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のんびり・マイペースな人は面接で短所を長所に言い換え!例文・改善方法も解説!

のんびりとしたマイペースな性格の就活生は、面接での短所に関する質問へ不安を感じているのではないでしょうか。

しかし、のんびりした性格は必ずしもデメリットだけではなく、適切に言い換えれば長所としてアピールできます。

今回の記事では、のんびりとマイペースな性格が面接官に与える印象や、短所を長所に言い換える例文をまとめました。

のんびりとした性格を含めた自分らしさを活かしながら、面接官に好印象を与えられる回答を準備しましょう。

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面接で短所が必ず質問されるのはなぜ?

面接で短所が必ず質問される理由は、以下のとおりです。

  1. 自分を理解しているかを確認するため
  2. 課題に向き合う姿勢を知るため
  3. 自社への適性を判断するため
  4. 応募者のパーソナリティを把握するため

短所を聞かれる理由をあらかじめ把握しておき、どのように回答するのかを十分に検討しましょう。

明日、面接があるけど不安すぎる…
どんな質問が来るか分からず、緊張してしまう…


このように面接に対しての漠然とした不安から、面接に苦手意識を持ってしまったり、面接が怖いと感じてしまうこともありますよね。企業によっても面接の質問や内容が違うので、毎回ドキドキしてしまいます。

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自分を理解しているかを確認するため

面接官は、応募者が自分自身を客観的に分析できる力を持っているかを確認するため、短所を質問します。

自分の弱みや課題を正確に把握し、周囲に説明できる能力は、ビジネスにおいて非常に重要な要素だからです。

また、就活生が自分の短所を改善する努力をしているかどうかは、入社後の成長可能性を判断する重要な指標となります。

自分の短所を隠すのではなく、誠実に向き合って改善に取り組む姿勢を示せば、面接官に好印象を与えられます。

課題に向き合う姿勢を知るため

仕事では必ず困難な状況に直面するため、面接官は応募者がどのように短所という課題に向き合うのかを確認します。

そのため、応募者がこれまで行ってきた短所の克服に向けた具体的な取り組みを確認し、入社後の成長可能性を評価するのです。

自分の短所をしっかりと認識して改善に取り組む姿勢は、業務における課題解決能力の高さを示す指標となります。

面接では短所を克服するための具体的な行動を説明し、課題解決に対する積極的な姿勢をアピールしましょう。

自社への適性を判断するため

面接官は、入社後に長期的に活躍できる人材を見極めるため、短所と職種や業務内容との相性を確認します。

たとえば、銀行業務では細かい作業が苦手という短所は致命的となり、活躍が難しいと判断される可能性が高いです。

チームワークを重視する企業では、1人で抱え込んでしまう性格は適性が低いと判断される場合があります。

面接では企業の求める人材像を理解したうえで、業務に支障をきたさない短所を選んで伝えれば悪い印象を持たれません。

応募者のパーソナリティを把握するため

面接の限られた時間では、表面的な部分しか見えないため、短所を通じて内面的な特性を把握しようとします。

たとえば、短所への向き合い方や改善への努力を聞くと、応募者の人となりや価値観の理解につながる可能性が高いです。

また、面接官は応募者の短所を通じて、チームワークや協調性といった職場での適応能力も評価しています。

長所で自分をアピールするだけではなく、短所を自己分析して向き合う姿勢を見せれば面接官に好印象を与えられるでしょう。

のんびり・マイペースな人が面接担当者に与える印象

のんびりとマイペースな人が面接担当者に与える印象は、以下のとおりです。

  1. 冷静で落ち着いている
  2. ストレス耐性が高い
  3. 時間・スケジュール管理に懸念がある
  4. 協調性がない

自分がどのような印象を与えるかを前もって理解しておき、面接でどう振る舞うのか十分に考えましょう。

冷静で落ち着いている

のんびりとマイペースな人は周囲に左右されず、自らのペースを崩さないため、冷静な判断力があると評価される傾向にあります。

周りが焦っている状況でもマイペースな人は冷静に対処できるため、トラブル発生時に頼りになる人材である可能性が高いからです。

ただし、冷静だという印象を与えるには一呼吸置いて質問内容を整理し、的確な回答をするよう心がける必要があります。

面接ではマイペースを冷静さと言い換え、どんな状況でも落ち着いて対応できる人材である点をアピールしましょう。

ストレス耐性が高い

のんびりとマイペースな人は自分の軸を持ち、周囲の評価に左右されにくいため、ストレス耐性が高い傾向が強いです。

そのため、困難な状況に直面しても前向きに捉えて「なんとかなる」と楽観的に考えられ、精神的な安定性を保てます。

ストレスを感じる場面でも自分の価値観と周囲からの評価を切り離して考えられ、批判を建設的な提案として受け止められます。

面接では具体的な経験を交えながら、ストレス耐性の高さを自分の対処能力として効果的にアピールしましょう。

時間・スケジュール管理に懸念がある

のんびりとマイペースな人はタスクの全体像を把握できておらず、業務の進捗に遅れが生じやすいのが特徴です。

また、特定の時期に作業が集中して業務の負担が必要以上に重くなり、残業時間の増加や精神的な疲労を招くリスクがあります。

ほかに、細かいタスクを放置してしまう傾向があり、積み重なると仕事全体に影響が出てしまう状況も懸念されます。

ただし、タスクの可視化や優先順位付けを意識的に行い、自分なりの時間管理の仕組みを構築すれば克服は難しくありません。

面接では自分の短所と時間管理の課題を認識したうえで、具体的な改善策を持っているとアピールしましょう。

協調性がない

のんびりとマイペースな人は、周囲から協調性にかけるという印象を持たれやすい傾向があります。

なぜなら、自分の世界観やペースを重視するため、チームでの作業や周囲との連携に支障をきたす可能性が高いからです。

また、職場の同僚と気軽に会話をする機会が少なく、周囲から「よくわからない人」という印象を持たれるかもしれません

面接では自分の特性・課題・短所を理解したうえで、チームでの作業や協調性に問題がないとアピールしましょう。

のんびり・マイペースな短所を長所へと言い換える方法・例文

のんびり・マイペースな短所を長所へと言い換える方法・例文を、3つ紹介します。

  1. 例文1.落ち着いた判断が下せる
  2. 例文2.周囲と異なる視点から課題解決ができる
  3. 例文3.ストレス耐性が高く、一定のペースで仕事を進められる

例文を参考にエントリーシートを作成し、自分ののんびりした性格を長所としてアピールしましょう。

例文1.落ち着いた判断が下せる

のんびりした性格を「落ち着いた判断が下せる」という長所に言い換える例文は、以下のとおりです。

例文①

私ののんびりとした性格は、慌てずに物事を考えられるという強みにもなりました。

たとえば、大学での課題レポートを決められた提出期限までに計画的に進め、落ち着いて論点を整理できました。とくに、グループワークではメンバーの意見を丁寧に聞き、複数の選択肢を比較検討してから最適な結論を導き出せたのです。

慎重な判断力は、アルバイト先でも活かされています。接客時にお客様から急な要望を受けても落ち着いて状況を把握し、店舗のルールと照らし合わせながら適切な対応を心がけました。結果として、クレームを未然に防ぎ、お客様からの信頼を得られました。

このように、私のマイペースな性格は冷静な判断力という強みとなって、周囲からも評価されています。

例文2.周囲と異なる視点から課題解決ができる

のんびりとマイペースな性格を「周囲と異なる視点から課題解決ができる」と言い換える例文を、以下にまとめました。

例文②

のんびりとマイペースな性格のため、物事を俯瞰的に見られるのが私の強みです。

たとえば、学生団体での企画立案時に周囲のメンバーが目の前の集客数だけに注目するなか、私は参加者の満足度を重視した新しい提案をしました。具体的には、従来の「より多くの人を集める」という方針から「少人数でも充実した交流の場を作る」という方向性を提案したのです。結果として、参加者同士の関係が深まり、次回以降の企画にもリピーターとして参加してくれる人が増えました。

このように、周りと異なるペースで考えたため新たな視点から問題解決ができ、結果的によりよい成果につながっています。ときには私の「ゆっくり考える」という性格が、チームに新しい価値をもたらせると確信しています。

例文3.ストレス耐性が高く、一定のペースで仕事を進められる

のんびりマイペースな性格は、以下のように「ストレス耐性が高く、一定のペースで仕事を進められる」とも言い換えられます。

例文➂

私の持ち味であるマイペースな性格は、ストレスフルな状況でも安定したパフォーマンスを発揮できる強みとなっています。

たとえば、アルバイト先の繁忙期には、周りのスタッフが焦るなかでも着実に接客と商品補充の業務をこなせました。とくに印象に残っているのは、年末商戦期の対応です。連日の来客ラッシュのなか、私は基本的な接客手順を変えずひとつひとつの業務を丁寧にこなしていきました。結果として、ミスのない対応が評価され新人スタッフの教育係も任されるようになりました。

マイペースな性格により、プレッシャーのかかる状況でも、自分のペースを保ちながら確実に業務をこなせるのが私の大きな強みになっています。周囲が慌ただしくなる場面でこそ、この特性が活きてきます。

のんびり・マイペースな性格を改善する方法

のんびり・マイペースな性格を改善する方法は、以下のとおりです。

  1. 時間を可視化する
  2. 周囲を意識する
  3. コミュニケーションを積極的にとる

対症療法的に長所として言い換えるのではなく、ある程度周りにあわせられるように、自分の性格を改善しましょう。

時間を可視化する

のんびりとマイペースな人は、時間を可視化するのが自分のペースを客観的に理解して改善する第一歩です。

作業時間を記録すると、自分がどの業務にどれだけの時間を使っているのかを具体的に把握できるようになります。

たとえば、タイムトラッキングツールを活用すれば日々の作業時間を自動で記録し、グラフなどで視覚的に確認が可能です。

作業時間を記録し続けると自分の仕事の傾向がわかり、どの作業に時間がかかりすぎているのかを特定できます。

時間の可視化により、自分の作業効率が低下している時間帯や集中力が高まる時間帯などを把握しましょう。

周囲を意識する

のんびりとマイペースな人は、周囲を意識するのが人間関係をスムーズにするための近道です。

周囲の人々の反応や表情をよく観察し、自分の行動が周囲にどのような影響を与えているかを理解しましょう。

自分の世界に入り込まず、つねに周りの状況を把握すれば、適切なタイミングで行動を調整できるようになります。

また、自分の性格を理解したうえで周囲の人々と上手く付き合っていくためには、思いやりを持って行動するのが大切です。

コミュニケーションを積極的にとる

のんびりとした性格を改善するには、コミュニケーションを積極的に取り入れるのが効果的な方法です。

相手に対して興味や関心を持って話を聞くと、自然と質問が増えて会話が弾むようになります。

コミュニケーションをとるときは、相手の目を見て聞き取りやすい声で話すのを心がけ、笑顔と明るい雰囲気を意識しましょう。

自分から個人的な情報を開示すると相手も打ち解けやすくなり、より深いコミュニケーションが可能となります。

積極的なコミュニケーションは業務の効率化や生産性の向上につながり、職場の雰囲気も明るくなるといったメリットもあります。

のんびりマイペースな自分を受け入れつつ上手にアピールしよう!

面接での短所に関する質問は、応募者の自己分析力と課題への向き合い方を見極めるための重要な要素です。

のんびりとマイペースな性格は、冷静な判断力やストレス耐性の高さという強みを持っているとアピールできます。

一方、時間・スケジュール管理や協調性には懸念があるため、具体的な改善策を講じて対処しなければなりません。

自分の特性を理解し、適切な改善策を持って面接に臨めば、むしろ魅力的な人材として評価されるでしょう。

面接では自信を持って、具体的なエピソードを交えながらのんびりした性格を活かした実績を伝えましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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