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SPIを対策してない人は選考に落ちる?今からできる対策方法を紹介

就職活動中の学生の多くが取り組むSPI対策。高得点を取ることで就職活動を有利に進めるられるため、勉強に力を入れる学生も数多くいます。

しかし、中には「そもそも、SPI対策をしてないと選考に落ちるの?絶対に対策しなきゃダメ?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、SPI対策をしないと選考に落ちるのかを解説します。記事後半では、SPIの具体的な対策方法も紹介しています。ぜひ最後まで読んでみてください。

SPIを対策してない人は選考に通るのか

SPI対策をしていない人は選考を通過できるのでしょうか?結論、SPIを対策してない人は、基本的に選考に通るのが難しいでしょう。

SPIの試験で出題される問題は、中学生で習う国語や数学の問題がほとんどです。「それなら楽勝!」と考える人もいるでしょう。

しかし、SPIは問題数が多かったり時間配分が難しかったりと、やや特殊な試験です。傾向を知った上で対策や反復練習を行わなければ、満足いく点数を取れません

また、中学校を卒業してから時間が経ったことで、数学問題の解き方を忘れている人もいるでしょう。解き方を思い出すためにも、対策しておくことが得策です。

このように、SPIの対策をしてない状態だと点数を取りづらく、選考に通りにくくなります。そのため、SPIで通過するために改めて勉強する必要があるのです。

SPIを対策していない人がまずするべき対策方法3選

では、これまでSPI対策をしていなかった人は、なにをすればいいのでしょうか?ここでは、まずやるべきSPI対策を3つ紹介します。

1.自分の苦手な問題の系統を知る
2.問題集やアプリで対策する
3.計算に慣れておく

①自分の苦手な問題の系統を知る

SPI対策をしていない場合、まずは模擬試験を解いてみましょう。その際に、自分の苦手な問題の系統を知ることが大切です。苦手分野を理解した上で重点的に対策することで、効率よく勉強できるからです。

・何度も同じミスをしてしまう分野
・時間切れになってしまう分野
・誤答率が高い分野

これらに共通する内容を重点的に対策しましょう。

なお、自分の苦手を克服するためには、定期的な反復練習と徹底的な解説の理解が必要です。自分の苦手な問題の系統がわかったら、何度も繰り返し解いて改善しましょう。

②問題集やアプリで対策する

問題集やアプリを活用した対策も有効な手段です。苦手な分野を中心に問題を何度も解いてみましょう。

問題集を使用することで、SPIの出題傾向や問題の種類を把握し、網羅的に学習できる点と解説が丁寧な点です。

アプリには、スキマ時間や外出先に手軽に勉強できるメリットがあります。また、模擬試験やタイムトライアル機能を提供しているアプリも多く、時間管理やスピード感覚を養うことも可能です。

問題集やアプリで対策に取り組む際には、計画的な学習と練習を心がけ、解説やフィードバックをしっかり活用しましょう。

③計算に慣れておく

数字の計算に慣れておくことも重要です。なぜなら、SPIの受験方式の1つであるテストセンターでは電卓が使えず、メモ用紙で計算しなければならないからです。

スマートフォンの普及により、暗算や筆算をする機会が減っている人も多いと思います。計算スピードや正確性を向上させるためも、日常生活での計算習慣を取り入れると良いでしょう。

たとえば、買い物時に頭の中で合計額を計算する、時計の計算をする、単位換算するなどが挙げられます。

SPI対策をしていなくても受かる人の3つの特徴

学生の中には、SPI対策をしていないにも関わらず選考に受かる人がいます。それらの人に共通する特徴を3つ紹介します。

1.数学が得意な人
2.高学歴だから落とされない人
3.SPIの重要度が低い企業に申し込んでいる人

①数学が得意な人

数学が得意な人は、SPI対策をしなくても受かる可能性が高いです。前述した通り、数学の問題レベルは中学生で習う内容だからです。

勉強しなくても解き方が分かる理系や数学を得意な人は、対策無しでも高得点を狙えるでしょう。

②高学歴だから落とされない人

SPIの成績が悪くても、高学歴であるため受かる可能性があります。なぜなら、SPIの結果よりも学歴を重視する企業もあるからです。

SPIはあくまで採用における評価基準の一つです。SPIの成績よりも学歴を優先する企業であれば、仮にSPIの成績が振るわなくても、選考に受かる可能性は十分にあります。

③SPIの重要度が低い企業に申し込んでいる人

SPIの重要度が低い企業に申し込んでいる人は、SPIの成績が悪くても受かる可能性が高いでしょう。一部の企業では、SPIの結果よりも面接や実務経験を重視して採用を判断するからです。

その場合、仮にSPIの成績が悪くても、他の面でのアピールや適性が評価される可能性があるのです。SPIの結果で足切りされることも少ないでしょう。

SPIを受けない選択肢もある

ここまで、SPIの試験対策について紹介しましたが、そもそもSPIを受けないという選択肢もあります。その方法とは、SPIがない企業の面接に申し込むことです。

企業によっては、SPIを実施しないケースもあります。SPIの対策が間に合わない可能性がある人や、SPIが苦手で点数が取れない人は、検討してみても良いでしょう。

就活エージェントに登録すれば、自分に合う企業を見つけてくれるのでおすすめです。

SPIについて理解しておきたい基本情報

最後に、SPIについて簡単にまとめます。

SPIとは

SPIは、リクルートが開発した日本の適性検査です。個人の性格特性や適性を測定し、企業の採用選考に活用されています。

現在、多くの大手企業がSPIを導入しており、採用の判断材料として重視されています。SPIは一般的に時間制限のある選択式問題で構成です。

また、性格や働き方の傾向を測定することで、採用担当者は個人の適性や人物像を把握し、採用判断に役立てられています。

試験内容は言語問題と非言語問題がある

SPIは「能力検査」と「性格検査」の2つで構成されます。企業によっては「英語検査」と「構造的把握力検査」が追加されることもあります。能力検査はさらに「言語分野」と「非言語分野」に分けられます。

「言語分野」は、受験者の言語能力を測定するために行われます。具体的には、日本語の読解力、文法知識、語彙力、文章作成能力などが評価対象です。

「非言語分野」は、受験者の視覚情報処理能力や空間認識能力を測定するために行われます。問題内容は、図形のシリーズやパターンの中で欠けている図形を選ぶ問題や、確率の問題などが出題されます。

企業はなぜSPI試験を行うのか

企業がSPIの試験を目的は、多数の応募者の中から、基礎的な能力がある人材を選ぶことです。

SPIでは、受験者の言語能力や数理能力、論理思考能力、社会常識など、幅広い領域の基礎力を測定できます。

そのため、SPIの結果は採用試験の材料としてだけでなく、入社後に配属される部署を決める際にも利用されるケースもあるようです。企業にとって、SPIは重要な役割を持つのです。

ただ、足切りをするためにSPIを行う企業もあります。多くの応募者を全て面接するのは企業側の負担が大きいので、ある程度点数がない人たちは足切りするようです。

SPIを対策してないと選考に通らない可能性が高い

今回は、SPIを対策してない人は選考に落ちるのかについてまとめました。SPI対策していなければ、当然高得点は取りづらく、選考に通らない可能性も高いでしょう。

ただ、対策しなくても受かる人はいます。また、SPIを重要視していない企業であれば、SPIの結果が悪くても選考に通ることも十分可能です。

大切なのは、自分自身の能力や目的、希望する企業に合わせてSPI対策することです。一度、就職活動についての方向性や考え方を見直し、SPI対策をするべきか考えてみると良いでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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