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英語面接を突破しよう｜回答例や面接までにすべきことを徹底解説

面接対策面接回答例英語面接

英語面接に向けてどんな対策をすれば良いのか分からず、焦っている就活生もいるのではないでしょうか。そこで本記事では英語面接のポイントやするべき準備について解説します。

英語の回答例も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

英語面接ではコミュニケーション能力が重視される

英語面接では、単に言語能力だけでなく、コミュニケーション能力が非常に重要です。仕事を進める上で、チームメンバーやクライアントとの円滑なコミュニケーションは欠かせません。

たとえ単語が出てこなくても、身振り手振りを交えながらでも、自分の考えを伝える力が求められます。

また、ネイティブ並みの英語力を求めているわけではありません。大切なのは、相手に自分の意図を正確に伝え、理解することができるかどうかです。

そのためにも、日頃から英語でのコミュニケーションを心がけ、自然な表現を身につけることが重要です。

英語面接までにすべき4つの準備

準備せずに面接に挑むと失敗の原因になります。ここでは英語面接までにやっておくべき準備を4つ紹介します。

英語の履歴書を見直す
志望企業や業界について調べる
何度も英会話の練習をする
具体的な回答を考える

①英語の履歴書を見直す

面接官は履歴書を基に質問を行います。したがって、履歴書に記載されている内容について深く理解し、質問されてもしっかりと答えられるように準備することが大切です。

また、面接官がどの部分に興味を持つかを予測し、それに対する回答を用意しておくと良いでしょう。履歴書の各ポイントについて、具体的な例や成果を挙げて説明できるようにしましょう。

➁志望企業や業界について調べる

志望企業や業界についてもよく調べておきましょう。志望企業の理念や事業内容について、面接で質問される可能性が高いからです。

企業の公式サイトや関連ニュースをチェックし、企業の現状や業界の動向を理解しておくことが重要です。

また、自分がどのようにその企業に貢献できるかを考え、アピールポイントを準備しておくと、面接官に良い印象を与えられます。

③何度も英会話の練習をする

英語面接では、流暢なコミュニケーション能力が求められます。このため、日常生活で英語に触れる機会を積極的に増やし、実際に英語で会話する練習を重ねることが非常に重要です。

例えば、英語のニュースを聞いたり、英語の映画やドラマを見ることで、リスニング力を鍛えられます。

また、家族や友人と英語で会話をする、英会話クラブに参加する、オンライン英会話サービスを利用するなど、さまざまな方法で実践的な練習を行いましょう。

特に、面接でよく聞かれる質問に対しては、自分の経験や考えを英語で表現する練習を繰り返し行い、スムーズに答えられるように準備しておくことが大切です。

④具体的な回答を考える

面接官は具体的な答えを求めています。あいまいな表現や抽象的な回答ではなく、実際の経験や成果に基づいた具体的な内容を伝えることが重要です。

例えば、チームの生産性を向上させた場合、どのような方法で、どれくらいの改善があったのかを数字や事例を交えて説明しましょう。

また、自分の強みや特技を話す際も、それがどのように過去の職務やプロジェクトに貢献したのかを具体的なエピソードとともに伝えることが効果的です。

【回答例アリ】英語面接に頻出な質問3つ

英語質問でよくある3つの質問とその回答例を紹介します。頻出質問を抑えて余裕をもって面接に挑みましょう。

自己紹介
志望動機
長所と短所

例①自己紹介

面接官「Tell me about yourself.（あなたについて教えてください）」

Hello, my name is Taro Yamada. I’m deeply honored to be here today for this interview. Thank you for the opportunity to discuss how my background aligns with your company’s goals.
I’m in my final year at Tokyo University, majoring in Business Administration with a focus on global markets and financial management. My academic pursuits have been complemented by internships at leading financial firms, where I applied classroom knowledge to real-world scenarios, enhancing my analytical and strategic skills.
As an active member of the university’s Business Strategy Club, I’ve honed my leadership and teamwork abilities through regular case studies and discussions. I thrive in environments that challenge me to think critically and innovate solutions.
I am eager to contribute my analytical acumen, practical experience, and enthusiasm to your team. I am confident that my proactive attitude and dedication will be valuable to your esteemed organization. I look forward to the possibility of discussing how I can contribute to your team’s success. Thank you again for this incredible opportunity.

