エントリーシートは就活を始め、インターンシップの応募でも用いられる大事な書類です。
気合を入れて書く人がほとんどの中、エントリーシートに記入する日付をいつにすべきか、困った方も多いのではないでしょうか。
本記事ではエントリーシートに記入すべき日付、日付を記入する理由などをご紹介します。日付で困った方は参考にしてみてくださいね。
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基本は「提出日」を記入!主な提出方法ごとの記入方法も確認

エントリーシートにはどの日付を書けばいいのか、最初に提出方法別にまとめました。
- 【メール】エントリーシートを「送信する日」を記入
- 【郵送】エントリーシートを「投函する日」を記入
エントリーシートでは基本的に、「企業に提出する日」を記入します。では、提出方法別に、具体的な日付の基準について詳しく説明していきますね。
①【メール】エントリーシートを「送信する日」を記入
メールでエントリーシートを送信する場合は、送信する日を記入するのが一般的です。
基本的に、日付欄に書く日時には「この日にエントリーシートを企業に送りました」の意味があります。なので、この場合は「送信する日」が対象になるのです。
メールで送信する時点で、いつ送られてきたかは明らかですが、ネット環境のトラブルですぐに送信されず、気づけば締め切り日を過ぎていたなんてことも考えられるのです。
だからこそ、「送信する日」を記入しておくのが確実と言えます。
②【郵送】エントリーシートを「投函する日」を記入
郵送の場合は、エントリーシートをポストに「投函する日」を記入しておきましょう。郵便局で速達で送る場合も同様です。
封筒にも同じ日付を記入すること
注意しておきたいのは、エントリーシートだけでなく封筒にも「投函する日」の日付を記入することです。
メール同様、郵便で送る場合も何らかのトラブルで遅れてしまうことが考えられます。しかし、投函日を封筒にも書いておけば、トラブルで遅れただけと企業側に判断してもらいやすいです。
封筒に記入する場合はエントリーシートに書いた日付と同じにし、縦書きの漢数字で書きましょう。
③【持参】エントリーシートを「持参する日」を記入
企業によっては全員一次面接を受けさせるところがあり、その際はエントリーシートを持参してもらいます。この場合は「持参する日」を記入しましょう。
エントリーシートを企業に提出した日を記入すればいいので、持参する場合はその当日の日付を書いておけば確実です。
人によっては面接日の当日に書く人もいますが、忘れがちなので、記入漏れだけはないようにしましょう。
エントリーシートに日付を記入するべき3つの理由

さて、エントリーシートになぜ日付を記入するべきなのか、そこには3つの理由があります。
- 郵送時のトラブルに対処するため
- 常識やマナーを見るため
- 使い回していないか・ミスしていないかを確認するため
先ほどの章で若干触れた項目もありますが、改めて解説していきますね。
①郵送時のトラブルに対処するため
最初の理由は、郵送時のトラブルに対処するためです。
日本の郵便事情は優れており、郵送時のトラブルはあまりないですが、突発的なハプニングで遅れてしまうことは十分に考えられます。
しかし、郵送時にトラブルが起きたかどうか、企業側はわかりません。
締切日に遅れたのは応募者の怠慢なのか、それとも郵送時のトラブルなのかを推測する際に、投函した日付を書いておくことでトラブルがあったと認識してもらえます。
②常識やマナーを見るため
次の理由は応募者の常識やマナーを見るためです。
応募者が正しくエントリーシートを書けているのか、丁寧に書いているか、常識的なことは守られているかなど、企業側はしっかりと見ています。
「神は細部に宿る」というフレーズがありますが、この言葉はビジネスの世界でも使われやすく、細かなところまで気を抜かずに提出することはビジネスマンの資質にもつながります。
③使い回していないか・ミスしていないかを確認するため
最後の理由は、エントリーシートの使いまわし、もしくはミスがないかを確認するためです。
企業によっては、エントリーシートを返却してくれる企業があります。「書くのも面倒だから…」と使い回しで送る人もおり、明らかなマナー違反です。
もし日付が提出日ではなく、明らかにだいぶ前の日付であれば使い回しの可能性が出てくるので、書類選考の時点で不採用にできます。
あとは日付のミスなどをしていないかを確認することもあるので、最終チェックは怠らないようにしましょう。
エントリーシートに日付を記入するときの4つの注意点

