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マーケティングの仕事内容と必要なスキルを解説!適性のある人も紹介

マーケティング職は、就活生から常に人気を集めている職種です。

しかし、マーケティングという言葉の響きに惹かれている部分が大きく、実は詳しい仕事内容までは把握していない方も少なくありません

そこで、本記事ではマーケティング職の仕事内容や必要なスキル、そして適正のある人の特徴について解説します。

就職活動を進めていくうえでの参考にしてください。

マーケティング職の主な仕事内容

マーケティング職の主な仕事内容を、大きく分けると以下の4種類に分類されます。

  1. 商品企画
  2. 営業企画・販売促進
  3. 市場分析
  4. 広告・宣伝

①商品企画

商品企画とは、その名のとおり商品を企画をする仕事です。

競合会社の商品なども踏まえたうえで、消費者のニーズに沿った商品を企画します。

「誰に向けた、どんな商品を作るのか」というコンセプトから企画し、試作とブラッシュアップを繰り返しながら、方向性が固まった商品を経営陣に向けてプレゼンテーションをおこないます。

また、新商品の開発だけではなく、既存商品の改善・ブラッシュアップに携わる機会も多い仕事です。

②営業企画・販売促進

営業企画・販売促進とは、企画された商品を「どうしたら多くの消費者に届けられるか」を考える仕事です。

例えば、販売する商品が小売り店でお客様の目に留まるよう陳列の仕方を考えたり、特典やキャンペーンなどの企画を考えたりします。

どんなにいい商品を作っても、消費者に興味を持ってもらえなければ売り上げには繋がりませんよね。

営業企画・販売促進の仕事は、消費者に商品に興味を持ってもらうためのきっかけ作りと、購買意欲を掻き立てるための施策を考えるのが主な役割です。

③市場分析

市場分析は、上で紹介した①②のベースとなる仕事です。

市場とは、商品やサービスを購入しようとしてくれている、もしくはこれから購入してくれる見込みがある消費者達のことを指します。

その市場のデータを集めて分析し、商品企画や販売促進の方向性を示してあげることが、市場分析の役割です。

④広告・宣伝

広告・宣伝は、商品やサービスの魅力を多くの消費者にアピールするための広告戦略を考える仕事です。

商品のターゲット層の興味・関心や行動心理などを踏まえながら、消費者と商品の接点を作っていく仕事だといえます。

テレビ・雑誌・新聞・SNSなどの中からどの媒体に広告を出すのかを考えたり、広告デザインの方向性や起用するタレントを決定するのが主な役割です。

実際の広告制作は専門部署や広告会社が担当することが多く、マーケティング職の広告・宣伝担当者は制作側と二人三脚になって広告を完成させます。

マーケティングの仕事内容に必要なスキル3つ

前章で解説したマーケティング職の仕事内容を担当するには、以下の3つのスキルが必要です。

  1. 情報収集スキル
  2. 仮説構築力
  3. プレゼンテーション・提案力

①情報収集スキル

マーケティング職は、常に市場と向き合う必要がある仕事です。

よって、市場の状況やニーズに関する情報を収集し、分析するスキルが求められます。

情報を収集するには、常にアンテナを高く張ってさまざまなメディアに触れる癖を持つことや、情報収集に役立つツールの使い方をマスターすることなどが必要です。

②仮説構築力

マーケティングには、収集した情報を分析したうえで、そこから仮説を立てる仮説構築力が求められます。

市場を意識したうえで立てた仮説が、商品開発の土台となるのです。

また、データから仮説を立てるためにSWOT分析・3C分析・4P分析などのフレームワークを使用します。

フレームワークを使って分析結果を整理し、そこから考察して最適な答えを導き出す論理的思考力が必要です。

③プレゼンテーション・提案力

マーケティング担当者は、収集したデータを分析し、そこから立てた仮説を他者に伝えなければなりません

そのため、社内外のさまざまな場面で通用するプレゼンテーション・提案力が求められます。

プレゼンテーションや提案をする相手は、その時々によってさまざまです。

相手に合わせて話し方や言葉選びを変えたり、時には説明する順番を変えたりするなどの臨機応変に対応できるトークスキルが必要になります。

マーケティングの仕事内容に向いている人の特徴6つ

マーケティングの仕事は、自分でもやっていけるのか」と不安になっていませんか?

