履歴書には「免許・資格」欄があり、運転免許も記載可能。しかし、「運転免許の書き方がよく分からない」「運転は不慣れだけど書いていいの?」と悩む方もいるでしょう。
そこで本記事では、運転免許資格を履歴書に書く方法・例をわかりやすく紹介します。現在就活中もしくは就活を控えている方は、ぜひ参考にしてください。
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免許の有無は履歴書に書こう

履歴書の「免許・資格」欄には、運転免許を持っているかを正確に記しましょう。
履歴書に運転免許の有無を書く理由は、職種によっては有利になる可能性があるためです。運転免許の取得を採用条件の1つにしている企業も少なくありません。
「運転免許が不要な職種・企業なら不要なのでは」と思うかもしれませんが、どのような場合も履歴書に運転免許は記載すべきです。応募先に関係しそうな免許・資格から記入し、運転免許を最後に記載することをおすすめします。
履歴書への免許の書き方の例とポイント4つ

まずは、履歴書への運転免許の記載方法の例を紹介します。以下の書き方をもとに運転免許資格を記載することが一般的です。
年 | 月 | 免許・資格 |
令和○ | ○ | 普通自動車第一種免許 取得 |
履歴書に「運転免許資格」を書く際は、以下の4項目をおさえておくと安心ですよ。詳しく解説していきます。
- 正式名称で記入する
- 取得予定でも書く
- 取得日が昔の順に記入する
- ペーパードライバーでも記入してOK
①正式名称で記入する
1つ目のポイントは、略称ではなく正式名称で記入することです。普通自動車免許の正式名称は、「普通自動車第一種運転免許」もしくは「普通自動車第二種運転免許」となります。
- 普通自動車第一種運転免許:普通自動車、小型特殊自動車、原動機付自転車の3つを運転できる免許
- 普通自動車第二種運転免許:タクシーやバスなどの旅客運送のために必要な免許
オートマ限定の方は、免許の種類の後に(AT限定)と記載します。
②取得予定でも書く
現在運転免許を取得しておらず、入社までに取得予定の方も履歴書に記入できます。
これは運転免許に限らず、他の免許や資格にも言えることです。現在保有していなくても、取得に向けて勉強中の免許・資格はすべて記入可能です。
書き方としては、月日を空欄にし、取得したい免許を正式名称で記入します。さらに、1字空けて「取得予定」と補足してください。
③取得日が昔の順に記入する
運転免許をいくつか持っている場合は、原則として取得日が昔の順に記入します。免許の取得順がわからないときは、免許証の左下に書かれた「取得年月日欄」を確認します。
ただし、複数の運転免許を保有していて記入欄に書き切れない場合は、業務に関係する運転免許から優先して書くとよいでしょう。これは他の免許・資格にもいえることです。
④ペーパードライバーも免許取得記入OK
運転が不慣れなペーパードライバーであっても、運転免許を持っていることに変わりないため、履歴書に記入してもOKです。わざわざペーパードライバーと示す必要はありません。
ただし、入社後に自動車を運転することが想定される場合は、入社までに練習して運転に慣れておく必要があります。
面接で最近の運転状況を質問された場合は、「運転に自信がない」「ペーパードライバーである」と正直に話しましょう。
免許を履歴書に書く際に気をつけるべき場面

2007年6月2日~2017年3月11日までの普通自動車免許は準中型自動車免許として扱われることになったため、履歴書には下記のように記入します。
年 | 月 | 資格・免許 |
平成〇 | 〇 | 普通(現 5t限定準中型)自動車第一種免許 取得 |
運転免許の種類に「準中型自動車免許」が追加され、普通自動車免許で運転できる車の車両総重量と最大積載量が変更されました。(2017年3月12日より)
大きな影響はありませんが、履歴書に「普通自動車免許」と書いてしまうと、現行制度での普通自動車免許免許だと勘違いされる可能性があります。
自動車の運転が想定される職種の場合は、「普通(現 5t限定準中型)自動車第一種免許 取得」としたほうが確実です。
【履歴書への記載に役立つ】免許の取得日・種類の確認方法

先ほども解説したように、履歴書の運転免許は原則として取得順に記入します。免許証の下部に略称と所得年月が記載されているため、確認のうえ記入してください。
ただし、取得年月日欄には「二・小・原」、「他」、「二種」の3つの枠しかありません。「ニ・小・原」の中でいくつか免許を持っている場合は、取得した順番がわからない可能性があります。
そのようなときは、警察署や自動車安全運転センターなどで運転免許経歴証明書を発行します。該当する施設にあるICカード読み取り機を利用するだけでOKです。
【履歴書の書き方】免許の正式名称一覧

履歴書に書くときには、免許の正式名称で記すべきでしょう。正式名称一覧は以下の通りです。
略称 | 正式名称 |
大型 | 大型自動車免許 |
中型 | 中型自動車免許 |
準中型 | 準中型自動車免許 |
普通 | 普通自動車免許 |
大特 | 大型特殊自動車免許 |
大自二 | 大型自動二輪車免許 |
普自二 | 普通自動二輪車免許 |
小特 | 小型特殊自動車免許 |
原付 | 原動機付自転車免許 |
大二 | 大型自動車第二種免許 |
中二 | 中型自動車第二種免許 |
普二 | 普通自動車第二種免許 |
大特二 | 大型特殊自動車第二種免許 |
引・引二 | 牽引免許・牽引第二種免許 |
「長い名称は省略した方が読みやすいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、正しい情報を相手に伝えるためにも正式名称で記しましょう。
【運転免許】履歴書の書き方を理解して就活に活用しよう

履歴書の「免許・資格」欄には、運転免許の有無を記載します。車の運転が想定されない職種でも、運転免許を持っている方はぜひ記載してください。
履歴書を書く際に「運転免許資格ってどうやって書くべき?」と迷った方は、ぜひ本記事を参考にし、これからも就活に役立ててください。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。