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【例文付き】面白い特技10選|見つけ方や伝えるポイントも紹介

就職活動の面接では、自己PRや志望動機とは別に、特技を質問されることがあります。面白い特技を紹介できれば、面接官と打ち解けられたりアピールにつながったりするなどのメリットがありますね。

しかし「面接でウケる面白い特技はどんなものがあるの?どのように話せばいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、面白い特技を10個紹介します。見つけ方や伝え方、例文もわかりやすく解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

まず確認!特技と趣味の違い

面白い特技を知る前に、まずは「特技」と「趣味」の違いを理解しておきましょう

特技とは、他の人に比べて特に上手で自信のある技術や能力です。自分が思う得意なことや能力であり、周囲からの評価は関係のないものといえます。

一方、趣味は得意不得意に関わらず、好きなものや集中して取り組めるものです。

履歴書には特技と趣味が同じ欄に指定されているものが多いですが、分けて書いてもまとめて書いてもどちらでも問題ありません。

就活で求められる「面白い」の意味3選

面白い特技を紹介する前に、就活の面接における「面白い」の意味について知っておくべきですね。面白さの定義を履き違えないよう、ポイントを押さえておきましょう。

  1. 興味関心を持てる
  2. 見た目とギャップがある
  3. 単なる笑い話ではない

①興味関心を持てる

1つ目は、興味関心を持てることです。具体的には、自分の興味や特技が他者と異なり、他にはない独自の要素を指します。

たとえば、特技が「料理」と言うだけではありきたりですが「50種類のたこ焼きレシピを持っていること」と言えば興味を持ってもらいやすいですよね。

就活では、自分らしさをアピールし、他者と差別化することが重要です。自分にしかできないことや経験を通じて、「面白さ」をアピールしましょう。

②見た目とギャップがある

2つ目は、見た目とギャップがあることです。なぜなら、ギャップがあることで面接官の興味を惹きやすいからです。

たとえば、見るからに体育会系の学生の特技が裁縫である場合、そのギャップを面白いと思ってもらいやすいでしょう。
他にも、文化系に見える学生の特技がボルダリングであった場合も、そのギャップが魅力的に映りやすくなりますね。

③単なる笑い話ではない

3つ目は、単なる笑い話ではなく個性や強みが伝わることです。

面接では、典型的な回答ではなく、自分らしさを表現できるエピソードや経験を通じた独自性のアピールが求められます。

ただし、無理な強調や的外れなユーモアは避けましょう。面接官の質問に対して適切な範囲で回答することが大切です。

就活で特技を聞かれる理由3選

そもそも、なぜ面接官はあなたの特技を聞くのでしょうか。ここではその理由を3つ紹介します。

  1. アイスブレイクのため
  2. 人柄・人間性を知るため
  3. 仕事に役立つ能力があるか知るため

①アイスブレイクのため

特技に関する質問の目的として、アイスブレイクの一環であることが考えられます。なぜなら、特技は面接の核心となる部分ではないため応募者の緊張をほぐしやすいからです。

企業は、リラックスした状態での面接を行いたいと考えています。特技を話題に上げることで、個性や実力をより的確に見極められ、相互の理解を深めやすいと考えているのです。

②人柄・人間性を知るため

企業が特技を質問する理由は、志望者の人柄や人間性を知るためでもあります。なぜなら、応募者の人柄や人間性を知ることで、企業の社風や価値観との適合度を判断できるからです。

特技は単なるスキルだけでなく、柔軟性や協調性などを反映し、仕事への取り組み方や解決力を知るヒントとなります。

企業は、特技を通じて個性や向上心を見極め、組織に適した人材かどうかを判断しているのです。

③仕事に役立つ能力があるか知るため

就活で特技を尋ねられる理由は、応募者の仕事に役立つ能力があるか知るためです。特技を聞くことで、応募者の得意分野や強みが把握でき、仕事でどれだけ活躍できるかを評価できます。

