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面接に受かる人の特徴|受かるために必要な準備・選考別に受かるポイントも紹介

周りに面接の合格率が高い人はいませんか?「自分は面接に受からないのに….」と悲しくなることもありますよね。

そんなとき、面接に受かるにはどうしたらいいのか気になる人は多いのではないでしょうか。そもそも受かる人と落ちる人に大きな能力や才能の違いはありません

しかし、面接に受かる人の多くは特徴があることや、入念な準備をしていることが挙げられます。そこで今回は、面接に受かる人の特徴や必要な事前準備について解説していきます。

吉田

キャリアアドバイザー 吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。

面接で受かる人と落ちる人の違いは準備量

面接で受かる人と落ちる人の違いは、準備量です。面接に受からないからといって、個人に何か問題があるわけではありません。

「業界や企業について理解している」「自己分析や練習をしっかり行えている」といった準備ができているかどうかで、大きく差が出てしまいます。

準備量が少ないことで自信を持てず、表情が暗くなれば良い印象も与えにくくなるでしょう。このように、面接に落ちる人の多くは準備が不十分であることが考えられます。

面接に受かりにくいことで悩んでいる人も準備を正しく行えば、面接に受かる人になれます。この記事で正しい準備を学びましょう!

面接に受かる人の6つの特徴

面接に受かる人の特徴は主に6つです。これら6つのポイントを抑えて面接に挑戦すれば、通過率が必ず変わります。1つずつ説明していきます。

  1. 自信を持って面接に挑めている
  2. スムーズな受け答えができている
  3. 第一印象で好印象を与えられている
  4. 最低限のマナーができている
  5. 入社意欲が感じられる
  6. 活躍するイメージがつく

①自信を持って面接に挑めている

面接に受かる人の特徴として、自信を持って挑めていることが挙げられます。自信を持つことで、姿勢が良くなり、ハキハキと受け答えができるようになるからです。

例えば、ごくありふれた内容でも、自信を持って話すことでしっかりした印象を与えられます。自信がなくボソボソとした喋り方になり暗い印象になれば、面接官に嘘を疑われる可能性が高いでしょう。

自信を持つことで自然と笑顔になり、明るい表情で面接に挑めるはずです。

②スムーズな受け答えができている

スムーズな受け答えができていることも、面接に受かる人の特徴のひとつです。質問の内容を最後までしっかり聞き、相手に伝わる声でハキハキと話すことで、コミュニケーション能力の高さがアピールできます。

面接の時だけでなく、就職して人間関係を築いていくためには、話し方や聞き方は非常に重要な部分です。

そのため、受け答えがしっかりしていると、入社後に会社の上司やお客様との関係を良好にしているイメージを面接官が抱きやすく好印象です。

③第一印象で好印象を与えられている

面接に受かる人の特徴で特に重要ともいえるのが、最初に好印象を与えられるかどうかです。第一印象を良くするためには、次の5つの点を意識してみましょう。

【第一印象をよくするために意識すること】

  • 背筋を伸ばして姿勢を保つ
  • 清潔感のある服装・髪型・メイクにする
  • 敬語や会話のマナーを守る
  • ハキハキと話す
  • 笑顔で話す

社会人としてふさわしい身だしなみや振る舞いについて確認しておくことが、良い第一印象を与えられるコツです。

メラビアンの法則では、コミュニケーションにおいて、見た目や雰囲気、話し方などが人の印象の9割以上を決めてしまうと言われています。第一印象をよくするだけでコミュニケーションの質も大変高くなります。

④最低限のマナーができている

最低限のマナーができていることも、面接に受かる人の特徴といえます。面接では服装や髪型の見た目はもちろんのこと、言葉づかいや立ち振る舞いなど、すべてを見られているといっても過言ではありません。

身だしなみが整っていない、敬語があやふやなど、マナーが悪ければどうしても悪印象を与えてしまいます。

面接では、一緒に仕事していく上で適正な人材かどうかを判断されていることを忘れないでくださいね。

⑤入社意欲が感じられる

当たり前ですが、入社意欲が感じられることも面接に受かる人の特徴です。入社意欲は積極的に態度に出していかないと伝わりづらいため、強めのアピールを意識しましょう

企業は長く働いてくれる人が入ってくれると嬉しいため、面接でも企業と就活生のマッチ度・入社意欲を重視します。

論理的に他の企業と比べてどうしてこの会社ではないといけないのかを伝えつつ、意欲の強さを感情に表してみましょう。

⑥活躍するイメージがつく

面接に受かる人の最後の特徴は、入社してから活躍するイメージがつくことです。入社意欲が高かったとしても、企業で活躍するイメージがわかない人は、あまりマッチ度が高くない・企業に合わない人なのかもと判断されやすくなります

