「履歴書を上手く書けない」「そもそも履歴書の書き方が分からない」と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。本記事では、履歴書が書けない原因と対処法を解説します。
履歴書の各項目ごとに書き方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
履歴書はこれで完璧!お助けアイテム集
- 1自己PR自動作成|お手軽完成
- AIにお任せでお手軽作成!
- 2志望動機テンプレシート|楽々作成
- 受かる志望動機が5STEPで完成!
- 3就活マナーBOOK|ルール確認
- 言葉遣いやマナーをサクッとチェック!
履歴書が書けない原因3選
履歴書の作成が思うように進まない場合、まずは書けない原因を考え、どのように書き進めるか考えることが大切です。ここでは、履歴書が書けない3つの原因を紹介します。
- 書き方が分からない
- 自己分析ができていない
- アピール方法が分からない
①書き方が分からない
1つ目の原因は、そもそも履歴書の書き方が分からないことです。書き方のルールが分からなければ、履歴書の作成は思うように進みません。
履歴書は、自己紹介としての役割を担い、企業に対する第一印象を左右する重要な書類です。
まずは、履歴書の各項目の意味と、それぞれにどのような情報を記入すべきかを把握しましょう。正しいフォーマットと内容の理解が、履歴書作成の第一歩となります。
②自己分析ができていない
2つ目は自己分析の不足です。自己PRや志望動機を書くためには、自己分析を通じて自分の強みや魅力、価値観を理解することが求められます。
自己分析を行うことで、自分の特性や経験を深く理解し、それを履歴書に反映させられます。
例えば、過去の経験から学んだスキルや、困難を乗り越えたエピソードなどを振り返り、それらをどのように職場で活かせるかを考えることが挙げられます。
自己分析を通じて自分自身を深く知ることで、履歴書に説得力のある自己PRや志望動機を書けますよ。
③アピール方法が分からない
3つ目は、自分の魅力や強みをどのようにアピールすれば良いか分からないからです。特に、どの経験やスキルを前面に出すべきかを決めるのは難しいでしょう。
この問題を解決するためには、業界研究や企業研究が役立ちます。志望する業界や企業が求める人材の特性を理解し、それに合わせて自分の経験やスキルを選択しアピールすることが重要です。
例えば、コミュニケーション能力が重視される業界では、チームでのプロジェクト経験を前面に出すと良いでしょう。
また、自分の経験やスキルが、企業のビジョンや目標にどのように貢献できるかを示すことで、自身のアピールポイントを明確にできますよ。
履歴書が書けない人必見!項目ごとの書き方
履歴書の書き方に悩む方は多いですが、基本を押さえれば誰でも簡単に書けます。ここでは、履歴書の各項目の書き方をわかりやすく解説します。
- 基本情報
- 学歴
- 職歴
- 資格・免許
- 証明写真
- 趣味・特技
- 本人希望
①基本情報
基本情報の書き方を誤ると失礼にあたります。そのため、以下の内容を踏まえて履歴書を書いてください。
- 日付:面接日・投函日・メールは送信日に合わせる
- 氏名:苗字と名前は1文字分スペースを空ける
- 生年月日:「記入した日付時点」のものを記入
- 住所:番地や建物名などは正式名称で記入
- 連絡先:電話・メールなど日中連絡がつくものを選択する
特に日付は間違いやすいので注意してください。
②学歴
履歴書の「学歴」欄は、自分の教育歴を示す重要な部分です。まず、1行目の中央に大きく「学歴」と記載します。中学校卒業から最終学歴まで、古い順に記入してください。
学校名は略称ではなく、正式名称を用いて記入することが大切です。また、卒業や入学の年月は、西暦または和暦に統一し、混在させないように注意しましょう。
これにより、企業に対して整理された印象を与えられます。
③職歴
職歴は、学歴の後に記入します。正社員としての就業経験がない場合は、シンプルに「なし」と記入しましょう。
アルバイト経験は職歴に含めず、正社員としての経験に限定することが一般的です。
また、職歴を記入した最後には、一行空けて右寄せで「以上」と記載しましょう。
④資格・免許
履歴書における資格・免許の欄は、専門性や学習意欲を示す重要な部分です。ここでは、取得した資格や免許を全て正式名称で記載しましょう。
資格・免許欄では、まず運転免許、次にその他の資格・免許を取得順に記載するのが一般的です。
また、希望職種に関連のある資格は、選考に有利に働くことがあるため、しっかりとアピールをしましょう。
さらに、現在取得に向けて勉強中の資格や免許も記載することで、自己成長への意欲をアピールできますよ。
⑤証明写真
