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コロナに負けない就活方法は?今だからパワーアップしておきたい3つの準備

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、少しずつ街に活気が戻ってきました。しかし、昨今の事態を受けて数々の企業では採用活動に消極的な姿勢を見せており、これから就活を行う学生にとって不安やわだかまりを感じずにはいられない状況が続いています。

この記事では、こうした時だからこそ準備しておきたい3つの対策についてお伝えしています。

「採用枠縮小」などのニュースを目にすることもありますが、企業にとって新卒採用とは会社の存続のために必要不可欠な業務活動です。本番が必ず来ることを念頭に、丁寧に準備を進めることが重要だと言えます。

前向きな姿勢で就活に取り組むと同時に、今、備えておきたいポイントを押さえていきましょう。

企業研究は競合他社と会社への貢献度を意識!

企業研究とは志望先の会社についてその特徴や仕事内容を把握し、より理解を深めるために行うものです。書類選考や面接への対策として活かすだけでなく、自分が求めるものが会社にあるかどうかといったマッチングを図るためにも、力を入れて準備をしていきたいところです。

企業研究を行う際は、以下の2点を意識して取り組みましょう。

1点目は、ライバル会社との違いを明確にすることです。採用側は書類選考中に、何百というエントリーシートに目を通します。そのなかで「なぜこの会社を志望するのか」という応募への根拠を深く読み取ろうとし、仕事に対する適性やマッチングを図ります。

企業研究の際には、理念や社長メッセージ、事業内容、働く環境など企業がもつオリジナリティに注目すると同時に、どのような社員が活躍をしているのかといった社風や企業文化を意識すると、より会社の全体像が見えてくるものです。明確な志望動機を書き上げるための軸づくりのためにも、他社との差別化を図っていきましょう。

2点目は会社への貢献度を考えることです。エントリーシートの作成や面接の際に、ついやってしまいがちなのが“自分視点”で考えてしまうことです。例えばスキルや能力、長所や学生時代に達成したことなどが書き連ねられた自己PRでは印象は少々弱いものです。なぜなら採用担当者は“強みを会社でどのように活かし貢献できるのか”という観点から選考を行うからです。

そのため企業研究を行う過程のなかでは、培ってきたものをどのように仕事で役立たせ自分には何ができるのか、会社への貢献度に焦点を当てると入社後の働き方もイメージしやすくなりアピールにもつながります。

自己PRとガクチカでは独自性を追求!

ガクチカとは、“学生時代に力を入れたこと”の略称です。エントリーシート提出時や面接の際にも必ず質問される項目であり、人事が就活生の答えに敏感に反応するところです。ガクチカや自己PRは一見すると内容を考えることが難しいように感じますが、しかしエピソードを交えてまとめていくとオリジナリティのある回答に仕上がります。

例えば以下の例文を読み比べたときに、どちらの方が映像として残り心に響くでしょうか。

1

私は学生時代に、プログラミングに力を入れて参りました。そのなかで、大学3年生の頃に人の健康を管理する“あなたのための健康活動”というアプリを開発しました。こうしたスキルを御社の製品開発部で役立たせ、次世代を担う社会人になりたいと思います。

2

学生時代は“あなたのための健康活動”という独自アプリを開発し、商品ニーズがあると直感したことからシステム開発を手掛ける会社へ製品化の依頼をした経験があります。入社をした際には、技術開発分野で自身のスキルを活かし、”新たなものを創り出す”という御社の理念のもと常に挑戦を続けていきたいと思います。

例1は、内容もまとまり独自性も感じられますが、少々説得力にかけるところがあります。素晴らしいスキルをもった人材だということは分かるのですが、その技術をどのように会社で活かし、何がしたいのかといった入社後のイメージが沸きにくい印象です。

一方例2は、人間性が読み取れる文章が書かれています。技術面だけでなく“企業理念”など会社よりの視点を織り交ぜることで「求められているものを理解している」と採用側に好印象を与えます。

ガクチカと自己PRを作成する際には、何よりも独自性が必須であり、エピソードを織り交ぜることで他の学生との違いを強調することができます。ポイントは自分視点ではなく“企業視点”に立つことです。どのような人材に期待をしているのかという部分を理解し、企業目線で書き進めることが大きなポイントだと言えます。

志望動機は根拠を明確に!

志望動機は必ず聞かれる質問事項とあって、ライバルの学生たちもより一層力を入れて対策を練るところではないでしょうか。文字数が制限されるエントリーシートでは入社への想いを書き上げるのは難しい作業ですが、要点を一つ押さえるとキラリと光る文章に仕上がります。

志望動機を作成する際には、入社を志望する“根拠”を入れることをオススメします。

例えばホテル志望の場合、そのホテルを選んだきっかけとなるエピソードを考えると良いでしょう。宿泊した時にフロントデスクで働くホテルマンに憧れを抱いたことが志望動機になったという学生は多いですが、そこにプラスアルファとして“根拠”を加えるとなお良い内容になります。

その根拠は、インタビューやOB、OG訪問をすることで掴めるところです。現役社員との面談は、会社の良さや魅力の多くを発掘する機会となります。自ら行動を起こし得た情報は必ず武器となります。直接社員に会うのが難しいときには、現地を訪れその仕事模様を観察するというのも魅力の発掘になります。

憧れを抱いたという感情だけでは他のエントリーシートに埋没する可能性がありますが、「実際に社員に話しを聞き、仕事に対する信念に感銘を受けた」「一緒に働きたい社員がいる」など働きたいと思う“根拠”を志望動機内で提示すると内容の説得力が増してきます。第一志望である企業のエントリーシートでは、特に独自性を出して書き上げていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?企業研究や自己分析は、就活準備として力を入れて取り組むことをオススメします。競合他社との違いや、自分のスキルをどのように活かしていくのかなど企業視点で考え”求められているもの”を探りましょう。

コロナ禍でも、企業の採用活動は少しずつ再開を始めています。つまづくことなく選考に臨むため、できるところからしっかりと備えておきましょう。みなさんの就職活動が実りあるものとなりますよう、願っています。

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いずみ

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いずみ

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