そのため、自分の強みをアピールする際も入社してからどのように活かされるのかを話したりしてマッチ度をアピールしましょう。

面接に受かる人がしている5つの基本準備

面接に受かるためには事前準備が非常に大切です。しっかりと準備ができていれば、自信もついて不安に感じることが少なくなるでしょう。ここでは、面接に受かる人がしている5つの事前準備について詳しく解説します。

  1. 自己分析をする
  2. 業界・企業研究を徹底する
  3. 繰り返し面接練習を行う
  4. 結論ファーストで話す習慣をつける
  5. マナーや礼儀を確認しておく

①自己分析をする

自己分析は、面接はもとより就活の基本中の基本です。自己分析をすると、自分の強み・自分のこれまでの経歴が説明できるようになります。

面接官はあなたと初めて会うので、あなたの性格・人生は知りません。自己分析をしっかりとして、自分について深く教えられるようにしましょう。

自己分析は、パーソナル系の質問の際に使えるイメージがありますが、実は志望動機にも使えます。この業界に興味を持った理由を原体験・自分の強みと合わせて説明できると、説得力が増します。

②業界・企業研究を徹底する

業界や企業研究を徹底することは、面接を受ける上で重要といえます。なぜなら、しっかりと研究できていなければ、自信を持って面接に挑めないからです。

研究の方法はいくつかありますが、業界や企業に関することをノートにまとめてみるのが良いでしょう。会社概要や求めている人物像等をまとめることで、企業の強みや弱みを知り、理解を深められます。

業界や企業研究を徹底すれば、志望動機に説得力が生まれ、企業にマッチしたアピールをすることが可能です。

③繰り返し面接練習を行う

面接の練習を繰り返し行うことも重要な準備のひとつです。面接では、普段経験しない独自の緊張感が漂います。張り詰めた緊張感に飲まれてしまって、頭が真っ白になってしまうことも珍しくありません。

しかし、たくさん練習をしておくことで、面接の雰囲気に慣れることができます。頻出する質問を把握し、面接でのマナーを叩き込むことで、いざという時に対策ができるはずです。

繰り返し練習を行っておけば、その場の思いつきで答えてしまうのを防ぐことにもつながるでしょう。

面接練習は、1人で行うよりも人に頼んで模擬面接の形にするのがおすすめです。不安な人は、私たち就活エージェントと一緒に面接練習をしましょう!

④結論ファーストで話す習慣をつける

面接で受かるためには、結論ファーストで話す習慣を身につけておく準備も重要です。話す内容をしっかりと伝えるためには、まず結論から話すことが欠かせません。

面接時間は限られた時間内で行われるため、長々と話すと相手には内容が伝わりにくなります。面接で良い印象を与えられるように、PREP法を用いて話すと良いでしょう。

【PREP法とは】

  • P:結論(Point)
  • R:理由(Reason)
  • E:具体例(Example)
  • P:結論(Point)

元々話すことが苦手な人でも、PREP法を意識して話すことで相手に内容が伝わりやすくなります。面接では自分をアピールしなければならないため、上手に伝えられる話し方を身につけておくことが重要です。

⑤マナーや礼儀を確認しておく

マナーや礼儀の確認は、面接の事前準備として必ずしておかなければなりません。面接では受け答えだけでなく、マナーや礼儀についても見られているからです。身だしなみを綺麗に整えることや言葉遣いが大丈夫かどうかをしっかりと確認しておきましょう。

例えば、面接室での入室と退室のマナーや、話す際に正しく敬語が伝えているかといった点です。特に、入退室のマナーは自分ではなかなか確認しづらいため、家族や友人に見てもらうのも良いでしょう。

難関企業の面接も受かる!ワンランク上の3つの準備

先ほどは、基本的な面接準備について紹介しましたが、これからはステップアップした3つの準備を紹介します。ここまですれば、難関大手企業の面接も自信を持って取り組めますよ。

  1. OB・OG訪問をする
  2. 志望企業にマッチするスキルや資格の取得
  3. 想定質問リストを作る

①OB・OG訪問をする

ワンランク上の面接準備の1つ目は、OB・OG訪問をすることです。OB・OG訪問とは、現在働いている社員さんに30分-1時間ほどお話を聞くことです。

これをすることで、企業への解像度が上がり面接でも面接官にイメージさせやすい具体度で話せます。また、入OB・OG訪問では、入社後のキャリアプランの相談にものってもらえますし、その方をロールモデルにして話すこともできます。

さらに、実際に働いている方からお話を聞いていると入社後のギャップも少なくなるのでぜひOB・OG訪問は行ってみてくださいね。

②志望企業にマッチするスキルや資格の取得

ワンランク上の面接準備の2つ目は、志望企業にマッチするスキルや資格の取得です。例えば、SI企業などのエンジニアを行う企業はITパスポートの取得、コーポレート部門に応募するなら簿記検定などです。

