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【就活生必見】公務員の人事異動の時期・決め方|理由や意味も紹介

公務員を目指している就活生もたくさんいると思います。しかし、公務員の人事異動についてはよく知らない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、公務員の人事異動の背景とその意味について、分かりやすく解説します。

公務員の人事異動の時期や決め方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

まず確認!公務員の人事異動の意味

人事異動とは、職員の勤務場所や役職を変えることです。人事異動は、職員が様々な経験を積むため・組織内での視野を広げるために行われます。

地方公務員、国家公務員ともに、人事異動の対象となります。

地方公務員は、地域の特性に合わせた業務への異動が行われることがあり、一方国家公務員の場合は、より広い範囲での業務に異動することがあります。

公務員が人事異動をする理由3選

公務員の世界では、人事異動は一般的なことです。異動は公務員のキャリアにおいて避けて通れないものであり、その背景には多くの理由が存在します。

ここでは、人事異動の主な理由を3つ紹介します。。

  1. 特定の個人・団体との癒着を防ぐため
  2. 様々な業務を行い視野を広げるため
  3. 家庭の事情を考慮するため

①特定の個人・団体との癒着を防ぐため

1つ目の理由は癒着を防ぐためです。公務員が1つの部署や地域に長期間留まると、特定の企業や団体との親密な関係が築かれ、癒着のリスクが高まります。

癒着が起こりやすい状況は、国民や住民からの信頼を損なってしまう可能性があります。

そのため、公務員は2~4年ごとに異動することが多く、これにより不正の疑いを最小限に抑えているのです。

②様々な業務を行い視野を広げるため

2つ目は、様々な業務経験を積み視野を広げるためです。公務員は様々な業務経験を積む必要があります。

異動を通じて様々な部署で働き、幅広い知識とスキルを身につけ、視野を広げることは、部署間の連携が必要な問題で活きてくるでしょう

また、ジョブローテーションは職員の適性を見極め、適材適所の配置を実現するためという側面もあります

③家庭の事情を考慮するため

公務員の異動には、職員の家庭の事情も考慮されます。例えば、家族の介護や育児、健康上の問題など、個人的な事情に配慮して、人事異動を行ってくれるケースもあるのです。

これにより、職員がワークライフバランスを取りやすくなり、長期的に働いてくれる可能性が高くなります。

公務員の人事異動の決め方・時期

人事異動はかなり大きなイベントなので、いつ、どのように決まるのか気になると思います。ここでは、公務員の人事異動の決め方と時期について解説します。

  1. 決め方
  2. 時期

①決め方

公務員の人事異動を決めているのは人事課です。異動の対象となるのは、一定期間同じ部署や課に勤務している職員です。

各自治体によって異動の年限や規定は異なりますが、一般的には2〜4年ごとに異動が行われます。主な異動理由は、経験を積ませること、仕事の評価、異動先の部署がその人に適しているかなどです。

異動は適当に決められるわけではなく、職員のキャリアアップや組織全体を考慮して慎重に行われます。

②時期

公務員の人事異動は、一般的に新規採用者が内定する前年の10月頃から協議が始まり、翌年の4月に実施されます。

3月頃には異動する職員に内示が伝えられ、4月1日付けで辞令が発表されるのが一般的です。

内示の時期はおおむね3月の1〜2週目ですが、引っ越しする必要がある場合は、さらに早い段階で内々示があることもあります。

4月に異動が集中する理由は、新年度の始まりに合わせて組織や人員の配置を最適化するためです。

公務員の人事異動を調べて就活を進めよう

公務員を目指す就活生にとって、人事異動の知識は非常に重要です。

異動の決め方や時期を理解することで、自分が希望する職種や部署での働き方、キャリアを想像しやすくなるでしょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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