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OA機器の営業はきついけどやりがいはある!離職率や仕事内容も解説

営業とひとくちに言っても、実際の働き方は多種多様です。

そのため、今回紹介する「OA機器営業」についても、「どんな仕事なの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

本記事ではOA機器営業の仕事内容ややりがい、そして離職率が高いと言われる理由についてまで、詳しく解説します。OA機器営業への就職を検討するなら、参考にしてみてくださいね。

OA機器営業の仕事内容とは?

ここでは、OA機器営業の仕事内容を以下の2項目に整理して紹介します。

  • OA機器とは
  • OA機器営業の仕事内容

「OA機器営業ならでは」と言える特徴もあるので、活躍を目指すならまずは基本的な知識を整理しておきましょう。

OA機器とは

OA機器とは「Office Automation(オフィス・オートメーション)機器」の略であり、オフィスにおける業務の自動化・効率化に欠かせない機器のことです。

OA機器の例としては、以下が挙げられます。

  • パソコン
  • 電話
  • FAX
  • プリンター
  • コピー機
  • 複合機
  • シュレッダー
  • プロジェクター

上記を見ると、現代のオフィスにおける仕事はOA機器なしにはほとんど成り立たないことが分かるでしょう。

近年では、どの企業も重視している業務効率化やDX化などにおいても、OA機器の充実は必須です。

OA機器営業の仕事内容

OA機器営業は、企業や学校、病院などに対してOA機器導入を提案して売り込む仕事です。

自社で機器の製造から販売までを行うケースや代理店としてリース契約を扱うケースなど、業態にはさまざまなパターンがあります。

法人向けの営業が一般的ですが、事務作業を行うのであれば規模の大小を問わず売り込みの対象になります。

オフィスを運営する以上は、OA機器の導入は欠かせません。そのため、OA機器営業であれば幅広い業界・業種への営業を経験できるでしょう。

OA機器営業のやりがい3選!

