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就活の小論文テーマ例15選!書き方のポイント・注意点も徹底解説

就職活動の選考では、小論文が課されることがあります。しかし「就活の小論文ではどのようなテーマが出されるの?どのように書けばいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、就活の小論文テーマ例を15個紹介します。書き方のポイント・注意点も解説しているので、ぜひ最後まで読んで小論文対策に役立ててみてくださいね。

そもそも就活の小論文とは?

就活の小論文とは、自らの考えを主張し、具体的な根拠で裏付ける文章形式の試験です。文字数は企業によって異なりますが、800文字程度が一般的です。

就活の採用試験で小論文が課される目的は、エントリーシートや面接など、他の試験では測れない能力や人柄を見ることにあります。

小論文では、与えられたテーマに対して自分の意見や主張、理由を論述することが必要です。また、それらを論理的、客観的に伝えることが求められます。

自分の気持ちや感想を伝える作文や感想文とは根本的に異なるため、混同しないように注意しましょう。

【就活の小論文】評価されるポイント3つ

就活の小論文で高得点を得るためには、評価ポイントを知っておくことが重要です。ここでは、小論文で評価されるポイントを3つ紹介します。

  1. 論理的思考力
  2. 自身の意見を持っているか
  3. 企業・業界動向への興味

①論理的思考力

就活の小論文では、論理的思考力が評価されます。論理的思考力とは、主張や論点を論理的な順序で展開し、一貫性のある議論を構築する能力を指します。

読者に対して、論理的な流れで情報を伝えることで、説得力のある論文を作成することが可能です。逆に、論理が破綻していれば、大きく評価を落としてしまうでしょう。

このように、論理的思考力は、論文が読者にとって魅力的で説得力のあるものとして評価されるかどうかを左右する重要な能力なのです。

②自分の意見を持っているか

小論文では、自分の意見を持っているかどうかも評価されます。自分の意見を持つことは、問題に対する独自の視点や考え方を示すことを意味し、主体性や独創性を示すことに繋がります。

そのため、ただ情報をまとめるのではなく、自らの考えや経験から得た意見を表現することが求められるのです。

結論を述べる際には、自分の意見を明確に示し、論理的な根拠で支持することが重要です。

③企業・業界動向への興味

企業・業界動向への興味を持っているかどうかも評価ポイントのひとつです。小論文では、企業や関連する業界に通じたテーマが出題されるため、興味関心を持っていることも重要なのです。

小論文では、応募する企業や業界の現状・将来の展望について理解するだけでなく、その企業や業界に対する熱意や関心を表現する必要があります。

また、具体的なケースやトレンドについての知識、それらがどのように業界や企業に影響を与えるかについての意見は評価されやすくそのため、情報収集や分析能力も必要といえるでしょう。

【ジャンル別】就活で頻出される小論文テーマ15選

続いて、就活で頻出される小論文テーマを15個紹介します。

  1. 企業に関するテーマ
  2. 時事問題・社会情勢に関するテーマ
  3. 学生自身に関するテーマ

①企業に関するテーマ

企業に関するテーマを出題する目的は、就活生の業界研究や企業研究の深さを知ることにあります。テーマ例は下記の通りです。

  • これから〇〇企業はどうあるべきですか?
  • 〇〇の売上を向上させるには?
  • 業界の動向は?
  • 当社で行いたいことは?
  • 当社の社会的な立ち位置はなんだと思いますか?

このテーマの対策としては、企業や業界についてしっかり調べることが重要です。また、企業研究からわかった企業の特徴や将来性、自身がこの企業で何をしたいかまで述べられるとさらによいでしょう。

②時事問題・社会情勢に関するテーマ

時事問題・社会情勢に関するテーマを出題する目的は、学生が社会問題やニュースに関心を寄せているかを知ることです。

  • 少子高齢化に対してどのような意見を持っていますか?
  • 地球温暖化のためにできることはなんですか?
  • AIの発展についてどのような意見を持っていますか?
  • 最近の気になるニュースについて教えてください。
  • 働き方改革についてどのような意見を持っていますか?

