就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 就活でのエントリー数は何社すべきか解説|平均数・注意点も紹介

就活でのエントリー数は何社すべきか解説|平均数・注意点も紹介

就活をする際に、どのくらいエントリーすればよいか考えたことはありませんか?

エントリー数が多いときちんと対策できるか心配ですし、かといって少なすぎると内定できるか不安ですよね。

今回の記事では、就活でのエントリー数は何社がよいか、注意点も併せて紹介します。エントリーの数で悩んでいる就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

エントリーは就活生から企業に向けた最初の意思表示!

エントリーとは、就活生が企業に対して最初に意思表示をする行動です。

選考を受ける際に必要な情報を知るためのものであり、選考への応募ではないので注意しましょう。

プレエントリーとの違いはほぼない

「プレエントリー」と「本エントリー」の2つのワードが出てきますが、両社に違いはほとんどありません。

プレエントリーは興味があると伝える程度のもので、説明会の日程など企業の情報を得られるようになります。

本エントリーは企業の選考に応募するためのもので、エントリーシートの提出などが必要です。

プレエントリーした後も結局エントリーシートの提出は行うので、流れに違いはありません。そのため、あまり気にする必要はないでしょう。

【何社が平均?】エントリー数は20社前後が多い

エントリー数の平均は約20社となります。

ですが、エントリーの数は人によってそれぞれです。5社程度の人もいれば50社以上エントリーする人も。

また、文系か理系かによっても数は変化します。個人差があるため、意識しすぎないよう注意しましょう。

エントリーした企業にESを提出しなくても大丈夫

たとえ企業にエントリーしても、エントリーシートの提出は必須ではありません。

企業へのエントリーとエントリーシートは別物です。そのため、もしエントリーした後に興味がなくなったら、放置しても問題ありません。

エントリーした企業すべてに対応するのは難しいです。全部の企業に時間を使うのではなく、自分が行きたい企業のみに時間を使いましょう。

就活でエントリー数が多い時のメリット・デメリット

エントリー数が多い場合のメリットとデメリットについてです。数が多いと、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 自分に合った業界・企業を見つけやすい
  • 経験をたくさん積める
  • 選考落ちしても安心感がある

デメリット

  • スケジュール管理が大変
  • 1社ずつ丁寧に対策しにくい

それでは1つずつ見ていきましょう。

【メリット①】自分に合った業界・企業を見つけやすい

メリット1つ目は、自分に合った業界・企業を見つけやすい点です。数が多いと、特に興味のない企業や知らなかった企業や業界の情報も得やすくなります。

そのため、就活を進めるうちに自分に合った企業を見つける可能性が高くなるでしょう。就活を始めた段階で知っている企業は、BtoCの企業や有名企業である場合がほとんどです。

自分に合った業界や企業を見つけやすいのはエントリー数が多いからこそできることなので、メリットといえるでしょう。

【メリット②】経験をたくさん積める

メリットの2つ目は、経験をたくさん積めることです。理由として、数が多いと企業の選考をたくさん受けるようになります。

多くの選考を受けるため就活の流れを掴みやすく、エントリーシートの書き方を実践しながら経験し学べます。

そうすれば、質の高いエントリーシートを作成できるようになり、志望度の高い企業の選考で有利に進められるでしょう。そのため、経験をたくさん積めるのはエントリー数が多いからこそのメリットといえるでしょう。

【メリット③】選考落ちしても安心感がある

メリット3つ目として、選考に落ちても安心感があります。たとえ1社の選考に落ちても、たくさん応募しているため次があると考えられるからです。

就活中は精神が不安定になりがちで、特に内定がゼロのときは不安が大きくなります。数が多いと、たとえ1社の選考に落ちてもまだ選考は残っているため、気持ちを切り替えやすいでしょう。

ー数が少ないと1社へかける思いは強くなり不安は大きくなるので、選考に落ちても安心感があるのはエントリー数が多いメリットといえるでしょう。

【デメリット①】スケジュール管理が大変

デメリット1つ目は、スケジュール管理が大変な点です。当然のことですが、たくさんエントリーすれば、やるべきことは多くなります。

そのため、やるべきことが増えてしまいスケジュール管理が大変になってしまうでしょう。

また、スケジュール管理がうまくできないと質の悪いエントリーシートを提出するはめになり、最悪の場合期限に間に合わない可能性もあります。

【デメリット②】1社ずつ丁寧に対策しにくい

デメリット2つ目は1社ずつ丁寧に対策しにくい点です。数が多いとやるべきことが多くなり、どうしても1社あたりに掛けられる時間は少なくなります。

少ない時間で対策をしなければならないため、企業理解が浅くなりエントリーシートの質が低くなるでしょう。

その結果、選考に通らなくなる可能性や入社後のミスマッチに繋がる可能性があるため注意が必要です。

就活でエントリー数が少ない時のメリット・デメリット

次は、エントリー数が少ない場合のメリットとデメリットについてです。

以下のように、エントリー数が少ないことによるメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 1社ずつ丁寧に対策できる
  • 軸が定まった状態で就活できる

