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グループワークの必勝法は?内定への近道

就活生の多くが苦手とするグループワーク。SPI試験や玉手箱などの筆記試験や面接と違い、事前に対策できないため、当日まで不安ですよね…。

とくに、一度もグループワークを経験していないと、雰囲気や流れがわからずどうしていいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、グループワークについて、特徴や評価基準、対策方法などについて紹介します。

グループワークとは?

就活中のグループワークとは、他の学生とグループになり、与えられたテーマに沿って共同作業を行い、その成果について発表させる選考方法です。

グループディスカッションとの違い

グループディスカッションとグループワークの違いに明確な定義はありませんが、次のような違いがあります。

グループワーク:テーマを論議し形にして発表

グループディスカッション:テーマについて論議

グループワークは、グループで共同作成した成果物が評価されるため、チームワークが大切です。積極的すぎても消極的でもマイナスな印象を与えてしまいかねないため、多くの就活生は苦手意識を持っています。

実際に、リクナビが就活を経験した学生と社会人200人に「グループワークは苦手か」と質問したところ、61.0%が「苦手意識がある」と回答しました。

グループワークはすべての企業で取り入れているわけではなく、総合職や企画営業職などでおこなう確率が高いです。総合職を志望する就活生は、事前に重要ポイントをしっかり押さえておきましょう。

グループワークにおける役割とその適性とは?

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「グループワークを絶対に通過したい!」なら、まずはグループ内で役割分担をしましょう。企業によって指定するケースもありますが、自分はどのポジションが向いているのか把握しておくと当日困りませんよ。

司会進行

司会進行はリーダーではなく、グループ内で論議した内容を整理する人です。グループみんなの意見を引き出し、論議を活性化させる役割があります。

グループ一人ひとりの意見をしっかり聞き、発言していない人に話も振る。さらに、論議の矛盾点の指摘やテーマの軸が逸れないように結論へ導きます。

向いている人話をまとめるのが得意な人
論理的に考える人
向いてない人話の誘導が苦手な人
人見知りで話すのが苦手な人

書記

書記は、グループワークで発言された意見やアイデアをメモし、全体を把握する人です。また、メモ書きするだけではなく、全体の流れをわかりやすく書き出し、グループをまとめる役割があります。

司会進行の補佐役のため、メモを取るだけではなく、論議のまとめを発言しなければ人事の印象にあまり残りません。書紀担当になったときは、まとめたメモと自分の意見を発言をして、存在感を高めましょう。

向いている人共通点を見つけることが得意な人
人見知りの人
向いていない人話の要点をまとめるのが苦手な人

タイムキーパー

タイムキーパーは、論議の時間を管理する人です。役割の中で一番負担が低い立場ですが、司会進行と連携を取りながら、制限時間内に結論を導き出せるようにしなくてはいけません。

論議が白熱していても「時間なので次に移りましょう」など、タイムキーパーと進行の修正を同時におこなう必要があります。

向いている人時間配分の予測が得意な人
向いていない人コミュニケーション力が低い人
消極的な人

監視役

監視役は、グループ内の論議やテーマの軸がズレないように監視する人です。制限時間内に議論をまとめることを促し、結論に至るまでのスケジュール管理を徹底します。

タイムキーパーに役割が似ていますが、議論を客観的に判断したり広い視野で結論までグループを導く必要があるため、冷静な判断をしなくてはいけません。

向いている人傾聴力が高い人
冷静な判断ができる人
向いていない人客観的な判断ができない人

グループワークは何を評価しているの?

グループワーク

人事がグループワークで評価するポイントは、次の5つです。

  • 積極性
  • コミュニケーション能力
  • 発想力
  • 対応力
  • 理論的思考

グループワークは積極性が必要ですが、周囲の意見を聞かず自分の意見だけを述べて結論をまとめてしまうと、人事にあまり良い印象を与えません。

グループワークでは、与えられたテーマの問題や課題を見つけ、主体的に解決する力が求められます。さらに論議では、個人の発想力や思考も必要です。

自分をアピールする場ではなく、グループ内の協調性や協力性を人事は見ているので、一定のコミュニケーション能力は大切なポイントといえます。

今からできる対策とは?

グループワーク

グループワークの対策は、実践あるのみです!

残念ながら、グループワークは本やネットの情報で勉強しても上手になりません。何度か経験し雰囲気や流れを把握することが大切なので、サークルやゼミのミーティングなど、模擬グループワークの参加がおすすめです。

また、選考ポイントにコミュニケーション力や協調性が見られるため、人狼ゲームなどの通話型ゲーム、コールオブデューティーモバイルやモンスターハンターなどの協力ゲームも役立ちますよ!

【体験談】初めてのグループワークで対策が見えた!

グループワーク

初めてのグループワークに、なぜか自信満々だった筆者。しかし、結果は全敗でボロボロです。できるなら、過去に戻りたい

まず、初グループワーク前日までの筆者の自己評価がこちら。

自己評価客観的評価
積極性
コミュニケーション能力
発想力
対応力
理論的思考

友人にあとから評価してもらったところ、自己評価とまったく別物でした。

周囲は「本当に同じ年齢?」「社会人なのでは?」と思うような優秀な人ばかりでした。

筆者がボロボロの結果になった要因は、次のような災難が関係していると判断。

  • 自分の思考にプラスαを加えて先に言われる
  • 発言に自身がなくて小さな声になってしまった
  • 緊張で笑顔のない表情へ
  • 発言が長くなり話の要点がわからなくなる

このように、事前の自己評価と実際の結果は異なることが多いのです。この経験から、同じグループの人たちを仲間だと思うようにして対策を練りました。

  • 基本笑顔!相づちを欠かさない
  • 相手の顔を見て発言
  • 人の意見をよく聞く
  • 人の意見は否定しない(でも~などの言葉NG)

評価ポイントは企業によって違いますが、対策せず挑むのと挑まないのとでは、結果は大きく違いました。

まとめ

グループワーク

グループワークのテーマは、企業によって違うため事前の準備ができません。しかし、発想力や理論的思考など、評価ポイントに共通点があります。

テーマをクリアするには協調性が必要不可欠なので、グループワークは一緒に入社する同期だと思い、落ち着いて自分の役割が発揮できるように努めましょう。

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スカイ

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