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【検査別】SPIに効果的な勉強法を解説|点が伸びない原因も紹介

就職活動で数多くの企業が取り入れているSPI試験。高得点を取ることで、就職活動を有利に進められることもあり、勉強に力を入れる就活生も多いでしょう。

しかし「SPIをどのように勉強すればいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、SPIに効果的な勉強法を検査別に解説します。あわせて、点が伸びない原因と対策も紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてください。

SPIに効果的な勉強法2つ

SPIを効率よく勉強する方法を2つ紹介します。

  1. SPI対策問題集を繰り返し練習する
  2. スキマ時間を有効活用して復習する

①SPI対策問題集を繰り返し練習する

SPIの勉強に最もおすすめの方法は、SPI対策問題集を繰り返し練習することです。問題集を使用することで、SPIの出題傾向や問題の種類を把握し、網羅的に学習できます。苦手な分野を中心に問題を何度も解いてみましょう。

問題集に取り組む際には、計画的な学習と練習を心がけ、解説やフィードバックをしっかり活用することが大切です。

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②スキマ時間を有効活用して復習する

忙しくてなかなか勉強できない人は、スキマ時間を活用して勉強しましょう。スキマ時間でも、積み重なれば何時間にもなります。

スキマ時間の勉強には、アプリがおすすめです。アプリを使うことで活用することで、移動時間や、ちょっとした空き時間にサクッと勉強できます。模擬試験やタイムトライアル機能を提供しているアプリも多いため、ぜひ活用してみてください。

SPIの3つの検査とその対策方法を解説

SPIの種類は「能力検査」「英語検査」「構造的把握力検査」の3つです。ここでは、それぞれの検査の特徴を紹介しつつ、対策方法を解説します。なお、能力検査は「言語系」と「非言語系」に分けています。

  1. 言語系
  2. 非言語系
  3. 英語
  4. 構造的把握力検査

①言語系

能力検査の「言語系」は、その名の通り受験者の言語能力を測定するために行われます。具体的には、日本語の読解力、文法知識、語彙力、文章作成能力などが評価対象となります。対策方法を紹介します。

①語句の意味・用法などに注力する

語句の意味や用法を注力することは、文脈を正確に把握し、問題の意図を理解する上で有効です。単語やフレーズの意味を正確に理解することで、選択肢の中から最も適切な回答を見つけられます

語句の用法には特に注意を払いましょう。単語や表現の使われ方やニュアンスを理解しなければ、文脈に合った解答ができないからです。たとえば、同じ意味を持つ単語でも、その使われ方によって適切な回答が異なることがあります。

このように、語句の意味や用法に注力することで、文章の理解力や解答の精度が向上します。豊富な語彙知識や文脈理解の能力を養い、問題の本質を見極めましょう。

②文章に読み慣れておく

文章に読み慣れておくことも、言語問題の対策に効果的な対策の一つです。文章に慣れていると、文章の構造や文法、表現方法などに対する理解が深まります

さらに、豊富な語彙や表現力も養われます。読み慣れることで、問題文をスムーズに理解できるでしょう。新聞や雑誌、書籍、オンライン記事など、幅広いテキストを読み、日常的に文章に触れておくことが大切です。

②非言語系

能力検査の「非言語分野」は、受験者の視覚情報処理能力や空間認識能力を測定するために行われます。問題内容は、図形のシリーズやパターンの中で欠けている図形を選ぶ問題や、確率の問題などが出題されます。こちらも対策を紹介します。

①式や図を書いてイメージを持つ

SPIの非言語問題の対策としては、式や図を書いてイメージを持つことが効果的です。非言語問題の特徴である図形や関係性を視覚化することで、より問題を理解しやすくなるからです。

たとえば、問題文に出てくる数式やパターンを図に描いたり、グラフや表を作成することで、問題の要点や関連性を明確に把握できます。

また、式や図を書くことによって、問題の本質を捉える力や論理的思考力も養えます。非言語問題に取り組む際には、積極的に式や図を活用し、イメージを持つことが重要です。

②頻出の分野・問題を調べておく

SPIの非言語問題に対する対策の一つとして、頻出の分野・問題を調べておくことがあります。過去のSPI問題集や過去の試験結果を参考にして、よく出題される分野やパターンを把握しておきましょう。

頻出の分野や問題を事前に調べておくことで、試験当日には慣れた問題に対してスムーズに取り組めます。

また、共通するパターンやアプローチ方法を理解し、効率的な解法を見つけられるのも大きなメリットです。

③英語

SPIでは、英語の能力試験が行われることがあります。リーディングやリスニング、文法、語彙など、英語に関する基礎的なスキルや応用力が評価されます。英語検査の対策は、TOEICの対策をするのが一番効果的です。具体的に紹介します。

①英文に読み慣れておく

英文に慣れることで、リーディングスキルや文脈理解力が向上し、問題をスムーズに解くことができます。

英文に慣れるためには、日常的に英語の記事、ニュース、ブログなどを積極的に読むことが大切です。単語や表現に慣れるだけでなく、文章の構造や文脈を把握する力も養えるからです。