たとえば、プログラミングや語学力などの特技があれば、そのスキルが業務に適しているかどうかを企業側が判断でき、効果的な人材選定が可能です。

また、事務や会計職の場合、応募者が数字に関する特技を持っていれば、入社後に活躍してくれると期待されますよね。

「面白い」特技の見つけ方3つ

みなさんの中には、面白い特技が思いつかない人もいるでしょう。ここでは、面白い特技の探し方を解説します。

  1. 人に聞く
  2. 趣味・好きなことから探す
  3. 他人に負けたくないことから探す

①人に聞く

面白い特技を探すヒントとして、まず人に聞くことがおすすめですよ。なぜなら、客観的な視点によって自分が気づかない才能が見つかる可能性があるからです。

家族や友人、アルバイト仲間など身近な人に、自分の特技は何かを尋ねます。その際、そう思った理由やエピソードも合わせて聞き出すとよいでしょう。

また、自分では普通だと思っていることも他人にとっては面白い特技となる場合があります。周りの意見を受け入れ新しい視点で自分を見つめることで、意外な特技が明らかになるでしょう。

②趣味・好きなことから探す

あなたの趣味や好きなことをベースに特技を探すことも有効ですよ。なぜなら、趣味や好きなことに熱中する中で才能が開花し、特技になることもあるからです。

趣味を通じて培ったスキルや経験をアピールポイントとして捉え、他者に伝えることが重要。たとえば、登山が趣味であれば、忍耐力や挑戦する姿勢がアピール材料となります。

このように、あなたの趣味に集中しその中での楽しさや魅力を見つけることで、自然に特技が見つかるでしょう。

③他人に負けたくないことから探す

「他人に負けたくないこと」も特技を探すヒントになります。なぜなら、負けたくないと思えるほど情熱を傾けたものは、特技となり得るからです。

ポイントは、自らが努力して培った経験や成果をあげること。たとえば「5歳からサッカーを始めリフティングが100回続くようになった」といったストーリーは面白いと思ってもらいやすいでしょう。

このように、他人に負けたくない気持ちは自らの特技を発見するヒントとなり、個性が生まれやすくなるのです。

「面白い」特技10選

では、面接で「面白い」と思われやすい特技の例を10個紹介します。

  1. 早起き
  2. 利き酒
  3. モノマネ
  4. 語学
  5. フラッシュ暗算
  6. 料理
  7. 楽器
  8. 習字
  9. SNS運用
  10. 花言葉

①早起き

早起きのメリットは、健康的な生活をアピールできることです。早起きの実践は精神的な安定や体調管理に関わり、仕事での集中力が増す効果があります。

面接で伝える際には、朝に読書や資格勉強などに努めていることを伝えるとよいでしょう。これにより、単なる早起きではなく、自分を高めるために時間を有効活用している印象を与えられます。

②利き酒

利き酒とは、お酒を飲んで品質や原料の米を判定することです。社会に出ると、お酒を飲む機会も増えるでしょう。その際、お酒に関する知識が豊富であることは役に立つことも。

ポイントは、利き酒が仕事にどう生かせるかを具体的に伝えることです。たとえば、商品の品質向上やマーケットの理解に繋がるとアピールすると効果的でしょう。

③モノマネ

モノマネは、面接で「面白い」と思ってもらえる特技のひとつですね。メリットは、その場でリアルタイムに披露でき、印象に残りやすいことです。

モノマネを披露する際には、面接の流れに合わせて自然なタイミングで行い、相手の反応をよく見ましょう。タイミングやネタ選びを間違えれば空気を悪くすることもあるので、慎重さが大切ですよ。

