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グループディスカッションの頻出テーマを紹介!意識すべきことや評価ポイントも解説

グループディスカッションは様々なテーマがあり、どのように対策するか迷ってしまいますよね。

そこで事前に頻出テーマを把握しておくことで、通過率に大きな影響が出ます。

本記事では出題率別にグループディスカッションのテーマを紹介し、意識すべきことや評価ポイントについても解説しています。グループディスカッションのテーマ別の対策に悩む人はぜひ参考にしてみてくださいね。

グループディスカッションとは

グループディスカッションとは、数名の参加者をいくつかのグループに分け、決められたテーマに沿って討論することです。

面接やエントリーシートではわからない部分を見るための選考方法として、あらゆる企業で活用されています。

テーマは、働き方や仕事に対する考え方、働くことそのものについての価値観など様々。出題傾向がおおよそ決まっており、対策することで通過率アップにつながります。

【出題率高】グループディスカッションの3つのテーマ

まずはグループディスカッションのテーマについて出題率が高いものを3つ紹介します。

  1. 問題文解決型
  2. 事業提案型
  3. 自由討論型

出題傾向のある業界や立ち回り方、テーマ例、評価ポイントを解説しているのでぜひチェックしてみてください。

①課題解決型

課題解決型は、ある課題に対して解決方法をディスカッションする形式のことを指し、コンサルティング業界やメーカーなど様々な分野で出題されています。

企業によっては、自社や業界そのものの理解が問われるテーマの出題もあるので意識して対策しましょう。

課題解決型の解決手順は、前提確認をして、目的の明確化をした後、ボトルネックの特定・解決策の立案をします。意見をまとめたら最後に解決策の評価を行い、優先順位をつけましょう。

テーマは以下のような項目が多く出題されます。

  • 過疎地域の人口を増加させるには
  • 映画を配信コンテンツではなく映画館で見てもらうには
  • ネパールで自動販売機の設置数を増やすには?
  • 売上を今よりも2倍に増額させるには
  • 自社商品の認知度を上げるには

課題解決のために、「どのような案が出せるか」または「有効な手段を踏まえて考えられるか」などが評価ポイントになります。

②事業提案型

事業提案型は、企業が取り組むべき事業を提案する形式で、課題解決型のディスカッションと似ているので、立ち回り方も基本的には同じです。

事業提案型のテーマ例は、以下のようになっています。

  • 当社の新事業を立ち上げてください
  • 大阪での売上を2倍にするための方法を考えてください
  • 近くに同業のコンビニが出店したので対抗策を考えてください
  • 旅行業界は今後、どの分野の業界と協力していくべきか考えてください
  • 就活向けにアプリを立ち上げる際、盛り込む機能は何ですか

新規事業の立ち上げに意欲的なベンチャー企業に出題の傾向が高く、会社の強みを活かした立案が求められます。

目指している業界や企業のビジネスモデルを理解しておくとスムーズにすすめることができるでしょう。

③自由討論型

自由討論型は、抽象的なテーマに対して解決策を討論する形式で、銀行や総合商社など、業務においてチームワークが重要となる大手企業で出題される傾向があります。

論理的な思考はもちろん、周囲の意見を否定せずに尊重し協力することが求められるでしょう。

自由討論型は、前提確認と目的の明確化を行い、意見を出し合い評価をします。

自由討論型のテーマ例は、以下のようなものが多いです。

  • お客様が満足するのはどのような接客か
  • 無人島に持っていくものは何か
  • 良い会社とは
  • 固定電話の新しい価値は
  • 10年後に流行っているものは

自由討論型は答えがひとつではないので、様々な意見が出てきます。多くの意見をまとめる話し合いは時間がかかるので、タイムキーパーの役割が大事になるでしょう。

【出題率中】グループディスカッションの3つのテーマ

ここからは、グループディスカッションのテーマについて、出題率が中くらいのものを3つ紹介します。

  1. ディベート型
  2. フェルミ推定型
  3. 実物作成型

ここでも出題傾向のある業界や立ち回り方・テーマ例・評価ポイントを解説しているのでぜひチェックしてみてください。

①ディベート型

ディベート型は、賛成派・反対派に分かれて討論をする形式です。

すでに相反する立場があり結論がすでに出ているため、ディスカッションでは流れの展開が評価のポイントとなります。

重要なのは、相手側の意見や主張を否定するのではなく、受け入れた上でいかに論理的に反論できる能力があるかです。

ディベート型のテーマ例は以下のようになっています。

  • テレビで放送されるCMは広告として有効か
  • 制服やスーツは廃止するべきか
  • コンビニやガソリンスタンドの24時間営業は必要か
  • 葬式は厳粛に行われるべきか
  • 子供にスマホを持たせるべきか

テーマに沿って、論理的思考をもって相手を納得させることが大切です。

グループでいかに論理的な反論をまとめられるかが大きな評価ポイントになります。

②フェルミ推定型

フェルミ推定型は、その場で答えが出ないようなテーマに対して話し合う形式です。

無理に結論を出そうとすることではなく、人口や世帯数などの重要な項目を精査していくことが求められます。

フェルミ推定型のテーマ例は以下の通りです。

  • スニーカーをファッションに取り入れている人の数を考えてください
  • 東京にある電柱の数を考えてください
  • 日本で1日に飲まれているホットコーヒーの数を考えてください
  • オーストラリアに住んでいる赤ちゃんの数を考えてください
  • 北海道で1週間のうち2回以上白い靴下をはく人の数を考えてください

知識が無かったり前提条件を考えられないと、答えの見当がつかないような問題なので、最後までやりぬく力や、膨大な情報量をいかに整理していくかが評価のポイントとなります。

③実物作成型

実物作成型は、グループのメンバーと協力してひとつのものを作る形式です。

作業の途中で、なかなか上手くいかなかったり、失敗をしてしまっても、再度挑戦する忍耐力や想定外の出来事に対応できる力などが評価のポイントになります。

実物作成型のテーマ例は、以下の通りです。

  • パズルを完成させてください
  • 新聞紙一枚に、全員が通る穴を開けてください
  • カードにある情報だけで1枚の絵を完成させてください
  • コピー用紙で長く飛べる紙飛行機をつくってください
  • 用意された食べもので高いタワーを作ってください

作成するスピードや完成度を競いますが、グループ全員で取り組むので、協調性だけでなくコミュニケーション能力も必要です。

グループディスカッションでの評価ポイント

これまで様々なテーマを紹介してきましたが、テーマに関わらずに大事になる共通の評価ポイントについて説明します。

  1. 協調性
  2. 柔軟性
  3. 積極性

内容によってコミュニケーション能力や論理的思考力が必要になりますが、全てのグループディスカッションにおいて、共通して求められるのは、協調性や柔軟性・積極性です。以下で詳しく解説します。

①協調性

グループディスカッションでは、協調性が大事な評価のポイントになります。

自分のアピールを全面に出すよりも、同じグループの人たちとコミュニケーションをとりながら協力し、客観的な視点で討論できる人は協調性において優れていると捉えられるでしょう。

②柔軟性

グループディスカッションは、開始直前まで誰とグループになるかまたはどのようなテーマなのかわかりません。

そのため、どんな状況になっても落ち着いて柔軟に対応できるかも評価のポイントとして見られています。

グループやテーマが決定し、自身がどのようなポジションで、どう動くとディスカッションが上手くいくかを瞬時に判断することが求められます。

チームの役に立つように、冷静に状況を見極め、臨機応変に行動しましょう。

③積極性

グループディスカッションでは、自己主張が強すぎると低評価になりかねないですが、ある程度の積極性も必要です。

発言する回数が少なかったり、受け身で討論に参加する姿勢が見られないと、積極性に欠けると見なされ、マイナスポイントになります。

リーダーになれなかった時やリーダーをやる立候補が苦手な人は、相づちを打ったり、言い換えてもう一度言うなどの言動をしてみて下さいね。参加意欲があり、志望度も高いと評価されるでしょう。

グループディスカッションは対策が重要

グループディスカッションには、課題解決型・事業提案型・自由討論型・ディベート型・フェルミ推定型・実物作成型があり、協調性や柔軟性・積極性が求められます。

記事内で紹介している問題の形式別の解決方法をおさえて、しっかり対策して挑みましょう。

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梶

この記事を書いた人

#福島出身 #15卒 #元ペット業界志望 #人事部立ち上げ #鋼メンタル #採用知識オバケ #夢は逃げない、逃げるのはいつも自分 #犬 #一眼レフ

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