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書類選考で落ちる人の5つの共通点!通過率を上げる方法を解説

書類選考に何度も落ちた経験がある人は、なぜ自分が落ちたのか?どうすれば選考してもらえるのか?と、悩んでいるかもしれません。

実は毎回落ちてしまう人には、ある共通点があります。

本記事ではその5つの原因と、これから通過率を上げるための方法を詳しく紹介しましょう。

就活がうまくいかない人はもちろん、これから初めて就活を始める人も、ぜひ参考にしてみてください。

就活の書類選考で落ちる確率は企業によって異なる

まず就職活動の書類選考で通過する確率は、約30~50%くらいだといわれています。つまり高くても2分の1程度の確率なので、落ちる確率の方が高めだと言えるでしょう。

ただしあくまでも一般的な確率であり、厳密には企業によって変わってきます。特に有名な企業や大企業になると応募者は増える傾向にあるため、さらに通過率は下がる傾向にあります。

書類選考で落ちる人の5つの共通点

いつも書類選考で落とされてしまうと悩んでいる方は、何かしら致命的な原因があるかもしれません。

例えば以下の5つのポイントが挙げられます。

  1. 書類に不備がある
  2. 企業が求める人物像に当てはまらない
  3. 人柄が伝わらない
  4. 熱意が感じられない
  5. 他の書類と比べて印象に残らない

これから失敗したくない人は、必ず押さえておいてくださいね。

①書類に不備がある

書類選考では、応募者がどんな人物なのかをさまざまな視点から判断します。最初に見られるのは、最低限のルールやマナーなどを守れているのかどうかです。

例えば提出日を過ぎてから書類を提出する人もいますが、たとえ1日でも過ぎてしまうと常識がない人物だと思われてしまうでしょう。

また書類の中に誤字脱字があるだけで、評価を落とす企業もあります。良いアピールができていたとしても最後まで読んでもらえなくなるおそれがあるため、作成したあとは必ず見直すことが大切です。

②企業が求める人物像に当てはまらない

頑張って自分ができることをアピールしているのに、いつも書類選考で落とされてしまう人もいるでしょう。

その原因として考えられるのは、企業が求める人物像に当てはまっていないケースです。

例えば国内だけではなく海外で事業を展開している企業であれば、事業のことだけではなく外国や外国語に興味関心がある人物を求める傾向があります。

企業の求める人物像に沿ってアピールできなければ、いくら事業に関する知識や経験があっても採用されにくくなるでしょう。

③人柄が伝わらない

書類を作る際に書き方やアピールの仕方がよくわからないと、ネットで調べて出てくる例文と同じ文章を書いてしまう人もいますよね。

無難な文章に仕上がりますが、自分の個性を打ち消してしまうおそれがあります。

企業は応募者の経歴だけではなく人柄もきちんと見たいと思っている傾向があるので、テンプレートっぽい文章で書類を作ることはおすすめしません。

最初から最後まで、必ず自分の言葉で作成するのが重要です。

④熱意が感じられない

就活の成功率を上げるには、いかに熱意を伝えるのかも考えなければいけまんが、どの企業にも当てはまることだけを伝えるのはNGです。例えば「何でもやります!」と、書いてしまう人もいるでしょう。

やる気は伝わるかもしれませんが、多くの場合は「ウチのことを理解していないな」や「どこでも同じこと言ってそう」と思われてしまうのが現実です。

また文章量が少ないだけでも、熱意がないと判断されるおそれがあります。自己PRはできる限りたくさん書くようにしてみてください。

⑤他の書類と比べて印象に残らない

どれだけ丁寧に書かれた書類だったとしても、そこに個性がないと担当者の心に響きません。つまりありがちなアピールをするだけでは、書類選考の段階で落ちやすくなります。

例えば「自分には協調性があります」や「どんな変化にも柔軟に対応できます」などのアピールを書いたことはないですか?