④語学

語学は、面接で強いアピールポイントとなります。なぜなら、近年のグローバル化に伴い、外国語が話せる人材が重宝されているからです。

語学力をアピールする際は、語学を習得した方法、語学力を活かしたエピソードなどを交えると良いでしょう。実際に外国語で自己紹介することもおすすめですよ。

また、英語以外の言語を話せると差別化につながりアピールしやすくなります

⑤フラッシュ暗算

フラッシュ暗算とは、コンピュータの画面にフラッシュ式で表示される数字を、珠算式暗算で計算することです。

フラッシュ暗算ができるメリットは、多くの文章や情報を処理できるのが伝わることが挙げられるでしょう。

ただ、フラッシュ暗算はイメージが湧きにくく、その場での実践も不可能。そのため、どのくらいの計算ができるかを具体的に説明することが重要です。

⑥料理

料理は、面接において魅力的な特技と言えます。なぜなら、マルチタスクが得意であることをアピールできるからです。

料理が特技であることを伝える際は、どのように得意なのか伝えることが重要です。また、高確率で得意料理を聞かれると考えられるため、いくつか答えを持っておきましょう。

⑦楽器

楽器ができるメリットは、継続力や協調性をアピールできることです。また、話が広がりやすいことも大きなメリットと言えるでしょう。

なお、ギターやピアノなどのメジャーな楽器ではなく、マイナーな楽器ができると、より面白いと思ってもらえます。

楽器について回答する際は、実際に演奏を披露した経験などを伝えると具体性が生まれるのでおすすめですよ。

⑧習字

習字を特技としてアピールするメリットは、字の丁寧さやきれいさ、集中力があることなどをアピールできることです。習字を習ったことがある場合は、積極的にアピールしましょう。

注意点として、習字が得意と言っておきながらESや履歴書の字が汚いと、説得力に欠けてしまいます。習字をアピールするのであれば、普段以上に書類の文字を丁寧に書くべきですね。

⑨SNS運用

SNS運用は、面接官に面白いと思ってもらえる特技の一つです。なぜなら、マーケティングスキルや分析力をアピールできるからです。

また、SNSは人柄が出やすい媒体であるため、あなたを知ってもらうツールにもなり得ます。SNS運用について話す際は、工夫した点や運用目的を話すと良いでしょう。

また、具体的な数字(フォロワー数など)を具体的にあげることも重要ですね。

⑩花言葉

花言葉とは、花の種類や色ごとに象徴的な意味をもたせたものです。花言葉を特技としてアピールするメリットは、話が広がりやすいことが挙げられます。

花言葉について話す際には、具体的な花とその花言葉を紹介すると良いでしょう。また、あなたが一番好きな花言葉を紹介することで、性格や価値観を伝えることができます

特技を伝えるポイント3つ

どれだけ面白い特技やエピソードを持っていても、それを上手に伝えることができなければ魅力は伝わりません。ここでは、特技を伝えるポイントを3つ紹介します。

  1. 具体例や数字を盛り込む
  2. エピソードを話す
  3. 仕事で活かせる点をアピールする

①具体例や数字を盛り込む

面接で特技を伝える際には、具体的な例や数字を盛り込むことが重要です。なぜなら、あなたの実績やスキルをより具体的にアピールできるからです。

たとえば、特技が写真であれば、「SNSに写真を投稿した結果、1000件以上の高評価を獲得しました」というように、具体的な数字や実績を挙げましょう。

これにより、面接官に対して特技のレベルや影響力がより明確に伝わりやすくなります

②エピソードを話す

特技を伝える際、具体的なエピソードを話すことも効果的です。エピソードを話すことで、単なるスキルの列挙よりも印象に残りやすく、具体的な状況や経験を通して特技を生かした能力を証明できます

たとえば、言語が得意な場合、留学や語学学習での困難を挙げ、それを克服した経緯を伝えると印象的ですよね。

エピソードを通じて、特技の深い理解や情熱をアピールし、面接官に強い印象を与えましょう。

③仕事で活かせる点をアピールする

特技を伝える際、その特技が仕事で活かせることをアピールするのが重要です。

たとえば、大会で優勝するために努力し続けた結果「粘り強さ」が身についたことをアピールする場合、「仕事を最後までやり遂げる」など、特技が仕事で活きることを具体的に示すことが大切ですね。

