴も就職活動において重要な要素です。日本は依然として学歴社会で、特に高収入の業界では、高い学歴が求められます。具体的には、大学院への進学や資格取得などが考えられます。

しかし、学歴を高めるための努力は、時間や費用がかかるため、自分の目指す業界や職種はどの程度学歴が重要とされているかを調査し、それに基づいて最適な道を選ぶことが重要です。

文系卒が高収入な職業を目指す前に知っておきたい注意点

文系卒でも高収入な仕事に就くことは可能ですが、その道程は決して容易ではありません。ここでは、文系卒が高収入な職業を目指す前に知っておきたい注意点を3つ紹介します。

  1. 求められるスキルのレベルが高い
  2. 激務な傾向にある
  3. 裁量が多いため責任も重い

①求められるスキルのレベルが高い

高収入を得るためには、それに相応しいスキルが必要です。文系卒の方々が目指す職業には、専門的な知識や技術、高度なコミュニケーション能力など、多くのスキルが求められます

例えば、コンサルタントや投資銀行員などの職業では、ビジネスの知識だけでなく、クライアントとの交渉力やプレゼンテーション能力も必要です。

専門的なスキルは、一朝一夕で身につくものではなく、長期間の学習と経験が必要となります。

②激務な傾向にある

高収入な職業に就けば、それだけ多くの仕事をこなす必要があります。コンサルタントや投資銀行員は、高度な専門知識が必要なだけでなく、長時間労働が常となることも少なくありません

また、締め切りに追われることもしばしばで、プライベートの時間が削られることも。そのため、高収入を得るためには、仕事とプライベートのバランスを上手く取る能力も必要です。

③裁量が多いため責任も重い

高収入な職業は、自分の判断で業務を進める裁量が多いことが特徴的です。しかし、裁量が多い分、責任も大きくなります

例えば、コンサルタントはクライアントのビジネスを改善するための提案を行いますが、その提案が結果を左右するため責任は重大です。

また、投資銀行員は大量の資金を動かすため、その判断一つで大きな損失を招く可能性もあります。そのため、高収入を得るためには、高い責任感と判断力が求められます

文系卒で高収入な職業を目指す就活生こそ早めの準備が重要

文系卒で高収入な職業を目指すなら、早めに準備を始める必要があります。

なぜなら、就職に必要なスキルを身につけ、激務に耐えうる体力と精神力を養い、高い責任感を持つためには時間がかかるからです。

また、自分がどのような職業を目指すのか、その職業で何を達成したいのかを明確にすることも大切です。あなたの就活がうまくいくことを願っています。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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