このテーマの対策として重要なことは、日頃からニュースを見たり新聞を読んだりすることです。また、社会問題に対する考え方やあなたの意見を持っておくことが、高評価につながります。

③学生自身に関するテーマ

学生自身に関するテーマを出題する目的は、学生時代の経験を通して価値観や人柄を知ることです。

  • これまで最も力を入れた活動について教えてください。
  • これまでの挫折経験を教えてください。
  • 大学の研究テーマを選んだ理由・研究内容について教えてください。
  • どんな社会人になりたいですか?
  • 将来の自分はどのようになっていると思いますか?

このテーマへの対策としては、あなたの成功体験や挫折体験をリストアップしておくことが重要です。

その際「なぜ成功したのか」や「挫折をどう乗り越えたか」、「体験から学んだこと、身につけたスキルは何か」を明確にしておきましょう。

【選考突破】就活で小論文を書く際のポイント3つ

続いて、就活で小論文を書く際のポイントを3つ紹介します。

  1. 文章構成・話の骨組みを作る
  2. テーマに沿った内容を書く
  3. 具体的に書く

①文章構成・話の骨組みを作る

小論文を書く際に重要なのは、書き始める前に文章構成・話の骨組みを作ることです。基本的には「序論→本論→結論」の順番で展開しましょう。

序論ではテーマを導入し、読者の関心を引きます。本論では客観的事実を用いて論点を裏付け、説得力を高めます。結論では、先行研究や論点を総括し、自身の主張を明確に示します。

このような構成を守ることで、論文全体の一貫性や論理性が保たれ、読み手により明確に伝わります

②テーマに沿った内容を書く

小論文を書く際には、テーマに沿った内容を書くことも重要です。

テーマにそぐわない情報を盛り込むと、論文の焦点がぼやけたり読者の理解を妨げたりする恐れがあります。

したがって、テーマに関連する情報を適切に選択して、それに沿って文章を展開することが重要なのです。

③具体的に書く

小論文を書く際には、具体的な根拠を述べることが重要です。具体的な例やデータを挙げることで、主張が説得力を持ちます。

例えば、ニュースや自身の体験談を引用し、論点を裏付けたり、抽象的な表現ではなく、具体的な事実や数字を提示することが効果的です。

このように、論文を具体的に書くためには、具体例やデータを文章に取り入れ、主張を裏付けることが重要です。

就活で使う小論文を書く際の注意点3つ

最後に、就活で使う小論文を書く際の注意点を紹介します。

  1. 誤字脱字に気をつける
  2. 文字数配分も考える
  3. 第三者にチェックしてもらう

①誤字脱字に気をつける

就活で使う小論文を書く際には、誤字脱字に特に気をつけましょう。誤字脱字があると、「雑で注意力がない就活生」という印象を読み手に与えてしまう可能性があります。

誤字脱字の対処法としては、文章を書き終えたら必ず校正することが重要です。複数回チェックして、見落としを防ぎましょう。

また、声に出して読むことで、誤字脱字を見つけやすくなるだけでなく文章の読みやすさもチェックできるのでおすすめです。

②文字数配分も考える

小論文を書く際には、文字数の配分に気をつけましょう。配分を間違えると、本来伝えたいことが伝えられなくなることがあります。

配分を決めるために、序論、本論、結論それぞれでどのくらいの文字数を使うかを事前に決めておくことが大切です。

なお、小論文は指定された文字数の8〜9割を書くことが基本です。800文字なら640文字以上を目安にしましょう。

③第三者にチェックしてもらう

就活用の小論文を書く際は、友人や家族などの第三者にチェックしてもらうことが重要です。なぜなら、第三者に読んでもらうことで、自分では気づかなかったミスや依用表現方法を知れるからです。

また、自分の考えや表現が他者にも理解しやすいかどうかを確認することができます。チェックしてもらう際には、気になったところを全てフィードバックをしてもらうようにしましょう。

特に、論理的な展開や表現が適切か、文法や誤字脱字の修正などを重点的にチェックしてもらうと良いでしょう。

就活で小論文を書くならテーマを予習しておこう

本記事では、就活の小論文テーマ例を15個紹介しました。小論文のテーマのほとんどは、下記の3パターンのうちのいずれかです。

  1. 企業に関するテーマ
  2. 時事問題・社会情勢に関するテーマ
  3. 学生自身に関するテーマ

それぞれのテーマについて予習し、情報収集などの対策を行うことで、面接官にとって魅力的な小論文が書けるでしょう。なお、小論文を書く際は誤字脱字や文字数配分に気をつけながら書くことも忘れないようにして下さい。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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