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【例文付き】自己紹介でインパクトを残す方法|使えるネタや注意点も紹介

自己紹介は、面接で最初に行うのが一般的です。そのため、第一印象を左右する自己紹介でインパクトを残したいと考える人は多いでしょう。

面接官にインパクトを与えて印象強く思ってもらうためには、押さえるポイントや注意点がいくつかあります。そこでこの記事では、自己紹介でインパクトを残す方法をご紹介します。

面接ではインパクトのある自己紹介で爪痕を残すべき

面接では、インパクトのある自己紹介をして爪痕を残しましょう。インパクトのある自己紹介をしている人は記憶に残りやすく、いい評価を得られる可能性があります。

面接官の印象に残る自己紹介ができれば、他の就活生よりも有利になる可能性が高くなるといえます。ただし、面接官は一日に何十人もの学生を評価しています。そのため、印象に残ることは決して簡単ではありません。

他の就活生が、体験したことのないようなエピソードがないか考えてみましょう。インパクトのある自己紹介ができれば、面接官にとって興味のある就活生になれますよ。

インパクトのある自己紹介の作り方3ステップ

インパクトのある自己紹介にするためには、3つのポイントを意識して作ることが必要です。面接官の記憶に残りやすいように、ポイントを押さえて自己紹介文を作りましょう

  1. 自分の強み・長所を一言で書く
  2. 強みや長所についてのエピソードを書く
  3. 志望企業でどう活かすのか書く

①自分の強み・長所を一言で書く

自分の強みや長所は、キャッチフレーズやキーワードを活用して一言で書くようにしましょう。効果的な言葉を使うことで、相手の印象に残りやすくなります。自分がどんな人間かを簡潔に伝えられる言葉を見つけてみてください。

例えば、学生時代の趣味や特技から自分の強みや長所を探してみるのもおすすめです。一緒に短所も見直すことで、自分の強みをより理解できて伝えやすくなります。

また、日頃から周りの人に言われることの多い表現などを思い出して、キーワードを見つけるのもいいですね。

②強みや長所についてのエピソードを書く

次は、強みや長所についての具体的なエピソードを書きます。エピソードがあることで、より説得力が増した独創的な自己紹介になります。特に、エピソードが印象深いものであればあるほど、強いインパクトを持たせることが可能です。

エピソードは、珍しい体験や大きな結果を残したという内容でなくて構いません。むしろ、経験ではなくどのような気づきや学びを得たかの方が重要です。

例えば「部活動で部長をしたことで、周りをよくみてまとめるスキルを身につけることができた」といった、経験によって自分自身が成長できたということを伝えるようにしましょう。

③志望企業でどう活かすのか書く

最後に、自分の強みや長所を企業でどう生かしていくのかを明確に伝えます。インパクトのある自己紹介だけになってしまっては、あまり意味がありません。

志望する企業の求めているスキルも考慮して、自分の強みや長所を活かす具体的なイメージを伝えるようにしてください。

企業が求めるスキルを持っている人は、非常に魅力的に映ります。企業にマッチするような強みを選んで書くことを意識しましょう。

自己紹介でインパクトを与えられるネタ4つ

自己紹介でインパクトを与えるためには、話の流れで自然に興味を持ってもらえるようなネタを入れることが大切です。ユーモアな内容は前向きに捉えられ、面接官の興味をひくでしょう。ここでは、インパクトを与えられるネタを4つご紹介します。

  1. 名前
  2. 地元
  3. 趣味・特技
  4. 意外性

①名前

インパクトを与えられるネタの一つ目は「名前」です。誰しもが思い入れのある名前を使うことで、面白い自己紹介をすれば印象深くなるでしょう。

また、なぜこの名前がつけられたのかといったエピソードも交えて話すことで、独創的な自己紹介になりますよ。

②地元

地元にまつわる話もインパクトを与えられるネタのひとつです。田舎のエピソードは笑いを取りやすい特徴があり、都会の人には興味深く感じられるからです。

ただし、地理に関することや地元周辺ならでは話になってしまっては、理解しづらい内容になる可能性が高くなります。そのため、ネタの内容は少し選ばなければなりません。

田舎でしか経験できないようなエピソードにすることで、大きなインパクトを与えることができるでしょう。

③趣味・特技

趣味や特技のネタも、アレンジ次第でインパクトのある自己紹介になります。自分の得意なことや、自分だけが持っているスキルを紹介すると良いでしょう。

ただし、スキルに関しては共感しにくい場合もあるため、面白くアレンジする必要があります。さらに、趣味や特技を活かして「会社でこんなことをしたい」「今後はこうなっていきたい」という点を伝えることも大切です。

④意外性

意外性に関することも、インパクトを与えられるネタのひとつです。意外性のある話を盛り込むことで、相手の心をがっしりと掴むことができます。

ただし、あまり自虐的な内容になってしまうと、自己紹介としてあまり好ましくありません。自分が少しだけ引け目に感じていることを逆手にとって、内容を膨らましてみましょう。

インパクトを与えられる自己紹介の例文を3つ紹介

インパクトを与えられる自己紹介を考えるのは、少し難しいと感じている人も多いでしょう。ここではポイントを押さえた例文を3つご紹介します。1つずつ確認してぜひ参考にしてみてください。

