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面接での逆質問でメモを取っていい?OKなシーンと注意点を解説

面接中に大切な情報のメモを取りたいと思うことはたくさんありますよね。しかし、メモを取ってOKな場合とNGな場合があるのです。

そこで、本記事では面接でメモを取るときに気を付ける点やメモ帳の選び方を解説します。ぜひ、今後の面接対策の参考にしてみてくださいね。

面接でメモを取っていいかは場合による

元々、マナーとしては面接中にメモを取ってはいけないことになっています。目線が下がったり生返事になったりして、印象が悪くなると言われているのです。しかし、「一切メモを取ってはいけないの?」と不思議に思う人もいますよね。

そこで今回、累計5000人以上の学生と就活面談をしてきたトップ就活エージェントや、最終面接の担当経験もある面接官など、就活のプロ12人にアンケートを実施!面接中のメモについてを質問しました。

綺麗に賛成・反対意見が分かれる結果に!面接官としても、特に気にしない人と印象が悪くなる人がいるようですね。

また、賛成の人にも「先に許可を取っているならOK」という意見や、反対の人にも「口頭で覚えられることならメモの時間が惜しい」という意見がありました。

メモを取りたい人はその必要があるかを考え、許可を取ることを徹底しましょう。

面接でメモを取るときの注意点

面接では基本的にメモをしないのが好ましいですが、例外もあります。次の3つの注意点を守って、面接でメモを取ることを心がけてくださいね。

  1. メモは最小限に押さえる
  2. メモを取るタイミングに気を付ける
  3. 許可を得てからメモを取る

①メモは最小限に押さえる

面接中は面接担当者との会話が最も大切なので、メモは最小限に抑えることをおすすめします。面接は応募者が会話によってアピールしたり、企業理解を深めるための場だからです。

面接官との会話のマナーを考えて、相手の顔を見ながら話したり、相手の話を聞いて理解する点に注力しましょう。

メモを取る際に面接官を待たせることがないように、会話を意識しながら、スムーズに面接が進められるように配慮してくださいね。

②メモを取るタイミングに気を付ける

自己アピールや入社への熱意を伝えるときには、相手の会話に集中するためにも、メモを取らないことをおすすめします。

メモをあまりに熱心に取っていると、アピール内容をうまく伝えられなかったり、メモを取ることが逆効果になる場合もあるからです。

ただし、曖昧な認識だと後でトラブルが生じる可能性がある要素に関しては、メモを取っても良いでしょう。メモと会話のバランスを考慮しながら、面接に臨んでくださいね。

③許可を得てからメモを取る

メモの許可を得る場合には、事前に許可を取りましょう。

またその際には、柔らかい表現を文頭に置くことをオススメします。具体的には「申し訳ありませんが」「恐れ入りますが」のような、謝罪の意を含んだ表現がよいでしょう。

面接は本来会話をすべき場面でなので、それ以外の行為をする場合は必ず許可を得てからにしましょう。ちょっとしたことかも知れませんが、少しでも好印象を残すために注意が必要です。

面接でメモをとってもいい3つのシーン

面接中にメモを取っても良いのは、主に以下の3つのシーンです。メモを取る内容量をできる限り減らすように心がけましょう。

  1. 勤務条件・就業規則
  2. 採用の順序
  3. 逆質問

①勤務条件・就業規則

雇用形態のような勤務条件は、働く上で大切な項目なので、メモをしても問題ありません。

ただし、普通は最終的に労働条件通知書によって説明される内容なので、ポイントだけに抑えてくださいね。

試用期間の有無のような就業規則に関しては求人票に書かれているため、メモの必要性は高くないですが、もし変更や訂正がある場合には、メモを取ることをおすすめします。

労働時間や休憩時間は、他社と比べるためにも情報が正確な方が良いので、覚えられなければメモを取りましょう。

②採用の順序

選考の流れの説明も、面接対策をする際に重要なのでメモしても問題ありません。例えば、結果を知らせる時期・次回の面接日・提出する書類についてなどです。

「いつ選考が行われるのか」「そのとき提出する書類は何か」「いつ内定結果が分かるのか」をメモを残しておくと、今後のスケジュールを組む時に役立ちます。

ただし、何度もにはなりますが、基本的には必要最小限のメモに抑えて、面接担当者との受け答えに集中してくださいね。

③逆質問

メモを見ないと不安な就活生もたくさんいると思います。しかし、メモを見て回答するのは、「逆質問」のときだけにしましょう。

「逆質問」とは、面接の最後に担当者から「質問は何かありますか?」と問われることです。

前もって用意をしていないと質問できないので、事前に調べた結果をメモに取っていると思われて、好印象につながるかもしれません。

もちろん「逆質問」をする際には、まずメモを見てもよいか、許可を得る必要がありますし、基本的には質問は覚えておきましょう。

面接で使うメモ帳のポイント

メモする際には、もちろんメモ帳を使ってください。当然スマホはNGです。そこで、面接に持っていくのに適したメモ帳を紹介します。

  1. スーツのポケットに入るサイズ
  2. 落ち着いた色のもの
  3. デザインがシンプルなもの

①スーツのポケットに入るサイズ

就活に使用するメモ帳は、何でも良いわけではありません。面接に持ち込むメモ帳は、手のひらサイズがおすすめです。

面接中はバッグを床や椅子に置くため、メモ帳が大きすぎるとバッグから取り出しづらく、時間がかかってしまいます。

その一方で、小さすぎると書きづらいので、スーツのポケットに収納できる程度が使いやすいです。B5サイズは携帯性が高く、面接で素早くメモするために最も適しています。

②落ち着いた色のもの

面接はビジネスシーンなので、黒・紺・ベージュのような落ち着いた色のメモ帳を使うのが、社会人としてのマナーとされています。

例えばスーツやバッグを、金・銀・赤のような目立つ色にしないのと同じように、メモ帳もビジネスパーソンとして就活にふさわしい色を選択してくださいね。

メモ帳は面接官のよく目に付くので、買うときにはメモ帳の表紙だけでなく、内部のメモ用紙も落ち着いた色かどうかチェックしましょう。

③デザインがシンプルなもの

就活で使用するメモ帳は、シンプルなデザインがおすすめです。

ビジネスシーンであることを意識して、表紙が無地か、ブランド名が目立たないワンポイントのメモ帳を、面接に持っていきましょう。

就活の場面では、キャラクターものを代表とする、派手なデザインはNGです。

TPOを意識できない人物だと思われて、評価が悪くなってしまいます。また、メモ帳だけでなく、メモをする際のペンのデザインにも注意してくださいね。

面接でのメモはシーンを選んで取ろう!

今回は面接でメモを取るときに気を付けるポイントやメモ帳の選び方を解説しました。

基本的にメモを取るのは控えるのがおすすめですが、勤務形態や労働条件の説明や、今後の採用の流れのように、正確な情報をメモしたい場合には許容されます。

しかし、面接で勝手にメモを取るのはマナー違反なので、メモを取り始める前に、面接官に必ず許可を得ましょう。

本記事を参考にして、企業側にメモ帳のせいだけで悪い印象を与えないように気をつけてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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