一見まともなアピールに見えますが、どうしても印象に残らないので注目されにくくなります。

他人の書類に埋もれないように、自分ならではの強みをしっかり伝えましょう。

書類選考の通過率を上げる3つの方法

今まで書類選考に通過したことがなかったとしても、まだ諦める必要はありません。

以下の3つのポイントを覚えておけば、成功率を上げることは可能です。

  1. 企業研究や自己分析を徹底する
  2. 人から客観的な意見をもらう
  3. PDCAを回して次に活かす

1つずつ詳しく解説するので、参考にしてみてください。

①企業研究や自己分析を徹底する

まず書類選考で大事なのは、企業研究をしっかりすることです。何度も落ちる人ほど、応募する企業について理解できていないケースは珍しくありません。

応募動機に説得力を持たせるためにも重要な部分になるので、時間をかけて調べるようにしてみてください。

そして注目してもらうために、自己分析も欠かせません。自分の魅力は何なのか?相手に相性が良いと思ってもらえる要素は何なのか?など、しっかり洗い出してみましょう。

②人から客観的な意見をもらう

履歴書を作成したら、誰かの意見をもらってみてください。他人だからこそ気づける、自分の良いところや悪いところがあるからです。

作成した書類を信頼できる家族や友人に見せれば、さまざまなフィードバックを得られるでしょう。

ただし相手が就活の専門家ではない場合、必ずしも的確なアドバイスがもらえるとは限りません。

なので周りの人だけではなく、就職エージェントや書類の添削サービスを利用するのもおすすめです。

③PDCAを回して次に活かす

PDCAとは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)のことです。書類選考の合否にかかわらず、PDCAを回し続ければ書類の精度が上がります。

それまで直感的に行っていたことを一度文章化して、問題点を見つけてみて下さい。どこをどう改善すればいいのか明確になるでしょう。

書類の中に、PDCAを活用した自己PRを入れるのも一つの手です。今までの経験や実績をただアピールするだけではなく、直面した困難をどう乗り越えていったのかを書いてみてくださいね。

書類選考の不採用通知に返信は不要

書類選考に落ちた際に、どう対応すればいいのか考えたことはありますか?

結論からいうと、以下の2つが答えです。

  1. 不採用通知に返信しなくても失礼ではない
  2. 不採用になった理由を聞くのはNG

それぞれ詳しく見ていきます。

①不採用通知に返信しなくても失礼ではない

たとえ不採用通知であろうと、返信をするのがマナーだと思っている人もいるでしょう。しかし一般的には、その必要がありません。

ほとんどの場合、どの企業も不採用通知はテンプレートで作られた文章を送信している傾向があります。

これ以上応募者とのやり取りをするつもりがないので、そのまま放置しても問題ないと考えてOKです。これから不採用通知を受け取った際には、今回は縁がなかったと切り替えて、他の企業を探しましょう。

②不採用になった理由を聞くのはNG

入社したい企業から不採用だと知らされた時に、なぜ落ちたのかを聞きたくなりますよね。気になる気持ちはわかりますが、ほとんどの場合は教えてくれません。

なぜなら採用基準が世の中に出回ってしまうと、その情報をもとに嘘をつく応募者が増えてしまうからです。

また場合によっては応募者とのトラブルにもつながるリスクがあるので、不採用理由を知ることは難しいと思っておいてください。

それでも聞きたいと思っている人は、メールで丁寧に聞いてみるといいでしょう。電話だと相手の迷惑になるおそれがあります。運が良ければ選考に落ちたヒントが聞けるかもしれません。

自分の書類を見直して書類選考を突破しよう

今回は書類選考で落ちる人の特徴や、通過するためのポイントなどを紹介しました。人間は失敗から学ぶ生き物なので、うまくいかなかったとしても落ち込む必要はありません。

本記事の内容を踏まえた上で書類を作成すれば、必ず通過率は上がるでしょう。大事なのは、自分の強みを正しく理解すること。そして応募する企業に、どう活かせるのかを考えて書き出してみましょう。

対策をすることで、採用担当者に響きやすい書類ができるので、さっそく実践してみてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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