就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 銀行への就職に必須な資格はない!有利になる・推奨される資格を紹介

銀行への就職に必須な資格はない!有利になる・推奨される資格を紹介

銀行員を志望している就活生もたくさんいると思います。しかし、銀行就職で有利になる資格についてはあまりよく知らない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、銀行就職に有利な資格について解説します

銀行就職後に取得したほうが良い資格も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

銀行員になるために必要な資格はない

銀行員を目指す方々にとって朗報ですが、銀行員になるために必須の資格はありません。多くの銀行では、学歴や人物像を重視して採用を行っています。

しかし、これは内定を得るために資格が全く不要という意味ではありません。実際、特定の業務に就く際には、関連する資格が必要になることもあります。

例えば、投資関連の業務では証券外務員資格が求められることがあります。しかし、これらは入行後に取得することも可能です。

また、資格を持っていることが評価されるケースもあります。次の項目で、入行後に役立つ資格について詳しく見ていきましょう。

銀行への就活時に有利になる資格4つ

銀行業界への就職を目指す際、特定の資格を持っていると有利になることがあります。ここでは、銀行就職に役立つ4つの資格について解説します。

  1. TOEIC
  2. 普通自動車免許
  3. 日商簿記検定
  4. ファイナンシャル・プランナー技能士

①TOEIC

銀行業界では、特に海外部門を設けている場合、英語力が求められます。TOEICスコアは、この英語力を客観的に示す重要な指標となります。

メガバンクなどでは、800点以上の高スコアを求められることも珍しくありません。

英語力は、国際的な取引や外国企業とのコミュニケーションに不可欠であり、TOEICのスコアが高ければ高いほど、就活において有利に働くでしょう。

また、英語力は今後のキャリアアップにも大きく寄与します。

②普通自動車免許

銀行員として外回りや取引先訪問が必要な場面では、自動車免許が必須条件となります。特に営業職に配属される場合、自動車免許は業務遂行に直結する重要なスキルです。

免許を持っていることで、就活時に幅広い業務に対応できる柔軟性をアピールできます。また、免許を取得していること自体が、計画性や前向きな姿勢を示す1つの証となり得ます。

➂日商簿記検定

金融に関する基本的な知識として、日商簿記検定の取得は非常に有効です。

特に2級以上の取得は、金銭管理や会計知識に精通していることを示し、銀行業務における基礎的なスキルを持っていることをアピールできます。

簿記検定は、融資や資産運用などの業務においても役立ち、銀行員としての専門性を高めることにつながります。

④ファイナンシャル・プランナー技能士

銀行業務では、株価や証券に関する知識が求められることが多く、ファイナンシャル・プランナー技能士の資格は株価や証券の知識を証明するのに役立ちます

特に、資産運用やリスク管理に関する業務に従事する場合、FP技能士の資格は大きなアドバンテージとなります。

顧客の資産運用計画の提案や、金融商品の選定において、専門的な知識が求められるため、FP技能士の資格は重要です。

銀行に就職後取得したほうがいい資格4つ

銀行員としての専門知識を深め、キャリアアップを目指すためには、特定の資格の取得が非常に重要です。ここでは、銀行就職後に取得すべき4つの資格について解説します。

  1. 銀行業務検定試験
  2. 生命保険・損害保険募集人資格
  3. 内部管理責任者資格
  4. 証券外務員資格

①銀行業務検定試験

銀行業務検定試験は、銀行員にとって基本となる資格です。銀行業務検定試験は、銀行業務の幅広い知識を問うもので、合格率は約30%とされています。

銀行業務の基礎を固めるためにも、入行後早期に挑戦することが望ましいでしょう。試験は年に3回実施され、受験料は科目によって異なりますが、4,000円から8,000円程度です。

銀行業務検定の資格を持つことで、銀行内での業務理解が深まり、昇進の際にも有利に働くことが期待されます。

②生命保険・損害保険募集人資格

生命保険や損害保険募集人資格は、銀行員が保険商品を販売する際に必要な資格です。

銀行員は直接保険を販売することはありませんが、関連の保険会社と連携して販売するためにこの資格が求められます。

合格率は約80%と高く、入行後すぐに取得を促されることが一般的です。生命保険や損害保険募集人資格を取得することで、顧客への保険商品の提案が可能になり、銀行業務の幅が広がります。

