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インターンシップ選考の流れを詳しく紹介|内定直結の注意点も解説

年々参加率が高まっており、参加することが有利に働くのではなく、参加しない方が不利になるとも言われ始めているインターンシップ。

しかしながら、インターンシップの選考に参加すればいいのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事ではインターンシップの選考に関する情報を中心に、選考に欠かせない準備、重視されるポイントなどをご紹介します。

インターンシップの選考に参加する方は必見ですよ。

【徹底解説】インターンシップの選考の流れ

まず最初にご紹介するのはインターンシップにおける選考の流れについてです。

  1. 書類選考
  2. 面接
  3. 能力テスト

どのようにインターンシップの選考が行われていくのか、詳しくご紹介します。

①書類選考

最初に行われるのは、書類選考です。

インターンシップに多くの学生が参加するため、まずは書類選考で大まかにふるいにかけてから、面接に駒を進める学生を決めていきます。書類選考で用いられる書類は以下の通りです。

  • エントリーシート
  • 履歴書

インターンシップに参加したい学生の本気度を測るためにもエントリーシートや履歴書を出してもらい、書類審査を行っていきます。

面接においてエントリーシートや履歴書の内容を踏まえて選考が行われるため、本気度を表現することはもちろん、書類を提出する際のマナー、ルールを守ることも大切です。

さらに、エントリーシートや履歴書についてもう少し掘り下げていきますね。

エントリーシート

エントリーシートはインターンシップに本気で参加したいことをアピールするために提出する書類であり、企業によってはフォーマットが用意されており、そこに書き込んでいきます。

企業によってフォーマットはバラバラですが、志望動機や自己PRは多くの企業で問われやすく、この項目を中心に面接で聞かれることになるでしょう。

インターンシップでの選考で初めてエントリーシートを書く人がほとんどですが、採用試験ではエントリーシートの提出が多くの企業で求められるので、エントリーシートの中身を早いうちに考えることはプラスと言えます。

履歴書

履歴書は氏名やここまでの学歴、資格などの情報をまとめた書類であり、アルバイトの面接の際に提出する人も多い書類とも言えます。

基本的に履歴書はどこでも手に入り、100円ショップでも購入できますが、大学指定の履歴書の場合、実用性の高いフォーマットになっているほか、履歴書をパッと見るだけでどこの大学の学生かがすぐに分かります。

大学指定の履歴書は企業の採用試験やインターンシップで用いられやすいように作られており、100円ショップやコンビニで購入しても問題ないですが、できれば大学指定の履歴書がおすすめです。

②面接

書類選考をパスすると、次は面接が行われます。面接には以下のパターンがあります。

  • 個人面接
  • 集団面接
  • グループディスカッション

採用試験における面接は複数回行われるのが一般的ですが、インターンシップで行われる面接は基本的に1回で済むことがほとんどです。

だからこそ、1回の面接における重要性は高く、事前に準備をしっかりと行って臨むことが求められます。

個人面接

個人面接は企業側の面接官1人と学生1人、いわゆるマンツーマンで行われる面接です。

個人面接の特徴は、1つの質問に対して掘り下げて聞きやすく、より学生の本気度や人となりを知れることです。

なぜインターンシップに参加したいのかという理由などを詳しく聞かれるため、面接官を納得させるような理由を用意することが必要であり、掘り下げられても対応できるようにしていきましょう。

集団面接

集団面接は、1人ないし複数の面接官と複数の学生という構図で行われる面接です。

集団面接では1人に与えられる時間が短い分、ライバルとなる学生が他にいるため、良くも悪くも他の参加者の影響を受けやすい点が特徴的。

他の学生の回答を聞いて学んだり、準備不足を後悔したりすることもあるでしょうが、その場しのぎで乗り越えられるほど面接は簡単ではありません。

他の学生に左右されることがないよう、念入りに準備を行って集団面接に臨むことが大切です。

グループディスカッション

グループディスカッションは学生同士で議論を行い、その様子を面接官が見守るタイプの面接

グループディスカッションでは1つのお題が出されて、結論を導き出していくわけですが、大事なのはどのような結論になるかではなく、結論が導き出されるまでの過程です。

議事進行役の決まり方や進行のやり方、ディスカッションへの積極的な参加もしくは適度な受け答えなど、様々な部分を企業の面接官がチェックします。

積極的に発言したから合格できるわけではなく、ディスカッションをより良いものにするためにどれだけ尽力していたかなどが見られるのです。

③能力テスト

能力テストは、特定の職種をこなすだけのスキル・能力があるかを判断するために行われるものです。

インターンシップでは一部の企業において能力テストがあり、学力をチェックするために筆記テストが行われる場合もあります。

ただ、能力テストを実施せず、書類選考と面接のみにとどめているところも少なくありません。

インターンシップ選考の準備3つ

インターンシップ選考に参加する前に、事前に準備すべきことが3つあります。

  1. 応募期間と締切を確認しておこう
  2. 応募用紙を準備しよう
  3. 面接対策をしておこう

選考に入る前にしておくべき準備について解説していきますね。

①応募期間と締切を確認しておこう

1つ目は、応募期間と締切の確認です。

インターンシップは大学生の夏休みもしくは春休みに開催されることが多く、応募期間はその2か月ほど前に設定されやすいです。

例えば、8月に開催されるインターンシップでは6月あたり、2月に開催されるインターンシップでは12月あたりに応募期間がそれぞれスタートします。

締切ギリギリに応募しても選考が不利になるわけではないものの、余裕をもって行動をとることは社会人として大切な心掛けなので、締切時期も確認しておきましょう。

②応募用紙を準備しよう

2つ目は、応募用紙の準備です。

企業側が応募用紙の指定を行うケースもあれば、自由にエントリーシートや履歴書のフォーマットを選べるケースもあるため、応募用紙の確認もしましょう。

できれば大学指定の履歴書などで応募書類をまとめておくのが理想的で、複数の企業にインターンの応募をする際に同じような内容でまとめておくことがおすすめです。

③面接対策をしておこう

3つ目は面接対策を行うことです。

基本的にインターンシップでの面接は履歴書やエントリーシートに書かれた内容から行われるため、面接官が質問しやすいように内容をまとめておくことがおすすめです。

また、個人面接と集団面接の形式によっては、掘り下げて聞かれやすいか、表面的なことでとどまりやすいかが変わることから事前の確認も必要です。

面接では、常に掘り下げられてもハキハキと答えられるように準備をしておくことで余裕を持って挑めるので形式に関係なく入念に対策を立てましょう。

インターンシップの選考で重視される4つのポイント

インターンシップの選考において企業側が重視するポイントが4つあります。

  1. 志望動機が明確であるか
  2. 自己分析をして自分の強みを理解しているか
  3. コミュニケーション能力があるか
  4. 社風と一致しているか

選考で重視されやすい4つのポイントについて詳しく解説していきますね。

①志望動機が明確であるか

1つ目は、志望動機が明確かどうかです。

企業側にとって、インターンシップは仕事内容や社風などを学生たちに分かってもらう意図があります。

そのため、なぜインターンシップに参加したいのか志望動機が明確でないと、企業側としてインターンシップに参加してもらう意味を見出せません。

将来的に入社を希望したい、業種の理解を深めたいなどの志望理由を明確にすることが求められます。

②自己分析をして自分の強みを理解しているか

2つ目は、自己分析を行って自分の強みがわかっているかどうかです。

自己分析を行うことでどのような仕事に就きたいかがわかるほか、なぜその仕事でなければならないかなどを理解できます。

