「世界遺産検定は履歴書に書いても大丈夫?」
「履歴書に世界遺産検定を書くと何かメリットはある?」
このような疑問を持つ就活生の方もいるのでは。
結論、世界遺産検定を持っているなら履歴書に書きましょう。世界遺産検定は、就活でのアピール要素にもなるためです。
この記事では、世界遺産検定を書くメリットや、世界遺産検定を使える仕事について解説します。
就活での世界遺産検定の扱いを正しく理解し、自信を持ってアピールしていきましょう。
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世界遺産検定とは?
世界遺産検定は、NPO法人 世界遺産アカデミーが運営し、文部科学省が後援する民間の検定試験です。
各国にある世界遺産への学びを通して、国際的な知識を身につけ、社会の発展に貢献する人材の育成を目的として設立されました。
2006年の検定開始以降、老若男女問わず幅広い方が興味を持ち、累計受検者数32万人を超える人気資格の1つです。
世界遺産検定は履歴書に書いて良い!
世界遺産検定を持っている場合は、積極的に履歴書に書くことをおすすめします。
「就活のアピールとしては弱いのでは?」と思う方もいるかも知れませんが、世界遺産検定が1〜3級やマイスター級であれば、業界によっては評価の対象としてもらえることも少なくありません。
また、世界遺産検定が4級の場合でも、面接での話題の1つとなるため、間接的にプラスに作用することもあります。
そのため、世界遺産検定を持っている場合は履歴書に記載しておきましょう。
世界遺産検定を履歴書に書くメリット2つ

世界遺産検定の認定者であることを履歴書に書くのには、以下2つのメリットがあります。
それぞれ分かりやすく解説していきます。
①面接官の興味を引ける
世界遺産検定を履歴書に書く1つめのメリットは、面接官に興味・関心を持ってもらえることです。
世界遺産検定は、俳優の鈴木亮平さんやタレントのスザンヌさんといった著名人が資格取得していることでも有名で、知名度の高い資格と言えるでしょう。
面接官の中にも、海外旅行や世界地理に興味がある方も少なくないため、履歴書を確認する際に目が止まりやすい資格の1つです。
複数の履歴書の中から、着目してもらえるフックとなるのは大きなメリットと言えるでしょう。
②知的好奇心があることのアピールになる
世界遺産検定を通して、知的好奇心をアピールすることも可能です。
興味のあるものや、好きなものを追求できる人材であること。また、自分で決めた目標に向かって努力し、資格という形にできたことの証明にもなります。
世界遺産検定を得るまでのプロセスを伝えれば、先方の心象に残るアピールとなるでしょう。
世界遺産検定を履歴書に書く時の注意点
ここまで、世界遺産検定を履歴書に書くメリットについて解説しました。
しかし、世界遺産検定をアピールする際は下記の注意点もあります。
それぞれ分かりやすく解説していくので、あわせて理解しておきましょう。
①必ず資格が評価されるわけではない
世界遺産検定を履歴書に書いたからといって、必ず評価対象となる訳ではありません。
業種や職種、面接官のタイプから、世界遺産検定の資格が響かないこともあるでしょう。
世界遺産検定を一辺倒でアピールするのではなく、先方の状況に応じて、何を伝えるのかを考えて対応しましょう。
②世界遺産の知識を聞かれた時に答えられるようにする
世界遺産検定を履歴書に書く際は、検定内容に関する質問に答えられる準備をしておきましょう。
もし、世界遺産検定に関する質問をされて答えられなかった場合、「本当に検定に合格したのか…」「他の記載内容にも虚偽があるのでは…」というマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。
検定取得から長期間経過していて自信がない場合は、履歴書に記載しないことも選択肢の1つです。
世界遺産検定を使える仕事

業務内容によっては、世界遺産検定で学び得た知識を直接活かすことも可能です。
代表例として、世界遺産検定を使える仕事には以下の3つがあります。
それぞれの活用場面について、理解していきましょう。
①航空系会社の仕事
航空系会社の業務では、乗客や取引先に世界地理への興味がある方も多いため、自然と世界遺産に関連する話に展開することがあります。
世界遺産関連の話となった際、先方が興味のある情報や、知らなかった情報を提供することで、顧客満足度の向上に貢献できるでしょう。
②旅行系会社の仕事
旅行会社の顧客には、国内外の世界遺産に関心のある方も多いため、接客をする際の切り口として世界遺産検定の知識が活きてきます。
実際、旅行系会社の求人のエントリーシートには、世界遺産検定について書く欄が用意されていることも少なくありません。
エントリーシートに世界遺産検定の記載欄がある場合は、積極的にアピールしていきましょう。
③ツアー企画系の仕事
ツアー企画系の仕事も、世界遺産検定を活用できる業務の1つです。
独自ツアーを企画する際、「世界遺産」を切り口として企画設計すると集客効果が高まると言われています。
そのため、ツアー企画をする際、世界遺産について深い知識を持っている人は、企業内でも重宝されるでしょう。
世界遺産検定を使える企業・業界

続いて、世界遺産検定を使える下記3つの業界を紹介いたします。
業界とあわせて、世界遺産検定と親和性の高い企業も紹介しますので、世界遺産検定を活かして、就職活動を有利に進められるようチェックしておきましょう。
①観光業界
観光業界の業務と世界遺産検定は親和性が高いため、世界遺産検定を採用判断の基準としている企業も少なくありません。
世界遺産検定で得た知識を、接客時にも存分に活かしていきましょう。
【世界遺産検定を使える観光業界の企業例】
- 株式会社JTB
- 株式会社エイチ・アイ・エス
- 株式会社日本旅行
②ホテル業界
ホテル業界では、積極的な海外進出や、外国人観光客の獲得を目的としたインバウンド事業に注力している企業の活躍が目立ちます。
今後もホテル業界は、グローバルに展開していくことが予想されます。世界遺産検定のような、国際社会に目を向けた資格はますます活きていくでしょう。
【世界遺産検定を使えるホテル業界の企業例】
- 株式会社西武ホールディングス
- 東急電鉄株式会社
- リゾートトラスト株式会社
③航空業界
世界遺産検定は航空業界の業務でも活かせる資格です。
航空業界では、様々な国の顧客と接するシチュエーションがありますが、世界遺産検定を持っていると話題の1つとして活かせます。
各国の知識について興味を持つ顧客も多いため、世界遺産検定で得た知識を伝え、顧客の満足度を高めていきましょう。
【世界遺産検定を使えるホテル業界の企業例】
- 日本航空株式会社(JAL)
- 全日本空輸株式会社(ANA)
- Peach Aviation 株式会社
興味を引く資格なので自信持って履歴書に書こう

この記事でお伝えした通り、世界遺産検定は就活でメリットとなる資格です。
持っている級があまり高くない場合や、業界によっては直接的なアピールにはならないこともありますが、他の資格に比べて興味を持ってもらいやすく、話題のタネになるといった間接的に得られるメリットがあります。
世界遺産検定は、就活で武器にできる資格の1つですので、自信を持って履歴書に書きましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。