➂内部管理責任者資格

内部管理責任者資格は、銀行や証券会社の責任者に就くための試験です。内部管理責任者資格を取得することで、金融商品取引法やその他の法令に則った健全な営業活動をチェックする役割を担えます。

合格率は約80%で、金融機関で働いている人のみが受験資格を持ちます。内部管理責任者資格を取得することで、金融業界の細かなルールを学び、内部管理のスキルを高められるでしょう。

④証券外務員資格

証券外務員資格は、銀行員にとって必須ではありませんが、金融商品を扱うために重要な資格です。特に、証券会社で働く場合には必須となります。

合格率は1種で約40%、2種で約50%です。証券外務員資格を持つことで、金融商品の販売が可能になり、銀行業務の範囲が広がります。

銀行でのキャリアアップにつながる資格6つ

銀行業界でのキャリアアップを目指す方にとって、資格取得は大切です。ここでは、銀行業務の幅広い知識と専門性を高めるために重要な6つの資格を紹介します。

  1. CMA
  2. 宅地建物取引士
  3. アクチュアリー
  4. 中小企業診断士
  5. 不動産鑑定士
  6. 税理士

①CMA

CMA(Certified Management Accountant)は、財務・管理会計の専門家として認定される国際資格です。

アナリストの資格を持つことで、銀行業界における投資商品の販売や財務分析の専門性が高まります。

CMAは、財務報告、予算計画、リスク管理などの幅広い知識を要求され、取得することで銀行内でのキャリアアップに直結します。

また、国際的な視点を持つことができ、グローバルな金融市場で活躍するための基盤を築くことが可能です。

②宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引に関する専門知識を証明する国家資格です。この資格を持つことで、不動産に関する深い知識を銀行の顧客に提供できるようになります。

特に、不動産を担保にした融資や資産運用の提案において、その専門性は大きな強みとなります。

宅地建物取引士は、不動産市場の動向や法律知識に精通していることを証明し、顧客からの信頼を得るためにも重要な資格です。

➂アクチュアリー

アクチュアリーは、保険数理に関する高度な専門知識を持つ資格です。特に、企業年金、生命保険、損害保険などの分野で活躍し、リスク管理や将来の財務予測を行います。

銀行業界においては、アクチュアリーの知識を活かして、顧客のリスク管理や資産運用の提案に役立てられるでしょう。

また、保険商品の開発やポートフォリオ管理においても、その専門性は非常に価値が高いとされています。

④中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営支援や問題解決に特化した国家資格です。

中小企業診断士の資格を持つことで、銀行における中小企業向けの融資やコンサルティング業務において、高い専門性を発揮できます。

中小企業診断士は、経営計画の策定、マーケティング、財務分析など、幅広い知識が求められ、中小企業の経営者に対して具体的かつ実践的なアドバイスを提供することが可能です。

⑤不動産鑑定士

不動産鑑定士は、不動産の価値を評価する専門家としての資格です。

不動産鑑定士の資格を持つことで、銀行における不動産関連の業務、特に不動産を担保とした融資の際に、適切な価値判断を行えます。

不動産鑑定士は、市場価値や賃貸価値の評価に関する深い知識を有し、不動産投資や資産運用の分野で重要な役割を果たします。

⑥税理士

税理士は、税務に関する専門知識を持つ国家資格です。銀行業界において税理士の資格は、顧客の税務相談や資産運用の提案において、大きな強みとなります。

特に、個人や企業の税務計画、節税対策の提案など、幅広い知識が求められ、顧客の信頼を得るためにも重要な資格です。税理士は、税法の変更に常に対応し、最新の税務知識を提供することが可能です。

銀行員に必須資格はないが専門的な知識を身に着けよう

銀行員に必須資格はありません。しかし、銀行業務は多岐にわたり、専門的な知識が求められることが多いため、専門知識を身につけることは大切です。

そのため、銀行員としてキャリアを積む上で、関連する資格を取得することは非常に有益と言えます。

資格は、顧客へのアドバイスの質を高め、信頼関係を築くのに役立ちます。さらに、資格を持っていることは昇進や昇給の際にも有利に働くこともあるのです。

したがって、銀行員としての専門性を高めるためにも、積極的に資格取得に挑戦することをお勧めします。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら