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就活ノートの書き方を解説!メリットからコツ・ポイントまで確認

就活を行うにあたり、様々な下準備を行って面接などに挑む形になりますが、その時に欠かせないのが就活ノート

就活ノートにまとめることで、自分にとって最も有益な就活の参考書となり、就活をスムーズなものにしてくれます。

今回ご紹介するのは就活ノート関連全般、どんなノートが就活ノートに適しているかなどの情報です。

ぜひ最後までご覧ください。

富樫

キャリアアドバイザー 富樫

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーを担当。新卒ながら会社説明会の運営や司会も積極的に兼任しており、就活生のファーストキャリアを重要視したアドバイスを行う。

就活ノートとは就活情報を整理しておくもの!

就活ノートとは就活に関連した情報を整理したものであり、情報を1冊にまとめる形にすることにより、膨大な情報がまとめられます。

業界研究や企業研究などたくさんの情報がある中で、就活ノートを作ってわかりやすくまとめることで、必要な時にまとまった情報が見られるのでかなり便利です。

わざわざ調べるのに時間をかける必要がなく、インプットやアウトプットもしやすくなるため、就活の効率が良くなるという特徴もあります。

就活ノートに書くべき5つの要素

就活ノートを作る際、就活ノートに書くべき5つの要素が存在します。

  1. 自己分析
  2. 企業情報・業界情報
  3. スケジュール
  4. 就活の記録
  5. 説明会などでの社員の発言

ここからは就活ノートに書くべき5つの要素について解説していきますね。

①自己分析

1つ目は自己分析です。

自己分析では自分の長所や短所、自己PRや自己紹介など、自分に関連している事柄をまとめていきます。

自己分析は段々掘り下げていく中で変化することもあるため、自己分析の変遷をまとめる点においても、就活ノートに書いておくことで自分のことをより深く知ることができるようになるでしょう。

