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【就活の第一歩】企業にエントリーしよう|方法や流れを解説

これから企業にエントリーする就活生の中には、エントリーの仕方や、何社くらいエントリーすればいいか分からない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、企業にエントリーする方法やエントリー数の目安について解説します

エントリーから内定までの流れも解説しているので、就活初心者はぜひ最後までお読みください。

似ている2つの言葉「エントリー」と「プレエントリー」

「エントリー」に似ている言葉に「プレエントリー」があります。企業によって「プレエントリー」を「エントリー」と記載しているところもあるので注意が必要です。

ここでは「エントリー」と「プレエントリー」の違いについて解説します。

  1. エントリーとは選考への意志表明
  2. プレエントリーとは企業への興味の意志表明

①エントリーとは選考への意志表明

「エントリー」とは、企業に対して選考への参加意志を示す行為です。これは、求人への正式な申し込みであり、本選考への応募を意味します。

エントリーする際には、個人情報や職務経歴、学歴などの基本的な情報を提供する必要があります。また、志望動機や自己PRを記述することが一般的です。

これらの情報は、企業が応募者を選考する際の重要な判断材料となります。エントリーは、就職活動において重要な一歩と言えるでしょう。

➁プレエントリーとは企業への興味の意志表明

プレエントリーは、エントリーよりも手軽に行えるものになっています。これは、企業に対して自分の興味を示す行為であり、本エントリーへの前段階となります。

プレエントリーでは、就活生の名前や大学名など、基本的な情報の提供のみが求められ、詳細な志望動機や自己PRの提出は必要ありません。

多くの企業は、プレエントリーをした学生に対して、説明会の資料や選考の詳細案内を送付します。プレエントリーを行ったからといって、必ず本エントリーをしなければならないわけではありません。

そのため、興味のある企業があれば積極的にプレエントリーを行い、より多くの情報を集めておきましょう。

企業にエントリーする3つの方法

適切なエントリー方法を知ることで、就職活動をスムーズに進められます。ここでは、企業にエントリーする3つの方法を紹介し、それぞれの特徴と利点を解説します。

  1. 企業からのオファー
  2. 就活サイトを経由する
  3. 就活エージェントを利用する

①企業からのオファー

企業からのオファーは、企業側から学生に対して興味を示す形で行われます。この方法は、学生が自ら企業を探す必要がなく、企業側から直接関心を持たれるため、非常に効率的です。

特に、実績やスキルが評価される学生にとっては、大きなチャンスとなり得ます。

企業からのオファーを受けるには、自己PRが重要であり、インターンシップの経験や学業成績、部活動などでの活躍がポイントになります。

また、キャリアイベントや就活サイトでのプロフィール公開も、オファーを受けるための有効な手段です。

➁就活サイトを経由する

就活サイトを利用する方法は、多くの就活生にとって最も一般的なエントリー方法です。

マイナビやリクナビなどの大手就活サイトでは、多数の企業情報が掲載されており、自分の興味や条件に合った企業を簡単に探せます。

就活サイトは、業界や職種、地域など様々な条件で企業を検索できるため、自分に合った企業を見つけやすいのが特徴です。

就活サイトを利用する際は、自分のプロフィールを充実させ、興味のある企業に対して積極的にアプローチしましょう。

③就活エージェントを利用する

就活エージェントの利用は、個別のサポートを受けながら就職活動を進める方法です。エージェントは、学生の希望や適性に合わせて企業を紹介し、選考の準備や面接対策などをサポートします。

特に、求人サイトに掲載されていない企業の情報も得られるため、他の方法では出会えない企業との出会いが期待できます。

エージェントを利用する利点は、専門的なアドバイスを受けながら効率的に就活を進められることです。ただし、エージェントによっては費用が発生する場合もあるため注意しましょう。

30社前後の企業にエントリーするのがおすすめ

就活において、エントリーする企業数は一般的に30社前後が目安とされています。エントリーしても必ず選考に進めるわけではないので、多くの学生が「とりあえず」の気持ちでエントリーしています。

ただし、エントリー数が多いからといって内定が得られるわけではありません。重要なのは、エントリー数にとらわれず、自分のキャリアプランや興味に合った企業を選ぶことです。

企業にエントリーするとできること

企業へのエントリーは就活の第一歩です。エントリーを通じて、企業との最初の接点を築き、選考プロセスに進めます。ここでは、エントリーすることでできる3つのことを解説します。

  1. ESが手に入る
  2. 企業の情報収集
  3. 本選考に活かせる

①ESが手に入る

まずエントリーシート(ES)が手に入ります。ESは、企業が応募者の基本情報や志望動機、自己PRを知るための重要な書類です。

多くの場合、企業のホームページや就活サイトでのみ入手可能で、公開されていない設問も含まれていることがあります。

早期にESを手に入れることで、十分な準備時間を確保し、他の応募者よりも一歩リードできるのがポイント。また、ESを通じて自己分析を深め、面接での自己表現の質も高められます。

➁企業の情報収集

エントリーをすることで、インターネット上にはない企業の最新情報を得られます。企業はエントリーした学生に対して、説明会やセミナーの情報を提供することが一般的です。

説明会やセミナーは、企業の雰囲気を直接感じる絶好の機会であり、選考においても有利に働くことが期待できます。

また、企業の最新情報を得ることで、面接時の質問や自己PRの材料にもなるでしょう。

③本選考に活かせる

エントリーと本選考は直接的な関連がないように見えますが、実は密接な関係があります。一部の企業では、エントリーした学生のみが参加できる特別な説明会を開催していることがあるのです。

エントリーした人限定のイベントに参加することで、他の応募者にはない貴重な情報を得られ、本選考でのアドバンテージにつながります。

また、積極的に参加することで、企業への志望度の高さもアピールできますよ

エントリーから内定までの7STEP

就活はエントリーしたあとが本番です。ここではエントリー後に就活生を待ち受けているイベントの流れを紹介します。

  1. 説明会に参加
  2. ESを提出
  3. 書類選考
  4. 適性検査などを受検
  5. 面接に挑む
  6. 内々定
  7. 内定

STEP1|説明会に参加

エントリーを行うと、説明会に参加する機会が得られます。説明会は、企業の情報を直接聞く貴重なチャンスです。

説明会では、企業のビジョンや職場環境、採用条件などを知ることができ、自分のキャリアプランに合うかどうかを判断する基準になります。

また、説明会への参加は、企業に対する興味や意欲を示す機会でもあります。特に気になる企業があれば、積極的に参加し、質問を通じて意欲をアピールしましょう。

STEP2|ESを提出

次にESを提出します。ES(エントリーシート)は、自己PRや志望動機を記入する書類で、企業が応募者の人物像を把握するための重要なものです。

ESは企業ごとに異なるフォーマットを持っているため、各企業の特色や求める人材像を理解し、それに合わせた内容を考えて記入しましょう。

自己分析や企業研究をしっかり行い、自分の強みや経験を効果的にアピールすることが、書類選考を通過する鍵となります。

STEP3|書類選考

ESを提出すると、企業はそのESをもとにまず書類上で審査を行います。この段階では、学生の人柄やポテンシャルが主に評価されます。

書類選考を通過するためには、自分の個性や能力を際立たせることが重要です。具体的なエピソードがあれば積極的に記入しましょう。また、誤字脱字のないように確認しましょう。

書類選考は、面接への第一歩であり、ここをクリアすることが次のステップへ進むためには不可欠です。

STEP4|適性検査などを受検

多くの企業では、SPIや玉手箱などの筆記試験を実施しています。筆記試験は、応募者の基本的な学力や性格、適性を測るために用いられます。

試験に備えるためには、参考書を用いた勉強や、アプリを活用して隙間時間に学習するなどの方法が有効です。日頃からコツコツと対策を行い、試験当日に自信を持って臨めるようにしましょう。

STEP5|面接に挑む

書類選考・適性検査を突破した後は、いよいよ面接に臨みます。面接は、一次面接、二次面接、三次面接など複数の段階を経て行われることが一般的です。

一次面接では、集団でのグループディスカッションが行われることが多く、二次以降の面接では個人面接が中心となります。

各段階に応じた対策を行い、自己PRや志望動機を明確に伝えることが重要です。また、面接官の質問に対しては、誠実かつ具体的に答えることが求められます。

STEP6|内々定

内々定は、企業からの口頭やメールでの内定の意向を伝えられる段階です。この時点では正式な労働契約は結ばれていませんが、企業側があなたを内定者として扱う意思表示となります。

内々定を受けた後は、実際にその企業で働くことを想像し、入社の意思を固める重要な期間です。

ただし、内々定には法的な拘束力がないため、最終的な決断を下す前に、他の選択肢を検討する余地もあります。

STEP7|内定

内定は、企業から正式に就職のオファーを受ける段階です。この時、学生は入社承諾書を提出し、企業との間で労働契約が成立します。

内定を得ることは、就職活動のゴールであり、新しいキャリアの始まりを意味します。しかし、内定を受けた後も、大学の卒業要件を満たすなど、入社までの準備を怠ってはなりません

また、内定を得たからといって安心するのではなく、新たな職場での成功に向けてスキルアップや心構えを整えておきましょう。

積極的に企業へエントリーしよう

就活においてエントリーは非常に重要なステップです。自分のキャリアプランに合った企業を見つけ、積極的にエントリーしましょう

エントリーを通じて、企業の詳細な情報を得られ、自分の将来についてより深く考える機会にもなります。

また、プレエントリーを活用して、興味のある企業の情報を収集し、選考の準備を進めることも重要です。積極的なエントリーは、就活成功への第一歩となります。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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