もしあなたに当てはまる特徴が以下の中にあれば、あなたはマーケティングの仕事内容に向いているはずです。

  • 数字に強い人
  • ロジカルな思考ができる人
  • 想像力豊かな人
  • 地道なことを愚直にできる人
  • トレンドに敏感な人
  • インパクトのある仕事をやりたい人

①数字に強い人

計算が得意で数字に強い人は、マーケティング職に向いているといえます。

マーケティング職に市場のデータ収集スキルが必要であることは、前述したとおりです。

データとはいわば数字であり、マーケティング担当者は常に数字と向き合う必要があります

数字に慣れ親しんでいる人なら、マーケティングの仕事に違和感を感じることなく業務に携われるはずです。

②ロジカルな思考ができる人

論理的に、ロジカルに考えることができる人は、マーケティング職に向いているといえます。

プレゼンテーションや提案の内容を先方に納得してもらうには、論理的な根拠を元に話すことが必要不可欠です。

また、論理的思考力が身に着いている人なら、収集・分析したデータを元に新しい商品を企画する際にも役立つはずです。

③想像力豊かな人

想像力が豊かな人は、マーケティング職として活躍していける素質を秘めています。

商品企画にしろ、販促や広告戦略の立案にしろ、マーケティング職には消費者の気持ちやニーズを把握することが必要不可欠です。

想像力が豊かな人なら、消費者の気持ちやニーズを考慮したうえで企画や戦略を企てていけるはず

さらに、持ち前の想像力を活かして他者にはない発想をし、優れた提案を挙げられるようになるでしょう。

④地道なことを愚直にできる人

マーケティング職は、決して派手ではない側面も多くあります

試行錯誤を繰り返しながら、地道なことを愚直にできる人に向いている職種です。

その努力があるからこそ、成果が数字となって表れたときには大きなやりがいや達成感を実感できるでしょう。

⑤トレンドに敏感な人

あらゆる分野において、市場のニーズはトレンドに大きく関係しています

よって、トレンドに敏感な人はマーケティングの仕事を楽しみながら取り組めるでしょう

ただ単純に好きでトレンドをチェックしているだけでも、その中に仕事に活かせる要素が散りばめられています。

⑥インパクトのある仕事をやりたい人

世の中において、そして自身の人生においてインパクトのある仕事をやり遂げたい方は、マーケティング職ならその思いを実現できる可能性を秘めています。

前述したように、マーケティングは消費者から求められている商品やサービスの設計に企画段階から携わり、消費者に届くまでの導線を設計する仕事です。

よって、多くの人を喜ばせたり、大きくいえば人生に影響を与えたりするほどのインパクトを与えられる可能性があります

また、その過程の一つひとつが、自身の人生においても大きなインパクトとなるはずです。

マーケティング職を目指せる企業

マーケティング職に就くなら、事業会社のマーケティング部門にて自社商品のマーケティングに携わるケースと、マーケティング支援会社に入ってクライアントのマーケティングに携わるケースが考えられます。

それぞれの概要をお伝えします。

  • 事業会社の場合
  • 支援会社の場合

事業会社の場合

自社商品の製造・販売をおこなう事業会社に就職すると、新卒入社直後からマーケティング部門に配属されるケースはそう多くはありません

事業会社のマーケティング部門で活躍するには、自社商品や顧客、そして市場についての理解を深める必要があります。

よって、まずは営業部門に配属されて経験を積み上げたのちに、マーケティング部門に配属されるケースが多いようです。

ただし、例外として大学でマーケティングを専門的に学んでいた場合は、新卒入社してすぐにマーケティング部門に配属されるケースもあります。

支援会社の場合

支援会社とは、例えば広告代理店・PR会社・市場調査専門会社などがあります。

どれもクライアントのマーケティング面を支援することが主な事業内容のため、新卒入社でも最初からマーケティングに携われる可能性が高いといわれています。

また、複数のクライアントに携わりながら経験やスキルを積み上げていける環境だといえます。

【Web・SNS】人気マーケティング職の仕事内容を解説

続いては、人気のマーケティング職の仕事内容について解説します。日常生活の中で、オンラインショップで商品を購入したり、SNSでたまたま見た広告をきっかけにサービスを知ったりした経験があるのではないでしょうか?

マーケティング職の中でも、WebやSNSを使ったマーケティングが昨今の主流となっており、就活生からも人気を集めています。

以下のマーケティングについて、詳しく見ていきましょう。

  • Webマーケティング
  • SNSマーケティング

Webマーケティング

Webマーケティングとは、インターネットを使って販売施策を投じていくマーケティング手法のことです。

主に、オンラインストアやオウンドメディアといわれる自社サイトやブログを使って、消費者へのアプローチを図ります。

例えば、SNSやメルマガなどを用いて消費者がオンラインストアに辿り着くまでの導線を設計したり、自社のブログ記事が検索結果の上位に表示されるように試行錯誤したりなどがWebマーケティングの進め方の一例です。

SNSマーケティング

Webマーケティングの中でも、SNSに焦点を当てたマーケティング手法がSNSマーケティングです。

SNS広告の運用はもちろん、動画コンテンツを企画・作成したり、インフルエンサーを起用して販売促進を促したりなど、業務は多岐に渡ります。

マーケティング職の仕事内容は魅力に溢れている

ひとことでマーケティング職といっても、その業務や手法はさまざま。

市場のリサーチをしながら商品・サービスを生み出し消費者に届けるまでの一連の流れに携われる魅力溢れる職種だといえます。

常に市場やトレンドに向き合い、仮説を立てながら試行錯誤を繰り返す必要があり、決して楽な仕事ではありません。

しかし、自身や自社の努力の成果が数字となって表れたとき、そして消費者の喜びに繋がったときには大きなやりがいを感じられるでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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