エントリーシートに日付を記入する際に注意しておきたいポイントが4つあります。
- 西暦か和暦かを揃える
- 日付を他の書類と揃える
- 算用数字を使うこと
- 日付を書くのは提出直前がおすすめ
なぜこの4点に注意しなければならないのか、理由を紹介していきますね。
①西暦か和暦かを揃える
エントリーシートに限らず、すべての書類において西暦もしくは和暦どちらかを統一して記載することが求められます。
日本の公的文書は和暦で統一されていることが多いため、もし記入に困ったときは和暦で記入するのが確実です。
一方で、「2023年は令和何年だっけ?」と戸惑う人もいるでしょう。今回2023年から2026年までの和暦西暦対照表を作成しましたので活用してみてくださいね。
西暦 | 和暦 |
2023年 | 令和5年 |
2024年 | 令和6年 |
2025年 | 令和7年 |
2026年 | 令和8年 |
②日付を他の書類と揃える
郵送する場合はエントリーシートにも封筒にもそれぞれ投函日の日付を書きますが、エントリーシート以外にも書類があるケースがあります。
そのケースではその書類にも投函日の日付を記入するなど、応募書類すべての日付を統一することが大切です。
もしも日付がバラバラだった場合、常識がない、細かなところを気にしていないなど企業側に悪い印象を持たれる可能性があります。
③算用数字を使うこと
エントリーシートに日付を記入する際は「1,2,3」といった算用数字を使いましょう。そして、封筒に日付を記入する場合に限り、漢数字を用います。
その理由は、横書きで数字を記入する際には算用数字、縦書きで記入する際には漢数字という常識があるためです。
④日付を書くのは提出直前がおすすめ
エントリーシートをいつ提出するかは、他の採用活動などの流れ、体調不良で活動をセーブしないといけない場合などで微妙に変化することがあります。
「本当は8日に出すつもりだったのに9日になってしまった」という場合に、最初に8日で書いてしまっていたら、もう1度書き直しなんてこともあるでしょう。
そのため、提出直前に記入するのがおすすめですが、記入漏れに要注意です。
エントリーシートの記入日に間違いがあったときの対処法2つ

何らかの理由でエントリーシートの記入日に間違いが生じた場合、どんな対処法があるのか、事前に知っておきたいところです。
ここでは主な2つの対処法をご紹介していきます。
①【記入間違い】二重線で消して訂正印を押す
記入間違いの場合、わざわざ新しいものに書き直す必要はありません。
具体的な方法は、まず間違えた日付を上から二重線で消し、二重線の部分に自分の印鑑を訂正印として押してから正しい日付を記入する方法です。
正しい訂正方法を行うことで、一般的な常識、マナーなどを持つ人物であると企業側に思ってもらえます。
②【記入し忘れ】すぐに企業に連絡
万が一、日付を記入し忘れた場合、大至急、その事実を企業側に伝えることで誠意を見せられます。
この場合は電話で日付の記入し忘れを報告するのがおすすめです。その上で、送り直していいかを尋ねて許可をもらってから送り直します。
記入し忘れの他、エントリーシートの中身に間違いがあった場合でも活用できる方法なので、間違いに気づいたら速やかに連絡を入れて、誠心誠意謝りましょう。
エントリーシートに正しい日付を記入して好印象を与えよう

エントリーシートに記入する日付の原則は「企業にエントリーシートを送付する日」です。それが直接なのか、郵送なのか、メールでの送信なのかの違いでしかありません。
たとえ間違ったり、記入漏れがあっても、正しい方法で訂正したり、連絡を入れて謝ったりすれば常識とマナーを備えた人物として判断してもらえるでしょう。
エントリーシートに記入する日付の原則と万が一の対応を覚えておくことで、安心してエントリーシートの作成ができます。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。