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文系でも営業以外の職種に就職可能!具体的な職種や就く方法を解説

文系であっても営業職以外の職種に就職できることを知っていますか?最近では、文系の人材を様々な職種で採用する企業が増えています。

そこで本記事では、文系でも就職可能な職種と、具体的な就職方法について詳しく解説します。文系だけど営業職の仕事をしたくない人は、ぜひ参考にしてください。

文系でも営業以外の職種に就くことは可能

文系が営業職に配属されやすいのは事実です。 理由は、営業職の需要が高いことと、文系の学生が広範な知識を持ち、柔軟に対応できると企業が考えているからです。

しかし、最近では、理系分野での採用や職種別採用が普及し、文系の学生が営業以外の職種に配属されるケースも増えてきています

したがって、文系の学生でも、自分の興味やスキルに合わせて、営業以外の職種を選ぶことは十分可能と言えます。

文系の営業配属が主流になっている3つの理由

新卒採用において文系学生が営業職に配属される傾向がありますが、その背景には、企業の採用戦略や文系学生の特性が影響しています。ここでは、文系が営業配属にある主な理由を3つ解説します。

  1. 理系に比べて職業の選択肢が限られるから
  2. 文系ならではの要領の良さが営業に適しているから
  3. そもそも新卒は営業に配属するという企業が多いから

①理系に比べて職業の選択肢が限られるから

1つ目は、理系に比べて選択肢が限られているからです。理系学生は、自身の専門分野を活かせる職種を選ぶことが多いですが、文系学生は専門的な知識が少ないため、理系に比べると職業の選択肢が限られます

営業職は、専門的な知識よりもコミュニケーション能力が求められるため、結果として文系は営業職に配属されやすい傾向があります。

②文系ならではの要領の良さが営業に適しているから

2つ目は、文系の特性が営業に向いているからです。文系の学生は、広範囲の知識を学ぶことから、柔軟な思考力を持つとされています。この柔軟性は、営業職において非常に重要な資質です。

また、営業職は顧客のニーズを理解し、それに対応する提案を行う能力が求められます。このため、多角的な視点を持つ文系の学生は、営業職に適していると言えるでしょう。

さらに、文系の学生は人文科学や社会科学を学ぶことで、人間の行動や社会の動きを理解する力を身につけています。これは、顧客の心理を読み取り、適切な提案を行う営業職にとって、大変有用なスキルです。

③そもそも新卒は営業に配属するという企業が多いから

そもそもの話、新卒採用において、企業は新入社員を営業職に配属することが多いことも理由の1つに挙げられます。

新卒が営業に配属される理由は、新入社員にビジネスマナーを学んでほしい企業の思惑と、商品やサービスについて深く理解してほしい意図があるからです。

また、営業職は会社の利益を直接左右する重要な役割を担っているため、新入社員にはまず営業の現場を経験させることで、会社のビジネスを理解することも期待されています。

文系でも就くことが可能な営業以外の職種5選

繰り返しになりますが、文系の学生が活躍できる職種は営業だけではありません。ここでは、文系の方でも就くことが可能な、営業職以外の職種を5つ紹介します。

  1. 経理
  2. 人事
  3. 総務
  4. 広報
  5. エンジニア

①経理

経理は会社の金融活動を管理し、財務状況を把握する職種です。経理の仕事は、売上や支出の記録、財務報告書の作成、税金の計算と支払いなど多岐にわたります。会社の経済状況を正確に理解し、適切な経営判断を下すために不可欠な職種です。

経理は、数値に基づいて物事を考える能力や、細部にまで注意を払う能力が求められます。また、法律や規則に基づいて行動することも重要です。経済学や商学を学んだ文系学生は、その知識を経理の仕事に活かせるでしょう。

また、経理は単に数字を扱うだけではなく、数字を基に戦略を立てることも求められます。そのため、論理的思考力や問題解決能力を持つ文系学生は、経理で大いに活躍できるでしょう。

②人事

人事は、社員一人ひとりがその能力を最大限に発揮できるように、人材の採用、育成、評価、配置などを行う部門です。人事の仕事は、社員の働きやすさを確保し、組織のパフォーマンスを高めるために不可欠です。

人事では、コミュニケーション能力や対人関係スキルが重要となります。また、社員の能力や適性を見抜き、それに合った育成プログラムを提供したり、適切な配置を行うための洞察力も必要です。そのため、人事はコミュニケーション能力の高い文系の学生に向いていると言えます。