業種や職種、どんな働き方がマッチしているかを知るためにも、ノートにまとめておくと便利です。

②企業情報・業界情報

2つ目は企業情報や業界情報です。

志望する業界に関する情報をまとめるほか、企業に関する詳細をまとめておくことで自分が目指す業界や企業について情報を整理できます

特定の業界に絞って就活を行う場合、その業界に関する情報だけをまとめられるほか、第一志望の企業があればその企業の福利厚生など興味深いことをまとめられるのです。

ノートに1社1社まとめていくことで他の企業との比較がしやすいです。どこを第一志望とするか決める際にも役立つでしょう。

③スケジュール

3つ目は就活におけるスケジュールです。

インターンシップを始め、企業説明会、就活フェアなどありとあらゆるイベントが行われ、その把握も事前にしておく必要があります。

また、いつまでに内定を得るなどの大まかなスケジュールを立てておくと、そのスケジュールをベースにして行動を起こせるようになるでしょう。

面接やエントリーシートの提出、説明会の参加など忙しい時は同じ日にいくつも重なるため、スケジュール管理の点でも大いに役立ちます

④就活の記録

4つ目は就活の記録です。

人によってはたくさんのイベントに参加し、説明会や面接などに参加することでしょう。

説明会での受け答えや面接での感触など、日々の就活の記録をまとめることで、仮に失敗しても糧にして次に生かすこともできます。

後で振り返る際にも役立つことは多く、その日に失敗したことはその日のうちに反省を行って書き込むことで、読み返した時にかなり参考になるでしょう。

面接の記録だけでなくその時の自分の感情を残しておくと、なぜ悔しいと思ったのか、なぜ手ごたえを感じたのか、原因を掴みやすくなります。

⑤説明会などでの社員の発言

5つ目は説明会などでの社員の発言です。

企業説明会ではその会社の若手社員や採用担当者が参加し、ホームページには書かれていないようなことを発言することがあります。

他にも質問の受け答えでの対応や雰囲気などをまとめておくことで、その企業の社風などを垣間見ることが可能です。

他にもブースでの振る舞いや表情などもチェックでき、志望度合いを整理する際に参考になります。

就活ノートを作るメリット3つ

就活ノートを作る主なメリットは3つあります。

  1. 企業情報が分析しやすい
  2. スケジュール管理が円滑になる
  3. 現状把握がしやすい

就活ノートを作るメリットについて、詳しく掘り下げていきますね。

①企業情報が分析しやすい

1つ目は、企業情報が分析しやすい点です。

企業情報は初めはネットや会社四季報などの雑誌から収集していき、企業説明会などを経て多くの情報を得ることになります。

多くの情報を得ても分析しなければ意味がないので、就活ノートに企業情報をまとめて分析を行っていくことで志望動機がまとまりやすくなるでしょう。

企業情報を端的にまとめておくと、面接前にパッと確認しやすく、面接での受け答えにも簡潔に答えられます

②スケジュール管理が円滑になる

2つ目は、就活におけるスケジュール管理がしやすくなる点です。

就活において最も注意すべきなのはダブルブッキングやド忘れで、せっかく第一志望だったのにスケジュール管理ミスで取り返しのつかないことになることも。

就活ノートを作っておけば漏れをなくすことができ、ダブルブッキングも防げるのでスケジュール管理を徹底できます。

悔やんでも悔やみきれないことになる前に、就活ノートを活用したスケジュール管理を行いましょう。

③現状把握がしやすい

3つ目は、現状把握がしやすいことです。

就活では時に自分を見失ったり、なぜ就活をしているのかと自問自答をしたくなる場面がどこかで出てきます。

本当にやりたいことは何か、自分は何に向いているのかを把握していくには、就活ノートで現状を客観的に見ていくことが重要です。

客観視ができれば自分を見失うこともなく、ブレずに前に進めるので就活ノートは作っておいて損はありません。

就活の軸や志望理由につまづいたときに、情報や自分の思考を整理するのに就活ノートが役立つでしょう。

就活ノートを作るときのポイント3つ

就活ノートを作る際には3つのポイントがあります。

  1. 大学3年の夏に作る
  2. 所感を入れる
  3. 綺麗にまとめようとしない

就活ノートを作る際のポイントについて詳しく解説していきますね。

①大学3年の夏に作る

1つ目のポイントは、大学3年の夏に作ることです。

大学4年になるタイミングは就活シーズン全盛なので、この時期に作っても就活ノートを濃いものに仕立てていくには時間が足りません。

大学3年の夏であればじっくり就活ノートを作りこめるほか、余裕をもって作成できるため、丁寧な就活ノートに仕上がり、内容も濃密なものとなるでしょう。

これ以外にも就活生はやることが多いので、大学3年の夏に作り始めておくと負担なく就活ノート作りに取り組めます

②所感を入れる

2つ目のポイントは、所感を入れることです。

様々な企業説明会やインターンシップ、面接に参加する中で、何を思い、何を感じたかを書き出しておくことで、自分では気づかなかったことに気づくことがあります

こんなことが嫌だったのかとノートに書かれたことを振り返って初めて気が付くことがあるように、思わぬ発見から自己分析につながることも。

また、その時感じたことをより掘り下げていく中で自己分析につながりやすいため、就活期間中に感じたことはできるだけ就活ノートに書いていきましょう。

感情を記録に残しておくことが重要です。その時感じたことが今後の就活で自分の軸となるかもしれません。

③綺麗にまとめようとしない

3つ目のポイントは、就活ノートをきれいにまとめようとしないことです。

就活ノートを作る際、見栄えの良さを考えて何色もの色ペンできれいに装飾する人がいますが、そこまできれいにまとめる必要はありません。

重要なのは情報の網羅性であり、網羅性さえ高ければきれいさはそこそこで問題ないのです。

パッと見てすぐにわかるように、情報を書き込んでいく形が求められます。

就活ノートを作るときのコツ2つ

就活ノートを作っていく際のコツは2つ挙げられます。

  1. 情報別に色分けをする
  2. 情報を追加しやすいように余白を残して書く

それでは、就活ノートを作る時のコツについて解説していきますね。

①情報別に色分けをする

1つ目は、情報別に色分けを行うことです。

色分けを行うことで、情報をパッと見た時にどの情報がどこにあるかを知ることができます。

色分けも人によって様々で、色分けを志望順にするケースや重要と思われることを色で囲むことも可能です。

自分にとって分かればそれでいいため、明確にルールを決めておくとより見やすい就活ノートになるでしょう。

②情報を追加しやすいように余白を残して書く

2つ目は、情報を追加しやすいように余白を残して書いていくことです。

業界研究や企業研究、自己分析などは最初に書き込んだ情報がすべてとは限らず、活動していく中でわかることも出てきてきます。

後でわかったことを余白に書き込んでいくことで、多くの情報をまとめられるようになるでしょう。

気付いたことをまとめる際にも余白があった方がきれいにまとまりやすくなります。

ノートを振り返ったときにすぐに要点がわかるように、見やすさを意識して就活ノートを作りましょう。

就活ノートにオススメのノート3つ

就活ノートを作る際、就活ノートに適したオススメのノートが3つあります。

  1. カレンダーつきのノート
  2. ルーズリーフ
  3. スマホ・PC

就活ノートにオススメのノートについて詳しくご紹介していきますね。

①カレンダーつきのノート

1つ目は、カレンダーが付いたノートです。

カレンダーが付いていることでスケジュール管理がしやすく、就活を同時並行で行っていく際にとても便利です。

最大のメリットは「就活手帳」として便利な手帳が多く販売されており、既存品を購入したらその日のうちから作り始められる点です。

一方、カレンダーがメインになりやすく、自己分析や業界研究などをガッツリまとめるには空白部分が少なくなりやすいデメリットもあります。

②ルーズリーフ

2つ目はルーズリーフです。

ルーズリーフは100円ショップでも売られており、お金をかけなくても納得のいく就活ノートを作り上げていくことができます。

一番のメリットはルーズリーフだと整理がしやすい点で、最初は1冊にまとめていたものを、分野別に分けることも可能です。

一方でスケジュール管理などをわかりやすく行うには不十分なので、スマホなどで別に管理する必要性に迫られることもあります。

紙の手帳やノートだと、自分の努力や苦悩、挫折を乗り越えた経験を形に残せるのでおすすめです。

③スマホ・PC

3つ目はスマホ・PCです。

スマホとパソコンがそれぞれあれば、パソコンで作ったものをスマホで確認できるほか、スケジュール管理などもしやすくなります。

最大のメリットは外出先でも管理がしやすく、その時に思ったことを書きこめることです。

一方で、スマホもしくはパソコンしかない場合は就活ノートを作るのに時間がかかったり、見る機会が限られたりするため、スマホとパソコンをそれぞれ持っている人におすすめする方法でしょう。

就活ノートを作って効率よく就活を進めよう!

就活ノートを作ることで、就活の際に調べたことや学んだことをアウトプットでき、新たなインプットに備えられます。

インプットとアウトプットを重ねることでより活きた知識につながり、情報の有効活用につなげられるでしょう。

またスケジュール管理もしておくことで、ダブルブッキングを防げるため、悔いの残る就活になりにくくなります。

就活手帳を購入する方法やルーズリーフでまとめる方法など、自分にとって作りやすい方法で就活ノート作りに着手していきましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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