「ブッチ」とは、正当な理由がないにも関わらず約束をドタキャンすることです。もし説明会をブッチしたら、どうなるのか気になりませんか。
そこで本記事では、説明会をブッチした際の選考影響について解説します。企業への連絡方法も紹介するため、ぜひ参考にしてくださいね。
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説明会はブッチしない方がいい!危険な理由4つ

説明会にエントリーしたら、正当な理由がない限り参加しましょう。説明会のブッチが危険な理由は以下の4つです。
- 選考に影響するかもしれないため
- 社会人になった後に関わる可能性があるため
- 選考を受けられる企業が減るため
- 繰り返す癖がつくため
①選考に影響するかもしれないため
説明会をブッチしない方がよい一番の理由は、選考に影響する可能性があるためです。
企業側は説明会に参加予定の学生を把握しており、当日は名簿と参加した学生の指名を照らし合わせます。そのため、どこの大学の誰が説明会をブッチしたことは一目瞭然です。
説明会をブッチした時点で、その企業には関心がないという意思表示となります。また、無断欠席するような人材は企業として雇えないため、選考に影響する可能性があります。
②社会人になった後に関わる可能性があるため
他の企業に就職した場合も、ブッチした企業と関わりを持つ可能性があります。「この企業を受ける予定はないからもう関係ない」と考えている方は要注意です。
社会人になるとさまざまな企業や人物と関わりを持ちます。ブッチした企業と取引先や営業先として関わる可能性はゼロではありません。
採用担当者があなたの顔や名前を覚えていた場合、取引に影響が出る可能性もあります。
③選考を受けられる企業が減るため
説明会をブッチすると、選考を受けられる企業が減る恐れがあります。説明会は多くの企業と出会うきっかけの場だからです。
あまり関心がなかった企業でも、説明会に参加したことで関心を持つことはよくあります。しかし、説明会を欠席した時点でその企業との縁はなくなります。
説明会のように企業のことをより深く知る機会は少ないため、面倒になっても参加するようにしましょう。
④繰り返す癖がつくため
一度説明会をブッチすると、繰り返す癖がつくデメリットもあります。説明会を欠席してもペナルティーはなく、表向きは何ら影響がないように感じるためです。
「連絡するよりもブッチの方が楽」「とくに影響がなかった」というある種の成功体験となり、面倒なことがある度に「また逃げればいいや」という思考に陥りやすくなります。
繰り返す癖がつくと、就活だけでなく就職後の働き方にも影響してきます。それどころか仕事以外にも悪い影響が出る可能性があるため注意しましょう。
もし説明会をブッチしたら?選考影響を2つ紹介

「本当に選考に影響するの」と半信半疑な方もいるでしょう。説明会をブッチした際に考えられる影響は以下の2つです。
- 一次選考で落ちる可能性が上がる
- 印象が悪い状態で選考が始まる
①一次選考で落ちる可能性が上がる
説明会をブッチすると、一次選考で落ちる可能性が上がるといわれています。説明会のブッチは、選考の早い段階で影響するケースが多いです。
まずは書類選考です。説明会をブッチした学生の氏名を控えている企業もあるため、書類選考の時点で落とされる可能性があります。
書類選考を通過した場合も、一次面接で落とさせるケースもあります。2人の学生のうちから1人を選ばなくてはいけない場合、不誠実な対応をした学生の方が不利となる可能性は高いでしょう。
②印象が悪い状態で選考が始まる
説明会をブッチした際に考えられる2つ目の選考影響は、印象が悪い状態で選考が始まることです。就活において他の学生よりも不利な状態でスタートを切ることになります。
しっかりと選考対策を行っても、採用担当者から厳しい目で見られる可能性があります。最初の印象が悪いと、たとえ一時選考を通過しても落ちるリスクは高いままです。
説明会をブッチした時にバレやすい状況2つ