こんにちは、私の名前は山田太郎です。今日、この面接の機会をいただき、本当に光栄です。皆さんとお会いし、私の経験が貴社の目標にどのように貢献できるかを話せることを感謝しています。
私は東京大学の最終学年で、ビジネス管理を専攻しています。特にグローバルマーケットと財務管理に興味を持ち、複数のインターンシップを通じて、実務での経験を積んできました。こうした経験は、私の分析力や戦略的思考を磨くのに役立ちました。
また、大学ではビジネス戦略クラブにも積極的に参加しており、チームワークやリーダーシップスキルを養ってきました。私は新しい問題に立ち向かい、創造的な解決策を考え出すような環境で、自分の力を最大限に発揮することができます。
皆さんのチームに、私の分析力、実践経験、そして情熱を持って貢献したいと思っています。前向きな姿勢と献身が、貴社にとって価値あるものになると信じています。どのように貢献できるかを詳しく話し合うことを楽しみにしております。この素晴らしい機会をくださり、ありがとうございます。

この英語の自己紹介では、まず自己紹介と感謝の意を表し、その後に大学での専攻と実務経験を簡潔に説明しています。

特に、自分の専攻がどのように実務に役立っているか、またどのようなスキルや経験を持っているかを強調しているのがポイントです。これにより、面接官に自分の強みや適性を明確に伝えられます。

また、チームワークやリーダーシップなどのソフトスキルも強調しており、これは職場での協力性や適応力を示す重要な要素です。

最後に、自分がどのようにその職場に貢献できるかを述べて面接を締めくくっています。

例➁志望動機

面接官「Why are you interested in working for us?（この仕事に応募した動機をお聞かせください）」

I’m deeply inspired by your company’s innovative approach to sustainable energy solutions, resonating with my long-standing commitment to environmental conservation. My aspiration to join your team was sparked by a significant project during my master’s in Renewable Energy Management. I led a team to develop a solar-powered irrigation system for rural communities, which not only increased crop yields by 40% but also reduced carbon footprints significantly. This experience not only sharpened my technical skills but also instilled a profound understanding of the transformative power of innovative energy solutions.
At your esteemed company, I am excited about the prospect of contributing to the ‘Solar Future’ initiative, bringing my expertise in photovoltaic technology and project management. I envision myself driving projects that bridge the gap between advanced solar energy solutions and their practical implementation in underserved communities. My strong analytical skills, coupled with hands-on experience in community projects, position me well to contribute meaningfully to your mission of powering the world with clean energy. I am eager to collaborate with a team that values sustainability and innovation, and together, I believe we can lead the charge in making renewable energy accessible and efficient for all.

御社が推進する持続可能なエネルギーへの取り組みに、私は深く共感しています。それは、私がずっと大切にしてきた環境保護への情熱とも重なります。御社に惹かれたのは、大学院で再生可能エネルギーに関する重要なプロジェクトを手がけたことがきっかけでした。私はチームを率いて太陽光を使った灌漑システムを開発し、農村部での作物収穫を40%も増やすことができました。この経験は、私の技術的な能力を磨き上げるとともに、革新的なエネルギー解決策が社会にどれほどの影響を与えられるかを教えてくれました。
入社後では、「Solar Future」というプロジェクトに携わりたいと考えています。私は光伏技術やプロジェクト管理の専門知識を活かし、先進的な太陽エネルギー解決策を地域社会に広げるためのプロジェクトを推進したいです。分析力と実地での経験を武器に、皆様のクリーンエネルギーで世界を動かすという使命に貢献できると信じています。持続可能性と革新を大切にするチームの一員として、再生可能エネルギーをもっと身近で使いやすいものにするために力を尽くしたいと思っています。

この志望動機の重要なポイントは、自分の経験やスキルが御社のミッションとどのように合致しているかを明確に示していることです。

例えば、再生可能エネルギー分野での具体的なプロジェクト経験を挙げ、それが御社の「Solar Future」イニシアチブにどのように貢献できるかを説明しました。

また、チームと協力して目標を達成したいという熱意も強調し、御社での自分の役割と将来のビジョンを具体的に描いています。

このように、自己の経験と能力を御社の目指す方向性と結びつけることで、採用担当者に自分の価値と貢献を効果的に伝えられます。

例③長所と短所

面接官「What are your strengths/weaknesses?（あなたの強み/弱みを教えてください」

My greatest strength is my inherent problem-solving skills. From past experience, I have the ability to effectively analyze complex problems and find creative and practical solutions. At your company, I am confident that I can use this ability to respond quickly and effectively to project challenges and help the team achieve its goals.
On the other hand, my weakness is excessive perfectionism. I used to try to do every task perfectly, which sometimes led to inefficiency. However, by consciously developing my time management and prioritization skills, I have largely overcome this weakness. Today, I am able to strike a balance between efficiency and quality while still striving for perfection. I believe that in my work at your company, I will be able to use this sense of balance to efficiently deliver high-quality results.

私の最大の強みは、持ち前の問題解決能力です。過去の経験から、複雑な問題を効果的に分析し、創造的かつ実践的な解決策を見つける能力を持っています。貴社では、この能力を活かして、プロジェクトの課題に迅速かつ効果的に対応し、チームの目標達成に貢献できると確信しています。
一方で、私の弱点は過度の完璧主義です。以前は、すべてのタスクを完璧にこなそうとするあまり、時に効率が落ちていました。しかし、時間管理と優先順位付けのスキルを意識的に身につけることで、この弱点を大きく克服しました。現在では、完璧を求めつつも、効率と品質のバランスを取ることができるようになりました。貴社での仕事でも、このバランス感覚を生かし、高品質な成果を効率良く提供することができると思います。

この回答例では、強みを具体的な例で裏付けつつ、弱みも改善の過程で語ることで、真摯かつ前向きな姿勢を示している点がポイントです。

まず、問題解決能力を強みとして挙げ、具体的な経験を交えながら、どのようにして会社に貢献できるかを述べています。これにより、実際に職場で即戦力となることを強調しているのです。

次に、弱みを認めつつも、それを克服するための具体的な行動を説明することで、自己改善に励む姿勢をアピールしています。

英語面接を成功させるポイント4つ

英語面接は多くの就活生にとっての大きな挑戦となりますが、正しい準備と戦略をもって臨めば、良い結果が得られます。ここでは、英語面接を成功させるための4つの重要なポイントを紹介します。

アイコンタクトやジェスチャーを使う
自信をもって積極的な姿勢で挑む
回答を簡潔にまとめる
丁寧な言葉を心掛ける

①アイコンタクトやジェスチャーを使う

英語を話す国では、アイコンタクトやジェスチャーはコミュニケーションの重要な一部です。面接官と目を合わせることで、自信と関心を示せます。

また、適切なジェスチャーを使うことで、言葉だけでは伝わりにくい感情や強調したいポイントを効果的に伝えられます。

しかし、過度なジェスチャーは逆効果になることもあるので、自然体であることが大切です。アイコンタクトとジェスチャーを適切に使い、面接官に熱意と自信を伝えましょう。

➁自信をもって積極的な姿勢で挑む

面接では、自信を持って積極的に話すことが重要です。緊張で声が小さくなってしまうと、面接官に消極的な印象を与えてしまう可能性があります。

はっきりとした声と堂々とした態度で話すことで、自信と意欲をアピールできます。

しかし、過度にうなずくと面接官に「同意」と捉えられ、意志がないように見えてしまうこともあるため、バランスが重要です。自分の意見をしっかりと持ち、自信を持って表現しましょう。