人事は、社員一人ひとりのキャリアを左右する重要な役割であり、社員の成長を支え、組織の発展に貢献できる大きなやりがいを感じられる職種でもあります。

③総務

総務は、企業の運営を支えるために、様々な業務を担当する職種です。具体的には、人事や経理などの他の部門と連携し、社内の環境を整える業務を担当します。例えば、オフィスの設備管理や社内イベントの企画、社員の健康管理などがその一部です。

また、法律や規則の遵守を確認し、企業がスムーズに運営できるようにする役割もあります。総務は、社内のさまざまな部門とのコミュニケーションが必要となるため、人間関係をスムーズに進める能力が必要です。

文系の学生が持つ広範な知識やコミュニケーション能力は、総務にとって大変有用です。

④広報

広報は、企業の情報を一般の人々やメディアに伝える役割を果たします。企業の価値やビジョンを伝え、企業のブランドイメージを形成するためには、広報の役割が不可欠です。

広報の業務には、プレスリリースの作成やメディアとの関係構築、SNSでの情報発信などが含まれます。

広報は、情報を効果的に伝えるストーリーテリング能力や、人々との良好な関係を築くためのコミュニケーション能力を重要です。したがって、広報は文系学生が活躍しやすい職種と言えます。

⑤エンジニア

エンジニアと聞くと、理系のイメージが強いかもしれませんが、文系の学生でもエンジニアになることは十分可能です。特に、プログラミングスキルは、学習意欲と時間があれば誰でも身につけられます。

エンジニアの業務は、ソフトウェアの開発やシステムの設計、問題解決などが主です。また、エンジニアは、技術的な知識だけでなく、チームで働く能力やコミュニケーション能力も必要とされます。

エンジニアは、技術的なスキルと人間性を兼ね備えた人材が求められる職種です。

新卒で文系が営業以外の仕事に就く主な方法2選

文系でも営業以外の仕事に就職できるといっても、具体的にどうすればいいのか分からない学生も多いと思います。そこで、文系学生が営業以外の仕事に就くための具体的な方法を2つ紹介します。

  1. 文理不問で募集している企業を探す
  2. 職種別型採用を導入している企業を探す

①文理不問で募集している企業を探す

まず1つ目の方法は、文理不問で募集している企業を探す方法です。近年では、専門職の採用において、文理不問で募集している企業が増えています。

特に、エンジニアやSEなどIT系の仕事や介護、建設などの業界は人手不足が懸念されているため、文理不問の企業が多く見られます

また、就きたい職種についてエントリーシートや面接でアピールすることも有効です。

②職種別型採用を導入している企業を探す

2つ目の方法は、職種別型採用を導入している企業を探すことです。職種別型採用とは、企業が特定の職種に対して求人を出し、その職種に特化したスキルや経験を持つ人材を採用する方式を指します。

職種別型採用を導入している企業では、文系出身者でも専門的な知識やスキルを持っていれば、営業以外の職種に就くことが可能です。

ただし、職種別型採用を行っている企業でも、応募する職種によっては専門的な資格が求められます。そのため、自分が目指す職種に必要な資格を事前に確認して取得することが重要です。

文系が営業職に就くうえでの留意点

営業職には、ノルマ達成のプレッシャーや高いコミュニケーション能力の必要性、ストレスの蓄積など、様々な懸念点があります。そのため、営業以外の職種に就きたい文系学生も多いことでしょう。

しかし、プレッシャーやストレスなどの懸念点が、営業以外の職種で必ずしも解消されるわけではありません。例えば、経理や人事、マーケティングなどの職種でも、人間関係の悩みや職場環境によるストレスは存在します。

また、営業職には、ノルマ達成によるインセンティブが付くことが多く、他の職種と比較して比較的高年収を得られる魅力があります。営業以外の職種に就く場合は、収入が少なくなる可能性も考慮しましょう。

文系でも営業以外の選択肢を持つのは大事なこと

文系でも営業職以外の職種につける可能性は十分にあります。営業以外の選択肢を持つことは、自分の可能性を広げ、自分らしいキャリアを築くために重要です。

文系の人が就けるおすすめの職種として、経理や人事、総務、広報、エンジニアがあります。さまざまな企業が文系の学生を求めており、職種別採用や文理不問での募集も増えています

自分の興味や能力に合った職種を探し、文系でも活躍できる職場を見つけましょう。文系の特性や要領の良さを活かし、自分の強みを存分に生かせる環境を選ぶことが重要です。

就活の成功と明るい未来を心からお祈りしています。頑張ってください!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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