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履歴書を万年筆で書くには注意が必要!メリット・デメリットも紹介

就活を進めて行く中で履歴書を書く機会は多くなりますが、万年筆で書こうと考えている人も多いですよね。ですが、いざ書こうとしても「どうやって書けばいいの?」と悩んでしまう人もいるでしょう。

そこで、本記事では履歴書を万年筆で書く際の注意点、メリットとデメリット、綺麗に書くコツまでくわしく解説します。ぜひ、これからの就活の参考にしてみてくださいね。

履歴書を万年筆で書く時は注意が必要!

万年筆で履歴書を書く場合は、いくつか注意点があると知っておきましょう。

履歴書はとても重要な書類で、会社に提出した時点から選考は始まっています。このため、書類のすみずみまで丁寧に書く必要があるのです。

しかし、万年筆を使い慣れていないとボールペンより扱いづらく感じ、場合によっては文字が滲んでしまう恐れがあります。

せっかく丁寧に書いたのに文字がにじんでしまうと、一から書き直さなければなりません。事前に万年筆を使い、手に馴染ませておく必要があるでしょう。

履歴書を万年筆で書くメリット3つ

慣れていない人にとっては難しく感じる万年筆ですが、履歴書に使うことでいくつかメリットが得られるのはご存じでしょうか。

ここでは、万年筆を使って書くメリットを3つ紹介します。

  1. 他の就活生との差別化を図れる
  2. 使い慣れている人は腕が疲れにくい
  3. 美しい字を書きやすい

①他の就活生との差別化を図れる

万年筆で書いた文字は、一目でボールペンで書いた文字と区別がつきます。このため、他の就活生と差をつけることができ、書類選考の時点で有利になる可能性があるのです。

万年筆で書くだけで相手の目に留まりやすくなり、印象に残りやすくなりますよ。

また、万年筆は重要書類に使用すると重厚感が出るので、企業側に落ち着いてしっかりした印象を与えられるでしょう。

②使い慣れている人は腕が疲れにくい

万年筆はペン先が柔らかいので、筆圧の細かい調節がしやすいという特徴があります。このため、慣れている人は文字を書いても腕が疲れにくいというメリットがあるのです。

履歴書は書く項目が多く、一枚書き終わるころには腕や手が疲れてしまう人も多いでしょう。しかし万年筆であれば疲れにくく、最後まで集中して書くことができるのです。

履歴書を書く負担が減るという点は、万年筆ならではのメリットと言えます。

③綺麗な文字を書きやすい

万年筆のペンの先端は柔らかく、手の細かい動きに合わせて先端を細かく動かせます。

そのため、文字のとめ・はね・はらいを表現しやすく、もともと文字が上手い人であればさらに美しい文字が書けるのです。

美しい文字で履歴書を書くことは、企業に丁寧で真面目な印象をアピールできるでしょう。

ただし、自分の字に自信が無い人は、文字の荒さが目立ちにくいボールペンを使った方が無難です。

履歴書を万年筆で書くデメリット3つ

良いことばかりのように見える万年筆ですが、実はデメリットもあるので注意が必要です。

ここでは、万年筆で書くデメリットを3つ紹介します。万年筆を使おうと思っている人は以下の内容に気を付けてください。

  1. ボールペンより高価なものが多い
  2. 文字がにじみやすい
  3. メンテナンスが必要

①ボールペンより高価なものが多い

万年筆はボールペンより高価なものが多いため、購入するにはコスト面でハードルが高くなりがちです。

また、ボールペンはコンビニやスーパーなどで売っているので簡単に手に入りますが、万年筆は置いてある店舗が限られており、なかなか手に入りにくいというデメリットがあります。

文字が綺麗に書けるからと就活を機に購入を検討する人も多いかと思いますが、ボールペンよりはるかに高価なものであることを念頭に置き、計画的に購入できるよう準備しておきましょう

②文字がにじみやすい

万年筆は手の力で繊細な強弱をつけられますが、慣れない人が使うと書くときに無駄な力が入ってしまい、文字がにじんでしまう恐れがあります

もし最後の仕上げで文字がにじんでしまったら、その履歴書はもう使えません。それまではせっかく綺麗に書けたとしても、一から書き直す必要があります。

慣れている人でも力加減を間違えてしまうと文字がにじんでしまうので、履歴書を書くときに万年筆を使う場合はかなり集中して書かなければなりません

③メンテナンスが必要

万年筆は一度買えば長く使える優れものですが、長く使い続けるためには定期的なメンテナンスが必要です。

例えば、一度汚れたペン先をそのままにしておくとインクが固まり、文字が書けなくなってしまいます。

せっかく高価なものを購入したとしても、正しくメンテナンスが出来なければ使えなくなってしまうでしょう。

万年筆を使って履歴書を書きたいのであれば、事前に正しいメンテナンス方法を勉強して、定期的にお手入れをしましょうね。

履歴書を万年筆で綺麗に書くためのコツ3つ

万年筆を使って履歴書を書く場合は、綺麗に書くためのコツを押さえておきましょう。

ここでは、履歴書を万年筆で綺麗に書くコツを3つします。万年筆を使う人はぜひ参考にしてみてください。

  1. インクはブラックかブルーブラックにする
  2. ペン先に力を入れすぎない
  3. 万年筆のペン先の太さを使い分ける

①インクはブラックにする

万年筆のインクは、ブラックを選択しましょう。

万年筆を使うことが一般的だった時代、インクは保存性の高いブラックがブルーブラックを使うのが基本でした。

この名残りで「インクはブラックかブルーブラックを使ってください」と指定する会社もあります。

ただし、相手によってはブルーブラックのインクに違和感を持つ人もいるかもしれません。先方から特別に指定がない場合は、ブラックのインクを使った方が無難でしょう。

②ペン先に力を入れすぎない

万年筆を使う際は余計な力を入れず、正しい持ち方を意識して文字を書いてください。万年筆は繊細な文字の跳ねや払いが表現できますが、手や腕の力を反映しやすい柔らかいペン先のため、力を入れすぎると上手く書けません

余計な筆圧がかかることでインクが出にくくなってしまったり、文字がかすんだりにじんでしまう恐れがあるのです。

万年筆を使う際のイメージは、箸を持つときの力加減にすればちょうど良い筆圧で書けるでしょう。

③万年筆のペン先の太さを使い分ける

万年筆はペン先を使い分けることで綺麗な文字が書けるので、事前にペン先をチェックしておいてください。

万年筆には大きく分けて、EF、F、M、Bという4つの太さがあります。履歴書に使う場合は細い文字が書けるFを使うといいでしょう。

シャーペンやボールペンとペン先の太さがあまり変わらないので、いつもの雰囲気で書きやすいというのも理由の1つです。

名前欄は多少太いMを使っても構いません。欄の大きさや文字数によってうまく使い分けると、全体的に見やすい履歴書が作れますよ。

履歴書を万年筆で書く時の注意点を理解しよう

万年筆は美しい文字が書きやすい便利な道具です。上手く使えば履歴書の時点で他の就活生と差をつけられるので、万年筆を持っている人はぜひ履歴書にも使ってみてください。

ただし、万年筆を使う際は注意点があるので、書く前に事前に本記事を参考にして、注意点やデメリットを念頭に置いておきましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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