就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > おすすめの稼げる資格10選を紹介!目指す際の注意点も併せて解説

おすすめの稼げる資格10選を紹介!目指す際の注意点も併せて解説

収入を上げるために資格取得を検討しているけど、どの資格を取ればいいか迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、おすすめの稼げる資格を10個紹介します

資格取得を目指す際の注意点も解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

稼げる資格の2つの特徴

高収入を目指すなら資格取得が鍵です。ここでは、特に収入向上に直結する資格の2つの特徴を解説します。

  1. 業務独占資格である
  2. 資格手当や昇給の対象になりやすい資格である

①業務独占資格である

まず1つ目は業務独占資格であることです。業務独占資格とは、有資格者だけが特定の業務に携われる国家資格のことです。例えば、医師や看護師、弁護士などが該当します。

業務独占資格を持つことで、専門性の高い職業に就くことが可能になり、それに伴い高収入が期待できます。

業務独占資格は、専門知識と技能が必要で、取得までには努力と時間が必要です。しかし、その分、市場価値が高く、安定した収入源になり得ます。

また、独立開業の道も開けるため、キャリアの選択肢が広がります。

②資格手当や昇給の対象になりやすい資格である

2つ目は、資格手当や昇給の対象になりやすい資格であることです。例えば、日商簿記検定やTOEICなどがこれにあたります。

日商簿記検定やTOEICを取得している場合、企業から資格手当が支給されることが多く、給与アップにつながるのです。

また、資格が昇給の条件になっている場合もあり、キャリアアップに直結します。

ただし、資格が直接業務に関連している必要があるため、自分の職業や目指すキャリアに合った資格を選ぶことが重要です。

稼げる資格10選

資格は、就職や転職において大きなアドバンテージとなります。特に、高収入を目指す就活生にとって、稼げる資格の情報は重要です。

ここでは、特におすすめの稼げる資格を10個ピックアップし、その特徴や取得方法について詳しく解説します。

  1. 宅地建物取引士
  2. 税理士
  3. 建築士
  4. 公認会計士
  5. 弁護士
  6. 弁理士
  7. 司法書士
  8. 行政書士
  9. 中小企業診断士
  10. 社会保険労務士

①宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引における専門家として重要な資格です。宅地建物取引士の資格を持つことで、不動産会社や建設会社などでの就職や昇進に有利になることが期待できます。

年収は450〜500万円程度とされており、安定した収入を得られます。試験は毎年実施され、不動産に関する法律や実務知識が問われます。

独学での勉強も可能ですが、通信講座などを利用することで効率的に学習を進められます。宅地建物取引士は、不動産業界でのキャリアアップを目指す方には特におすすめの資格です。

②税理士

税理士は、税務に関する高度な専門知識を証明する資格です。

企業の経理部門や税理士事務所などで活躍でき、平均年収は700万円以上と高収入が期待できます。

税理士試験は難易度が高く、簿記や税法など幅広い知識が必要です。しかし、合格すれば高い専門性を活かしたキャリアを築けます。

税理士は、経理や会計の分野で専門性を深めたい方に適した資格と言えるでしょう。

③建築士

建築士は、建築物の設計や施工管理を行う専門家としての資格です。

一級建築士の場合、年収は平均で約700万円となっており、建築業界で高い評価を受けます。

建築士試験には、建築学や法規などの広範な知識が必要とされ、一級建築士の試験は特に難易度が高めです。

しかし、合格すれば大規模な建築プロジェクトに携わることができ、キャリアアップに直結します。建築やデザインに興味がある方には、建築士の資格がおすすめです。

④公認会計士

公認会計士は、企業の財務諸表の監査や会計に関する高度な専門知識を持つ専門家の資格です。

平均年収は約750万円と高く、企業の会計部門や監査法人、独立開業など多様なキャリアパスがあります。

公認会計士試験は非常に難易度が高いですが、合格すれば会計のエキスパートとして高い評価を受け、安定したキャリアを築けます。

試験勉強は独学でも可能ですが、専門学校や通信講座を利用して合格を目指す人が多いようです。公認会計士は、会計や財務に興味がある方にとって非常に魅力的な資格でしょう。

⑤弁護士

弁護士は法律の専門家として、法律相談・訴訟代理・法的な問題の解決などを行うための資格です。

平均年収は約1000万円と高く、法律事務所や企業の法務部門、裁判所などで活躍できます。

司法試験は非常に難易度が高いですが、合格すれば社会的に安定した地位と高い収入の両方を得られるでしょう。

試験勉強には専門学校や予備校の利用が一般的で、長期間の学習が必要になります。弁護士は、法律に深い関心を持ち、人々の権利を守ることに情熱を持つ方に最適な資格です。

⑥弁理士

弁理士は、特許や商標などの知的財産権に関する専門家としての資格です。

平均年収は約1000万円と高く、特許事務所や企業の知的財産部門での活躍が期待できます。

弁理士試験は専門的な技術知識と法律知識が求められ、難易度が高いですが、合格すれば独立して開業するキャリアもあります。

試験勉強は専門学校や通信講座を利用することで効率的に進めましょう。弁理士は、技術や発明に興味があり、それらを法的に保護することに関心がある方に適した資格です。

⑦司法書士

司法書士は、不動産登記や商業登記などの法律手続きを専門とする資格です。

平均年収は約900万円で、法律事務所や不動産業界、金融機関などで活躍できます。

司法書士試験は法律知識を問う難易度の高い試験ですが、合格後は自分の事務所を開設することも可能です。独立して働く場合が多く、柔軟な働き方を実現できます。

試験対策としては、専門学校や通信講座を利用することが一般的です。司法書士は、法律に関心があり、独立して働きたい方に適した資格です。

⑧行政書士

行政書士は、許認可申請や契約書作成などの行政手続きをサポートする資格です。

平均年収は約600万円で、法律事務所や行政書士事務所での活躍が期待できます。

行政書士試験は法律知識を問う試験であり、合格後は幅広い分野での活躍が可能です。独立開業の道も開けており、自由な働き方を目指す方に適しています。

試験対策には、専門学校や通信講座の利用が効果的です。行政書士は、多様な行政手続きに関わりたい方におすすめの資格です。

⑨中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営に関する専門的な知識と技術を持つ国家資格です。

平均年収は約800万円で、経営コンサルティングや経営改善計画の策定など、中小企業の経営支援に関われます。

資格取得には、幅広い経営学の知識が必要で、合格率は比較的低めですが、合格後は中小企業診断士として独立する道も開けますし、企業内でのキャリアアップにも大いに役立ちます。

中小企業診断士を取得すれば、中小企業の経営に関する深い知識を得られ、経営の現場で直接的な影響力を持てるでしょう。

⑩社会保険労務士

社会保険労務士は、労働法や社会保険に関する専門知識を持つ国家資格です。

平均年収は約800万円で、企業の人事・労務管理の専門家として活躍できます。

特に、労働法規や社会保険制度は複雑であり、常に更新されるため、社会保険労務士の需要は高いと言えます。試験は年に一度実施され、合格するためには広範囲にわたる知識が必要です。

社会保険労務士の資格を持つことで、企業の人事部門や労務管理部門でのキャリアアップが期待できます。

稼げる資格を目的別に紹介

現代では、資格を取得することが収入アップの鍵となる場合が多くあります。ここでは、目的別に稼げる資格を紹介します。

  1. 在宅ワークで稼げる資格
  2. 定年後に役立つ資格
  3. 主婦の方におすすめの資格

①在宅ワークで稼げる資格

在宅ワークでの収入を高めるためには、専門性の高い資格が有効です。例えば、宅地建物取引士や行政書士、社会保険労務士(社労士)、公認会計士などが挙げられます。

これらの資格を持っていれば、自宅で専門的な業務を行え、在宅ワークにおいても高い収入を目指せるでしょう。

資格取得には専門知識の習得が必要ですが、それに見合うだけの収入とキャリアアップが期待できます。

②定年後に役立つ資格

定年後に活躍するための資格として、宅地建物取引士が特に有効です。宅地建物取引士の資格を利用して、自身が所有する不動産の管理や運営を行えます。

また、不動産の売買や賃貸の仲介業務も可能となり、定年後の収入源として役立ちます。宅地建物取引士は、不動産市場の知識を深め、セカンドキャリアとしての道を開くのに最適な資格です。

定年後も積極的に働きたい方にとって、宅地建物取引士の資格は新たな職業のチャンスをもたらします。

③主婦の方におすすめの資格

家事に育児に忙しい主婦の方には、日商簿記検定、登録販売者、医療事務、MOS(Microsoft Office Specialist)など、効率よく目指せて稼げるコスパの良い資格がおすすめです。

日商簿記検定は、企業の会計業務に関する幅広い知識が身につき、事務職への就職や転職に役立ちます。登録販売者は、医薬品の販売に関する専門知識を身につけ、ドラッグストアなどでの就業が可能です。

医療事務は、医療機関での受付や事務作業を担い、安定した職を見つけるのに有利です。MOSは、オフィスソフトの操作スキルの高さを証明し、さまざまな職場で重宝されます。

稼げる資格の取得を目指す際の注意点

稼げる資格の取得は、高収入を目指す上で重要なステップですが、ただ闇雲に資格を追求するのではなく、戦略的なアプローチが必要です。ここでは、資格取得を目指す際の注意点を4つ解説します。

  1. 受験資格を満たしているかを確認する
  2. 資格を取得する目的を明確にする
  3. 資格取得にかかる時間と労量を確認する
  4. 働き方に合させて資格を選ぶ

①受験資格を満たしているかを確認する

資格取得の第一歩は、受験資格の確認です。

例えば、社会保険労務士など、一部の資格には年齢や学歴、実務経験など特定の条件が設けられています

受験資格の条件を満たしていなければ、いくら勉強しても受験できません。したがって、目指す資格の受験資格を事前に確認し、必要な条件をクリアしているかを確かめることが重要です。

②資格を取得する目的を明確にする

資格取得の動機は人それぞれですが、明確な目的がなければ、長期間にわたる勉強を継続できません。そのため、資格取得の目的を明確にする必要があります

例えば、キャリアアップや収入増を目指す場合、どのような職種でその資格が活かせるのか、また、資格取得後のキャリアプランを具体的に描くことが大切です。

目的が明確であればあるほど、モチベーションの維持や学習計画の立案がしやすくなります。

③資格取得にかかる時間と労量を確認する

また、資格取得にかかる時間と労力を確認することも大切です。

資格取得は時間と労力を要します。特に、公認会計士や一級建築士のような難易度の高い資格は、長期間の学習が必要となります。

また、資格によっては独学では難しく、専門の学校に通う必要がある場合もあるため、自分のライフスタイルと照らし合わせて、資格取得に必要な時間と労力を現実的に見積もることが重要でしょう。

④働き方に合させて資格を選ぶ

資格取得後の働き方も重要な検討事項です。例えば、在宅で働きたい場合、IT関連の資格や医療事務など、自宅での業務が可能な資格が適しています。

また、拘束時間が長い仕事や、特定の地域でしか働けない資格もあるため、自分のライフスタイルやキャリアプランに合った資格を選ぶことが大切です。

資格は高収入を約束するものではないため、自分に合った働き方を実現できる資格を選ぶことを忘れてはいけません。

稼げる以外で資格を取得するメリット

資格取得は、単に収入を増やすだけでなく、様々なメリットがあります。ここでは、資格を取得することで得られる、稼ぎ以外の3つのメリットを解説します。

  1. 専門知識が身につく
  2. 職業選びの幅が広がる
  3. 働き方の可能性が広がる

①専門知識が身につく

資格を取得する最大のメリットの1つは、専門知識が身につくことです。

例えば、弁護士や弁理士などの専門知識が求められる資格は、取得する過程で専門分野における知識が深まり、その分野での専門家としての地位を確立できます。

また、専門知識は日常生活や他の職業分野での意思決定にも役立ちます。資格取得は、自己成長と専門性の向上の道もあるのです。

②職業選びの幅が広がる

資格を持っていることで、キャリアの選択肢が広がることも大きなメリットです。例えば、宅地建物取引士の資格を持っていると、不動産業界での仕事のチャンスが増えます。

また、ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士のような資格は、金融や人事といった異なる分野での就職や転職に有利に働きます。

資格は、特定の職業に必要なスキルや知識を証明するものであり、それによってより多くの職業選択肢が開かれるのです。

③働き方の可能性が広がる

資格を取得することで、働き方の可能性も広がります。例えば、税理士や会計士のような資格を持っていれば、企業に勤めるだけでなく、独立して自分の事務所を開くことも可能です。

また、IT関連の資格を持っていると、フリーランスとして働く道も開けます。資格は、従来の雇用形態にとらわれない、柔軟な働き方を実現するための鍵となるのです。

稼げる資格の取得を目指そう!

稼げる資格の取得は、キャリアアップや収入増の大きなチャンスです。しかし、資格取得の前に以下の4つのことに注意する必要があります。

まず、受験資格を確認し、自分が条件を満たしているかを見極めましょう。次に、資格取得の明確な目的を持つことが重要です。目的がはっきりしていれば、学習のモチベーションを保ちやすくなります。

また、資格取得には時間と労力がかかるため、現実的な計画を立てましょう。最後に、自分のライフスタイルや働き方に合った資格を選ぶことが重要です。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら