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【例文付き】郵送の意味を解説!発送・送付・配送との違いは?

就活や受験などの重要な局面においては、書類のやり取りに気を遣いますよね。

相手からの指定は守る必要があり、心配になることも多くあるものでしょう。特に、「郵送して」「送付して」とちょっとした違いに注意が必要です。

そこで本記事では、「郵送」の意味や「発送」「送付」「配送」との違いについて詳しく説明します。

「郵送」の意味について気になっている方は、ぜひご参考にしてくださいね。

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「郵送」とは郵便を利用して送ること

郵送とは、日本郵政を利用して物品を送ることを指します。

郵便局の窓口に持参する、もしくは必要な金額の切手を貼って郵便ポストに投函することで、郵便による品物の送付が可能です。

もし就職試験や入学試験などの必要書類を「〇〇までに郵送してください」などと書かれていたら、郵便局を使いましょう

また、重要物品の郵送時には「必着」「消印有効」の表現についても気を付ける必要があります。

「必着」とは、指定された期日までに発送先へ品物が実際に届いていなくてはいけません。

一方の「消印有効」は、期日までに郵便局の郵送手続きを通り、発送物に消印が押されていれば良いという意味です。

郵送時の主なマナー・ポイント4つ

郵送時には、一定のマナーを守ることが大切です。ここでは、郵送時の主なマナー・ポイントとして以下の4点を紹介します。

  1. 公的文書の郵送には「〆」マークを書く
  2. 宛名には「様」か「御中」をつける
  3. 切手は真っすぐに貼る
  4. 料金不足に注意する

①公的文書の郵送には「〆」マークを書く

就職試験や入学試験などで重要な品物を郵送する際には、封筒を糊付けした封した後に「〆」マークを記載します。

「〆」マークは、最初に封をして以降相手に届くまでの過程で、一度も開封されていないことを証明するためのマークです。

また、口には糊付けが必須であり、クリップやホッチキスなどで留めるだけで送らないようにしましょう。

②宛名には「様」か「御中」をつける

物品を送るときの宛名には、「様」「御中」のいずれかをつけます

担当者名が分かっていて記載する場合は、担当者名に「様」を着けます。

一方で担当者名を記載せず「〇〇部」「〇〇課」「〇〇チーム」などに送るなら、「様」ではなく「御中」を付けなくてはいけません。

③切手は真っすぐに貼る

切手を貼って郵便ポストに投函する場合、切手は真っすぐに貼ることが重要です。

バランス悪く斜めに貼られている様子が目立つと、「細かいところに気を使えない」「片手間で臨んでいる」と思われかねません

細かいところだと感じるかもしれませんが、社会人はこうしたところを想像以上に見ているものです。

④料金不足に注意する

郵送の際に料金が不足していると、企業へ届かない可能性があります。

最悪の場合は相手に郵送料金の請求が行く可能性もあり、大変失礼に当たるので気を付けましょう。

ポストに投函するのではなく郵便局の窓口に持っていくと、確実に回避できるのでおすすめです。

郵送と混同しやすい表現の意味

ここでは、郵送と混同しやすい以下の各表現について意味を説明します。

  1. 「送付」とは書類・物品を目的地まで届けること
  2. 「発送」とは書類・物品を送り出すこと
  3. 「配送」とは荷物を送り届けること

①「送付」とは書類・物品を目的地まで届けること

「送付」とは、品物を目的地まで届けることを示す概念です。形あるものだけでなく、電子メールを含むデジタルデータの送信にも使用します。

「送付」は、企業や官公庁などが公式の場で使用するケースが多いと言えるでしょう。

郵送は郵便局を通じて物品を送ることを示す一方で、送付は送る手段が限定されていない点が大きな違いであると整理できます。

「送付」をビジネスの場で目にすることは多いと思われるので、郵送との違いはしっかりと意識しておくことが大切です。

②「発送」とは書類・物品を送り出すこと

「発送」とは、物品を送りだすことを示す概念です。物を送ることを示す点では、発送と郵送は共通していますが、郵送は日本郵政を利用して何かを送ることを示す一方で、発送には送る手段の縛りはありません

また、「発送」と「送付」は似た表現であるといえますが、「発送」は物を送り出すことを示す表現であり、「送付」のように相手に届けるところまでは意識されていないと整理できるでしょう。

③「配送」とは荷物を送り届けること

「配送」とは、物品を配達して届けることを示す概念です。「郵送」との違いは、やはり手段が限定されているか否かであると整理できます。

また、「発送」が物品を送り出すところを示す概念である一方で、配送は物品を出してから相手に届けるまでを示す概念だと言えるでしょう。

倉庫や物流センターなどに集められた物品を、各送付先に届けるまでが「配送」であると整理できます。

郵送・送付の例文

ここでは、「郵送」「送付」の例文を以下の順番で紹介し、補足説明を加えます。

  1. 郵送の例文
  2. 送付の例文

①郵送の例文

「郵送で〇月〇日までにお送りください」
「こちらの商品は、郵送でお送りいたします」
「上記を郵送で、〇月〇日の消印有効でお送りください」
「必ず郵送でお送りいただき、FAXはメール、宅配便などはご利用にならないようにご注意ください」
「郵送の場合、締め切り日必着でお送りいただくようご注意ください」

「郵送」とは、日本郵政を使って物品を送ることを示す概念です。

特に契約書や証明書など重要性が高い品物は郵便を利用することが多く、気を付けて確認しなくてはいけません。

また、郵送の場合は郵便局に持ち込んでから相手に届くまでに時間がかかるため、時間に余裕を持って対応することが大切です

②送付の例文

「アンケートをご作成の上、本日中にご送付をお願いいたします」
「報告書のご送付は、PDFにしてメールでお願いいたします」
「ご不明点やご不安な点などがあれば、送付状に記載の連絡先までお問い合わせください」
「明日までにFAXでテンプレートをお送りいたしますので、ご確認のうえでご返送ください」

「送付」の場合、「郵送」のように送る手段が限定されていません。そのため上記のように、送る手段とセットで使用されるケースもあるでしょう。

ビジネスシーンでは以上に頻度高く使用される概念であることから、自分でも自然に扱えるようにしておくことが重要です。

郵送とその他の表現の違いを整理しよう

「郵送」とは郵便局を通じて物品を送ることであり、就活やその他重要なやり取りにおいては表現の違いを気を付けなくては行けません。

特に「発送」や「送付」などとは意味の違いを整理し、間違いないようにしておきましょう

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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