OA機器営業の仕事は、以下のように多くのやりがいがある魅力的な仕事です。

  1. コミュニケーション力や営業スキルが上がる
  2. OA機器、通信商材の知識が増える
  3. 様々な会社と関わりが持てる

以下で詳しく紹介するので、一緒にチェックしていきましょう。

①コミュニケーション力や営業スキルが上がる

OA機器営業に取り組むことで、コミュニケーション力や営業スキルの向上が期待できます。

製品の売り込みに加えて、アフターフォローを行って顧客との関係を継続させる必要があるためです。

顧客との信頼関係を構築・維持するために試行錯誤する中で、営業に求められる能力が培われていきます。

またOA機器営業は、未経験でも応募できる求人が多数ある仕事です。そのため、営業初心者が経験・実績を積んでスキルアップしていくきっかけの場としても魅力的でしょう。

②OA機器、通信商材の知識が増える

OA機器や通信商材の知識が増えることも、大きなやりがいの1つに挙げられます。

パソコンや通信回線などの進歩は非常に早く、最新の技術や情報に常に触れられる環境は大変魅力的です。

最新機器の知識を駆使して顧客に業務改善提案を行う営業は、OA機器営業ならではのクリエイティブな仕事だと言えるでしょう。

特に機器・機械や最新のテクノロジーに興味があり常にアンテナを張っていられる方にとっては、刺激的でやりがいが大きい仕事です。

③様々な会社と関わりが持てる

OA機器営業に取り組む中では、さまざまな会社と関わりを持てます。オフィスを構える仕事であれば、すべてが営業の対象であるためです。

さまざまな業種・業態の働き方や人に触れることで、視野や人脈が広がっていくでしょう。

そのため将来的に独立を考えている方にとっても、OA機器営業の経験は十分に魅力的です。

また、一部の企業においては海外へも進出していることから、海外企業を相手にしてグローバルに活躍したい方にも、魅力的な選択肢の1つです。

oa機器営業の離職率が高いと言われる理由3つ

OA機器営業は、離職率が高い職業だと言われています。離職率が高い理由は、主に以下の通りです。

  1. 営業実績が求められる
  2. 様々な業界知識が必要
  3. 飛び込み営業が多い

就職先選びにおいて、企業のネガティブな要素への理解は欠かせません。ここでしっかりと理解しておきましょう。

①営業実績が求められる

OA機器営業の離職率が高いと言われる理由としてはまず、営業実績を求められることが挙げられます。

OA機器は頻繁に買い替えを行うものではないことから、営業のチャンスは決して多くありません。

競合が多いことから顧客の奪い合いになることも多く、その中で営業実績をあげ続けるにはハードに働くことも一定必要なのが実情でしょう。

ただし、営業実績をあげるために自ら学習したり工夫したりすることには、もちろんやりがいもあります。

②様々な業界知識が必要

OA機器営業として活躍するためには、さまざまな業界知識が求められます。営業の対象が広く、営業を取るには顧客の業界に合わせて一定の業界知識が必要であるためです。

営業のチャンスをつかむには、顧客との信頼関係の構築が欠かせません。そして信頼してもらうにはまず、相手のことを知ることが大切です。

飲食やメーカー、さらに官公庁や病院など顧客に合わせて業界知識を学ぶことは、大きな負担に感じられることもあるでしょう。

③飛び込み営業が多い

OA機器営業は、飛び込み営業が基本の職種です。飛び込み営業は断られる確率が高く、失敗するたびに落ち込んでいては仕事になりません。

何度断られても切り替えて次の営業に向かえる人でなければ、つらい仕事だと感じてしまっても無理はないでしょう。

また、まったくの初対面から顧客と関係を築くには、営業としての高いコミュニケーション能力も必要です。経験が少ないうちはなかなかうまくいかず、モチベーションを保てずに離職してしまうことはあり得ます。

oa機器営業に必要なスキルとは

ここでは、OA機器営業に必要なスキルを以下の2つに整理して紹介します。

  • 必要な経験・知識
  • 必要な資格

OA機器営業として活躍するためには、学び続けることが必要です。必要なスキルを理解することで、就職時のアピールにも役立つでしょう。

OA機器営業に必要な経験・知識

必要な経験や知識には、挙げられます。

  • コミュニケーションスキル
  • OA機器や通信商材の知識
  • 過去の営業経験
  • 人脈

顧客とのやり取りをスムーズに進めるためには、コミュニケーションスキルやOA機器に関する知識が欠かせません。

また、営業経験がある転職者であれば、OA機器の営業にも活用可能です。たとえば、法人営業の経験者であれば、オフィスが抱える課題を察知しやすいでしょう。

さらに、人脈が豊富にあれば営業先を見つける際に役立ちます。

OA機器営業に必要な資格

OA機器営業には、特に必要な資格はありません。資格がない未経験者でも、実力をつけてキャリアアップしていくことは十分に考えられる仕事です。

ただし普通運転免許については、事前に取得しておくことをおすすめします。企業によっては、自動車での移動を基本にしていることがあるためです。

自動車を運転できなければ、選択できる求人が減ってしまいます。

また資料作成を日常的に行うことから、Microsoftオフィス関連の資格を取っておくと他の応募者との差別化につながるでしょう。

OA機器営業の動向|需要は減少傾向に

OA機器の需要は、減少傾向にあるのが実情です。

近年では、新型コロナウイルスの流行によって、家庭におけるOA機器の需要が増大しました。

しかし新型コロナウイルスの流行が収束に向かいつつある現在では、コロナ以前よりも需要が減っています。

一方で、ほとんどの業務において、OA機器が欠かせないことも事実です。

企業の業務効率化やIT化に役立つ機器の販売をはじめとして、AO機器営業のニーズは形を変えつつ今後も残っていくとは考えられるでしょう。

OA機器営業は辛さもあるがやりがいも感じやすい!

OA機器営業は、大変だと言われることも多い一方でやりがいも感じやすい仕事です。

特に営業マンとしてスキルを身につけたいと思っている方や機器・機械に興味がある方などには、魅力的な仕事だと言えるでしょう。

本記事を参考にして、ぜひとも後悔のない就職先選びをしてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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