履歴書の証明写真は、第一印象を左右する重要な要素です。原則として、3ヶ月以内に撮影した最新の写真を使用しましょう。これにより、現在の姿を正確に伝えられます。
写真はスーツ姿で撮影するのが基本で、清潔感と誠実な印象を与えることが重要です。サイズは一般的に3cm×4cmがよいでしょう。
また、写真が剥がれた際に備えて、裏面に名前と大学名を記載することも忘れないでください。
⑥趣味・特技
趣味・特技の欄は、人柄や個性を伝える絶好のチャンスです。
趣味や特技を通じて、多面性や独自性をアピールできます。例えば、スポーツ・音楽・旅行・読書・特定の技能など、あなたが情熱を持って取り組んでいることを記載しましょう。たとえ自信を持って言えるような趣味や特技がなかったとしても空欄にはしないようにしましょう。
趣味・特技は箇条書きでも文章形式でも構いません。重要なのは、人柄や興味が伝わるような内容を選ぶことです。
⑦本人希望
本人希望欄では、入社後の自分の希望や条件を記載します。例えば、希望する勤務地や勤務時間、特定の部署での経験を希望する場合など具体的に記述しましょう。
また、持病や健康上の配慮が必要な場合は、ここで正直に記載することが重要です。これにより、企業側があなたの状況を理解し、適切な配慮を行えます。
自分の希望や条件を明確に伝えることで、就活生・企業双方が安心して選考を進めていくことができるでしょう。
履歴書で悩む2項目|魅力的な書き方を解説
志望動機と自己PRは履歴書の中でも特に悩む部分ではないでしょうか。ここでは魅力的な志望動機と自己PRの書き方について詳しく解説します。
- 志望動機
- 自己PR
①志望動機
志望動機は、「志望理由→きっかけ・エピソード→意気込み」の順に書きましょう。
まず、その企業を選んだ具体的な理由を述べます。例えば、企業のビジョンや文化、特定のプロジェクトに共感したなどです。
次に、その理由に至ったきっかけやエピソードを挙げます。これは、経験や価値観が企業とどのように合致しているかを示すためです。
最後に、入社後の意気込みを述べることで、入社への熱意と企業への貢献意欲を伝えましょう。重要なのは、「その企業でなければいけない理由」を明確にし、短く簡潔にまとめることです。
②自己PR
自己PRは、「自分の強み→エピソード→抱負」の構成で書きましょう。
まず自分の強みや特技を明確にし、それを支える具体的なエピソードを紹介しましょう。強みの例としては、チームプロジェクトでのリーダーシップ、問題解決能力、特定の技術スキルなどが挙げられます。
エピソードは、あなたの強みがどのように実際の状況で役立ったかを示すものを選んでくださいね。
最後に、その強みをどのように希望企業で活かすか、入社後の抱負を述べます。ここでも、希望企業で活かせる能力や長所を強調し、短く簡潔にまとめることが重要です。
履歴書が書けない場合の対処法3つ
書き方を理解してもなお、履歴書の作成が進まない就活生も多いのではないでしょうか。ここでは、どうしても履歴書が書けない場合の対処法を3つ紹介します。
- 自己分析をする
- 企業・企業研究を行う
- 第三者に相談する
①自己分析をする
まずは徹底的に自己分析を行いましょう。自己分析を通じて、自分の長所や強み、過去の経験を深く理解することが重要です。
例えば、学生時代に取り組んだプロジェクトやアルバイト経験から、自分の能力や性格の特徴を振り返ると、自己PRや志望動機の作成がスムーズになるでしょう。
自己分析を行うことで、履歴書に自分の魅力を効果的に伝えられるようになるはずです。
②企業・企業研究を行う
次に、志望する企業の研究を行いましょう。企業の理念・事業内容・業界の動向などを理解することは、志望動機を書く際に非常に重要です。
企業のホームページや求人情報を詳しく調べ、その企業でなければならない理由を明確にしてください。
企業研究を行うことで、履歴書の志望動機が具体的で説得力のあるものになり、面接官に良い印象を与えられますよ。
③第三者に相談する
履歴書作成の最終段階として、第三者に相談することも有効です。家族や友人、先生など信頼できる人に履歴書を見てもらい、フィードバックを受けることで、改善点が見つかるかもしれません。
また、就職エージェントのような専門家に相談することも1つの方法です。専門家からのアドバイスや添削を受けることで、履歴書の質をさらに高められるでしょう。
履歴書が書けない場合は原因から考えよう
履歴書の作成が進まない場合は、なぜ書けないのか、その原因から考えましょう。
履歴書が書けない主な原因は、書き方が分からない、自己分析が足りない、適切なアピール方法が分からないの3つです。
基本的な書き方を学び、自己分析を深めることで、自己PRや志望動機を明確に表現できます。また、業界や企業研究を通じて、自分の経験やスキルを効果的にアピールする方法を見つけてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。