  1. 強み
  2. 意外性
  3. 趣味・特技

【例文①】強み

私の強みは、コンプレックスを励みに変えられることです。

幼いころから運動がとても苦手だった私は、何度も克服しようと努力していました。しかし、得意な数学であれば、他の人と比べて半分の時間で問題を解けるということに気がついたのです。

これがきっかけで、運動が苦手という事実を素直に受け止めることができました。そして同時に、運動ではなく、得意な数学の成績を伸ばすことに集中しようと決心しました。

その結果、高校では「数学といえば私」と認知されるようになり、周りから数学の質問をたくさん受けることで自分に自信がつくようになりました。また、他人に対しても得意なこと、不得意なことがあると認め、相手の良いところを見つけられるようになったことも大きな収穫です。

強みを用いてインパクトを与える例文です。あえて苦手意識があることを述べることで、強みが目立っているのがポイントです。

【例文②】意外性

私は大学の4年間、部活動に集中して励んでいました。

私は、ご覧のように体が大きいため相撲部や柔道部といった体育会系に間違われることが多いのですが、実は美術部に所属していました。こう見えて花が大好きで、花の絵画でコンクールに入賞したこともあります。

合宿では、大きなキャンバスをいくつも用意するため、持ち前の体格を活かして荷物運びや準備でも活躍できました。御社へ入社した際も、どんな重いものでも運びますのでぜひお任せください。

思わずくすっと笑ってしまうような例文です。インパクトを与えられますが、企業にとってのメリットは少ないので、他の強みと一緒に伝えるようにしましょう。

【例文③】趣味・特技

私の趣味は美術館巡りです。たくさんの芸術家たちが残してきた作品に触れることで、歴史に想いをはせることができるからです。特に国立新美術館が好きで、時間さえあれば訪れています。今月もすでに3回訪れていて、じっくりと美術鑑賞をしてきました。

趣味である美術館巡りをしている中で、私は、何か世の中に残るような仕事をしたいと考えるようになりました。そこから建築の勉強を始め、最終的にはインテリアコーディネーターの資格を取得することができました。

入社後はインテリアの知識を活かし、内装でもアドバイスができるようなスタッフになりたいと考えております。

趣味から特技を見つけ、その力を極めたことを述べている例文です。資格を持っている強みだけでなく、興味をもったことには挑戦し続けられることもアピールできています。

インパクトのある自己紹介をする際の注意点4つ

面接では、面接官の印象に残るような自己紹介にしたいがために、内容が長くなったり、マナーが守れなかったりすることは避けなければなりません。ここでは、インパクトのある自己紹介をする際の注意点を4つご紹介します。1つずつ詳しくみていきましょう。

  1. 簡潔に内容をまとめる
  2. 下品な発言はしない
  3. 身振り手振りをしすぎない
  4. 声のトーンや表情に気を付ける

①簡潔に内容をまとめる

自己紹介の内容は、ダラダラと長くならないように注意しましょう。たくさんの情報を入れてしまうと逆にインパクトが弱まってしまい、印象に残らない可能性が出てくるからです。

自己紹介は300文字ほどで、目安時間を1分くらいにして構成を練ってください。自分の強みは1〜2個くらいにとどめておきましょう。簡潔かつ丁寧な説明を意識することで、面接官の記憶に残りやすくなります。

②下品な発言はしない

インパクトを残したいからといって、下品な発言をするといったマナー違反には注意しなければなりません。自己紹介は面接の一部であり、間違ったインパクトを残すことはマイナスな印象を与えてしまいます。

普段、友達と何気なく使っている言葉を無意識で使ってしまっていることも珍しくありません。尊敬語や丁寧語といった敬語の使い方もしっかりと確認しておきましょう。

③身振り手振りをしすぎない

身振り手振りをしすぎないことも重要です。自然に出るくらいであれば特に問題はありません。しかし、インパクトをつけたいがために大きな動きをすることは、落ち着きがないと判断されてしまいます。

人が情報を得る場合、耳よりも目から入る方が多いといった特徴があります。そのため、身振り手振りがあまりにも多いと、よくないインパクトを与えてしまう可能性が高まるでしょう。癖がついている人は、動いてしまわないように工夫することが大切です。

④声のトーンや表情に気を付ける

自己紹介は、内容さえしっかりしていればいいわけではありません。内容と同じくらい、話すときの声のトーンや表情も重要です。暗い表情や低いトーンで話していては、せっかくのインパクトがある自己紹介の内容であっても面接官には伝わらないからです。

面接では、表情や声のトーン、立ち居振る舞いも評価されます。自己紹介の内容が決まったら、声に出す練習もしっかりと行うようにしましょう。明るい表情でハキハキと話すことができれば、自己紹介の内容もより伝わりやすくなりますよ。

インパクトのある自己紹介でしっかり自己アピールしよう!

もともと日本人は、個性のアピールがあまり得意ではありません。そのため、自己紹介の内容に悩む人が多くいます。

しかし、就活で勝ち抜くためには、自己分析をしっかりと行ってアピールすることが非常に重要です。インパクトのある自己紹介を考え、他の就活生よりも面接官の印象に残るように工夫しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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