学生のインターンシップ先として、毎年トップレベルの人気を誇る楽天。参加しようと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし「楽天はどれくらいの倍率なの?どのような流れで選考が行われるの?」と悩みますよね。
そこで本記事では、楽天のインターンシップについて、内容から選考フローまで徹底解説します。ぜひ参考にしながら、楽天のインターンシップの選考を勝ち抜いてくださいね!
楽天のインターン倍率は非常に高い
楽天のインターンの詳細な応募者や参加人数の情報はないため、正確な倍率はわかりません。ただ、日本企業でもトップレベルの倍率であることは確かです。そのため、しっかりと対策して選考を受ける必要があります。
楽天のインターンは、学生からの満足度が高く、就活支援サイトのインターンランキングでも常に上位に入っています。
参加すれば様々な発見もあるでしょうし、参加できなくても選考への準備がこれからの就活のヒントになるでしょう。
楽天のインターンの選考を通過するためには、インターンについて理解した上で対策が必要になります。
楽天のインターンの内容を解説

楽天のインターンには、下記の2コースがあります。
- ビジネス職
- エンジニア職
1人1つのコースまでしか参加できないので注意してくださいね。以下でそれぞれの詳細を解説します。
ビジネス職
ビジネス職は、楽天のインターネットサービスやFinTechなどに関連する職種です。楽天グループの約70以上の事業に関わる職種で、一般的な企業の総合職と考えて良いでしょう。
ビジネス職には、下記の4コースが用意されています。
- 知財コース
- 法務コース
- 財務経理コース
- クリエイティブコース
夏インターンシップは8月下旬から9月上旬に実施され、冬インターンシップは1月から2月に実施されます。
2021年には三木谷社長自らが登壇し、楽天の未来について語るイベントも開催されました。夏インターンシップと冬インターンシップは選考がありますが、3月中旬のイベントは抽選で参加できます。
エンジニア職
楽天のエンジニア職のインターンシップは、技術開発に興味のある学生に向けたプログラムです。実際のプロジェクトに参加しながら、エンジニアのスキルを学びます。
エンジニア職には、下記の7コースが用意されています。
- アプリケーションエンジニア
- プロデューサー
- インフラエンジニア
- データサイエンティスト・リサーチャー
- セキュリティーエンジニア
- テクノロジーマネジメント
- 開発サポート
エンジニア職の魅力は、楽天のさまざまなサービスや技術に関わりながら、問題解決に取り組む経験を積めることです。また、メンターとのコミュニケーションやチームワークを通じて、エンジニアのスキルを向上させることができます。
楽天の技術環境での実践的な経験を積んで、将来のエンジニアキャリアに役立てたい人は参加をおすすめします。
楽天のインターン選考フローを解説

次に、楽天のインターンの選考フローを紹介します。なお、選考フローはどのコースでもほとんど同じ内容です。
ES提出・webテスト受験は例年必須
楽天のインターンの選考は、基本的に「ES提出→webテスト受験→面接orグループディスカッション」の流れで行われます。中でも、ES提出とwebテスト受験は例年必須になっています。
webテストでは、「ef-1G」という特殊な形式の試験が課されます。内容は、250問程度の性格診断のほか、110問程度の能力テストです。
問題数が多く、時間もシビアであるため、分からない問題は一旦先送りにし、テンポよく解き進めましょう。
面接・グループディスカッションがある場合も
選考の過程で、面接・グループディスカッションが行われる場合もあります。近年は、グループディスカッションよりも面接が重要視されるようです。
なお、面接があるかどうかは、年度によって異なります。事前にホームページ等を確認しておきましょう。
楽天のインターンに参加すると内定に有利になる?

基本的には、インターンに参加したからといって選考で有利になるとは言い切れません。ただし、一次面接免除などの優遇が受けられる可能性がある点は、大きな武器になるでしょう。
また、面接でインターンでの経験をアピールすることで、高評価をもらえるチャンスになります。楽天への就職を目指すのであれば、インターンシップをチャンスとしてとらえ、挑戦してみましょう。
楽天のインターンについてのよくある質問

最後に、楽天のインターンに関するよくある質問に回答します。
- 楽天のインターンシップはどんな服装で参加すべき?
- インターン参加者への優遇はあるのか?
- 英語ができないと厳しい?
Q1.|楽天のインターンシップはどんな服装で参加すべき?
基本的にはスーツで参加しましょう。
楽天はIT業界ということもあり、一般的な企業よりも比較的自由な社風です。とはいえ、社会人としてのマナーという点からもフォーマルな服装が無難でしょう。
ただし、指定があれば、オフィスカジュアルでもOKです。その場合も、清潔で適切なイメージを持つ服装を選ぶように心がけてくださいね。
Q2.|インターン参加者への優遇はあるのか?
インターンで優秀な結果を残せば、選抜型のインターン(サマーインターン)に参加できます。また、インターンシップ参加者を本選考において、一次面接免除といった優遇措置がとられることがあります。
Q3.|英語ができないと厳しい?
インターンへの参加時点では、TOEICなどのスコアが求められることはありません。
ただし、楽天への内定後には800点取得できるようにサポートをするとしています。楽天への就職を考えるのであれば、TOEICの対策を始めておくとよいでしょう。
なお、楽天は「開発部の約5割が外国籍社員のため、英語での会議や業務が必要な場面は多々ある」としています。入社を目指すのであれば、英語力を高めておいて損はないでしょう。
倍率を気にせず積極的に楽天のインターンに挑戦しよう!
本記事では、楽天のインターンの倍率や選考内容について解説しました。
楽天のインターンシップは毎年人気であるため、かなり高い倍率になると考えてよいでしょう。選考では、ESやwebテストに加え、面接やグループディスカッションが行われることもあるため、対策は必須です。
インターンの選考を突破するために、英語の学習をする、楽天について理解を深める、インターンに参加する目的をはっきりさせるなどの対策を講じておきましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。