デメリット

  • 視野が狭まる可能性がある
  • 内定ゼロになる確率が上がる

詳しく見ていきましょう。

【メリット①】1社ずつ丁寧に対策できる

メリット1つ目として、丁寧な対策を1社ずつ行えます。なぜならエントリー数が少ないことで、1つの会社に掛ける時間が多くなるからです。

そのため、企業研究や業界研究を深く行えて、質の高い志望理由や面接対策ができるでしょう。

丁寧な対策をした結果、企業理解が深まり選考に通る可能性が高まります。丁寧な対策ができるのはエントリー数が少ないからなので、メリットといえるでしょう。

【メリット②】軸が定まった状態で就活できる

メリット2つ目は軸が定まった状態で就活できる点です。エントリー数が多いとあまり興味のない企業への対策もする必要があるため、効率が悪いです。

一方エントリー数が少ないと、志望度の高い企業だけ対策できるため効率的に進められ、高いモチベーションを維持できるでしょう。

就活を進めるために熱意は大切な要素です。熱意の高さは面接官にも伝わるため、就活を有利に進められるでしょう。

【デメリット①】視野が狭まる可能性がある

デメリット1つ目は、視野が狭まる可能性です。エントリー数が少ないと応募する企業が偏る可能性があります。

エントリーしたときは興味があったとしても、企業研究や業界研究をするうちに興味が薄れることや違う業界に興味を持つかもしれません。その場合、もし興味を持ってもすでに採用が終了している可能性もあります。

エントリー数が少ないと視野が狭まり、行きたい企業が変わっても行けなくなる可能性があると注意しましょう。

【デメリット②】内定ゼロになる確率が上がる

デメリット2つ目は、内定がゼロになる可能性です。エントリー数が少ないと、内定の確率が低くなってしまいます。

エントリーした企業が内定ゼロだった場合、新たにエントリーが必要です。しかし、その頃には募集が終了している可能性があるでしょう。

また、内定がない焦りから自分の興味がない企業など適当に応募した結果、入社後のミスマッチにつながる危険性もあります。

このようにエントリー数が少ないと内定ゼロの可能性があるので、少なくなりすぎないように注意しましょう。

【就活生必見】エントリーに関する注意点4つ

エントリーにする際に、気を付けるべき注意点は、主に以下の4つです。

  • エントリー数に囚われすぎない
  • 業界・企業を絞りすぎない
  • 気になる企業にはひとまずエントリーする
  • エントリーの締め切り日を把握しておく

注意点を知っていれば安心して就活を進められるでしょう。それでは1つずつ詳しく説明します。

①エントリー数に囚われすぎない

注意点1つ目として、エントリー数に囚われすぎないようにしましょう。

確かにエントリー数が多いと、それだけ選考の機会は増えるため内定の確率は高くなるかもしれません。

しかし、エントリーをしただけで対策をしないと選考に通過することは難しいでしょう。

ですが、あまりにもエントリー数が少なすぎると内定がゼロになる危険性があります。質を落とさずに、自分ができる範囲でエントリーしましょう。

②業界・企業を絞りすぎない

2つ目の注意点は、業界・企業を絞りすぎない点です。業界や企業を絞りすぎると、違う業界に興味を持った際に募集が終了しているかもしれません

取り返しがつかなくなる可能性があるため、絞りすぎには注意が必要です。

あまり有名でない企業の中にも魅力的な企業はたくさんあるため、絞りすぎていると魅力的な企業に出会えないかもしれませんよ。

③気になる企業にはひとまずエントリーする

3つ目の注意点は、気になる企業にはひとまずエントリーする点です。

もし後々興味を持ち、選考を受けたくなってもすでにエントリーできなくなる可能性があります。仮にエントリーはしたけどあまり興味がない場合は、エントリーシートを提出しなければ特に問題ありません。

提出しなければ時間を奪われることもないので、可能性を増やすという意味でも気になる企業にはエントリーしてみましょう。

④エントリーの締め切り日を把握しておく

4つ目の注意点は、エントリーの締め切り日を把握しておく点です。

就活は複数の企業選考を並行して行う必要があります。そのため、就活を進めるにあたりスケジュール管理はとても大切です。

締め切り日を把握しておかないと、ギリギリになってしまう可能性や気づいたら締め切り日を過ぎてしまうこともあります。

締め切り日を把握していなかったせいで、選考を受けられなかった事態にならないようにスケジュール管理をしっかりと行いましょう。

就活においてエントリー数はキーポイント!

就活を行う上で、エントリー数は重要となります。

エントリー数が多くても少なくてもメリットデメリットはあるため、最高のパフォーマンスが発揮できるようにエントリー数を調節しましょう。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら