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履歴書に適切な文字の大きさを知ろう!パソコン・手書き別に解説!

履歴書はどれくらいの大きさの文字で書けばいいか迷っている就活生もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、履歴書の適切な文字の大きさについて解説します

文字の大きさによって与える印象の変化も解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

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履歴書を書く際に適切な文字の大きさを解説!

履歴書は就活の第一印象を左右する重要な書類です。特に文字の大きさは、読みやすさと見栄えに直結し、採用担当者に与える印象を大きく変えます。

ここでは、履歴書を書く際の適切な文字の大きさについて、パソコン作成と手書きの両方の観点から解説します。

  1. パソコンの場合
  2. 手書きの場合

①パソコンの場合

パソコンを使って履歴書を作成する際、フォントサイズは10.5にしましょう。これはビジネス文書で一般的に使用されるサイズで、採用担当者にとって読みやすい大きさと言えます。

一方、名前欄などの大きな枠の場合は13pt、大きくても18ptまでにしましょう。大きな枠に合わせて文字を大きくすることで、全体のバランスが取れ、履歴書が整った印象になります。

しかし、18ptを超えると過度に目立ち、バランスを損ねる可能性があるため注意が必要です。

②手書きの場合

履歴書をボールペンで書く場合は、文字の大きさは、文字の高さが枠の8~9割を占める程度が適切です。

特に学歴や資格欄では、0.5~0.7cmの範囲内で書くことが望ましいでしょう。一方、名前欄などの大きな枠には、1cm程度の文字サイズがおすすめです。

手書きの場合、文字の大きさが均一でないと、全体のバランスが崩れやすくなります。そのため、文字の大きさを一定に保ちつつ、枠のサイズに合わせて調整することが重要です。

また、手書きでは、漢字、カタカナ、ひらがなのサイズをそれぞれ調整することで、全体の印象がより整ったものになります。

履歴書の文字の大きさが与える印象を解説

文字の大きさは、その人の性格や仕事への取り組み方を反映することがあります。ここでは、文字の大きさによって採用担当者に与える印象がどう変わるかを解説します。

  1. 大きすぎる場合
  2. 小さすぎる場合
  3. 大きさがバラバラな場合
  4. 大きさが適切で均一な場合

①大きすぎる場合

大きすぎる文字は、一般常識が欠けている印象を与える可能性があります。履歴書はビジネス文書の一つですから、文字の大きさは採用担当者が読みやすい範囲内であるべきです。

また、大きすぎる文字は、自己主張が強すぎると捉えられ、協調性に欠ける印象を与えかねません。

②小さすぎる場合

一方で、小さすぎる文字は自信のなさを表しているように見えることがあります。履歴書は自己紹介の一環なので、自己PRをしっかりと伝えるためにも、読みやすい文字サイズを心がけることが重要です。

文字が小さすぎると読みづらいので、その結果、採用担当者に内容を十分に理解してもらえない可能性があります。

また、細かい文字は慎重さを示す一方で、消極的な印象を与えることもあるため、バランスが重要です。

③大きさがバラバラな場合

文字の大きさがバラバラな履歴書は、大雑把な性格で仕事も荒い印象を与えます。履歴書はあなたの代わりに話すツールですから、整理された印象を与えることが大切です。

文字の大きさが一定でないと、細部にまで気を配れない人と見なされることがあります。これは、仕事においても同様の印象を与えかねないため、注意が必要です。

④大きさが適切で均一な場合

適切で均一な文字の大きさにすることで、丁寧で細やかな仕事をする人であると印象づけられます。履歴書の文字サイズは、読み手に配慮したものであるべきです。

繰り返しになりますが、パソコンで作成する場合は、基本サイズを10.5~11ptに設定し、手書きの場合は0.5~0.7cmを目安にすると良いでしょう。

統一感のある履歴書は、採用担当者に対してプロフェッショナルで信頼できる人物である印象を与えます。

履歴書をパソコンで作成する際のコツ5つ

文字の大きさ以外にも読みやすい履歴書を作るときに大切なことがいくつかあります。ここでは、パソコンで履歴書を作る場合の5つのポイントを解説します。

  1. 文字のフォントは明朝体で統一する
  2. 文字サイズを揃える
  3. 強調したい部分を太字にする
  4. 誤字や文字化けに注意する
  5. 枠から文字が出ないように注意する

①文字のフォントは明朝体で統一する

履歴書をパソコンで作成する際、フォントの選択は重要です。一般的に、明朝体が好まれます

明朝体は、日本語の文字に適したデザインであり、履歴書のような公式な文書にふさわしい落ち着いた印象を与えるからです。例えば、「MS明朝」や「ヒラギノ明朝」などがあります。

また、英文履歴書では、Times New Romanを使用することが一般的です。Times New Romanは国際的に広く認識されており、英文の履歴書に適しています。

②文字サイズを揃える

履歴書では、各項目の文字サイズを揃えることが重要です。これにより、文書全体の統一感が生まれ、読みやすさが向上します。

特に、教育歴や職歴などの重要な情報を記載する部分では、一貫したフォントサイズを使用することで、情報の整理が容易になるのです。

また、見出しやタイトルなど、目立たせたい部分は少し大きめのサイズで記載することで、履歴書の重要ポイントを強調できます。

③強調したい部分を太字にする

履歴書における強調は、採用担当者の注意を引くために効果的な手段です。特に、自己PRや主要な業績など、強調したい情報は太字で記載すると良いでしょう。

これにより、読み手の目が自然とその情報に引き寄せられ、あなたの強みや成果を際立たせられます。ただし、太字の使用はほどほどにし、文書全体のバランスを崩さないように注意が必要です。

④誤字や文字化けに注意する

履歴書の作成において、誤字や文字化けは避けなければなりません。誤字や文字化けは、履歴書の印象を大きく損ねる可能性があります。

特に、パソコンの予測変換機能に依存しすぎると、意図しない誤字が発生することがあります。履歴書を完成させた後は、何度も校正を行い、誤字や脱字がないかを徹底的にチェックしましょう。

また、特定の文字が他の環境で正しく表示されない可能性があるため、機種依存文字の使用は避けてください。

⑤枠から文字が出ないように注意する

履歴書を印刷する際には、文字が枠からはみ出さないように細心の注意を払う必要があります。特に、文字の大きさや行間の調整は重要です。

印刷前にはプレビュー機能を活用して、枠内に全ての文字が適切に収まっているかを確認しましょう。また、印刷後にも一度目を通すことで、最終的な確認を行えます。

これにより、履歴書のプロフェッショナルな印象を保ちながら、印刷ミスを防げます。

履歴書を手書きで作成する際のコツ5つ

手書きの場合は、パソコンの場合と違ったコツや注意点があります。ここでは、履歴書を手書きで書く場合の5つのポイントを解説します。

  1. 締め切りに余裕をもって取り掛かる
  2. 使用するペンを使い分ける
  3. 下書きをする
  4. 真っすぐ書くために定規を使用する
  5. 文字は丁寧さを意識する

①締め切りに余裕をもって取り掛かる

手書きの履歴書作成は、思いのほか時間がかかる作業です。パソコンでの作成に比べ、細部にわたる注意が必要となります。そのため、締め切りの数日前には完成できるように取り掛かることが肝心です。

余裕を持って取り組むことで、ミスを減らし、質の高い履歴書を作成できます。また、時間に余裕があれば、修正や再確認の時間も確保でき、より完成度の高い履歴書を提出できます。

締め切りギリギリになると焦りが生じ、ミスが増える可能性が高まるため、早めの準備が重要です。

②使用するペンを使い分ける

履歴書の文字は、読みやすさと美しさが求められます。細かい文字は0.3mmのペンを使い、はっきりとした印象を与えるためには0.5mm以上のペンを使用すると良いでしょう。

また、消せるボールペンは避け、にじみにくく、消えにくいインクを選ぶことが重要です。ペンの選択によって、履歴書全体の印象が大きく変わります。

例えば、細かい文字は細いペンで書くことで、綺麗に見え、読みやすくなります。一方で、名前やタイトルなどの重要な部分は少し太めのペンで書くことで、強調され、印象に残りやすくなるでしょう。

③下書きをする

手書きの場合は下書きをすることが大切です。薄い鉛筆で下書きをし、最終的にはその上からペンでなぞることで、ミスを減らし、整った見た目の履歴書を作成できます。

下書きを消す際は、きれいに消える消しゴムを使用し、用紙を傷めないよう注意しましょう。

下書きをすることで、文字の配置や大きさ、間違いなどを事前に確認でき、最終的な履歴書の品質を高められます。

また、下書きをすることで、書き直しの手間を省くことができ、効率的に履歴書を完成させることが可能です。

④真っすぐ書くために定規を使用する

履歴書は整ったレイアウトが求められます。特に、文字の行が真っすぐであることは非常に重要です。そのため、定規を使用することをおすすめします。

定規を使用して薄く線を引き、そのガイドに沿って文字を書くことで、整然とした印象の履歴書が完成します。手間はかかりますが、とても重要な工程です。

真っすぐな行は、履歴書全体の見た目を整えるだけでなく、あなたの丁寧さや細部への注意を反映します。

また、定規を使うことで、文字の大きさが一定に保たれ、全体のバランスが取れた履歴書になります。

⑤文字は丁寧さを意識する

履歴書の文字は、美しさよりも丁寧さを意識しましょう。一文字一文字を丁寧に書くことで、あなたの真剣な姿勢が伝わります。

また、文字の大きさは一定に保ち、読みやすさを意識することも大切です。

履歴書はあなたの第一印象を形作る重要なドキュメントです。丁寧に作成することで、その印象をより良いものにできます。

文字を丁寧に書くことは、あなたの性格や仕事に対する姿勢を表すため、採用担当者に良い印象を与えるでしょう。

履歴書を作成する時は文字の大きさに注意しよう!

履歴書の文字の大きさは、採用担当者への印象に影響します。大きすぎる文字は一般常識がないように見え、小さすぎると自信がない印象を与えることがあります。

パソコン作成の場合は10.5~11pt、手書きでは0.5~0.7cmが目安です。

大きさがバラバラだと大雑把な人と思われる恐れがあります。履歴書は自己PRの重要な書類なので、文字サイズにも気を配りましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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