このように、特技を具体的なビジネスシーンに結びつけ、その強みが企業に貢献できることを伝えることで、面接官に好印象を与えることができます。

「面白い」特技を伝える例文3つ

次に、「面白い」特技を伝える例文を3パターン紹介します。

  1. 占い
  2. 似顔絵
  3. 人の名前・顔を覚える

①占い

私の特技は占いです。高校生の時に占いのテレビ番組を見たことをきっかけに、占いにハマり、大学時代はタロットカードを使った占いをしました。

最初はただの趣味から始めたのですが、今では月30人占うまでになりました。また、占いを通してコミュニケーションも得意になりました。

さらに、人の悩みを聞く機会も増えたことで人に寄り添えるようになりました。入社後は、占いで培ったコミュニケーション能力を活かし、お客様の悩みに寄り添い、解決したいと考えています。

この例文のポイントは、特技の占いを通して得たスキルを伝えています。「今では月30人占うまでになりました」と数字を挙げている点もポイントです。

また、占いで得たスキルを入社後に活かせることのアピールで締めていることもポイントですね。

②似顔絵

私の強みは、似顔絵を描くことです。小さい頃から絵を描くことが好きで、似顔絵を小学1年生から始め、今も続けています。似顔絵の評判もよく、友人や家族からはとても似ていると言われます。

似顔絵を上手に描くためには、対象をよく観察することが必要です。似顔絵を描く中で、顔の特徴を捉えられるようになっただけでなく、人の良いところを見つけられるようになりました。

入社後も、似顔絵で培ったスキルを活かしたいと考えています。

この例文では、似顔絵が特技になった経緯や周りからの評価を伝えています。ポイントは「似顔絵を描く中で対象をよく観察できるようになった」と伝えていることです。

このように、ただ得意だと伝えるのではなく、その経緯や身につけたスキルを伝えることが大切ですね。

③人の名前・顔を覚える

私の特技は、人の顔や名前を覚えることです。一度会った人の顔や名前はほとんど覚えています。
この特技に気づいたきっかけは、アパレルのアルバイトで接客をしたことです。

私自身、お客様の顔や名前を覚えることは当たり前だと思っていましたが、アルバイト仲間がなかなか顔や名前を覚えられないことを聞いたことで、これが特技だと気づいたのです。

入社後もこの特技を活かし、従業員やお客様と良好なコミュニケーションを取りたいと考えています。

この例文では、人の名前・顔を覚えることを特技として取り上げています。ポイントは、自分では特技だと思っていなくても、周りからすると立派な特技であると気づいていることですね。

このように、自分では気づかない特技も多いため、周りの人にヒアリングすることが重要なのです。

避けるべき特技3選

最後に、面接で避けるべき特技を3つ紹介します。

  1. ギャンブル
  2. 政治・宗教関係
  3. 生活に悪影響を与えるもの

①ギャンブル

面接では、ギャンブルを特技としてあげることは避けましょう。なぜなら、ギャンブルは一般的にマイナスの印象を与えるものだからです。また、お金の管理ができないと思われるリスクがあります。

ギャンブルに詳しいことやたくさん稼いだ経験があることも立派な特技だと言えますが、面接でのアピールは避けましょう。

②政治・宗教関係

政治や宗教関係の話題も基本的にNGです。これらの話題は、面接官が不快に思う可能性があるからです。最悪の場合、トラブルに発展する可能性もあります。

なお、愛読書や購読している新聞なども企業によっては不適切な場合があるので、できれば避けましょう。面接では、ポジティブな話題につながりやすい特技を選ぶよう心がけることが大切です。

③生活に悪影響を与えるもの

生活に悪影響を与える特技をアピールすることも避けるべきです。なぜなら、体調管理を心配されたり、自己管理能力がないと思われる可能性があるからです。

具体的には「徹夜で作業することが得意」などが挙げられます。これは、一部の企業にとっては魅力的かもしれませんが、一般的には印象が悪いでしょう。

特技が「面白い」ことをアピールして就活を進めよう

本記事では、面白い特技を見つけ方や伝えるポイントを解説しました。

面接で面白い特技をアピールできれば、面接の雰囲気が良くなったり、アピールにつながったりするメリットがあります。

もし特技が見つからない場合は、あなたの周りの人に聞いたり、趣味をリストアップしたりすることが有効的です。本記事で紹介した特技や例文も参考にしながら、面接で効果的にアピールしましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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