③回答を簡潔にまとめる

英語面接では、まず結論から話すことが一般的です。伝えたいポイントが多すぎると、それぞれの内容の重要さが分散してしまい、面接官に伝わりにくくなります。

重要なポイントを3つ程度に絞り、簡潔にまとめて伝えることが大切です。また、話す速度も意識し、早口になりすぎないようにしましょう。

ポイントを明確にし、簡潔に伝えることで、面接官に自分の考えをしっかりと理解してもらえます。

④丁寧な言葉を心掛ける

面接はフォーマルな場所なので、丁寧な言い回しを使うことが求められます。また、同じ単語を何度も使うのではなく、類似表現で言い換えることも大事です。

これにより、語彙力の豊かさと表現力をアピールできます。言葉遣いに注意し、敬意を持って話すことで、面接官に良い印象を与えられるでしょう。

また、質問の意図がわからない場合は、遠慮せずに聞き返すことも重要です。正確な理解と丁寧な対応が、成功への鍵となります。

これだけはやめて！英語面接のNGポイント3選

英語面接は、注意しなければいけないポイントがいくつかあります。ここでは、特に避けるべき3つのNG行動を紹介します。

早口で喋らない
スラングは使わない
英語だけに集中しない

①早口で喋らない

まず、早口で喋らないように注意しましょう。英語面接では、つい緊張から早口になってしまいがちです。

しかし、早口は聞き取りにくく、面接官にとっても疲れる要因となります。また、自分の言いたいことが正確に伝わらないかもしれません。

ゆっくりと、しかし明確に話すことで、面接官に対しても自分の考えをしっかりと伝えられます。練習を重ね、落ち着いて話すことを心がけましょう。

➁スラングは使わない

日常会話で使うスラングやカジュアルな表現は、ビジネスシーン、特に面接では避けるべきです。スラングを使うと、TPOをわきまえられない人と見なされる可能性があります。

面接官はあなたの友人ではなく、あなたの将来の職場の一員です。正式なビジネス英語を使い、尊敬と礼儀を示しましょう。

事前にビジネスシーンで使われる表現を学び、適切な言葉選びを心がけてください。以下に避けるべきスラングの例をまとめました。

避けるべきスラング	改善例
Hey/Hiya　(軽い挨拶)	Hello
Yep　(肯定)	Yes
We move　(肯定、次の行動にすすむ)	Yes

③英語だけに集中しない

英語面接では、英語力に意識が集中しがちですが、内容も非常に重要です。多少の言語のミスは、内容がしっかりしていれば補えます。

面接官はあなたの英語力だけでなく、あなたが会社にどのように貢献できるかを見ています。自己紹介や経験、スキルについて明確に伝え、自信を持って話しましょう。

また、質問の意図を正確に理解し、適切な答えを用意することも大切です。

英語面接が終わったらお礼を伝えよう【使えるフレーズ例】

面接の質疑応答が終わっても、気を抜かずに挨拶をすることが大切です。

以下に、最後のあいさつに使えるフレーズ例をまとめました。ぜひ使ってください。

Thank you very much for your time today.	本日はお時間いただきありがとうございました。
It was my pleasure/nice meeting with you.	お会いできて光栄でした
May I ask when you will be making a final decision?	最終面接の結果はいつ頃分かりますか？
I look forward to seeing you soon.	また近いうちにお会いするのを楽しみにしています

入念な対策が英語面接の運命を握っている

英語面接を成功させるためには、入念な準備が不可欠です。まず、自己紹介や志望動機、過去の経験について話せるように準備しましょう。

また、予想される質問に対する回答を用意し、それらを自然に話せるよう練習することが大切です。さらに、面接官からの質問に対して、自分の考えを明確に伝えるための練習も必要です。

実際の面接では、緊張やプレッシャーがあります。自信を持って面接に臨むためにも、しっかりと対策を練り、準備を整えましょう。

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。