説明会をブッチしても、必ずしも氏名を控えられるわけではありません。説明会をブッチした時にバレやすい状況は以下の2つです。
- 企業単体の説明会
- グループ企業の説明会
①企業単体の説明会
バレやすい1つ目の状況は、企業単体の説明会です。企業単体の説明会では出席確認をする場合が多いため、ブッチした学生の氏名を控える可能性が高いでしょう。
企業単体の説明会は、ナビサイト経由の場合でもその企業が学生の情報を管理しています。「ナビサイト経由だからバレないだろう」という考えは大きな間違いです。
②グループ企業の説明会
バレやすい2つ目の状況は、グループ企業の説明会です。グループ企業は、グループ内で説明会にエントリーした学生の情報を共有しているケースがあります。
よって、ブッチしたことがグループ会社全体に知れ渡るリスクがあります。その結果、受けられる企業が狭まる可能性があるため注意しましょう。
説明会をブッチしたら連絡しよう|例文付きで紹介

説明会をブッチしたら、そのまま放置せずに連絡することをおすすめします。おすすめの連絡方法は以下の2つです。
- 【電話編】説明会をブッチした時の連絡方法
- 【メール】説明会をブッチした時の連絡方法
【電話編】説明会をブッチした時の連絡方法
意図とせずブッチしてしまった場合、すぐに電話連絡をすると印象が上がります。電話連絡の例文は以下の通りです。
お世話になっております。△△大学の【氏名】と申します。 本日開催の説明会に参加予定でしたが、体調不良のためお伺いすることができませんでした。 ご連絡もせず欠席してしまったことに関して、謝罪したく電話させていただきました。 |
謝罪の言葉だけでなく、必ず理由をセットで述べるようにしまよう。また、説明会の内容や今後の選考について、自ら質問するのはNGです。
【メール】説明会をブッチした時の連絡方法
電話連絡が難しい場合は、メールで連絡しても問題ありません。メール連絡の例文は以下の通りです。
件名:○月○日〇時開催の説明会欠席のお詫び(△△大学・【氏名】) 株式会社■■ 人事部〇〇様 大変お世話になっております。 ○月○日〇時開催の説明会に申し込んでおりました、△△大学の【氏名】と申します。 貴社の公式ホームページより参加予約をしておりましたが、急な体調不良で説明会を欠席してしまいました。 ご連絡もせず欠席してしまい、大変申し訳ありませんでした。 今後はこのようなことがないよう体調管理を徹底してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 署名 |
メール連絡では件名も重要なポイントとなります。採用担当者は多忙なため、一目で分かる件名をつけましょう。
説明会のブッチは危険!対策方法3つ

説明会のブッチにはデメリットしかないため、極力控えるようにしましょう。説明会のブッチを避ける対策方法は以下の3つです。
- スケジュールをこまめに確認する
- 企業の数を整理する
- 欠席連絡を前もって行う
①スケジュールをこまめに確認する
1つ目の対策方法は、スケジュールをこまめに確認することです。予定の把握で意図せずブッチすることを防ぎます。
説明会をブッチする学生は、スケジュール管理が上手くできておらず予定を失念するケースが大半です。
就活ノートをつける、アプリでスケジュール管理をするなど、自分に合った方法を見つけて対策を行いましょう。
②企業の数を整理する
企業の数を整理するのもおすすめの方法です。説明会をブッチする学生は、説明会や選考を受けたい企業が多すぎて把握しきれない可能性があります。
就活を有利に進めるために、少しでも多くの企業の説明会や選考にエントリーしたい気持ちは理解できます。
しかし、説明会の予定を見落としている時点で自分のキャパシティに見合っていません。すぐに見直すことをおすすめします。
③欠席連絡を前もって行う
説明会の欠席連絡は前もって行うのがマナーです。急用や急病を除いては連絡する時間が十分にあるため、必ず前もって欠席連絡をしましょう。
説明会の欠席理由が「気が変わった」「面倒になった」などの場合、連絡するのも億劫になる気持ちは理解できます。
しかし、説明会のブッチにはデメリットしかありません。必ずしも本当の理由を伝える必要はないため、事前連絡を徹底しましょう。
説明会をブッチしてしまったらすぐ連絡しよう

説明会をブッチすると、選考に影響する可能性があるため要注意です。都合が悪くなったり気が変わったりした場合は、前もって欠席の連絡を入れることを徹底してください。
何らかの事情があって説明会を欠席してしまった場合は、本記事を参考にすぐに連絡しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。