資格は必ずしも取得しなくても大丈夫です。しかし、取得していれば入社後の活躍イメージがつきやすくなるため、おすすめですよ。

③想定質問リストを作る

ワンランク上の面接準備の3つ目は、想定質問リストを作ることです。面接で聞かれるであろう質問をリサーチしたり、予想して作りましょう

想定質問リストを作るだけで、面接の直前に見返せて安心です。さらに、面接の練習も有意義な時間になるでしょう。

想定質問リストに対して、原稿を書くのはおすすめしません。カンペのようになってしまって面接で棒読みになる可能性が高いからです。

原稿を書くのではなく、結論やその後話す要素をメモしておきましょう。

以下の画像のように要素だけ書いておくと、原稿の記憶に頼らずその場で自分の話しやすいように話せます。

面接ごとの受かるためのポイントを紹介!

ここまで面接全体に対する受かるためのポイントを紹介しました。しかし、面接ではステップごとにみられているポイントが異なります。ここからは、面接ステップに合わせて受かるためのポイントを紹介します。

  1. 一次面接
  2. 二次・三次面接
  3. 最終面接

①一次面接

一次面接は、年次が若い社員が面接官であることが多いです。見られるポイントは、一緒に働きたいと思うか・基本的な能力が備わっているかの場合が多いです。

その企業に特化したものを対策するというよりは、社会に通用する基本的な能力・ポテンシャルがあることをアピールしましょう。

また、一次面接はガクチカや強みなどパーソナル系の質問をされることが非常に多いです。

②二次・三次面接

二次・三次面接では、企業への志望度が一次面接よりも見られます。二次・三次面接の目的は、企業と就活生のマッチ度をはかることです。

どうして同じ業界の中でも他の企業ではなくてこの企業なのか・入社してから何がしたいのかなど企業への思いを言語化できるように準備してください。

とはいえ、入社後のプランなどは今考えても難しいですよね。そこで、OB・OG訪問をするのがおすすめです。現役の社員の方々のキャリアプランやこれまでの経歴を聞き、自分が何をしたいのかを具体化しておきましょう。

③最終面接

最終面接は、役員など決定権を持った人が面接官であることが多いです。企業のビジョンに合う人か、これからのキャリアビジョンが企業に合うかなど価値観を見られます。

決定権を持つ人は、将来の企業のことをよく知っている人です。この人と未来の企業を創りたいと思ってもらえるようにしましょう。

また、最終面接は意思確認をするだけと言われることもありますが、そんなことはありません。きちんと選考の準備をしなければ落ちる可能性もあるので、これまでの努力を無駄にしないためにも、きちんと対策しましょう。

面接に受かるには?よくある質問に就活のプロが答えます!

面接は、初めてのことが多く不安になりますよね。そこでよくある3つの質問にここからは答えます

  1. 私服指定の場合どのような服装で行けばいいですか?
  2. 対面面接の際は何を持っていけばいいですか?
  3. 面接後にどのような振り返りをすればいいですか?

①私服指定の場合どのような服装で行けばいいですか?

私服指定の場合は、基本的にオフィスカジュアルが無難です。

女性なら、ジャケットスタイルでシャツを着てください。落ち着いた色でアクセサリーも控えるようにしましょう。

男性も、ジャケットスタイルです。スーツまでかしこまらなくてもいいですが、落ち着いた色のジャケットスタタイルにしましょう。

それでも不安な場合は、オフィスカジュアルで画像検索をして参考にしてくださいね。

②対面面接の際は何を持っていけばいいですか?

対面面接の際に必須の持ち物は以下の5つです。

  • 書類が入るバッグ
  • クリアファイル
  • 筆記用具
  • 腕時計
  • ハンカチ

これに加えて、エチケットブラシと女性ならストッキングの予備を持っておくのがおすすめです。ストッキングは思わぬ時に伝線してしまうので、面接の前にお手洗いで取り替えられるようにしておくと安心です。

③面接後にどのような振り返りをすればいいですか?

面接が終わったらすぐに、答えるのに詰まってしまったり、長々と話してしまった質問を忘れないうちにメモをしておきましょう。

その後、振り返りの時間が取れる際に、その質問に対する理想の回答の要素を洗い出してください。要素が洗い出せたらどのように答えるか構成を考えましょう。

それらができたら、次に控えた面接までに練習を繰り返すのがおすすめ。答えられる質問がどんどん増えていき、面接が得意になってくるはずです。

面接に受かる人の特徴を理解したうえで準備を進めよう

面接に受かる人と受からない人とでは、大きな違いはありません。しかし、面接に受かる人には特徴があり、さらに面接までにしっかりと準備を行っていることが挙げられます。

面接は普段とは違った空気感でやり直しがきかないため、緊張するのは当然のことです。受かる人の特徴を理解して、準備や練習を行うことで良い結果につながる可能性が高まるでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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