また、文学作品や学術論文などの幅広いジャンルの英文に触れることで、異なるスタイルや表現にも対応できます。

②移動中などのスキマ時間で英単語を覚える

SPIの英語検査対策として、移動中やスキマ時間を活用して英単語を覚える方法が効果的です。通学時間などを利用して英単語の学習に取り組むことで、効率的に知識を増やせます。

スキマ時間の活用には、スマートフォンの英単語アプリやオンラインの英単語学習サイトが便利です。TOEIC対策のアプリをインストールすると良いでしょう。

また、英単語カードや音声教材を利用することも有効です。スキマ時間を活かすことで、日常的に英単語を繰り返し学習し、試験に備えることができます。

④構造的把握力検査

構造的把握力検査では、ものごとの背後にある共通性や関係性を構造的に把握する力を測定する問題が出題されます。SPIの他の分野と比べて難易度がやや高く、問題数に対して制限時間も短いため、苦戦する人が多いと言われています。対策を紹介します。

①対策用問題集などを解いて問題に慣れる

SPI対策問題集を購入し、構造的把握検査の問題演習を積極的に行いましょう。問題集には様々なタイプの問題が含まれているため、繰り返し解くことで問題のパターンや解法を理解できるからです。解答解説を読みながら間違った問題の復習も行いましょう。

問題演習の際には時間を意識して行うことも重要です。SPI構造的把握検査は時間制限があります。問題演習時に制限時間内で解答できるよう訓練することで、スピードと正確性の向上が期待できます。

②本番と同じ時間で解く練習をする

SPIの構造的把握力検査は、時間内に正確に問題を解くことが求められるテストです。対策の一つとして、本番と同じ時間で解く練習をすることが有効です。なぜなら、制限時間内での集中力やスピードを養えるからです。

また、本番と同じ緊張感やプレッシャーを体感することで、実際のテスト時に起こりやすいミスや緊張への対策を見つけられます。

性格診断は正直に答える

SPIでは、能力検査の他に性格診断も行われます。性格検査は、受験者の考え方や性格特性を把握するための試験です。

試験は、心理学的な質問に回答する形式で行われます。30分の制限時間で300問近い質問が出題されるため、直感的な回答が求められます。

性格検査は回答が矛盾していると採用で落とされる可能性があるため、正直に答えておきましょう。

SPIの平均的な勉強時間は50〜60時間

SPIの勉強時間は、最低でも30時間、できれば50〜60時間が望ましいといえます。特に、大手有名企業を受ける場合は入念な対策が必要です。なぜなら、大手企業は競争率が高く、SPIのボーダーラインも厳しい傾向にあるからです。

なお、SPIの勉強は試験の3ヶ月以上前から始めることをおすすめします。早めに始めることで、十分な勉強時間を確保し、着実なスキルの向上を図れます。

SPIで点数が取れない人の原因3つとその対策法

SPIの勉強をする中で「勉強しているけどなかなか点数が取れない」と悩むこともあるでしょう。ここでは、SPIで点数が取れない人の原因3つとその対策法を紹介します。

  1. 解法を忘れてしまっている
  2. 時間が足りない
  3. テスト本番だと緊張してしまう

①解法を忘れてしまっている

問題の解法を忘れていることも点数が取れない原因の一つです。

SPIの問題は、中学生で習った知識で解けるものがほとんどです。そのため「楽勝だ」と考える人も多いでしょう。しかし、卒業から時間が経っているため、解法を忘れていることがあります。

また、SPIの勉強をしていたとしても、分かったつもりになっていただけで、本番になると解けないこともありえます。解法が定着していないからです。

対策としては、反復練習がおすすめです。解法が定着するまで、何度も問題集やアプリで勉強しましょう。

②時間が足りない

SPIで点数が取れない原因は、時間が足りないことです。SPIの試験では問題数に対して制限時間が少なく、時間がかかりすぎて点数が伸び悩むことも珍しくありません。

また、ペーパーテストでは問題数が決まっているため、わからない問題に時間をかけすぎて最後まで解き切れないこともあります。

時間オーバーを回避するには、時間配分が重要です。各問題に十分な時間を割り当て、模擬試験や練習で時間内に解答する訓練を積んでおきましょう。

③テスト本番だと緊張してしまう

テスト本番で緊張してしまうことも点数が取れない原因の一つです。SPIでは、テストセンターなど、会場に足を運ぶ受験形態もあります。そのため、本番で戸惑いや不安を感じ、本来のパフォーマンスを発揮できないことも考えられます。

実際の受検に近い形式で練習するなど、緊張感を和らげる工夫をしておきましょう。

SPIは勉強することで確実に点数が上がる!

本記事では、SPIに効果的な勉強法を検査別に解説しました。

SPIでは分野ごとに問題の傾向や攻略方法が異なります。そのため、分野ごとの対策が必須です。勉強してもなかなか点数が伸びない場合は、原因を明らかにした上で対策することで、高得点を目指せます。

ぜひこの記事を参考にしながら、SPIを効率よく勉強してみてくださいね!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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