また、自分の強みを理解することでその強みを活かした仕事を見つけられ、説得力のある言葉で面接に挑めるのもポイントです。

自己分析は時間をかけて行っていくことでより深く理解できるため、1日でも早く自己分析を始めることをおすすめします。

③コミュニケーション能力があるか

3つ目はコミュニケーション能力の有無です。

インターンシップではわからないことを聞いたり、今の状況を報告したりする必要があり、その際にコミュニケーション能力は欠かせません。

人の話を聞く、最後まで聞いて理解する、状況を正確に伝えるほか、指摘を受けても不貞腐れない、どんな状況でも挨拶を怠らないなどもコミュニケーションに入ります。

面接ではハキハキと受け答えをする、面接官の発言にうなずきながら聞くなどの対応がとても重要です。

④社風と一致しているか

4つ目は、社風がマッチしているかどうかです。

社風が合わないことはさほど問題ではないと考える人もいますが、社風が合わないと違和感を覚え、入社してすぐ辞める原因になってしまいます。

常に前向きで明るく仕事に取り組む社風であれば、前向きさや明るさ、どんな困難にも立ち向かえる人が求められるのでその性質を持っているかが面接で問われるでしょう。

企業研究や企業紹介などでおおよその社風はわかるので、発言を合わせていくことも必要です。

インターンシップ選考で落ちても本選考に挑戦できる

インターンシップで落ちると入社試験を受けられないのではないかと考える人もいますが、実際は選考で落ちても入社試験に挑戦することは可能です。

例えば、インターンシップの選考では足りないところがあって落ちたとしても、本選考までに改善し、足りないところを補えばある種の成長を示すことができます。

裏を返せば、インターンシップ選考で落ちた要因を改善しようとせず、再び本選考を受けても落ちる可能性は高いということ。

なぜインターンシップで落ちたのか、その理由を自己分析で明確にして改善を図ることで本選考を勝ち抜くことは十分に可能でしょう。

選考なし・面接確約のインターンシップは手軽に参加できる

インターンシップの中には選考するものもあれば、選考が全くないタイプや面接を必ず受けられるタイプがあります。

それぞれのタイプの特徴について解説していきますね。

選考なしのインターンシップ

選考がないインターンシップの場合、誰でもインターンシップに参加できます。

ただし、どのインターンシップにも定員があるため、定員に達すればその時点で締め切りとなるでしょう。

また選考なしのインターンシップは、参加する回によってプログラムの内容が異なり、参加した甲斐があるケース、収穫が少ないケースなどが生じます。

参加者の質もバラバラなので、当たり外れが出やすい可能性もあるでしょう。

面接確約型インターンシップ

面接確約型インターンシップは、書類選考なしで面接に参加できるのが大きな特徴です。

応募すれば必ず面接に参加できることから、企業の面接の雰囲気を体感したい人にとってもプラスとなります。

面接練習だけでは感じ取れないこともあるので、真剣に面接に挑みながら緊張の具合などを確かめましょう。

内定直結インターンは選考ステップが多いため注意

インターンシップに参加して、その内容が良ければそのまま内定に直結するケースがあり、就活がその時点で終了します。

魅力的であると同時に注意しなければならないのが、一般的なインターンシップと比較して選考ステップが多い点です。

内定が出すため、企業側もより厳しく対応することが予想されるため、事前の準備も念入りにしなければならず、その分、時間もかかります。

内定直結のインターンシップに参加する場合、新入社員がやるような仕事も行うため、学生ではなく社会人としての心境で臨むことも必要です。

インターンシップの選考は事前対策が鍵!

インターンシップの選考は、とにかく事前対策が重要です。

人気を集めるインターンシップの場合、倍率が非常に高く、採用試験よりもハードルが高くなることがあります。

高いハードルを越えるには応募期間の前から自己分析などの準備を始め、エントリーシートの内容を深く考え、面接でハキハキと喋れる状態にしなければなりません。

明確な志望動機を持ち、絶対にインターンシップに参加したいという熱意をぶつけるためにも、事前対策は入念に行いましょう。

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若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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