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入社後の抱負の例文・ポイントを解説!好印象を与える伝え方も紹介

採用された会社で、入社の際に抱負を語る場が設けられているケースも多いですよね。ですが、いざ入社後の抱負を発表しようとしても「どんな抱負を言えばいいの?」と悩んでしまう人もいるでしょう。

そこで、本記事では入社後の抱負の例文や伝え方のポイント、抱負が思いつかない場合の対処法までくわしく解説します。ぜひ、抱負を考える際の参考にしてみてくださいね。

抱負とは|ゴールまでの過程のこと

入社後の抱負を考える前に、まずは抱負そのものについて理解を深めておきましょう

抱負についてきちんと理解しておけば、深みのある良い文章の抱負が作れます。

  1. 抱負は自分のゴールまでの過程
  2. 目標と抱負は違う

抱負は自分のゴールまでの過程

抱負とは、自分が設定したゴールまでの過程を指すものです。ゴールそのものは抱負ではありません。

たとえば、「テストで100点を取る」という目標を達成するためには、何をする必要があるか考えます。

100点を取るためには様々なやり方がありますが、「毎日勉強する」という方法を選んだ場合、これが抱負となるのです。

ゴールに至るまでにどのようなアクションを取るか、具体的な内容を考えて抱負として発表しましょう

目標と抱負は違う

抱負を考える際に気を付けたいのが、目標と抱負の混同です。

目標を達成するための方法が抱負となります。勘違いしたまま入社後の抱負として発表してしまうと、あまり良い印象にはならないので注意が必要です。

目標達成のための計画や決意が抱負なので、はっきりと分けて考えるようにしてください。

また、入社後の抱負として発表する場合は、具体的かつ実現可能な目標と抱負を発表するといいでしょう。

入社後の抱負の例文3つ

抱負を考えたけれど、入社の後にみんなの前で発表する際はどのような文章にすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、抱負の例文を3つ紹介します。抱負を発表する際は参考にしてみてください。

  1. 「自分の強みを活かして貢献していきたい」
  2. 「やりたい業務がある」
  3. 「先輩方から学んで成長していきたい」

①「自分の強みを活かして貢献していきたい」

○○大学××学部出身の□□(自分の名前)と申します。

私は、○○という経緯があり、××に興味を持つようになりました。大学時代も××に関する研究を専攻しており、××に関しての知識や経験は自分の強みだと認識しております。

この自分の強みを活かし、入社後は△△の仕事に取り組んでいき、一日でも早く皆様のお役に立ちたいたいと考えております。

会社に貢献できる人材になれるよう精一杯励んでまいりますので、何卒ご指導のほどよろしくお願いいたします。

自分の強みを抱負に絡めて発表する際は、どんな背景があって、自分の強みとなっているのかを具体的に伝えるようにしましょう。

また、その強みを活かして貢献できる人材になりたいとアピールすると好印象に繋がります。

②「やりたい業務がある」

○○大学××学部出身の□□(自分の名前)と申します。

私は、○○という経緯があり、かねてから××の業務に関わりたいと強く考えておりました。就活も××に強いこの会社を第一志望にさせていただき、本日この日を迎えることができました。

入社後は大学時代に培った経験や知識を活かし、××の業務で会社に貢献できる人材になりたいと考えています。

できる限り早く仕事を覚えられるように努力していきますので、皆様におかれましては、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

やりたい業務がある場合、なぜその業務をやりたいのか、相手を納得させられる強い理由が必要です。自分のエピソードと絡めて発表するといいでしょう。

ただし、エピソードトークは長くなるとだらだらとした印象になるので、短くわかりやすい内容でまとめてください

➂「先輩方から学んで成長していきたい」

○○大学××学部出身の□□(自分の名前)と申します。

本日、この○○という素晴らしい会社で、仲間たちと社会人としての第一歩を迎えられたことを、心から嬉しく思います。

また、これから一緒に働く先輩方とお会いすることができ、とても心強い気持ちで満たされています。

入社後はできる限り早く仕事を覚えられるように精進させていただきますが、先輩方にはご迷惑をおかけすることが多々あるかと思います。

しかし、立派な先輩方からたくさんのことを学び、社会人として、一人の人間として成長していきたいと強く願っています。どうか何卒ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

仕事を通じて成長したいという抱負は、先に入社して働いている先輩方を絡めて発表すると好印象です。

迷惑をかけることをお詫びしつつ、先輩方から学びたいという強い気持ちを抱負として伝えましょう

入社後の抱負の伝え方のポイント3つ

入社後の抱負は、ただ発表するだけでは印象に残りません。

ここでは、抱負の伝え方のポイントを3つ紹介します。ポイントを押さえて好印象な抱負にしましょう。

  1. 簡潔にまとめる
  2. 明るくはきはきと話す
  3. 仕事への熱意をアピールする

①簡潔にまとめる

みんなの前で抱負を発表する際は、内容を簡潔にまとめるようにしましょう。長くなるとだらだらとした印象になり、せっかく立派な抱負を発表しても台無しになってしまいます。

抱負を発表する前に、なにを一番伝えたいかを考えましょう。伝えたいことは一つに絞るのがポイントです。伝えたいことを考えたら、その背景となる文章をまとめてください。

実際に口に出して読んでみながら、簡潔にまとまるように調節しましょう。

②明るくはきはきと話す

抱負を発表する時は、明るくはきはきと話すように意識してください

無表情でトーンを落とした声で話すと、暗い印象を与えてしまいます。どんなに立派な抱負を語ったとしても、暗い印象では説得力がありません。

抱負を聞いている側も、明るくはきはき話す人と一緒に働きたいと思うでしょう。

みんなの前で抱負を発表するのはどうしても緊張してしまい、無意識のうちに固くなってしまうかもしれません。発表する前にまずは深呼吸をして、緊張を和らげるようにしましょう。

➂仕事への熱意をアピールする

抱負を語る場は絶好のアピールの場でもあります。仕事への熱意を抱負としてアピールすれば好印象を与え、今後の社会人生活がスムーズになるでしょう。

ただし、アピールしたいからと言って突飛な内容にするのは避けてください。

仕事への熱意はシンプルかつ分かりやすい内容にまとめて、抱負として発表しましょう。

入社後の抱負が思いつかないときの対処法3つ

入社後の抱負がどうしても思いつかないという人は多くいます。ですが、思いつかないからと言って焦る必要はありません。

ここでは、抱負が思いつかないときの対処法を3つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

  1. どのように仕事をしたいのか考える
  2. 就活時の自分の課題の解決を抱負にする
  3. 数字を使って抱負を具体化する

①どのように仕事をしたいのか考える

抱負が思いつかない場合は、入社後の自分の姿をイメージしてみましょう。イメージの中で、どのように仕事をしたいかを考えてみると、その目標に向かうためのアプローチ方法や抱負が見つかります

漠然と目標を立てるのではなく、自分が働いている姿を想像すれば自然と「なりたい自分」が頭に浮かびます。「なりたい自分」になるためにどのような方法があるのか、具体的に考えてみましょう。

その他にも、自分が憧れている人がいる場合は参考にすると効果的です。

②就活時の自分の課題の解決を抱負にする

就活を進めて行く中で、今まで気づかなかった自分の課題を見つけたり、解決できなかった課題を抱えたまま入社式を迎えるという人も出てきます。

それを今後の目標として改めて打ち立てて、解決のための方法を抱負にするといいでしょう。

入社することで周りの環境が変わるので、解決のためのアプローチ方法も変わってきます。環境の変化を活かしてどのように解決できるかをよく考えて、抱負として発表してみましょう。

➂数字を使って抱負を具体化する

抱負は目標を達成するための過程を指します。達成するための過程を、数字にして表すとより具体的になるのでおすすめです。

何月までに達成する、達成のために毎日何時間、何回取り組むなど、具体的なプランを考えてみましょう。

また、数字を使えば相手が想像しやすくなり説得力のある内容になるので、好印象につながります。

入社後の抱負は素直な自分の思いを例文を参考に伝えよう

入社後の抱負を発表する場は、今後の社会人生活をスムーズに進める絶好の機会であると同時に、社会人として改めて気を引き締める場でもあります。

みんなの前で抱負を発表するのは緊張するかと思いますが、今回紹介した内容を踏まえて、自分の素直な気持ちを伝えつつ、好印象に繋がる抱負を考えてみてください

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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